Root - PNF は端末をルート化していなくても GCM の状況を見ることができます。
アプリは下記にあります。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.andqlimax.pushfixer
起動すると最初に次のような画面になります。
Play sevices monitor をクリックすると次の画面になります。
これは Google play開発者サービスのログになっていて、状況を見ることができます。
ハートビート間隔が 550s になっているのが見て取れます。
ほかにもハートビートが成功した回数・失敗した回数、ネットワークタイプ等がわかります。
右上の EVENTS をクリックすると次の画面になります。
画面をスクロールして一番下が最新、上が古いログになっており、ログは一定量になると古いものが消されて新しいものが追加されます。
時刻・net=0(モバイルを表します)/ net=1(WiFi を表します)・Sent Client HB(クライアントからハートビートを送信したことを示します/サーバーから送られてきた場合はそのようにログされこの場合はクライアント側から ACK が返されます)がわかりその間隔が次行の時刻との差でわかります。
10:09 08:26:44.098 Exiting doze → Doze から抜けたことを示します
10:09 08:26:44.099 Sent com.google.android.gsf.gtalkservice → GCM が動作しています
10:09 08:26:51.258 Received jp.co.fusioncom.smartalk.android result=1 time=187 p=10 → この時刻に SMARTalk からの通知を受け取ったことを示しています(着信通知です)
そのあと発信側で呼び出しをとりやめましたので Close err:FIN time=5745 と記録されています。
また、WiFi に接続変更しましたので net=1 に切り替えられたログが記録されています。
つまりログ上は GCM が動作しており、Doze 状態から脱却して SMARTalk がほかからの呼び出しで着信動作に入ったということがわかります。
発着信の動作が不安定などの場合にこのようなシーケンスで動作しているかどうかで不具合の発見に役立てることができます。
常駐型ソフトフォンアプリの場合は少し違うシーケンスになります。
Doze に入っていなければログ上の変化はありません。
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2018-10-07
Bluetooth スピーカー
Sound Blaster 社製の一部機種と SONY のこのシリーズくらいです。
ミニコンポが2セットのほか5ch 対応セットもありますので、AUX 出力対応品を探していました。
Bluetooth アダプターという手もありましたが、本品のようなスピーカーは手軽なのでどうせなら、と AUX 出力可能なものにしました。
ということで、SONY の SRS-BTS50 Black を購入しました。
すでに製造中止機種なので、品薄になっていると思います。
少し高音域の伸びが気になりますが、まぁまぁこの価格帯では妥協も仕方がないでしょう。
カミさんが自分のスマホで楽曲を聴いているのを見ていて、スピーカーを用意してみたらどうだろうか、ということで購入しました。
最初は「自分(カミさん)のためではなくワタシ自身が使うために購入したのでは?」とカミさんにいわれましたが「いやいや、これはアンタのために買ったんだよ」といって使わせたところ、大変気に入ってくれましたから買ってよかったと思います。
1台目のペアリング方法と2台目以降のペアリングの仕方が異なっていて、2台目のペアリングに少し戸惑いましたが、無事にこれもペアリングできました。
マニュアルは丁寧に読むものだと改めて感じた次第でオハズカシイ。
2018-10-06
IP電話サービスの公式アプリってどれも問題があるように思えます
050plus / SMARTalk / 050Free / LaLa call 等のいずれも Google Play store での評価点は軒並み 3.0 〜 3.3 です。
少なくとも 4.0 以上は欲しいと思います。
IP 電話自体はネット環境やサーバー性能、端末性能などが4G になってからは劇的に改善されてきていて固定電話と遜色ないところまできています(固定電話も「黒電話」を除けば IP 電話なのですが)。
2016年以前はまだまだ使えるレベルには達していなかったのが、2016年秋頃からすごくよくなった、という印象です。
ところが各サービスの「公式アプリ」は安心して使えるレベルにはまだ達していない、というのが実情だと思います。
そのため「IP 電話は使えない」という認識がまだまだ多くあり大変残念です。
すでに NTT の「ひかり電話」も IP 電話です。
インターネット経由の IP 電話か、NTT 直収の IP 網での IP 電話かの違いはあっても同じ IP 電話なのです。
米国には NTT のような存在はありませんからすべてがいまやインターネットによる IP 電話です。
こういう状況を踏まえると日本の電話事業は相変わらず NTT(および総務省)が仕切っている感じで、これが IP 電話事業を限定的にしてしまっているのが実情です。
欧米の IP 電話サービスのように「推奨アプリ」と「プロビジョニング」の対応にした方がいいと思いますが、なぜか「固有のアプリ」にこだわって、しかも作りが決してよくないという悲惨な状況です。
各サービス事業者は一度気持ちをクリアにしてご自分たちのサービスのあり方を見直して欲しいものです。
みなさんは「公式アプリ」の低評価どおりの問題にぶち当たり、ほかの VoIP アプリをあれこれ試行されてお使いになっておられると思うのです。
「ほかのアプリ」で仮に問題が生じても「公式アプリ」ではないので「サポート外の使い方なので相談に乗れません」と冷たくあしらわれていると思います。
そういう方々がお困りになってネット情報を検索しああでもない、こうでもない、と日夜(?)奮闘されていて、そういう方々の一部の方々が当ブログも閲覧くださっていると思うのです。
ワタシはサービス事業者の提供してる「公式アプリ」も評価試用し、ほかの VoIP アプリもいろいろ試用・本運用してきました。
その中でこれはよい、と思うものもいくつかあり、日々進化しているように思いますが、ときにアップデートがグレードダウンしたりして、一層混乱状態を引き起こしているように思います。
端末の OS バージョンとの関係もあったりします。
つまり扱うためのパラメーターが多すぎるのです。
そこでできるだけ単純化して使う、あれこれ試すのは単純な使い方がうまくいってからにする、というのがコツだと思っています。
例えば、コーデック一つをとってみても G.711μ-law(PCMU と表現している場合もありますが同じものです)一本だけにします。
これでうまくいかないから、といってほかのコーデックに手を出してもパラメーターが増えて混乱するだけです。
G.711μ-law でうまくないなら、それはコーデックの問題ではなく別の問題があるからです。
最近思うのは「プッシュ着信」の問題です。
どうも試行した限りでは「プッシュ着信」は問題を大きくするだけでなんらメリットはない、とまで思うに至りました。
常駐型ではバッテリー消費が半端ないから、とお嘆きあなた、実はバッテリー消費が半端ないのはその VoIP アプリのせいばかりではないのです。
ワタシがこれまで経験した範囲では 1 % / 1h 程度なら容認の範囲ということです。
これ以下になることも少なくありませんし、多少コンマ何%か増えたところで問題にするほどではありません。
アプリをインストールして設定して、そのあとキャッシュをクリアし、強制再起動してみればほとんどのケースでバッテリー消費は 1 %以下 / 1h に収まっています。
「プッシュ着信」アプリの設定を「プッシュ着信」のままほかの常駐型アプリを設定した場合、片通話や無音問題を引き起こします。
こういうことはサービス事業者も「公式」には情報開示していません。
(「公式アプリ」が「プッシュ」対応しているのでいい難いのかも知れません)
ですから、「プッシュ着信」アプリは「非プッシュ」に設定し終了させる、実行中アプリリストからも終了させる、ということをしたあとに常駐型アプリの設定をするように注意が必要です。
ほとんどのサービス事業者の「公式アプリ」は「プッシュ着信」対応型になっており、これが引き起こす問題に最近一層の注意が必要だと強く感じるようになりました。
着信の確実性は「プッシュ」である必要はありません。
それよりも「プッシュ」が引き起こす問題を回避するためには「プッシュ型アプリ」の「プッシュ」は強くオススメしません。
Acrobits 系はこの「プッシュ」に対応しているアプリの一つで、異論はもちろん承知の上でいいますが「プッシュ設定での使用」はワタシはあまりオススメしません。
とにかく「常駐型」アプリをできるだけ単純化して問題の根っこを早く見つけることが結果的によい状態になる、ということです。
少なくとも 4.0 以上は欲しいと思います。
IP 電話自体はネット環境やサーバー性能、端末性能などが4G になってからは劇的に改善されてきていて固定電話と遜色ないところまできています(固定電話も「黒電話」を除けば IP 電話なのですが)。
2016年以前はまだまだ使えるレベルには達していなかったのが、2016年秋頃からすごくよくなった、という印象です。
ところが各サービスの「公式アプリ」は安心して使えるレベルにはまだ達していない、というのが実情だと思います。
そのため「IP 電話は使えない」という認識がまだまだ多くあり大変残念です。
すでに NTT の「ひかり電話」も IP 電話です。
インターネット経由の IP 電話か、NTT 直収の IP 網での IP 電話かの違いはあっても同じ IP 電話なのです。
米国には NTT のような存在はありませんからすべてがいまやインターネットによる IP 電話です。
こういう状況を踏まえると日本の電話事業は相変わらず NTT(および総務省)が仕切っている感じで、これが IP 電話事業を限定的にしてしまっているのが実情です。
欧米の IP 電話サービスのように「推奨アプリ」と「プロビジョニング」の対応にした方がいいと思いますが、なぜか「固有のアプリ」にこだわって、しかも作りが決してよくないという悲惨な状況です。
各サービス事業者は一度気持ちをクリアにしてご自分たちのサービスのあり方を見直して欲しいものです。
みなさんは「公式アプリ」の低評価どおりの問題にぶち当たり、ほかの VoIP アプリをあれこれ試行されてお使いになっておられると思うのです。
「ほかのアプリ」で仮に問題が生じても「公式アプリ」ではないので「サポート外の使い方なので相談に乗れません」と冷たくあしらわれていると思います。
そういう方々がお困りになってネット情報を検索しああでもない、こうでもない、と日夜(?)奮闘されていて、そういう方々の一部の方々が当ブログも閲覧くださっていると思うのです。
ワタシはサービス事業者の提供してる「公式アプリ」も評価試用し、ほかの VoIP アプリもいろいろ試用・本運用してきました。
その中でこれはよい、と思うものもいくつかあり、日々進化しているように思いますが、ときにアップデートがグレードダウンしたりして、一層混乱状態を引き起こしているように思います。
端末の OS バージョンとの関係もあったりします。
つまり扱うためのパラメーターが多すぎるのです。
そこでできるだけ単純化して使う、あれこれ試すのは単純な使い方がうまくいってからにする、というのがコツだと思っています。
例えば、コーデック一つをとってみても G.711μ-law(PCMU と表現している場合もありますが同じものです)一本だけにします。
これでうまくいかないから、といってほかのコーデックに手を出してもパラメーターが増えて混乱するだけです。
G.711μ-law でうまくないなら、それはコーデックの問題ではなく別の問題があるからです。
最近思うのは「プッシュ着信」の問題です。
どうも試行した限りでは「プッシュ着信」は問題を大きくするだけでなんらメリットはない、とまで思うに至りました。
常駐型ではバッテリー消費が半端ないから、とお嘆きあなた、実はバッテリー消費が半端ないのはその VoIP アプリのせいばかりではないのです。
ワタシがこれまで経験した範囲では 1 % / 1h 程度なら容認の範囲ということです。
これ以下になることも少なくありませんし、多少コンマ何%か増えたところで問題にするほどではありません。
アプリをインストールして設定して、そのあとキャッシュをクリアし、強制再起動してみればほとんどのケースでバッテリー消費は 1 %以下 / 1h に収まっています。
「プッシュ着信」アプリの設定を「プッシュ着信」のままほかの常駐型アプリを設定した場合、片通話や無音問題を引き起こします。
こういうことはサービス事業者も「公式」には情報開示していません。
(「公式アプリ」が「プッシュ」対応しているのでいい難いのかも知れません)
ですから、「プッシュ着信」アプリは「非プッシュ」に設定し終了させる、実行中アプリリストからも終了させる、ということをしたあとに常駐型アプリの設定をするように注意が必要です。
ほとんどのサービス事業者の「公式アプリ」は「プッシュ着信」対応型になっており、これが引き起こす問題に最近一層の注意が必要だと強く感じるようになりました。
着信の確実性は「プッシュ」である必要はありません。
それよりも「プッシュ」が引き起こす問題を回避するためには「プッシュ型アプリ」の「プッシュ」は強くオススメしません。
Acrobits 系はこの「プッシュ」に対応しているアプリの一つで、異論はもちろん承知の上でいいますが「プッシュ設定での使用」はワタシはあまりオススメしません。
とにかく「常駐型」アプリをできるだけ単純化して問題の根っこを早く見つけることが結果的によい状態になる、ということです。
2018-10-04
ブラステルとプッシュ系ソフトフォンアプリの留意事項
ブラステルは複数デバイスに同一アカウントを登録できますのでこのような使い方がしたいときがあると思います。
ブラステルは複数デバイスへの登録は強く非推奨な使用法としていますのでサポート対象外になりますから、自己責任ということになります。
それでも例えば、イエデンにブラステルを登録して外出中でも着信を受けたい、というような場合があります。
転送設定して別の電話(携帯電話や他社 050 アカウントの電話)で受ける、というのが普通の使い方なのですが、 一定時間呼び出し後に転送または即時転送の場合、外出のたびに転送設定し直すなど多少の面倒臭さがあります。
またブラステルの転送は転送先に発信元電番は表示されず着信電番(転送設定した電番)が表示されますので、転送先で受ける際誰からの電話なのかがわかりません(SMARTalk は転送しても発信元電番が通知されます)。
そこで複数デバイスに同一アカウントを登録して使いたいわけです。
これは外出中に限らず、スマホをウチの中でも子機扱いできる使い方でもあるのです。
イエデン用のアナログアダプターは通常はプッシ着信には対応していません(常時起動待受状態ですからそもそもプッシュは必要としません)。
同一アカウントを 050Free にも登録してこれをプッシュ着信に設定すると、イエデンも 050Free も無音になったり、片通話になったりします
ブラステルは非推奨ですが、こういう使い方をしたい場合は非プッシュ着信のアプリを使う必要があります。
プッシュ着信対応しているソフトフォンは Acrobits 系(Acrobits、Croud Softphone、Groundwire、050Freeなど)や他 ITSP(SMARTalk [Acrobits 系か?]、050plus など) があります。
ブラステルの場合、Acrobits 系を使ってプッシュ着信設定し、イエデンにも登録すると無音・片通話問題を引き起こします
そこで、複数デバイスに同一アカウントを登録の場合は、非プッシュのソフトフォンアプリを使用します。
また、それらのコーデックはすべて同じコーデックを使う設定にする必要があります。
具体的には G.711μ-law(PCMU と表現している場合もあります)のみに設定します。
非プッシュのソフトフォンは GS Wave、Zoiper、CSipSimple、MizuDroid などがあります。
プッシュ系にも設定してしまったときは、プッシュ系のソフトフォンアプリの「プッシュ着信」を「発信のみに使用」または「オフ」にし、そのアプリを終了させます。
この段階でアンインストールしても構いません。
非プッシュ系のソフトフォンアプリもすべて非 Active にします。
その後ブラステルのマイページに入り、「パスワード」を再発行します。
「パスワード」の再発行で、サーバーのレジスト状態がクリアされるようです。
その後にイエデンのアダプターのパスワード再設定を行い Reboot します。
これが Register 状態になったら、ほかのデバイスの非プッシュのソフトフォンアプリを起動し、これもパスワード再設定し Active にします。
以上の手順で複数デバイスへの設定が終わります。
あとは普通に発着信できるようになります。
イエデンへの着信もスマホで受けることも可能です。
このような使い方で、実際にイエデンにかかってきた電話を、外出中に何度か受けたことがありますが、相手はイエデンと話していると思ってくれていたようです。
複数デバイスに同一アカウントをプッシュ着信のアプリに設定してはいけません
実は 050FRee はプッシュ着信設定していても常時起動状態です。
おそらく Doze が関係していると思われますが、常時起動ならばプッシュである必要もないのですが、なぜかこういう動作をしています。
ですから、このことでバッテリー消費が抑えられるわけではありません。
なお、ブラステルの SIP サーバーは kamailio (4.1.0-pre0 (x86_64/linux)) です。
Kamailio は Asterisk のようなオープンソースの SIP サーバーです。
そのため複数デバイスへの同一アカウントの登録が可能になっていると思われます。
SIP サーバーでは内線扱いでゲートウェイしているようです。
ブラステル以外からの着信の場合、相手アカウントは 172.16.0.0/16 〜 172.31.0.0/16 のプライベートアドレスと内線アカウントを割り当てられて発着信や音声ストリームのやり取りをしているようにログからは見えます。
ブラステルからブラステル以外への発信の場合は、ブラステル側は 172.16.0.0/16 〜 172.31.0.0/16 を割り当てられ、相手側は 192.168.0.0/16 が割り当てられるようですから、どちらも内線扱いでゲートウェイしているように見えます。
ブラステルからブラステルの場合は発信側は 172.16.0.0/16 〜 172.31.0.0/16 のプライベートアドレス、着信側はブラステルの SIP プロキシアドレスが割り当てられているように見えます。
実際のところはよくはわかりませんが、ログを見る限りこのような振る舞いをしているように思えます。
ブラステルは複数デバイスへの登録は強く非推奨な使用法としていますのでサポート対象外になりますから、自己責任ということになります。
それでも例えば、イエデンにブラステルを登録して外出中でも着信を受けたい、というような場合があります。
転送設定して別の電話(携帯電話や他社 050 アカウントの電話)で受ける、というのが普通の使い方なのですが、 一定時間呼び出し後に転送または即時転送の場合、外出のたびに転送設定し直すなど多少の面倒臭さがあります。
またブラステルの転送は転送先に発信元電番は表示されず着信電番(転送設定した電番)が表示されますので、転送先で受ける際誰からの電話なのかがわかりません(SMARTalk は転送しても発信元電番が通知されます)。
そこで複数デバイスに同一アカウントを登録して使いたいわけです。
これは外出中に限らず、スマホをウチの中でも子機扱いできる使い方でもあるのです。
イエデン用のアナログアダプターは通常はプッシ着信には対応していません(常時起動待受状態ですからそもそもプッシュは必要としません)。
同一アカウントを 050Free にも登録してこれをプッシュ着信に設定すると、イエデンも 050Free も無音になったり、片通話になったりします
ブラステルは非推奨ですが、こういう使い方をしたい場合は非プッシュ着信のアプリを使う必要があります。
プッシュ着信対応しているソフトフォンは Acrobits 系(Acrobits、Croud Softphone、Groundwire、050Freeなど)や他 ITSP(SMARTalk [Acrobits 系か?]、050plus など) があります。
ブラステルの場合、Acrobits 系を使ってプッシュ着信設定し、イエデンにも登録すると無音・片通話問題を引き起こします
そこで、複数デバイスに同一アカウントを登録の場合は、非プッシュのソフトフォンアプリを使用します。
また、それらのコーデックはすべて同じコーデックを使う設定にする必要があります。
具体的には G.711μ-law(PCMU と表現している場合もあります)のみに設定します。
非プッシュのソフトフォンは GS Wave、Zoiper、CSipSimple、MizuDroid などがあります。
プッシュ系にも設定してしまったときは、プッシュ系のソフトフォンアプリの「プッシュ着信」を「発信のみに使用」または「オフ」にし、そのアプリを終了させます。
この段階でアンインストールしても構いません。
非プッシュ系のソフトフォンアプリもすべて非 Active にします。
その後ブラステルのマイページに入り、「パスワード」を再発行します。
「パスワード」の再発行で、サーバーのレジスト状態がクリアされるようです。
その後にイエデンのアダプターのパスワード再設定を行い Reboot します。
これが Register 状態になったら、ほかのデバイスの非プッシュのソフトフォンアプリを起動し、これもパスワード再設定し Active にします。
以上の手順で複数デバイスへの設定が終わります。
あとは普通に発着信できるようになります。
イエデンへの着信もスマホで受けることも可能です。
このような使い方で、実際にイエデンにかかってきた電話を、外出中に何度か受けたことがありますが、相手はイエデンと話していると思ってくれていたようです。
複数デバイスに同一アカウントをプッシュ着信のアプリに設定してはいけません
実は 050FRee はプッシュ着信設定していても常時起動状態です。
おそらく Doze が関係していると思われますが、常時起動ならばプッシュである必要もないのですが、なぜかこういう動作をしています。
ですから、このことでバッテリー消費が抑えられるわけではありません。
なお、ブラステルの SIP サーバーは kamailio (4.1.0-pre0 (x86_64/linux)) です。
Kamailio は Asterisk のようなオープンソースの SIP サーバーです。
そのため複数デバイスへの同一アカウントの登録が可能になっていると思われます。
SIP サーバーでは内線扱いでゲートウェイしているようです。
ブラステル以外からの着信の場合、相手アカウントは 172.16.0.0/16 〜 172.31.0.0/16 のプライベートアドレスと内線アカウントを割り当てられて発着信や音声ストリームのやり取りをしているようにログからは見えます。
ブラステルからブラステル以外への発信の場合は、ブラステル側は 172.16.0.0/16 〜 172.31.0.0/16 を割り当てられ、相手側は 192.168.0.0/16 が割り当てられるようですから、どちらも内線扱いでゲートウェイしているように見えます。
ブラステルからブラステルの場合は発信側は 172.16.0.0/16 〜 172.31.0.0/16 のプライベートアドレス、着信側はブラステルの SIP プロキシアドレスが割り当てられているように見えます。
実際のところはよくはわかりませんが、ログを見る限りこのような振る舞いをしているように思えます。
2018-10-02
050Free と Cloud Softphone
ブラステルの公式アプリである 050Free は Acrobits 社の無料版である Cloud Softphone をベースにカスタマイズされているはずなのですが、両者にアイコン以外の違いはないようです。
というか、Cloud Softphone を最初の起動時に Cloud ID に "brastel" と入力すると 050Free にカスタマイズされる、ということみたいです。
実は着信呼び出し中に任意の番号に転送することができます。→ 最新版はバグでNG
この転送の場合、転送先にブラステル番号も指定できます(ブラステルのマイページからの転送はブラステル番号への転送設定はできません)。
また、転送先には発信元番号が表示されます(ブラステルのマイページからの転送は転送元番号が表示され、発信元番号は表示されません)。
この「転送」は SIP REFER メソッドに対応したもので、ブラステルのホームページにはこれに関する情報はないのですが、実際にできるところをみるとブラステルの SIP プロキシは REFER メソッドに対応していると思われます。
なお、アプリには自動転送機能も実装されているのですが実際には機能しません。
英米の ITSP はアプリの設定による自動転送ができますので多くの VoIP アプリがこの機能を実装しているのですが国内の ITSP ではアプリでの自動転送には対応していないようです。
050Free は実はマルチアカウントに対応していて、ブラステルだけではなく例えば FUSION IP-Phone Smart やほかの 050 サービスのアカウントも登録でき、主アカウント以外も着信します。
VoIP アプリとしてはかなり優秀かも知れません。
コーデックが GSM / G.711μ-law の2つだけですが問題はありません。
一般電話や携帯電話との通話を考慮すると G.711μ-lawを優先するのがいいと思います(G.711μ-law のみでもかまいません)。
ディープスリープ中でも着信します。
GCM によるプッシュ着信に対応しています。
SMARTalk も 050Free と設定時の項目や画面が似通っていますので同じ Acrobits 系と思われますが、こちらはコーデックに iLBC と G.722 も使えるようになっているほか、マルチアカウントもできますが FUSION IP-Phone Smart の別のアカウント追加に限定されています。
050Free 最新版は 2.0 ビルド 1101593 ですが、まだ少しバグがあるようで普段使いには差し障りはないのですが、REFER メソッドによる転送、高度な機能の設定変更などが無視されたり、ポストフィックスがうまく機能しないなどがあるようです。
ポストフィックスというのは、ほかのソフトフォンアプリにはあまりない、珍しい機能です。
プリフィックスはどのソフトフォンアプリでもありますが、ポストフィックスというのは電番の後ろに追加する機能です。
例えば 0120 などで IVR により「1〜3」を選択してください、つぎに「1〜6を選択してください」などとあったときに ",,,,,3#,,,,,2#" としておくと最初は「3」つぎに「2」を自動的に応答してくれます。
ブラステルの「◯◯分ご利用いただけます〜〜〜〜」の冒頭のアナウンスを回避するために "05068" で始まる番号(ブラステル)以外には ",****##" を付加する設定でこのアナウンスを自動的にやめることが可能になるのです。
残念ながら、最新版はこの機能がバグでうまく動作しません。
次の修正版で改修されることを願っていますが。。。
本来的にはブラステルがこのイヤなアナウンスをやめてくれることを願っていて、ブラステルには何度もお願いしていますが。。。
ほかの人たちの中にもこのようなアナウンスをやめて欲しいという依頼をされているようでネットを散見すると結構いらっしゃるのに、ブラステルは頑なです。
これさえなければいいのですが。
2018-10-01
2018-09-04
PSTN 網と インターネット
PSTN:Public Switching telephony Network、公衆交換電話網(一般加入回線電話網)は「Common Channel Signaling System No.7、SS7」という世界共通の信号方式で接続されています。
発呼すると、自電話が登録されている交換器から STP(Signal Transfer Point)へ、着呼側電番が登録されている交換機を問い合わせます。
このときに SS7 を使って問い合わせます。
交換器には固有の「ポイントコード」が割り振られていて信号制御はこのポイントコードで行われます(IP アドレスに似ています)。
着呼側交換機のポイントコードが得られると、その交換機と自交換機の間で通話用のトランクが開かれて呼び出し・通話、ということになります。
この仕組みはインターネットの仕組みと非常に似通っています。
つまり、通信相手の IP アドレスを DNS(Domain Name Server)に問い合わせて、IP アドレスを得て、その IP アドレスで相手と通信しているわけですが、DNS は位置づけが PSTN における STP と同じです。
もちろんインターネットよりも電話交換網の方がずーっと古くからあり、Arpa ネットから発展したインターネットが交換網の仕組みを参考にしたのではないかと思っています。
インターネットには表のラインと裏のラインがあって、表が IP アドレスならば裏は DNS と言えるでしょう。
電話網の電番とポイントコードの関係と同じ仕組みです。
シグナリングプロトコルはそのバージョンが SS5、SS6、SS7 のようにアップしてきて最終バージョンが SS7です。
NTT の場合「D70改」という交換機が最後に開発された交換機で実に25年間も使われました。
そこで、すべての交換網をインターネット交換網に置き換えてきたわけです。
現在 NTT はバックボーンはすでに IP 網になっています。
ラスト1マイルを完全 IP 化したいようですが、容易ではありません。
ひかり電話になっていればすでに IP 電話ですが、いわゆる黒電話がまだ残っており、これをどうするかなのですが、モデムを無償貸与することでこれを解消しようと考えているようです。
黒電話は交換局から電源を得ており、自宅が停電でも電話は使えますが、モデムになるとこれが使えなくなります。
こういうこともキチンと説明しなければなりませんが、逆にモデム設置を躊躇する方もでてきてそれが大変なわけですが、どこかで半強制的に移行せざるを得ないと思われます。
さて、完全 IP 化ができたとして、インフラはインターネットプロトコルになりますが、サービスはどうでしょうか。
実はここが問題です。
例えば、米国ではいろいろなサービスが試行または実用化されており、SMS は固定電話でも使えますが、日本ではできるのに携帯電話網にしか開放していません。
こういうことがまだまだサービス面の課題なわけですが、一向にサービス面の議論がされているようには感じません。
インフラの IP 化だけが議論されているように感じています。
IP 電話も、一部の 050 扱いのままですが、地域性のない、個人に割り当てた電番、という本来の「ワンナンバー」 にならないものでしょうか。
発呼すると、自電話が登録されている交換器から STP(Signal Transfer Point)へ、着呼側電番が登録されている交換機を問い合わせます。
このときに SS7 を使って問い合わせます。
交換器には固有の「ポイントコード」が割り振られていて信号制御はこのポイントコードで行われます(IP アドレスに似ています)。
着呼側交換機のポイントコードが得られると、その交換機と自交換機の間で通話用のトランクが開かれて呼び出し・通話、ということになります。
この仕組みはインターネットの仕組みと非常に似通っています。
つまり、通信相手の IP アドレスを DNS(Domain Name Server)に問い合わせて、IP アドレスを得て、その IP アドレスで相手と通信しているわけですが、DNS は位置づけが PSTN における STP と同じです。
もちろんインターネットよりも電話交換網の方がずーっと古くからあり、Arpa ネットから発展したインターネットが交換網の仕組みを参考にしたのではないかと思っています。
インターネットには表のラインと裏のラインがあって、表が IP アドレスならば裏は DNS と言えるでしょう。
電話網の電番とポイントコードの関係と同じ仕組みです。
シグナリングプロトコルはそのバージョンが SS5、SS6、SS7 のようにアップしてきて最終バージョンが SS7です。
NTT の場合「D70改」という交換機が最後に開発された交換機で実に25年間も使われました。
そこで、すべての交換網をインターネット交換網に置き換えてきたわけです。
現在 NTT はバックボーンはすでに IP 網になっています。
ラスト1マイルを完全 IP 化したいようですが、容易ではありません。
ひかり電話になっていればすでに IP 電話ですが、いわゆる黒電話がまだ残っており、これをどうするかなのですが、モデムを無償貸与することでこれを解消しようと考えているようです。
黒電話は交換局から電源を得ており、自宅が停電でも電話は使えますが、モデムになるとこれが使えなくなります。
こういうこともキチンと説明しなければなりませんが、逆にモデム設置を躊躇する方もでてきてそれが大変なわけですが、どこかで半強制的に移行せざるを得ないと思われます。
さて、完全 IP 化ができたとして、インフラはインターネットプロトコルになりますが、サービスはどうでしょうか。
実はここが問題です。
例えば、米国ではいろいろなサービスが試行または実用化されており、SMS は固定電話でも使えますが、日本ではできるのに携帯電話網にしか開放していません。
こういうことがまだまだサービス面の課題なわけですが、一向にサービス面の議論がされているようには感じません。
インフラの IP 化だけが議論されているように感じています。
IP 電話も、一部の 050 扱いのままですが、地域性のない、個人に割り当てた電番、という本来の「ワンナンバー」 にならないものでしょうか。
2018-08-25
V6プラスルーターと PPPoE ルーターを併用する
2019年9月現在、ルーターは YAMAHA RTX830 に替えて、1台で V6プラス + PPPoE 設定になっています。
RTX830 は実勢価格で 5万円弱しますので高いと感じられるかも知れませんが、私はなぜもっと早くから買わなかったんだろう、というくらい気に入っています。
信頼性・安定性が一番、機能が大変豊富で一般利用にはもったいないくらいですが、某B社や、某N社、某IO社、某ELE社などのルーターがいかに劣っていたのかを実感しました。
最近の記事にはこの RTX830 に関する記載をしています。
V6プラスの場合、使えるポートの制限から使えないサービスが出てきます。
このブログでも触れた PPTP、L2TP/IPsec や、一部ゲーム、一部の IP 電話(nifty フォンなど)などが使えません。
これらを使うために PPPoE と V6プラスの併用が必要になることがあります。
つまり V6プラスで使えないサービスを PPPoE 接続で使い、V6プラスでネット閲覧やそのほかの(V6プラスで)問題のないサービスを使う、というようにしたいわけです。
NEC Aterm V6プラスルーターにした場合、PPPoE パススルーが使えないために後段に PPPoE ルーターは配置できません。
そこで別途用意した PPPoE ルーターに V6パススルー設定してこれを前段に配置し、後段に V6プラスルーターを配置するのです。
「前段」「後段」というのは、VDSL のすぐ後ろに接続するか、さらにルーターの後ろに接続するかを意味します。
バッファローの V6プラスルーターの場合は PPPoE パススルーがありますから、後段に PPPoE ルーターを置けますが、NEC Aterm の場合は同じ構成ができません。
NEC Aterm シリーズは PPPoE ルーターとして使用の場合に PPPoE パススルーや V6パススルーが使えます。
そこでバッファローとは逆の配置にするわけです。
こうすることで V6プラスと PPPoE を併用できます。
V6プラスルーターが NEC Aterm で PPPoE が他社製の場合もV6パススルーで同じように構成できます。
PPPoE ルーターがバッファロー機の場合は「セキュリティ → VPN パススルー → フレッツIPv6サービス対応機能」や「Internet → IPv6 → IPv6パススルーを使用する」などをチェックオンにします(機種により、微妙に設定方法が異なります)。
PPPoE ルーターが NEC Aterm 機の場合は「基本設定 → IPv6 ブリッジ」を設定します。
その他のメーカー機器も同様の方法で併用することが可能ですが、一部機種はV6パススルーできないものもありますので、当該機種のメーカーサイトのマニュアル等で事前によく調べて確認してからお使いください。
また、この方法の場合 PPPoE ルーター配下の機器は IPv6 アドレスが丸見えなのでセキュリティに配慮が必要です。
PPPoE ルーター配下には IPv6 アドレスのない機器のみを配置します。
できれば機器ごとにファイヤーウォールを設定する、などの対策が好ましい。
後段の V6プラスルーターは ND プロキシ設定しておけば、その配下の機器はインターネット側からは見えません。
PC 等から同じ内部アドレス空間にして PPPoE ルーターも V6プラスルーターもアクセスできるようにお互いの LAN ポートを接続した場合もセキュリティ上の配慮が必要です。
→ これはオススメできません。
なぜなら、IPv6 アドレスを持つ機器が PPPoE ルーターを経由して外部から丸見えに
なってしまうからです。
面倒でもアドレス空間を分けるか、このような接続をしない方がいいと思います。
VDSL から スイッチング Hub (ギガ対応品で 1,000〜2,000円程度です)で分岐するやり方です。
この場合の接続は次のようにします。
V6プラスルーターと PPPoE ルーターの間の LAN は、同一セグメントに置いて PC からどちらも見えるようにするためです。
この方法の場合は V6プラスルーターで ND プロキシによるセキュリティ設定できますし、PPPoE ルーターは V6パススルーを無効化できますので、V6アドレスが外部から見えることはありません。
安全性を考えるとこちらの方がいいでしょう。
ここで記述の3つの方法(バッファローのケース、NEC Aterm のケース、スイッチング Hub でのケース)はいずれも検証済みの方法です。
しかしながら我が家では PPPoE ルーターは必要ありませんので、あくまで接続検証のために試行しました。
PPPoE と V6プラスの速度比較のためにだけ PPPoE 接続を一時的に使用することがあるくらいです。
RTX830 は実勢価格で 5万円弱しますので高いと感じられるかも知れませんが、私はなぜもっと早くから買わなかったんだろう、というくらい気に入っています。
信頼性・安定性が一番、機能が大変豊富で一般利用にはもったいないくらいですが、某B社や、某N社、某IO社、某ELE社などのルーターがいかに劣っていたのかを実感しました。
最近の記事にはこの RTX830 に関する記載をしています。
V6プラスの場合、使えるポートの制限から使えないサービスが出てきます。
このブログでも触れた PPTP、L2TP/IPsec や、一部ゲーム、一部の IP 電話(nifty フォンなど)などが使えません。
これらを使うために PPPoE と V6プラスの併用が必要になることがあります。
つまり V6プラスで使えないサービスを PPPoE 接続で使い、V6プラスでネット閲覧やそのほかの(V6プラスで)問題のないサービスを使う、というようにしたいわけです。
NEC Aterm V6プラスルーターにした場合、PPPoE パススルーが使えないために後段に PPPoE ルーターは配置できません。
そこで別途用意した PPPoE ルーターに V6パススルー設定してこれを前段に配置し、後段に V6プラスルーターを配置するのです。
「前段」「後段」というのは、VDSL のすぐ後ろに接続するか、さらにルーターの後ろに接続するかを意味します。
バッファローの V6プラスルーターの場合は PPPoE パススルーがありますから、後段に PPPoE ルーターを置けますが、NEC Aterm の場合は同じ構成ができません。
NEC Aterm シリーズは PPPoE ルーターとして使用の場合に PPPoE パススルーや V6パススルーが使えます。
そこでバッファローとは逆の配置にするわけです。
こうすることで V6プラスと PPPoE を併用できます。
V6プラスルーターが NEC Aterm で PPPoE が他社製の場合もV6パススルーで同じように構成できます。
PPPoE ルーターがバッファロー機の場合は「セキュリティ → VPN パススルー → フレッツIPv6サービス対応機能」や「Internet → IPv6 → IPv6パススルーを使用する」などをチェックオンにします(機種により、微妙に設定方法が異なります)。
PPPoE ルーターが NEC Aterm 機の場合は「基本設定 → IPv6 ブリッジ」を設定します。
その他のメーカー機器も同様の方法で併用することが可能ですが、一部機種はV6パススルーできないものもありますので、当該機種のメーカーサイトのマニュアル等で事前によく調べて確認してからお使いください。
また、この方法の場合 PPPoE ルーター配下の機器は IPv6 アドレスが丸見えなのでセキュリティに配慮が必要です。
PPPoE ルーター配下には IPv6 アドレスのない機器のみを配置します。
できれば機器ごとにファイヤーウォールを設定する、などの対策が好ましい。
後段の V6プラスルーターは ND プロキシ設定しておけば、その配下の機器はインターネット側からは見えません。
PC 等から同じ内部アドレス空間にして PPPoE ルーターも V6プラスルーターもアクセスできるようにお互いの LAN ポートを接続した場合もセキュリティ上の配慮が必要です。
→ これはオススメできません。
なぜなら、IPv6 アドレスを持つ機器が PPPoE ルーターを経由して外部から丸見えに
なってしまうからです。
面倒でもアドレス空間を分けるか、このような接続をしない方がいいと思います。
別の方法もあります。
VDSL から スイッチング Hub (ギガ対応品で 1,000〜2,000円程度です)で分岐するやり方です。
この場合の接続は次のようにします。
V6プラスルーターと PPPoE ルーターの間の LAN は、同一セグメントに置いて PC からどちらも見えるようにするためです。
この方法の場合は V6プラスルーターで ND プロキシによるセキュリティ設定できますし、PPPoE ルーターは V6パススルーを無効化できますので、V6アドレスが外部から見えることはありません。
安全性を考えるとこちらの方がいいでしょう。
ここで記述の3つの方法(バッファローのケース、NEC Aterm のケース、スイッチング Hub でのケース)はいずれも検証済みの方法です。
しかしながら我が家では PPPoE ルーターは必要ありませんので、あくまで接続検証のために試行しました。
PPPoE と V6プラスの速度比較のためにだけ PPPoE 接続を一時的に使用することがあるくらいです。
2018-08-22
夕暮れどきの写真2枚
大きな龍が口を開けているようです。
夕暮れどきに富士山がシルエットになって、夏にはめずらしくくっきりと見えます。
北側は入道雲が雷雨をもたらしそうな気配ですが、南側はよく晴れて快晴、西に富士山です。
自宅のバルコニーからの写真2枚でした。
2018-08-16
惑星縦列
本日8月17日19:00頃、南天の空に惑星縦列が見えます。
南東 :火星
南南東:土星
南南西:木星(すぐ右上に月)
西南西:金星
4つの惑星を結ぶラインが黄道です(地球もこの黄道上です)。
少し前のことですが、8月2日〜4日に帰省中の娘や孫たちを連れて総勢6名で裏磐梯に2泊3日の旅行に行きました。
そのときにも惑星縦列が観測でき、宿泊場所の 25cm反射望遠鏡で少し拡大した惑星も見ることができました。
黄道に沿って4つの惑星が見え、望遠鏡では土星の輪や金星とその衛星のうち4つが見えました。
孫たちも珍しい天体ショーに興奮していましたが、これほどはっきりと見えた惑星縦列には感動しました。
写真がないのは少し残念ですが、肉眼・反射望遠鏡で見た感激は写真では表現できません。
惑星縦列が見えるのは結構珍しい現象らしいですが、今夏は今の時期によく見えています。
まだ暫くは見えると思いますので、19:00頃の晴れた空を眺めてみてはいかがでしょうか。
娘と孫たちも13日にはフランスに戻っていきました。
昨日は上の孫の大学合格が決まりホッとしています。
英国では Mathematics four major COWI といってケンブリッジ、オクスフォード、ウォーリック、インペリアルという難関4校の一つです。
トップ合格だったそうで、学長と二人で写った写真が送られて来ました。
その孫たちは4ヶ月後(正月)にまた来る、などといっていましたがどうでしょうか。
学業が忙しくなってとてもそれどころではないだろうと思っているのですが。
南東 :火星
南南東:土星
南南西:木星(すぐ右上に月)
西南西:金星
4つの惑星を結ぶラインが黄道です(地球もこの黄道上です)。
少し前のことですが、8月2日〜4日に帰省中の娘や孫たちを連れて総勢6名で裏磐梯に2泊3日の旅行に行きました。
そのときにも惑星縦列が観測でき、宿泊場所の 25cm反射望遠鏡で少し拡大した惑星も見ることができました。
黄道に沿って4つの惑星が見え、望遠鏡では土星の輪や金星とその衛星のうち4つが見えました。
孫たちも珍しい天体ショーに興奮していましたが、これほどはっきりと見えた惑星縦列には感動しました。
写真がないのは少し残念ですが、肉眼・反射望遠鏡で見た感激は写真では表現できません。
惑星縦列が見えるのは結構珍しい現象らしいですが、今夏は今の時期によく見えています。
まだ暫くは見えると思いますので、19:00頃の晴れた空を眺めてみてはいかがでしょうか。
娘と孫たちも13日にはフランスに戻っていきました。
昨日は上の孫の大学合格が決まりホッとしています。
英国では Mathematics four major COWI といってケンブリッジ、オクスフォード、ウォーリック、インペリアルという難関4校の一つです。
トップ合格だったそうで、学長と二人で写った写真が送られて来ました。
その孫たちは4ヶ月後(正月)にまた来る、などといっていましたがどうでしょうか。
学業が忙しくなってとてもそれどころではないだろうと思っているのですが。
2018-06-13
IP 電話サービスはどこがいいか(再)
IP 電話サービスは色々ありますが、主だったところは次のようなものでしょう。
○ 050plus
○ FUSION IP-Phone Smart(SMARTalk)
○ LaLa Call
○ ブラステル
○ 番外:ひかり電話
ほかにも G-Call50、050Call、Biglobe フォンや Nifty フォンなどがありますが、番外のひかり電話を除くと実用に即していると思われるのは上記の4つくらいでしょう(異論はあるかも知れませんが)。
このうち、050plus と LaLa Call は月額料金が発生します。
ブラステルと FUSION IP-Phone Smart は月額無料ですが、1年間有料使用(有料通話)がない場合に解約されてしまいます。
これは最小課金で有料発信すれば、その時点から1年に延びますからすれば済む話しで大したことではないのですが、このことをとても重く考える人たちがいるのも事実です。
国内通話料は、
050plus ブラステル SMARTalk LaLa Call
固定電話向け 8.64円/3分 8.64円/3分 8.64円/30秒 8.64円/3分
携帯向け 17.28円/1分 14.58円/1分 8.64円/30秒 8.64円/30秒
となっています。
加入者同士はいずれも通話料無料です。
また、ブラステルは有料発信の冒頭に「○○分ご利用いただけます」「ブラステルのご利用ありがとうございます」という余計なアナウンスが流れ、煩わしさを感じます。
最初のアナウンス途中でダイヤルパッドから **(アステリスク2つ続けて)打てば消え、2つ目のアナウンスでもう一度 ** と打てばこれも消えて接続に行きます。
これはブラステル同士以外のときに流れ、050Free アプリを使っていても流れます。
相手呼び出し始めまで約 10秒かかリますので、その間無音よりはいいだろう、ということかも知れませんが、携帯電話のように「プッ プッ プッ …」「プルルルー プルルルー …」のようにした方がいいと思います。
また、このアナウンスの前に CM が流れることがあり、これは何? と思う人もいるでしょう。
この CM はサポートに電話して「流さないで欲しい」といえば即座に対応してくれ、次からは流れなくなりますが、「何分話せます・・・」「ブラステルのご利用・・・」は現時点では消せないそうです。
消すように強く要望してはいますが。
ただ、ブラステルは加入に際して唯一クレカを必要としませんので、加入障壁は低い、といえますし、個人情報を登録せずに匿名で使うことも可能です。
利用者は、というと 050plus が 300 万アカウントといっていますからダントツですが、ホントにそんなに使っているの? という疑念を持っています。
というのも、050plus はひとクセあって標準アプリでは遅延もあり、使い勝手は必ずしもよくはないからです。
遅延はかなりあり、私の受け止めでは使い物にならないレベルです。
音声ストリームがサーバー経由していると思われ、これが大きいのではないかと。
GS Wave に設定したときは遅延はさほどには感じませんが、問合せに対する 050plus のサポートからはあくまで 050plus で使えといっていて感じよくありません。
050plus 同士ではもっといいのかも知れませんが、これは検証していませんのでなんともいえませんが、一般電話や携帯電話が通話先の場合は(これが殆どと思います)遅延が無視できません。
LaLa Call もまた同様の仕組みですので、どうでしょうか。
こちらは試用していませんのでなんともいえません。
050plus アプリ以外のソフトフォンアプリが使えないのも評判が悪い。
SIP 情報をハッキングすれば使えるソフトフォンアプリもありますが、すべてではありませんし、ハッキングは誰しもできるわけではありません。
また、サポート対象外です。
さらに 050plus 側が着信側のときに、050plus 側が切断しても発信側には BYE が流れないという障害(仕様?)があります(当初からの障害《と思っています》で今だに改修されていません)。
かけた相手が陽に切断しない場合、タイムアウトで切れるまで1分くらいかかり、その間は通話料課金は続いてしまいます。
本件は 050plus サポートに問い合わせ中です。
本件は 050plus アプリを使っていても 20 秒くらい引っ張られ即断しません。
サポートからは、こちらの環境的な問題、スマホの設定問題ではないか、との回答でラチがあきません。
あくまで、真面目に調査する気がないようで、大変に感じが悪い。
まぁ、なんとか使えば使えるがオススメできない、という結論ですね。
050plus は検証用に使っているだけですので実害はありませんが、これを実際に使っている人たちはどうなんでしょうか。
LaLa Call もまた SIP 情報が非公開でこちらはまだハッキングされていないのでほかのソフトフォンアプリが使えません。
パケットキャプチャーしてアクティベートと呼び出しまではした方がいらっしゃるのですが、音声が通らず諦めたそうです。
その方によると 050plus に似て TLS/SRTP が使われているようです。
LaLa Call は試用したことがありませんので、よくはわかりません。
050plus や LaLa Call に限らず、他のソフトフォンアプリが使えないのはすこぶる評判が悪い。
というのも、各社の「標準アプリ」はどれも出来が悪すぎるからです。
できの悪いアプリを押し付けられ、いいアプリで使うこともできないというのは、提供側の頑なな自己満足性のためでしかありません。
LaLa Call などはその典型事例みたいで、利用者の声ではこのことが度々取りあげられていますが、聞く耳持たず、という感じで困ったもんです。。
ネットに飛び交う情報を散見する限りではブラステルの評判がいい印象です。
Acrobits、CSipSimple、Zoiper、GS Wave などで使われていて、あまり 050Free や Cloud Softphone(Acrobits の機能限定版で 050Free のベースになっています)の評判は芳しくないようです。
ブラステル以外の通話先への発信時のアナウンスがなくなって、留守電できるようになればいうことはないのですけどね。
私の場合は Asterisk がありますから留守電は対応できていますが。。。
FUSION IP-Phone Smart は通話料金が高めなので、着信用には使うけど発信用では使わない、という人たちが少なからずいるようです。
しかし転送・留守電は優れていますので、ブラステルと組み合わせるという使い方もあります。
G-Call50 はブラステルのリバースプロキシを使っているみたいです。
ブラステルの他事業者番号への発信時のアナウンスが煩わしい人はこちらを使う手があるかも知れません。
また G-Call50 は留守電機能もありますし、推定ですがブラステルのリバースプロキシを使っているなら、ブラステル同様に複数デバイスへのレジスト/同時着信鳴動が可能と思われます。
本件はホームページには複数デバイスでのレジストはしないで欲しいと記載されていますけど。
私の場合、アナログアダプターを介してブラステル電番の1つをイエデンにしていますが、同じアカウントをスマホにも設定しており、外でもイエデンにかかってきた電話を受けることができ、これまでにも何回もそういうことがありました。
外でスマホで受けても、全く問題はなく、相手も拙宅にかけて、私が普通に自宅で受けて話している、と思っているようでした。
いったん、電話を切った後にまたコールしてきたこともありますが、もちろん問題はありません。
○ 050plus
○ FUSION IP-Phone Smart(SMARTalk)
○ LaLa Call
○ ブラステル
○ 番外:ひかり電話
ほかにも G-Call50、050Call、Biglobe フォンや Nifty フォンなどがありますが、番外のひかり電話を除くと実用に即していると思われるのは上記の4つくらいでしょう(異論はあるかも知れませんが)。
このうち、050plus と LaLa Call は月額料金が発生します。
ブラステルと FUSION IP-Phone Smart は月額無料ですが、1年間有料使用(有料通話)がない場合に解約されてしまいます。
これは最小課金で有料発信すれば、その時点から1年に延びますからすれば済む話しで大したことではないのですが、このことをとても重く考える人たちがいるのも事実です。
国内通話料は、
050plus ブラステル SMARTalk LaLa Call
固定電話向け 8.64円/3分 8.64円/3分 8.64円/30秒 8.64円/3分
携帯向け 17.28円/1分 14.58円/1分 8.64円/30秒 8.64円/30秒
となっています。
加入者同士はいずれも通話料無料です。
また、ブラステルは有料発信の冒頭に「○○分ご利用いただけます」「ブラステルのご利用ありがとうございます」という余計なアナウンスが流れ、煩わしさを感じます。
最初のアナウンス途中でダイヤルパッドから **(アステリスク2つ続けて)打てば消え、2つ目のアナウンスでもう一度 ** と打てばこれも消えて接続に行きます。
これはブラステル同士以外のときに流れ、050Free アプリを使っていても流れます。
相手呼び出し始めまで約 10秒かかリますので、その間無音よりはいいだろう、ということかも知れませんが、携帯電話のように「プッ プッ プッ …」「プルルルー プルルルー …」のようにした方がいいと思います。
また、このアナウンスの前に CM が流れることがあり、これは何? と思う人もいるでしょう。
この CM はサポートに電話して「流さないで欲しい」といえば即座に対応してくれ、次からは流れなくなりますが、「何分話せます・・・」「ブラステルのご利用・・・」は現時点では消せないそうです。
消すように強く要望してはいますが。
ただ、ブラステルは加入に際して唯一クレカを必要としませんので、加入障壁は低い、といえますし、個人情報を登録せずに匿名で使うことも可能です。
利用者は、というと 050plus が 300 万アカウントといっていますからダントツですが、ホントにそんなに使っているの? という疑念を持っています。
というのも、050plus はひとクセあって標準アプリでは遅延もあり、使い勝手は必ずしもよくはないからです。
遅延はかなりあり、私の受け止めでは使い物にならないレベルです。
音声ストリームがサーバー経由していると思われ、これが大きいのではないかと。
GS Wave に設定したときは遅延はさほどには感じませんが、問合せに対する 050plus のサポートからはあくまで 050plus で使えといっていて感じよくありません。
050plus 同士ではもっといいのかも知れませんが、これは検証していませんのでなんともいえませんが、一般電話や携帯電話が通話先の場合は(これが殆どと思います)遅延が無視できません。
LaLa Call もまた同様の仕組みですので、どうでしょうか。
こちらは試用していませんのでなんともいえません。
050plus アプリ以外のソフトフォンアプリが使えないのも評判が悪い。
SIP 情報をハッキングすれば使えるソフトフォンアプリもありますが、すべてではありませんし、ハッキングは誰しもできるわけではありません。
また、サポート対象外です。
さらに 050plus 側が着信側のときに、050plus 側が切断しても発信側には BYE が流れないという障害(仕様?)があります(当初からの障害《と思っています》で今だに改修されていません)。
かけた相手が陽に切断しない場合、タイムアウトで切れるまで1分くらいかかり、その間は通話料課金は続いてしまいます。
本件は 050plus サポートに問い合わせ中です。
本件は 050plus アプリを使っていても 20 秒くらい引っ張られ即断しません。
サポートからは、こちらの環境的な問題、スマホの設定問題ではないか、との回答でラチがあきません。
あくまで、真面目に調査する気がないようで、大変に感じが悪い。
まぁ、なんとか使えば使えるがオススメできない、という結論ですね。
050plus は検証用に使っているだけですので実害はありませんが、これを実際に使っている人たちはどうなんでしょうか。
LaLa Call もまた SIP 情報が非公開でこちらはまだハッキングされていないのでほかのソフトフォンアプリが使えません。
パケットキャプチャーしてアクティベートと呼び出しまではした方がいらっしゃるのですが、音声が通らず諦めたそうです。
その方によると 050plus に似て TLS/SRTP が使われているようです。
LaLa Call は試用したことがありませんので、よくはわかりません。
050plus や LaLa Call に限らず、他のソフトフォンアプリが使えないのはすこぶる評判が悪い。
というのも、各社の「標準アプリ」はどれも出来が悪すぎるからです。
できの悪いアプリを押し付けられ、いいアプリで使うこともできないというのは、提供側の頑なな自己満足性のためでしかありません。
LaLa Call などはその典型事例みたいで、利用者の声ではこのことが度々取りあげられていますが、聞く耳持たず、という感じで困ったもんです。。
ネットに飛び交う情報を散見する限りではブラステルの評判がいい印象です。
Acrobits、CSipSimple、Zoiper、GS Wave などで使われていて、あまり 050Free や Cloud Softphone(Acrobits の機能限定版で 050Free のベースになっています)の評判は芳しくないようです。
ブラステル以外の通話先への発信時のアナウンスがなくなって、留守電できるようになればいうことはないのですけどね。
私の場合は Asterisk がありますから留守電は対応できていますが。。。
FUSION IP-Phone Smart は通話料金が高めなので、着信用には使うけど発信用では使わない、という人たちが少なからずいるようです。
しかし転送・留守電は優れていますので、ブラステルと組み合わせるという使い方もあります。
G-Call50 はブラステルのリバースプロキシを使っているみたいです。
ブラステルの他事業者番号への発信時のアナウンスが煩わしい人はこちらを使う手があるかも知れません。
また G-Call50 は留守電機能もありますし、推定ですがブラステルのリバースプロキシを使っているなら、ブラステル同様に複数デバイスへのレジスト/同時着信鳴動が可能と思われます。
本件はホームページには複数デバイスでのレジストはしないで欲しいと記載されていますけど。
私の場合、アナログアダプターを介してブラステル電番の1つをイエデンにしていますが、同じアカウントをスマホにも設定しており、外でもイエデンにかかってきた電話を受けることができ、これまでにも何回もそういうことがありました。
外でスマホで受けても、全く問題はなく、相手も拙宅にかけて、私が普通に自宅で受けて話している、と思っているようでした。
いったん、電話を切った後にまたコールしてきたこともありますが、もちろん問題はありません。
2018-06-12
GS Wave に 050Free / FUSION IP-Phone Smart / 050plus を収容する
GS Wave にこれまではブラステルの IP 電話を 050Free に代えて収容していましたが、今回 FUSION IP-Phone Smart と 050plus も追加で収容してみました。
現在、050 電番は、
❏ ブラステル --- 4つ(イエデン用1つと、家族用3つ。あと1つ7月に追加予定)
❏ FUSION IP-Phone Smart --- 2つ(Fax 受信専用1つと検証・留守電用1つ)
❏ 050plus --- 1つ(検証用1つ)
合計で7つ保有しています。
基本料は、すべて合わせて 0 円ですから、保有するのために月額料金は一切発生しません。
050plus はホントは 300円(税抜)/月額 がかかるのですが、ウラがあって無料です。
7つも持ってどうするの? といわれそうですが、実用と検証のためです。
ということで、それぞれの GS Wave での設定を記載します。
触れていない項目は GS Wave インストール時のデフォルトのままの項目です。
共通設定事項
○ Advanced Settings
▷ GENERAL SETTINGS
- Edit Before Dial:オフ
・オンの場合、電話帳に登録された番号にハイフンが含まれている場合、
発信エラーになる。
発信前に相手番号編集できるので、ハイフンを取り除く必要がある。
・オフの場合、ハイフンが含まれていても正常発信される。
- Default Account Registration Notification:オン
- Vibrate When Ringing:オン
- Start on Boot:オン
▷ CALL SETTINGS
- Use hard encoder:オン
▷ AUDIO SETTINGS
- Noise Reduction Level:Low
▷ NETWORK SETTINGS
- Network → 2G/3G/4G/WiFi すべてチェック
- STUN Server Setttings:未使用だが "stun.l.google.com:19302" を設定
- Random Port:オン(050plus はオンが必須。他はどちらでも可)
○ Custom Settings:お好みで
○ Debug
- Report Bugs:オフ
- SIP Message Trace:通常時オフ(検証時オン)
- SIP Message Retention Period:検証時は1day or 3days
【ブラステル】イエデンを含めてスマホへの設定(イエデンは外へ持ち歩くため)
別途イエデンはアナログ電話アダプター HT701 に設定収容
○ Account Settings
- Account Name:ブラステル電番(”050 xxxx xxxx” を設定)
- SIP Server:"softphone.spc.brastel.ne.jp"
- SIP User ID:ブラステルカードのアクセスコード欄の USER ID 8桁の数字
- Password:ブラステルカードのパスワード欄の英数字(変更していればそれを)
新規追加時は右上の✔マークのクリックを忘れずに。
あとで修正等は可能です。
▷ GENERAL SETTINGS
- Activate Account:オン
- Set as Default:1つだけならチェックされている。複数アカウント登録時は
主アカウントにチェックする(あとで変更自由)
▷ CALL SETTINGS
- Ringtone:お好みで
- Use # as Dial Key:オフ
▷ SIP SETTINGS
- Register Expiration (m):1(分)
→ 通常はデフォルトの 60 分でいいが、ファーウェイなど一部のスマホの
スリープ時の不着信を防止したい場合1分にする
- Only Accept SIP Requests from Known Servers:オン
- Check SIP User ID for Incoming Invite:オン
▷ CODEC SETTINGS
- Preferred Vocoder
→ WiFi:PCMU/GSM が必須。あとはお好みで
設定したら、右上の✔マークのクリックを忘れずに。
→ 2G/3G/4G:(同 上)
同じく、右上の✔マークのクリックを忘れずに。
【FUSION IP-Phone Smart】Fax 受信用は Asterisk に収容。以下は通話用の設定
○ Account Settings
- Account Name:FUSION IP-Phone Smart電番(”050 xxxx xxxx” を設定)
- SIP Server:"smart.0038.net"
- SIP User ID:USER ID(050電番の ”050" を除いた8桁の数字)
- Password:FUSION IP-Phone Smart から通知されたパスワード
(変更していればそれを)
新規追加時は右上の✔マークのクリックを忘れずに。
あとで修正等は可能です。
▷ GENERAL SETTINGS
- Activate Account:オン
- Set as Default:1つだけならチェックされている。複数アカウント登録時は
主アカウントにチェックする(あとで変更自由)。
▷ CALL SETTINGS
- Ringtone:お好みで
- Use # as Dial Key:オフ
▷ SIP SETTINGS
- Register Expiration (m):1(分)
- Only Accept SIP Requests from Known Servers:オン
- Check SIP User ID for Incoming Invite:オン
▷ CODEC SETTINGS
- Preferred Vocoder
→ WiFi:PCMU/GSM が必須。あとはお好みで
設定したら、右上の✔マークのクリックを忘れずに。
→ 2G/3G/4G:(同 上)
同じく、右上の✔マークのクリックを忘れずに。
【050plus】
最初に SIP 情報をハッキングします。
これは、NTT コミュニケーションズからは公式には通知されない情報です。
以下の電話番号欄に 050plus の電番を入力し、パスワード欄に 050plus のパスワードを入力して「送信」ボタンをクリックするとその下の図のようなテキスト情報が得られます。
入力する ”パスワード” は 050plus アプリ設定時に必要なパスワードで、以下にある "パスワード" や "Authenticaionパスワード" とは異なります。
これをもとに以下の設定をします。
○ Account Settings
- Account Name:050plus 電番(”050 xxxx xxxx” を設定)
- SIP Server:上で得られた"SIP-GWアドレス"
- SIP User ID:上で得られた"ユーザ名"
- SIP Authentication ID: 上で得られた"Authenticationパスワード"
- Password:上で得られた"パスワード"
新規追加時は右上の✔マークのクリックを忘れずに。
あとで修正等は可能です。
▷ GENERAL SETTINGS
- Activate Account:オン
- Set as Default:1つだけならチェックされている。複数アカウント登録時は
主アカウントにチェックする(あとで変更自由)。
▷ CALL SETTINGS
- Ringtone:お好みで
- Use # as Dial Key:オフ
▷ SIP SETTINGS
- SIP Port:5075 に設定
(共通設定「Advanced Settings」→ NETWORK SETTINGS → Random Port
を一旦オフにし、ここに戻ってきて変更する。その後 Random Port を再びオン
に戻す)
- Transmission Protocol:TLS
- Register Expiration (m):1(分)
- Only Accept SIP Requests from Known Servers:オフ
- Check SIP User ID for Incoming Invite:オン
▷ NETWORK SETTINGS
- Outbound Proxy:上で得られた"SIP-GWアドレス"
▷ CODEC SETTINGS
- Preferred Vocoder
→ WiFi:PCMU/G729 必須あとはお好みで
設定したら、右上の✔マークのクリックを忘れずに。
→ 2G/3G/4G:(同 上)
同じく、右上の✔マークのクリックを忘れずに。
- SRTP Mode:Enabled And Forced
- Enable SRTP Key Life Time:オフ
以上です。
050plus を GS Wave に収容したのはおそらく国内初ではないかと思います。
(国内初ならば、世界初でしょう(w))
これでブラステル / FUSION IP-Phone Smart / 050plus の3種類の VoIP アカウントがGS Wave に一本化できました。
3種類の VoIP アカウントすべて、2時間程度のスリープ時は Doze から抜けてプッシュ着信するのは確認しました。
Deep Doze は、ブラステルについては問題ないことを確認済みですが、FUSION IP-Phone Smart と 050plus はまだ検証中です。
【2018/06/16 050plus 着信検証結果】
夜に放置して翌朝、着信確認した結果2晩続けて着信 OK でした。
Deep Doze からちゃんと復帰して着信していますので、おそらく問題ないとみていいでしょう。
ブラステルと 050plus が問題ありませんから、FUSION IP-Phone Smart も問題ないと思います。
【2018-06-19 追記】
FUSION IP-Phone Smart と 050plus は Deep Doze でも着信することを確認しました。
P10 Lite はスリープ中に WiFi が切れ、レジスト失敗状態に陥る事があり、この場合1回目は不着信、引き続き2回目は着信する、という障害があるようです。
ファーウェイ機種は結構この事象が発生していて、おそらく Google Play開発者サービスからの処理をファーウェイ側でミスっているのではないかと推定しています。
【ちょっと便利な使い方】
Premium Dialer というアプリがあります。
これと組み合わせると、通常発信をいつでも GS Wave にできます。
「電話」アプリから発信しても GS Wave に自動的に切り替わって発信できます。
普段は GS Wave で発信し、特別な場合だけ(117などの3桁サービスや緊急番号向けなど)携帯電話から発信するように使い分けるのです。
この使い方だと、通常発信は 050 から発信できますので固定電話向けも携帯電話向けも通話料がとても安くて済みます。
ブラステルの場合では、
固定電話向けは 8.64円/3分
携帯電話向けは 14.58円/1分
ですから、携帯電話からの発信に比べて、固定電話向けは3分で1/6、携帯電話向けは少し安くて1分につき 2.7円 ほど安くて済みます。
MVNO のプリフィックスよりも1分当たり 5.42円安くて済みますから、もうプリフィックスサービスは使う必要性すら感じません。
さらに国際電話の場合は格段に安くて済みます。
例えばフランスの場合、ブラステルは 3.99円/1分です。
ドコモの国際電話料金だと平日は 108円/30秒(夜間等 78円/30秒)ですから、1分話すだけで実に 54倍もの差になります。
具体的な Premium Dialer の設定は次のようにします。
アプリを起動すると最初に設定画面がでます。
一番上の「通話アプリ選択」は最初は「オフ」になっていますから、これにチェックを入れます。
すると権限で「電話」「連絡帳」へのアクセス許可を求められますので「許可」し、改めてこの画面でチェックを入れます。
次に「通話アプリ自動選択設定」をクリックします。
「通話アプリ選択自動化」にチェックを入れて「電話番号種別設定」をクリックします。
図はすでに GS Wave に設定されていますが、各項目をクリックすると「編集」できますので、GS Wave にしていきます。
上から「フリーダイヤル」まで GS Wave に設定します。
それより下の部分は変更しなくても結構です。
2つ前の画面まで戻ります。
「通話アプリ一覧表示設置」をクリックします。
「常に表示」を「GS Wave」と「電話」だけに設定し、ほかは「表示しない」にします。
スクショでは LINE 電話のプリフィックスを表示設定していますが、これはしなくても結構です。
1つ前に戻ります。
「プリフィックス設定」に移りますが、先に記載のとおりブラステルは十分に安い通話料ですので、ここは設定しなくても大丈夫です。
設定の場合は、次のように設定します。
1つ前に戻り、「通話履歴設定」を行います。
上2つにチェックを入れ「記録対象アプリ設定」を行います。
GS Wave のみにチェックを入れて2つ戻り、最初の設定画面に戻ります。
「高度な設定」 画面に移り、上から4つにチェックを入れ、戻ります。
「LINE out専用」設定を開き、「メニュー追加」をチェックオフにします。
以上で設定は終わりです。
念のために、最適化しないアプリの設定をしておきます。
以上の設定で、GS Wave からのみならず、連絡帳や電話アプリから発信先番号を選べば、GS Wave が自動起動されて、GS Wave から発信されるようになります。
このときに GS Wave の「Advanced settings → GENERAL SETTINGS → Edit before Dial → オフ」にしておくと、連絡帳に登録した番号にハイフンが含まれていても正しく呼び出しされます。
ハイフン以外の ".( )[ ]{ }/" など(Zoiper ではスプリット文字にデフォルト定義されている)の文字が含まれていた場合にどうなるのかについては未検証です。
現在、050 電番は、
❏ ブラステル --- 4つ(イエデン用1つと、家族用3つ。あと1つ7月に追加予定)
❏ FUSION IP-Phone Smart --- 2つ(Fax 受信専用1つと検証・留守電用1つ)
❏ 050plus --- 1つ(検証用1つ)
合計で7つ保有しています。
基本料は、すべて合わせて 0 円ですから、保有するのために月額料金は一切発生しません。
050plus はホントは 300円(税抜)/月額 がかかるのですが、ウラがあって無料です。
7つも持ってどうするの? といわれそうですが、実用と検証のためです。
ということで、それぞれの GS Wave での設定を記載します。
触れていない項目は GS Wave インストール時のデフォルトのままの項目です。
共通設定事項
○ Advanced Settings
▷ GENERAL SETTINGS
- Edit Before Dial:オフ
・オンの場合、電話帳に登録された番号にハイフンが含まれている場合、
発信エラーになる。
発信前に相手番号編集できるので、ハイフンを取り除く必要がある。
・オフの場合、ハイフンが含まれていても正常発信される。
- Default Account Registration Notification:オン
- Vibrate When Ringing:オン
- Start on Boot:オン
▷ CALL SETTINGS
- Use hard encoder:オン
▷ AUDIO SETTINGS
- Noise Reduction Level:Low
▷ NETWORK SETTINGS
- Network → 2G/3G/4G/WiFi すべてチェック
- STUN Server Setttings:未使用だが "stun.l.google.com:19302" を設定
- Random Port:オン(050plus はオンが必須。他はどちらでも可)
○ Custom Settings:お好みで
○ Debug
- Report Bugs:オフ
- SIP Message Trace:通常時オフ(検証時オン)
- SIP Message Retention Period:検証時は1day or 3days
【ブラステル】イエデンを含めてスマホへの設定(イエデンは外へ持ち歩くため)
別途イエデンはアナログ電話アダプター HT701 に設定収容
○ Account Settings
- Account Name:ブラステル電番(”050 xxxx xxxx” を設定)
- SIP Server:"softphone.spc.brastel.ne.jp"
- SIP User ID:ブラステルカードのアクセスコード欄の USER ID 8桁の数字
- Password:ブラステルカードのパスワード欄の英数字(変更していればそれを)
新規追加時は右上の✔マークのクリックを忘れずに。
あとで修正等は可能です。
▷ GENERAL SETTINGS
- Activate Account:オン
- Set as Default:1つだけならチェックされている。複数アカウント登録時は
主アカウントにチェックする(あとで変更自由)
▷ CALL SETTINGS
- Ringtone:お好みで
- Use # as Dial Key:オフ
▷ SIP SETTINGS
- Register Expiration (m):1(分)
→ 通常はデフォルトの 60 分でいいが、ファーウェイなど一部のスマホの
スリープ時の不着信を防止したい場合1分にする
- Only Accept SIP Requests from Known Servers:オン
- Check SIP User ID for Incoming Invite:オン
▷ CODEC SETTINGS
- Preferred Vocoder
→ WiFi:PCMU/GSM が必須。あとはお好みで
設定したら、右上の✔マークのクリックを忘れずに。
→ 2G/3G/4G:(同 上)
同じく、右上の✔マークのクリックを忘れずに。
【FUSION IP-Phone Smart】Fax 受信用は Asterisk に収容。以下は通話用の設定
○ Account Settings
- Account Name:FUSION IP-Phone Smart電番(”050 xxxx xxxx” を設定)
- SIP Server:"smart.0038.net"
- SIP User ID:USER ID(050電番の ”050" を除いた8桁の数字)
- Password:FUSION IP-Phone Smart から通知されたパスワード
(変更していればそれを)
新規追加時は右上の✔マークのクリックを忘れずに。
あとで修正等は可能です。
▷ GENERAL SETTINGS
- Activate Account:オン
- Set as Default:1つだけならチェックされている。複数アカウント登録時は
主アカウントにチェックする(あとで変更自由)。
▷ CALL SETTINGS
- Ringtone:お好みで
- Use # as Dial Key:オフ
▷ SIP SETTINGS
- Register Expiration (m):1(分)
- Only Accept SIP Requests from Known Servers:オン
- Check SIP User ID for Incoming Invite:オン
▷ CODEC SETTINGS
- Preferred Vocoder
→ WiFi:PCMU/GSM が必須。あとはお好みで
設定したら、右上の✔マークのクリックを忘れずに。
→ 2G/3G/4G:(同 上)
同じく、右上の✔マークのクリックを忘れずに。
【050plus】
最初に SIP 情報をハッキングします。
これは、NTT コミュニケーションズからは公式には通知されない情報です。
以下の電話番号欄に 050plus の電番を入力し、パスワード欄に 050plus のパスワードを入力して「送信」ボタンをクリックするとその下の図のようなテキスト情報が得られます。
入力する ”パスワード” は 050plus アプリ設定時に必要なパスワードで、以下にある "パスワード" や "Authenticaionパスワード" とは異なります。
これをもとに以下の設定をします。
○ Account Settings
- Account Name:050plus 電番(”050 xxxx xxxx” を設定)
- SIP Server:上で得られた"SIP-GWアドレス"
- SIP User ID:上で得られた"ユーザ名"
- SIP Authentication ID: 上で得られた"Authenticationパスワード"
- Password:上で得られた"パスワード"
新規追加時は右上の✔マークのクリックを忘れずに。
あとで修正等は可能です。
▷ GENERAL SETTINGS
- Activate Account:オン
- Set as Default:1つだけならチェックされている。複数アカウント登録時は
主アカウントにチェックする(あとで変更自由)。
▷ CALL SETTINGS
- Ringtone:お好みで
- Use # as Dial Key:オフ
▷ SIP SETTINGS
- SIP Port:5075 に設定
(共通設定「Advanced Settings」→ NETWORK SETTINGS → Random Port
を一旦オフにし、ここに戻ってきて変更する。その後 Random Port を再びオン
に戻す)
- Transmission Protocol:TLS
- Register Expiration (m):1(分)
- Only Accept SIP Requests from Known Servers:オフ
- Check SIP User ID for Incoming Invite:オン
▷ NETWORK SETTINGS
- Outbound Proxy:上で得られた"SIP-GWアドレス"
▷ CODEC SETTINGS
- Preferred Vocoder
→ WiFi:PCMU/G729 必須あとはお好みで
設定したら、右上の✔マークのクリックを忘れずに。
→ 2G/3G/4G:(同 上)
同じく、右上の✔マークのクリックを忘れずに。
- SRTP Mode:Enabled And Forced
- Enable SRTP Key Life Time:オフ
以上です。
050plus を GS Wave に収容したのはおそらく国内初ではないかと思います。
(国内初ならば、世界初でしょう(w))
これでブラステル / FUSION IP-Phone Smart / 050plus の3種類の VoIP アカウントがGS Wave に一本化できました。
3種類の VoIP アカウントすべて、2時間程度のスリープ時は Doze から抜けてプッシュ着信するのは確認しました。
Deep Doze は、ブラステルについては問題ないことを確認済みですが、FUSION IP-Phone Smart と 050plus はまだ検証中です。
【2018/06/16 050plus 着信検証結果】
夜に放置して翌朝、着信確認した結果2晩続けて着信 OK でした。
Deep Doze からちゃんと復帰して着信していますので、おそらく問題ないとみていいでしょう。
ブラステルと 050plus が問題ありませんから、FUSION IP-Phone Smart も問題ないと思います。
【2018-06-19 追記】
FUSION IP-Phone Smart と 050plus は Deep Doze でも着信することを確認しました。
P10 Lite はスリープ中に WiFi が切れ、レジスト失敗状態に陥る事があり、この場合1回目は不着信、引き続き2回目は着信する、という障害があるようです。
ファーウェイ機種は結構この事象が発生していて、おそらく Google Play開発者サービスからの処理をファーウェイ側でミスっているのではないかと推定しています。
【ちょっと便利な使い方】
Premium Dialer というアプリがあります。
これと組み合わせると、通常発信をいつでも GS Wave にできます。
「電話」アプリから発信しても GS Wave に自動的に切り替わって発信できます。
普段は GS Wave で発信し、特別な場合だけ(117などの3桁サービスや緊急番号向けなど)携帯電話から発信するように使い分けるのです。
この使い方だと、通常発信は 050 から発信できますので固定電話向けも携帯電話向けも通話料がとても安くて済みます。
ブラステルの場合では、
固定電話向けは 8.64円/3分
携帯電話向けは 14.58円/1分
ですから、携帯電話からの発信に比べて、固定電話向けは3分で1/6、携帯電話向けは少し安くて1分につき 2.7円 ほど安くて済みます。
MVNO のプリフィックスよりも1分当たり 5.42円安くて済みますから、もうプリフィックスサービスは使う必要性すら感じません。
さらに国際電話の場合は格段に安くて済みます。
例えばフランスの場合、ブラステルは 3.99円/1分です。
ドコモの国際電話料金だと平日は 108円/30秒(夜間等 78円/30秒)ですから、1分話すだけで実に 54倍もの差になります。
具体的な Premium Dialer の設定は次のようにします。
アプリを起動すると最初に設定画面がでます。
一番上の「通話アプリ選択」は最初は「オフ」になっていますから、これにチェックを入れます。
すると権限で「電話」「連絡帳」へのアクセス許可を求められますので「許可」し、改めてこの画面でチェックを入れます。
次に「通話アプリ自動選択設定」をクリックします。
「通話アプリ選択自動化」にチェックを入れて「電話番号種別設定」をクリックします。
図はすでに GS Wave に設定されていますが、各項目をクリックすると「編集」できますので、GS Wave にしていきます。
上から「フリーダイヤル」まで GS Wave に設定します。
それより下の部分は変更しなくても結構です。
2つ前の画面まで戻ります。
「通話アプリ一覧表示設置」をクリックします。
「常に表示」を「GS Wave」と「電話」だけに設定し、ほかは「表示しない」にします。
スクショでは LINE 電話のプリフィックスを表示設定していますが、これはしなくても結構です。
1つ前に戻ります。
「プリフィックス設定」に移りますが、先に記載のとおりブラステルは十分に安い通話料ですので、ここは設定しなくても大丈夫です。
設定の場合は、次のように設定します。
1つ前に戻り、「通話履歴設定」を行います。
上2つにチェックを入れ「記録対象アプリ設定」を行います。
GS Wave のみにチェックを入れて2つ戻り、最初の設定画面に戻ります。
「高度な設定」 画面に移り、上から4つにチェックを入れ、戻ります。
「LINE out専用」設定を開き、「メニュー追加」をチェックオフにします。
以上で設定は終わりです。
念のために、最適化しないアプリの設定をしておきます。
以上の設定で、GS Wave からのみならず、連絡帳や電話アプリから発信先番号を選べば、GS Wave が自動起動されて、GS Wave から発信されるようになります。
このときに GS Wave の「Advanced settings → GENERAL SETTINGS → Edit before Dial → オフ」にしておくと、連絡帳に登録した番号にハイフンが含まれていても正しく呼び出しされます。
ハイフン以外の ".( )[ ]{ }/" など(Zoiper ではスプリット文字にデフォルト定義されている)の文字が含まれていた場合にどうなるのかについては未検証です。
2018-05-21
050 plus は実用に向かない -- ことはないかも知れない
【2018/06/11 再検証で通りました】
再検証によって変更・追加した箇所は青太字で示しています。
050 plus を使う機会があり、試用してみましたが実用には耐えないそう、という結論に達しました。
まず、050 plus 公式アプリでの使用ですが、少し遅延があり、ともすれば聞き返すことがあるレベルですので、実運用には安心して使えない、と感じました。
遅延は 0.5秒くらいの感じですので(実測はしていません)、これを使えると判断するかどうかは個々人の受け止め方次第、といえます。
次に、GS Wave に 050 plus の SIP 情報を下記のように電番とパスワードを設定してハッキングし、その結果をもとにソフトフォンへの設定をしました。
これは、ブラステルと併用する場合にソフトフォンを使い分けないで済むようにとのことからです。
レジストされ、発着信はしますが、音声はどのように設定しても通りません。
通らなかったときの設定に対して、次の項目を変更しましたら、チャンと通ります。
しかも、殆ど遅延もなく、音声もきれいです。
❏ Account Settings → 当該 050plus アカウント
❏ Register Expiration (m) : 1 (分)
❏ Preferred Vocoder : PCMU, G729 をこの順で有効化
❏ SDP Bandwidth Attribute : Media Level
❏ SRTP Mode : Enabled And Forced
❏ Enable SRTP Key Life Time : オフ
❏ Advanced Settings → Random Port : オン
「Advanced Settings → Random Port : オン」でないと音声が通らないことが
判明しました。
「SDP Bandwidth Attribute : Media Level(デフォルト)」でよい。
「Enable SRTP Key Life Time : オン」だと遅延が大きい(Zoiper並みに遅れ)。
「Preffer Vocoder」は、他 SIP や固定・携帯電話とのコーデック互換を考慮
すると、PCMU(G.711μ)が良い(050plus 同士の限定利用なら G729 あり)。
Zoiper での遅延や音質に比べると雲泥の差で良い、といえる状況でこれなら使えると
思います。
さすがに GS Wave です。
Zioper はどうか、というと音声がちゃんと通りますが、050 plus 公式アプリよりも遅延がひどくてとても使えません。
1秒くらい遅延がある感じです。
GS Wave には TLS/SRTP を有効設定できるのですが、何故か音声が通らず、Zoiper では同様の設定で通ります。
GS Wave で通らないバグなのか、プロトコルの処理方法の違いなのかわかりません。
あまり深く調べてはいません。
また、050 plus が着信側のとき、着信側が切断しても発信側は即切断せず、この点も問題です。
これについては、GS Wave でも引き続き発生する事象です。
着信側が 050plus の場合、着信拒否されても発信側は切れません。
これも問題です。
これらは 050plus が標準的な SIP プロトコルをとっていないのが原因です。
つまり、切断時に BYE を投げずに、自分は勝手に切断しているせいです。
発信側がタイムアウトで切れるまで時間を要します。
この間、発信側には課金されていますから、050plus の重大な問題点です。
これを5年以上前に指摘した方がいらっしゃるのですが、いまだに改善されていません。
発信側が切断のときは、受信側(050plus 側)はチャンと切れます。
また、050plus が発信側のときは、発信側でも受信側でもどちらが切断しても相手側も切断します。
と、いうことで 050 plus を試用した結果では使えません使えそう、というのが私の場合の結論ですが、切断問題は残ります。
今夏、娘一家が帰省の折りに彼らに使わせる電番として 050 plus もその候補に、と思いましたが、ブラステル電番をもう一つ確保することにしました。
お互いに無料で通話できますし。
彼らは、Orange モバイルのロックがかかった iPhone なので日本国内では使えません。
Android 機は現在空いているのが1台だけで、一つは仏に出かけていますから、それは持ち帰るようにいいました。
それでももう1台不足なので、購入しました。
これについてはまた後日、記載したいと思います。
再検証によって変更・追加した箇所は青太字で示しています。
050 plus を使う機会があり、試用してみましたが実用には耐え
まず、050 plus 公式アプリでの使用ですが、少し遅延があり、ともすれば聞き返すことがあるレベルですので、実運用には安心して使えない、と感じました。
遅延は 0.5秒くらいの感じですので(実測はしていません)、これを使えると判断するかどうかは個々人の受け止め方次第、といえます。
次に、GS Wave に 050 plus の SIP 情報を下記のように電番とパスワードを設定してハッキングし、その結果をもとにソフトフォンへの設定をしました。
これは、ブラステルと併用する場合にソフトフォンを使い分けないで済むようにとのことからです。
レジストされ、発着信はしますが、音声はどのように設定しても通りません。
通らなかったときの設定に対して、次の項目を変更しましたら、チャンと通ります。
しかも、殆ど遅延もなく、音声もきれいです。
❏ Account Settings → 当該 050plus アカウント
❏ Register Expiration (m) : 1 (分)
❏ Preferred Vocoder : PCMU, G729 をこの順で有効化
❏ SDP Bandwidth Attribute : Media Level
❏ SRTP Mode : Enabled And Forced
❏ Enable SRTP Key Life Time : オフ
❏ Advanced Settings → Random Port : オン
「Advanced Settings → Random Port : オン」でないと音声が通らないことが
判明しました。
「SDP Bandwidth Attribute : Media Level(デフォルト)」でよい。
「Enable SRTP Key Life Time : オン」だと遅延が大きい(Zoiper並みに遅れ)。
「Preffer Vocoder」は、他 SIP や固定・携帯電話とのコーデック互換を考慮
すると、PCMU(G.711μ)が良い(050plus 同士の限定利用なら G729 あり)。
Zoiper での遅延や音質に比べると雲泥の差で良い、といえる状況でこれなら使えると
思います。
さすがに GS Wave です。
Zioper はどうか、というと音声がちゃんと通りますが、050 plus 公式アプリよりも遅延がひどくてとても使えません。
1秒くらい遅延がある感じです。
GS Wave には TLS/SRTP を有効設定できるのですが、何故か音声が通らず、Zoiper では同様の設定で通ります。
GS Wave で通らないバグなのか、プロトコルの処理方法の違いなのかわかりません。
あまり深く調べてはいません。
また、050 plus が着信側のとき、着信側が切断しても発信側は即切断せず、この点も問題です。
これについては、GS Wave でも引き続き発生する事象です。
着信側が 050plus の場合、着信拒否されても発信側は切れません。
これも問題です。
これらは 050plus が標準的な SIP プロトコルをとっていないのが原因です。
つまり、切断時に BYE を投げずに、自分は勝手に切断しているせいです。
発信側がタイムアウトで切れるまで時間を要します。
この間、発信側には課金されていますから、050plus の重大な問題点です。
これを5年以上前に指摘した方がいらっしゃるのですが、いまだに改善されていません。
発信側が切断のときは、受信側(050plus 側)はチャンと切れます。
また、050plus が発信側のときは、発信側でも受信側でもどちらが切断しても相手側も切断します。
と、いうことで 050 plus を試用した結果では
今夏、娘一家が帰省の折りに彼らに使わせる電番として 050 plus もその候補に、と思いましたが、ブラステル電番をもう一つ確保することにしました。
お互いに無料で通話できますし。
彼らは、Orange モバイルのロックがかかった iPhone なので日本国内では使えません。
Android 機は現在空いているのが1台だけで、一つは仏に出かけていますから、それは持ち帰るようにいいました。
それでももう1台不足なので、購入しました。
これについてはまた後日、記載したいと思います。
2018-05-12
公的 DNS サービス 1.1.1.1
Cloudflare(本社:SF, CA USA)が APNIC の所有する 1.1.1.1 を使って公的 DNS サービスを本年4月1日より開始しました。
この DNS サービスは Google よりも速く名前解決でき、しかも Google のようにアクセスしてきたユーザーの IPアドレスは記録しない、といいます。
公式サイトは https://1.1.1.1/ja-jp/ になります。
確かに世界最速をうたっています。
実際にどうなのか、dig で調べたのが以下です。
Google が 45ms に対して 1.1.1.1 は 7ms と、6倍以上の差があり非常に高速です。
ちなみに、プロバイダ(V6プラスなので JPNE)の場合が一番下の結果で、18ms です。
実は試しに 1.1.1.1 を4月下旬から使っていましたが、本日(5月12日)未明から(?)障害で何時間かアドレスを引けなくなりました。
この記事を書いている 16:00 には回復していました。
どれくらいダウンしていたのかは公式ホームページにも言及がないのでわかりません。
4月にも一度障害があったようで、数時間(?)使えなかったようです。
その時も公式アナウンスはなかったようで、ここらあたりがまだ運用面でも課題を残していますね。
今後、安定性・信頼性が増せば Google に代わる存在になるかも知れません。
結局はプロバイダの DNS サービスに戻しました。
何倍も速い、といっても数ミリ秒〜十数ミリ秒の範囲ですから、体感的に速さも遅さも感じることはできません。
よって、プロバイダの DNS サービスで十分、です。
しかも、プロバイダの DNS サービス異常があった場合は大抵の場合接続自体も切れることが多いと思いますし、公的 DNS を使ってそれが安定していても、プロバイダの接続が切れれば結局は無駄なことですし。
DNS サービスの速さを比較するのに、なぜかスピードテストするヒトがいますが、何か大いなる勘違いをされていますね。
同様に、8.8.8.8 を使えばネットが速くなる、なんて喧伝しているヒトもいますが、名前解決の速さは全体的な速度に比べれば超・微々たるものでしかありません。
ということで、巷のウソを見抜けるくらいにはなりたいものです。
この DNS サービスは Google よりも速く名前解決でき、しかも Google のようにアクセスしてきたユーザーの IPアドレスは記録しない、といいます。
公式サイトは https://1.1.1.1/ja-jp/ になります。
1.1.1.1 の公式ホームページより抜粋 |
確かに世界最速をうたっています。
実際にどうなのか、dig で調べたのが以下です。
Google が 45ms に対して 1.1.1.1 は 7ms と、6倍以上の差があり非常に高速です。
ちなみに、プロバイダ(V6プラスなので JPNE)の場合が一番下の結果で、18ms です。
実は試しに 1.1.1.1 を4月下旬から使っていましたが、本日(5月12日)未明から(?)障害で何時間かアドレスを引けなくなりました。
この記事を書いている 16:00 には回復していました。
どれくらいダウンしていたのかは公式ホームページにも言及がないのでわかりません。
4月にも一度障害があったようで、数時間(?)使えなかったようです。
その時も公式アナウンスはなかったようで、ここらあたりがまだ運用面でも課題を残していますね。
今後、安定性・信頼性が増せば Google に代わる存在になるかも知れません。
結局はプロバイダの DNS サービスに戻しました。
何倍も速い、といっても数ミリ秒〜十数ミリ秒の範囲ですから、体感的に速さも遅さも感じることはできません。
よって、プロバイダの DNS サービスで十分、です。
しかも、プロバイダの DNS サービス異常があった場合は大抵の場合接続自体も切れることが多いと思いますし、公的 DNS を使ってそれが安定していても、プロバイダの接続が切れれば結局は無駄なことですし。
DNS サービスの速さを比較するのに、なぜかスピードテストするヒトがいますが、何か大いなる勘違いをされていますね。
同様に、8.8.8.8 を使えばネットが速くなる、なんて喧伝しているヒトもいますが、名前解決の速さは全体的な速度に比べれば超・微々たるものでしかありません。
ということで、巷のウソを見抜けるくらいにはなりたいものです。
2018-03-22
IP 電話アプリと IP 電話サービスについて思うこと
ネットで「IP 電話アプリ」で検索すると、多くの場合 「IP 電話サービス」と、そのサービスに括り付けになっている「アプリ」が混然としてヒットしますが、これは正しくありません。
「IP 電話サービス」とそれを使うための「アプリ」は本来は区別されてヒットして欲しいと思いますが、情報を提供する人たちがこのような不明瞭な記事を記載しているので誤った判断をさせてしまっているのが実情です。
「IP 電話アプリ」の検索ではあくまで「アプリ」がヒットするべきで、「IP 電話サービス」は付随的であるべきです。
そうでないと、これから IP 電話を使おうとしている人たちに正しい情報を伝えていないことになります。
確かに「IP 電話サービス」の中には括り付けアプリでないと使えないものもありますが、「アプリ」を自由に選んで使えるものも少なくありません。
誤った検索結果が、優れた「IP 電話サービス」や「IP 電話アプリ」を埋没させているかも知れないのです。
「IP 電話」をよく知る人たちはこのことを理解していますが、そうでない人たちから見ると、「IP 電話」を使ってみたいけどメリットやデメリットが分かり辛く、躊躇あるいはうまくいかないケースに遭遇する結果になって諦める、ということになりかねません。
私見ですが 2016 年秋頃以降は IP 電話サービスの品質は格段に向上しているように感じます。
また、アプリも進化してきているように思います。
固定電話のみならず、モバイルでもそのまま実使用できるレベルになってきています。
これはネット環境の進化(LTE/WiFi)とサービス事業者やアプリ開発元の努力の成果だろうと思います。
LINE の通話機能(発信番号のない通話のこと)が当初よりも格段に向上して、いまやモバイルでも問題ないレベルになっているのと同様で、私も身内や親しい人とは 殆ど LINE 通話で済ませています。
一般的に「IP 電話サービス」は NTT 等の固定電話並み通話料で済んだり、携帯電話通話料に比して格段に安く通話できます。
かっては「IP 電話サービス」の品質(遅延性、音声品質)が決していいものではない時代があり、「IP 電話アプリ」もまたよくないものが多くありました。
品質はいまや殆どの IP 電話サービス事業者(ITSP といいます)で改善されてきているように思います。
一方アプリはというと、残念ながら優れたアプリはほんの一握りです(品質や機能性、使い勝手など)。
多くの場合括り付けアプリは役に立っていないという現実があり、そのために括り付けアプリでしか使えない「IP 電話サービス」は避けた方が無難です。
(それぞれに括り付けの専用アプリがありますが、使わないで後述の IP 電話アプリをオススメします)
・ブラステル
・FUSION IP-Phone Smart
・G-Call050
・050Call
など。
・LaLa Call
・050 Plus
(SIP 情報をハッキングすればアプリを選べ、方法はここに記載されています)
など。
それぞれの IP 電話サービスについてはリンクを張っていますので、詳細はクリックしてください。
また、固定ネット接続サービスとして V6 プラスを使っている場合には、使えるかどうかを考慮する必要があります。
私がブラステルをイエデンでも使用し、モバイルでも使用している理由はいくつかあるのですが、デメリットよりもメリットを採ったためです。
【ブラステルのメリット】
・加入料/月額基本料が無料
・通話料は IP 電話サービス事業者の中で最安値クラス
・高品質で安定
・0120 への発信ができる
(すべての 0120 への発信ができるわけではありませんが多くの場合可)
・複数端末に同一アカウントを登録できる(ブラステルだけの特長)
・V6 プラスでも問題なく使える
【ブラステルのデメリット】
・通話料はプリチャージ方式(最低チャージ額 500 円、または 2,000 円)
(これはチャージした金額以上には使えませんが、万が一アカウントを乗っ取られても
それ以上の被害に遭わないメリットでもある)
・アカウントの有効期限が1年
(最後にチャージまたは有料発信から1年間がアカウントの有効期限。発信さえすれば
そこから1年間有効なので、事実上期限なし、とできる)
・転送機能はあるが、大もとの発信者番号は通知されない(転送元ブラステル番号になる)
・留守電機能がない
・緊急電話(110/119等)や3桁サービス(104/117/177等)を使えない
(これはブラステルのみならず、ほかの IP 電話サービスに共通的に使えない機能)
・発信時に、チャージ金額残高に見合う通話時間がアナウンスされる
(煩わしい感じがしますが "**" アスタリスク2つを入力すればアナウンスを回避可能)
また、FUSION IP-Phine Smart も併用していますが、加入料無料/月額基本料が無料であることと、着信通知機能や留守電・転送機能に優れていて、ブラステルと転送機能を併用することで利便性が向上するからです。
IP 電話アプリの方は、私がオススメなのは
・Grandstream Wave
・Zoiper(LITE 版よりも Beta 版の方をオススメ。Pro 版はオススメしません)
の2つです。
これらの2つについては当ブログの中で設定等について記載していますのでご参考ください。
その他以下のようなアプリがありますがあまりオススメはしません。
過去に試用した限りでは優れモノではなかった、というのが理由ですが、ひょっとしたら最新版ではよくなっているかも知れません。
・CSipSimple
・MizuDroid
・Cloudwire
・Acrobits
・3CX
など。
「IP 電話サービス」とそれを使うための「アプリ」は本来は区別されてヒットして欲しいと思いますが、情報を提供する人たちがこのような不明瞭な記事を記載しているので誤った判断をさせてしまっているのが実情です。
「IP 電話アプリ」の検索ではあくまで「アプリ」がヒットするべきで、「IP 電話サービス」は付随的であるべきです。
そうでないと、これから IP 電話を使おうとしている人たちに正しい情報を伝えていないことになります。
確かに「IP 電話サービス」の中には括り付けアプリでないと使えないものもありますが、「アプリ」を自由に選んで使えるものも少なくありません。
誤った検索結果が、優れた「IP 電話サービス」や「IP 電話アプリ」を埋没させているかも知れないのです。
「IP 電話」をよく知る人たちはこのことを理解していますが、そうでない人たちから見ると、「IP 電話」を使ってみたいけどメリットやデメリットが分かり辛く、躊躇あるいはうまくいかないケースに遭遇する結果になって諦める、ということになりかねません。
私見ですが 2016 年秋頃以降は IP 電話サービスの品質は格段に向上しているように感じます。
また、アプリも進化してきているように思います。
固定電話のみならず、モバイルでもそのまま実使用できるレベルになってきています。
これはネット環境の進化(LTE/WiFi)とサービス事業者やアプリ開発元の努力の成果だろうと思います。
LINE の通話機能(発信番号のない通話のこと)が当初よりも格段に向上して、いまやモバイルでも問題ないレベルになっているのと同様で、私も身内や親しい人とは 殆ど LINE 通話で済ませています。
一般的に「IP 電話サービス」は NTT 等の固定電話並み通話料で済んだり、携帯電話通話料に比して格段に安く通話できます。
かっては「IP 電話サービス」の品質(遅延性、音声品質)が決していいものではない時代があり、「IP 電話アプリ」もまたよくないものが多くありました。
品質はいまや殆どの IP 電話サービス事業者(ITSP といいます)で改善されてきているように思います。
一方アプリはというと、残念ながら優れたアプリはほんの一握りです(品質や機能性、使い勝手など)。
多くの場合括り付けアプリは役に立っていないという現実があり、そのために括り付けアプリでしか使えない「IP 電話サービス」は避けた方が無難です。
アプリを自由に選んで使える IP 電話サービス
(それぞれに括り付けの専用アプリがありますが、使わないで後述の IP 電話アプリをオススメします)
・FUSION IP-Phone Smart
・G-Call050
・050Call
など。
括り付けアプリ(専用アプリ)でしか使えない IP 電話サービス
・LaLa Call
・050 Plus
(SIP 情報をハッキングすればアプリを選べ、方法はここに記載されています)
など。
それぞれの IP 電話サービスについてはリンクを張っていますので、詳細はクリックしてください。
また、固定ネット接続サービスとして V6 プラスを使っている場合には、使えるかどうかを考慮する必要があります。
私がブラステルをイエデンでも使用し、モバイルでも使用している理由はいくつかあるのですが、デメリットよりもメリットを採ったためです。
【ブラステルのメリット】
・加入料/月額基本料が無料
・通話料は IP 電話サービス事業者の中で最安値クラス
・高品質で安定
・0120 への発信ができる
(すべての 0120 への発信ができるわけではありませんが多くの場合可)
・複数端末に同一アカウントを登録できる(ブラステルだけの特長)
・V6 プラスでも問題なく使える
【ブラステルのデメリット】
・通話料はプリチャージ方式(最低チャージ額 500 円、または 2,000 円)
(これはチャージした金額以上には使えませんが、万が一アカウントを乗っ取られても
それ以上の被害に遭わないメリットでもある)
・アカウントの有効期限が1年
(最後にチャージまたは有料発信から1年間がアカウントの有効期限。発信さえすれば
そこから1年間有効なので、事実上期限なし、とできる)
・転送機能はあるが、大もとの発信者番号は通知されない(転送元ブラステル番号になる)
・留守電機能がない
・緊急電話(110/119等)や3桁サービス(104/117/177等)を使えない
(これはブラステルのみならず、ほかの IP 電話サービスに共通的に使えない機能)
・発信時に、チャージ金額残高に見合う通話時間がアナウンスされる
(煩わしい感じがしますが "**" アスタリスク2つを入力すればアナウンスを回避可能)
また、FUSION IP-Phine Smart も併用していますが、加入料無料/月額基本料が無料であることと、着信通知機能や留守電・転送機能に優れていて、ブラステルと転送機能を併用することで利便性が向上するからです。
IP 電話アプリの方は、私がオススメなのは
・Grandstream Wave
・Zoiper(LITE 版よりも Beta 版の方をオススメ。Pro 版はオススメしません)
の2つです。
これらの2つについては当ブログの中で設定等について記載していますのでご参考ください。
その他以下のようなアプリがありますがあまりオススメはしません。
過去に試用した限りでは優れモノではなかった、というのが理由ですが、ひょっとしたら最新版ではよくなっているかも知れません。
・CSipSimple
・MizuDroid
・Cloudwire
・Acrobits
・3CX
など。