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2020-03-22

iMac Mid 2011(激遅)を高速化して生き返らせた




iMac Mid 2011(激遅)を高速化して生き返らせる   (2020-01-06 記事)


この記事で、長女の iMac を生き返らせるために Transcend の StoreJet に High Sierra をインストールしてフランスに持ち帰らせました。




実際に iMac Mid 2011 に接続して起動ディスクを StoreJet に換えたところ、ブートは内蔵 HDD が2分以上(システム終了も2分以上)かかっていたのが 20 数秒で起動できるようになったということです。


また、ブラウザなどを起動したりサイト表示させるときにレインボーカーソルがでてストレスだったのが、なくなって非常に快適になった、ということです。




フランスはいま、「コロナ」のせいでロックダウンされていて食料も日常品も買い辛い日々のようです。


また、イギリスの大学と高校にいっている2人の孫たちも学校閉鎖のため一旦フランスに戻りました。


このあと学校が再開されてもイギリスに再び行けるのかどうかが不明で、心配ですがなるようにしかなりませんので仕方がありません。




そんな中でヒマになったので、持ち帰った StoreJet を使うことにした、ということでした。




激遅だった iMac Mid 2011 は蘇ったのですが、いずれ新しい Mac を購入することになるでしょう。


その場合に機種はなにがいいか、iMac Mid 2011 の再活用はどうするかの問題がでてくるでしょう。





つい最近、新型の Macbook Air がデリバリーされましたから、iMac Mid 2011 の後継はこれにして、いまの iMac Mid 2011 をターゲットディスプレイモードで動作させるのがいいだろう、ということで少し調べてみました。



まず、iMac Mid 2011 はターゲットディスプレイモード対象機種ですから、サブディスプレイ化はできますがそのためには高価な Thunderbolt1 to Thunderbolt3 アダプターと、Thunderbolt3 ケーブルが要ります。



ところがこの組み合わせは我が家ではターゲットディスプレイモード対象機種がないために事前検証ができません。



実際に検証された方の事例では難なくできた、とありますから多分問題はないでしょう。



ですが、次善の策として Luna Display または ShareMouse を調べることにしました。





これらは、ウチの環境でも検証可能です。


実際に ShareMouse は使えることがわかりました。


Luna Display がどうかは製品を買って検証する必要があります。



さて、3つの方法 ① ターゲットディスプレイモード ② Luna Display ③ ShareMouse のいずれがいいか、少々悩むところです。




③ ShareMouse ならば、長女はすぐにでも試せます。



① ② はハードウェア購入を伴いますので、ShareMouse がいいかなと考えているのですが、High Sierra のサポートが次期 MacOS デリバリー時には終了しますので、その場合は ShareMouse はなし、でしょう。



iMac Mid 2011 が高速化できていますので ShareMouse でも構わない状態にはなっています。




Catalina との間での ShareMouse の使い勝手と、できれば Luna Display を検証したいと考えています。















2020-03-16

ディスプレイアダプター : WAVLINK WL-UG3501H



製品紹介画像から転用



WAVLINK WL-UG3501H は USB3.0 to HDMI 2K Adapter です。



Mac 用の Apple 純正の ディスプレイアダプターは Thunderbolt to HDMI 4K Adapter です。


純正アダプターの場合は Thunderbolt 端子に接続して使いますが、2K ディスプレイの場合は Thunderbolt 端子を専有するのはもったいない、と思います。



Thunderbolt 端子は 40 Gbps の高速性を生かした機器を接続するようにした方がいいでしょう。

4 K ディスプレイや、M.2 NVMe SSD を Thunderbolt ケースに入れて接続するなどの場合は、Thunderbolt への接続が生きます。



実際ウチの iMac 2019 の場合は 2 つある Thunderbolt 端子は Thunderbolt 接続の M.2 NVMe SSD 用 2個に使う必要性から WAVLINK のアダプターを USB3.0 端子に取り付けて 2 K ディスプレイをつないでいます。




Amazon で購入したものですが、いくつか質問をもらいました。


大きく2点です。


 1.取り付けたがディスプレイを認識しない

 2.最大6台のディスプレイを接続できる、ということだがどのような接続をすれば
   できるのか



これらに対して、1項については「認識できないのは不良品だから返品したら?」などと無責任な回答をしている人がいます。


2項に関しては無回答状態でした。




こういう場合は、メーカーの製品サイトをまず当たってみてそこの情報を得れば大抵の場合は解決できるのですが、製品サイトが日本語のサイトを用意していないと敷居が高いと感じる方もいらっしゃるようで、Amazon の出品サイトに質問される方が結構いらっしゃる。


これらは「責任ある回答」であるかどうかの見極めも必要ですし、あくまで「参考程度」であって、「保証された情報」ではないことを認識されることだと思います。



ブログ等の情報も然りです(当ブログも例外ではありません)。


当ブログでは、なるべく事実に基づいて自分で検証した結果についての記述を心がけていますが、すべてが間違いがないとはいい切れません。




ですから、「あくまで参考」にしていただければ、と思っています。






さて、WL-UG3501H についてですが、そのまま物理的に接続しただけではディスプレイを認識しません。


Apple 純正のアダプターは Mac ならばそのまま認識します。



WL-UG3501H の場合、これを認識させるためには "DisplayLink_USB_Graphics_Software_for_macOS(or for_windows)" を WAVLINK のサポートサイトからダウンロードしてきて、インストールする必要があります。



このソフトウェアは以前は付属 CD に入っていたようですが、現在は WAVLINK のサポートサイトからダウンロードするようになっていて CD は付属しておらず、ホームページのアドレスが書かれた紙切れが同梱されています。




紙切れを見ればわかるのですが、「購入したけど認識しない」といっている人はホームページを見ないで質問を投げているように思います(中にはホントに不良品もあるかも知れませんが)。








ソフトウェアのインストールが完了すると再起動を要求されますので、再起動するとサブディスプレイを認識してくれます。




基本的には Mac(または WindowsPC)の USB3.0 端子1つに対して1つのアダプターを介して1つのディスプレイに HDMI 接続します。


複数台のディスプレイをつなぎたいときは、「USB3.0 端子1つに対して1つのアダプターを介して1つのディスプレイに HDMI 接続」の組み合わせを複数用意して「それぞれのUSB3.0 端子から、それぞれの本アダプターを介して、それぞれのディスプレイ」に接続します。



接続用のソフトウェアが最大6台までの接続をサポートしている、ということです。





「参考」までに本記事を記載しました。





















2020-03-07

M.2 NVMe SSD の Option ROM 搭載と非搭載




Mac では Option ROM の搭載/非搭載を意識することはありませんが、PC(Windows or Linux 用)のマザーボードによって、非搭載の場合には原則的にその SSD で起動できないようです。


AKIBA PC Hotline! 「最新SSDのキホン(2014/9/8)」に以下の記載があります。

PCI Express接続のM.2 SSDには、Option ROM搭載製品と非搭載の製品がある。搭載品は、基本的にどの環境でもOS起動を行なえるが、非搭載品は、対応マザーボード以外ではOS起動を行なえない。



Amazon で M.2 NVMe SSD を購入した後で、Amazon から「質問に答えてください」というメールを貰うことがままあります。



その中で、「Mac xxxx モデルで使えますか」とか「Option ROM は搭載されていますか」というような質問を受けることがあります。



Mac の場合はモデルや年式によって SATA タイプだったり、NVMe タイプだったりしますし、またスロット形状が特殊(Mac 固有形状)なので、「換装」できるかどうかを見極める必要があります。



Apple のサポートページで「Mac xxxx のモデルを識別する」ページに当該年式のモデルについての仕様が記載されていますのでその内容を確認します。



中を開けて改造すると Apple の サポート対象外になりますからココから先は自己責任になります。


次に、「中を開けて換装可能かどうか」を確認する必要があります。



例えば iMac は原則的に中を開けられない構造です。

基本的に換装はできないと考えた方がいいでしょう。





MacBook 系は裏蓋を外せばマザーボードが現れますが、SSD の換装が可能かどうかはその構造を見極めて、自分の手に余るようなら諦めることが肝心です。


裏蓋外しも専用のねじ回しが必要です。




中を開けられる機種でも実際に換装するとなるとかなりの熟練を要する機種もありますし、比較的に簡単に換装できる機種もあります。


換装可能となった場合でもスロット変換アダプターを探してこれを用意する必要があります。










PC(Windows or Linux 用)の場合は PCIe スロットがあれば、これに M.2 NVMe アダプターに SSD を装着し、これを PCIe スロットに差し込んで使用することになります。



このときに Option ROM や、ドライバーの有無が問題になるのですが、基本的には通販サイトだけの情報で安心してはいけません。




「SSD のメーカーサイトでその SSD の仕様を確認」して「当該 OS での動作確認状況」
を見て判断することが大事です。



または、OS とその SSD での使用実績もいくつかの事例で確認することです。








「換装」ではなくて「外付け」の場合はハードルが大きく下がります。



「外付けで起動できるかどうか」は Windows の場合は実績を確認することですが、単にデータ用デバイスとしてならば問題はないでしょう。





Mac では「外付け起動ディスク」に簡単に設定できますので、"Option ROM 搭載 / 非搭載" は気にする必要はありません。






【 ま と め 】


・SSD のタイプを見極める。

  SATA タイプか、NVMe タイプかなど。


・SSD の仕様と動作確認状況をメーカーサイトで確認する。

  通販サイトでの質問・回答は鵜呑みにしない・期待しないこと。

  使用者レビューを参考にすることはよいが、あくまで自己責任です。


・換装をするのか、外付けでの使用か。

  外付けでの使用が無難。





以上を気をつけて使用することをおすすめします。









2020-03-02

The Show - A Tribute to ABBA



The Show - A Tribute to ABBA は Camilla and Katja's Waterloo がパフォーマンスしていて、世界中での公演回数はすでに本家 ABBA を超えているそうです。


チケットも 3万円以上のプレミアムチケットになっています。





彼らのホームページは http://theshow-a-tribute-to-abba.com/ です。


ABBA から公認されたトリビュートバンドです。




一番有名なトリビュートバンドかも知れません。



日本公演もしました。




Camilla Dahlin and Katja Nord がさながら Agnetha Fältskog and Anni Frid Lyngstad のように ABBA のヒット曲をパフォーマンスします。




ビデオや youtube でしか見ることができなくなった ABBA の再現のようなところが受けているのかも知れません。





ABBA は 2018 年に 35 年ぶりのレコーディングしたということですが、これはアバターによるレコーディングだったということで、実際に本人たちが再結成したわけではないそうです。






ABBA はなんであんなに世界中を熱狂させたんだろうか。



ABBA のアルバムはいまも年間 200 万枚以上売れているという説もあります。





Camilla Dahlin and Katja Nord 以外には ABBA の曲をカバーしている歌手は結構いて Dana Winner、Tina Arene、Cher、若いグループでは A*teens(すでに解散。当初は ABBA Teens と称していたが、ABBA から差し止めを受け A*Teens に改称)、At Vance、Fernando Varela、Joey Niceforo、Mia Negovetić、Susan Boyle とか世界中にいます。



一番カバーしているのは Dana Winner かな。






日本でも ピンクレディー の衣装やパフォーマンスは ABBA の影響を受けた、という説もあるみたいです。













Thunderbolt3 対応 NVMe SSD ケース



Thunderbolt3 NVMe SSD ケースは、現在 Amazon で販売されているのは下記製品です。



M.2 NVMe SSD の高速度を引き出すためには Thunderbolt3 対応ケースが要りますが、これが現在入手しにくいようです。



また、1ヶ月前の価格から変動が大きく、1万円以下はすでになくなっていて軒並み高騰しています。


中国国内の生産・流通に影響がでているのかもしれません。



その中で TREBLEET は 12,900 円なのですが、少し前は 9,990 円でしたからこれも約 3,000 円ほど高くなっています。










ORICO の下記製品の 14,773 円は中古品の価格で、新品はなんと 19,800 円です。



ORICO 直販店 アリババ 価格は $152.00 です。












ORICO 製品には下記ラインアップがあり、いずれも仕様は同じですが、左から右に順次新しくなっているみたいです。



新しいからといって何かがよくなっているわけではなさそうですが、こういう品揃え・販売方法は意味不明です。



また一番左のものが $152.00 に対して真ん中と右側のものは $143.06 です。










Yottamaster の価格は変わっていません。








Tximista の価格も変わっていません。











価格破壊の先鞭をつけた以下の WAVLINK 製 UTE02 は入荷未定状態です。










WAVLINK について次のような状況です。


 1.WAVLINK の同じ形状の USB3.1 Gen2 対応ケース "ST238C" は販売継続中

   しかしながら、この製品はホームページにはすでに製品紹介されていない。


 2.WAVLINK Thunderbolt3 対応ケース "UTE02" は未入荷状態

   ホームページ上はまだ製品紹介されている。

   しかしながら、"Where To Buy" をクリックした先にはこの製品はなく、
   日本国内だけでなく現在は販売が停止しているようだ。


 3.Samsung 970 PRO を搭載済みの下記製品 "UTE01" がホームページにある

   この商品は Amazon で 27,498 円で販売されている。

   Intel 認定、Samsung 認定済みとなっている。








   Samsung 970 PRO は 512 GB のもので 26,000 円しますからケース代を
   考えると大変オトクな価格設定になっていますが 970 PRO はもともと高価過ぎ。


   1TB ものは 39,999 円ですから、これも SSD のみで 49,999 円なのに比べて
   1万円安い、という「価格逆転」をしています。


   UTE01 はアルミダイカストケースのようですので、発熱対策は UTE02 よりも
   できているかも知れません。


   UTE02 は発熱対策があまりよくなくてケース材料もプラスチックで
   いかにも安っぽい感じでした。


   以上のことからすると、UTE02 はすでに製造中止になっていると思われ、
   これの USB3.1 Gen2 対応ケース "ST238C" も同様に製造中止になっていると
   考えられます。



   今後 Thunderbolt3 対応のケースは UTE01 ベースのものがでてくるのか、
   まったく新たに製品がでてくるのかはわかりません。













という状況ですので、いま購入するとしたら上の WAVLINK UTE01 か TREBLEET+M.2 NVMe SSD にするしかないようです。



 ・WAVLINK UTE01 512 GB:27,498 円

  SSD として Samsung 970 PRO を購入するつもりならコスパはいいが、
  もともと 970 PRO は高価すぎるのでおすすめしにくい。



 ・TREBLEET + KingMax 512 GB:12,900 + 8,000 = 20,900 円

  現時点ではコスパがいい組み合わせだと思います。



  発熱対策は TREBLEET よりも ORICO の方がいいのですが、
  発熱の少ない SSD ならば TREBLEET でも問題はありません。


  ウチの手持ちの M.2 NVMe SSD では Samsung 970 EVO Plus は
  発熱が大きいので、別途冷却対策が要ります。


  WD Black SN750 と KingMax KMPX3480 は発熱が大きくないので
  こちらとの組み合わせがベターです。


  コスパを考えると KingMax がおすすめです。