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2017-09-29

Google のワンナンバー

Google Voiceはやっぱりすごかった、というブログを書かれた方がいます。

ワンナンバーとは、こういうサービスなんです、というようなことに触れておられます。

ワンナンバーはこれ以外のサービスへの可能性を秘めていて、まだまだ発展の余地はあると思います。


ただし、あくまで米国を始めとする先進国においてであり、日本のように、NTT やキャリアが幅を利かせ、総務省が縛りをかけている、電波法の縛りをかけて「技適」などというまやかしを行っているところでは望むべくもないサービスでしょう。


この点においては日本は後進国ですね。


eSIM のようなことも大事なことかも知れませんが、技術偏重ではなくどうすればユーザの利便性につながるのか、という視点はもっと大事なことですね。


この記事に書かれているようなことは難しいことではなく、やる気になりさえすればできることなのですが、なぜ Google にできて、日本でできないのかと、腹立たしく思います。



050 ナンバーは、Asterisk と一緒に使うと、このワンナンバーのようなサービスの一部を実現できます。


つまり、携帯番号を 050 ナンバーに集約するのです。

050 にかかってきた電話は、その 050 番号だけではなく、集約された携帯電話を鳴らすこともできます。

これだけだったらドングルは要りません。
3Gアダプターも要りません。

また組み方によって、時間帯で鳴り分けるとかもできそうです。

考えていくと楽しいですね。


もっとも、いまは 050 でモバイル時も OK ですから、わざわざこうする必要性はないのですが。

番号ポータビリティもそろそろ要らなくなりそうです。

気軽に MVNO を乗り換えて、電番が変わっても 050 番号で事足りますので、問題はありません。

以前にも記載しましたが、携帯番号は緊急電話のためだけにあるようなものです。

あとは、sms 認証くらいでしょうか。これは実は厄介なんですねぇ。


いまは携帯番号がありますから、まだ大丈夫ですが、いずれ携帯番号をやめてしまったら、と思って sms をどうするかを考え始めています。


米国ほかの国の電番での着信無料の sms サービスがいくつもあるのですが、いまは限られたサービスの sms 認証にしか使えません。

困ったものです。

VPN で米国の IP アドレスからアクセスしてもはねられます。

どうしたものでしょうか。

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電話は着信側の都合を考えないでかかってくるので嫌いだ、と言ってる
六本木あたりに住んでいるヒトがいますが、それはそれで理解できます。

が、電話は SNS などに不得手な高齢者にとっては大事な通信手段でもあるのです。

連れ合いの姉たちはまさにそういう人たちですから、sms、メール、LINE、その他の SNS などは使えていません。

連れ合いが LINE くらいしなさいよ、といってもやはり壁があります。
(そういっている連れ合いも、なにかあるとワタシにヘルプですから大差ないのですが、すぐそばに解決者がいるから使えていることをすっかり忘れているかのようです)。

ワタシの、離れて住んでいる姉もそういう一人ですから、LINE に興味はあっても使うのにものすごい不安を持っています。

この不安は、LINE という以上にスマホに対して持っています。

要するにわからないときや、先にうまく進めないときなどに適切な助言者がそばにいないせいなのですね。


そういえば、PC のときもわざわざ、購入からセットアップ、インターネット回線の契約と工事/ルーターやWiFi のセットアップなど、すべてワタシがでかけていって行いました。

使い始めてからも、うまくいかないときは電話でヘルプがきます。

電話ですむ場合はいいのですが、ラチがあかないときはまたでかけていくことになるのです。
都内を通過しますので、片道クルマで約3時間の距離です。


まぁ、仕方のないことです。

横道に逸れましたが、ワンナンバー、なんとか日本でもできるようになって欲しいものです。





1 件のコメント:

  1. twilio はワンナンバー化できるようですが、インフラの提供に終わっていて、最終的なサービスに持ち込むにはユーザー側での工夫が要りますね。

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