IP電話・雑感

IP電話を実際に使い始めたのは....

2014年5月に、某キャリアから MVNO に変えたのです。
その当時、MVNO が月額費用が安くなる、ということで始めました。
確かに某キャリアに比して約1/3くらいの月額費用になり、これはこれでよかったのですが。

でも当時はまだ、その MVNO では回線通話はサポートされていなくて、IP 電話の 050 番号が割り振られました。

ところがこの IP 電話は遅延が大きく、また MVNO から提供されたアプリの品質もよくなくて、特に相手の音声が蚊の鳴くような音声で、当時の MVNO のサポートにも何度も問い合わせたりしましたが、ラチがあきません。

ガラケーとの2台運用

仕方なく、某キャリアのガラケーとの2台持ちで運用していましたが、なんとも不便でしたねぇ。
それでも、某キャリアのスマホ契約に比して、ガラケー含めても月額費用は1/2以下でした。

この当時、いろいろ IP 電話アプリも試しましたが、如何せん、元々の IP 電話サービスの質がよくなくて、半ば諦めていました。

その後、当該 MVNO が 2015年1月から回線通話をサポートする、ということになり、通話契約に変更したのです。

ガラケーは契約を打ち切り、やっとスマホ1台の運用ができるようになり、一段落していました。月額費用も某キャリアに比して約1/3に戻りました。

Asterisk(フリーPBX)との出会い

2016年秋になり、使わなくなったノートPCの復活を試み、Lubuntu を導入、この頃に Asterisk を知るところとなり、これを使ってみよう、との思いから復活したノート PC のLubuntu を使って、Asterisk を構築しました。

ひかり電話の子機としてスマホを使えるようにしたり、留守電や、FAX、ダイヤルイン型の運用などなど、Asterisk で遊んでいました。
また、外に持ち出すために、VPN 張ったりしましたが、VPN は常時接続するにはスマホのルート化が必要で、さすがにルート化は躊躇がありました。
OpenVPN ならば常時接続ができることを知り、OpenVPN を Lubuntu 上で構築することにしました。

Raspberry Pi 3と、ルーターのdd-wrt化

一応、やれることがわかってきたので、Raspberry Pi 3 に Asterisk を、OpenVPN も同じ Raspberry Pi 3 に入れて、NoIP でフリーアカウントの DDNS を取得してしばらく使っていました。

その後、ルーターを dd-wrt 化すれば、OpenVPN も DDNS も使えることがわかり、近所のハードオフ店に行ってみたところ、うってつけのルーターが 2,000円少々で手に入るということで即購入、ウチに持ち帰って早速 dd-wrt 化を始めました。

実は、それ以前に余っていたルーターを2台、dd-wrt 化の犠牲で文鎮化してしまったのでした。
1台は dd-wrt 化はできたものの、目指す OpenVPN を構築するには空きメモリが足りないということで、手頃なルーターを探していたわけです。

余っていたルーターは元のファームウェアに戻そうと、tftp 使って戻す際、文鎮化してしまったのです。
ともあれ、中古購入したルーターには OpenVPN(秘密鍵などは、Raspberry Pi 3 で構築したものを流用)と DDNS を構築できたのでした。

再び IP 電話

この頃(2016年/晩秋の頃)に IP 電話の状況もいろいろ調べている内に、かなり改善されてきている印象を持つようになったのです。

そんな中で、FUSION IP-Phone SMART が月額無料、通話料は8円/30秒ということで、これを使ってみようと考え、早速アカウントを取得しました。

おっ、遅延がない、これなら通話にも使えそうだ。が、モバイル環境では LTE の状況で品質に差異が生じる。
WiFi環境下なら、データ通信が安定しているので、ほぼ遅延なしで使えることがわかってきました。
試しに FUSIO IP-Phone Smart が FAX に使えないかを Asterisk で設定してみたところ、なんと使えるじゃぁありませんか。

しばらくは、FAX 専用電話として使うことにしたのです。

通話については FUSION は、携帯向け通話は安くて済むものの、固定向けはまだまだ、ひかり電話に比べてチョット高くつく。

まぁ、ウチの中で WiFi 環境下で通話テストをしたり、ダイヤルイン型の運用を試したり、留守電の使い勝手などをいろいろ試したり、これはこれで面白いと思いました。

ブラステルのイエデン化

今年に入り、カミさんのスマホの優遇期間が夏に終わる、もっとスマホ月額費用を抑えて、固定ネットも 2018年7月から優遇期間が終わるし、更新期は 2017年11月だし、等々。
これらをもっと抑えられないかと、どの MVNO がいいか、どのネット回線がいいか、など調べ始め、比較試算を始めたのです。

我が家の場合、毎月のモバイルのデータ使用量は、カミさんの分と合わせて数十MB程度です。旅行や、ツーリング時は数百MBいくときもありますが、一人1GBもあればお釣りがきます。
固定ネットは、マンションなので、フレッツネクストか CATV にせざるを得ません。
ギガバイトはまだ、ムリがあります。光コラボ事業者をいくつか検討、NTT に戻す案も検討(当時はワタシのスマホのモバイル事業者と同じ光コラボ回線を使っていた)、モバイルと同じ光コラボ回線の割引がいいのかどうか、などなど、結構ハマっていました。

いかに、抑えるか、これはこれで楽しいのです。何しろ、今のままモバイルもネットも優遇期間が切れて使い続けるケースに比して、年間最大で3万円以上安くなるのですから。何月の初めがいいのか、下旬がいいのか、シミュレーションしてみると、結構、解約月と、MVNO 移転時の初月の扱いが効いてきます。

コマゴマした日常の事はともかく、毎日が日曜日状態ですから、ヒマだけはあります。

そんな中でブラステルを知り、早速コンビニでブラステルカードを貰ってきて、電話番号もゲットしたのでした。

ブラステルを使うと、WiFi 環境下のみならず、モバイル環境でも殆ど遅延がなく、非常に高品質に使えることがわかってきました。
IP フォンアプリになにを使うか、設定は? コーデックは何が一番いいのか、ネットの情報をアレコレあたっては試す、そんな日々が始りました。

そのうちに、イエデン化のことも知り、これならひかり電話もやめられそうだ、となってきて、準備にかかりました。ひかり電話をやめると、基本料・番号表示・HGWレンタル代が合わせて1,350円不要になります。

通話料は、固定向けは8.64円/3分で、ひかり電話と同じ、携帯向けは 5.94円/30秒(2017/12/15 に 14.58円/1分に値上げされた)と、ひかり電話の17.28円/1分に比べて、1分あたり 5.4円(現在は 2.7円安)安い。しかも30秒課金(1分課金に改定)ですから、ひかり電話に比べて無駄が少ない。

例えば、1分1秒通話したとします。ひかり電話は1分超なので2分ぶんの課金ですから34.56円です。ブラステルは30秒課金ですから、1分30秒ぶんの課金で、17.82円です。約2倍の通話料の差になってしまいます(1分59秒だと差は最小ですが、それでも10円以上の差です)。

また、携帯電話発信に比べたら、21.6円/30秒に対して約 1/4(1/3)、プレフィックス型電話に比しても約半額で済みます。

さらに、フランスにいる長女一家との電話は、ひかり電話が 21.6円/1分なのに対して、3.99円/1分(6秒課金)と約 1/5 です。もっとも、長女一家とは今は LINE でチャットや通話していますので、無料ですけどね。

GrandStream HT701 (アナログ・テレフォン・アダプター)

イエデン化にあたり、いまの電話機をそのまま使うため、HT701 の購入を決めました。2回線型の HT702 もありますが、我が家は2回線は要らないので、HT701 にしたのです。複数回線が必要な場合は、それこそ Asterisk に収容すればいいわけですから。

カミさんが、かかってきた電話を普通の電話機でとれるようにすることだけが、HT701 導入の目的です。
ワタシだけなら、Asterisk に収容して、スマホで発着信すればこと足りるのです。

最初、HT701 の設定を Chrome で行っていたのですが、レジストされません。
何かの折りにパスワードを勝手に書き換える事がある、というので、Safari にしてみたら、一発でレジストできました(Chrome はキャッシュをクリアして使えるようになっています)。

その後、ブラステル番号で FAX も使えないかと、FUSION を置き換える目的でブラステルのサイトを調べると、公式には FAX サポートはしない、とあります。

確かに、FUSION と同様の設定ではうまくいきません。
いろいろ調べてみると、T.38 をオフにするとできるかも知れない、ということで、Asterisk の sip.conf に T.38 パススルー設定をしてみたところ、FAX 送受信できるようになりました。

今は、FUSION を FAX 受信専用、FAX 送信はブラステルにしています。これで、FAX送信料が、FUSION を使った場合に比べて、1/6 になりました。

FAX なんて、年に1回あるかないかですから、コンビニでもいいのですけどね。

まあ、趣味の領域ですよ、完全に。



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