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2020-11-06

NTT 固定電話の IP 網への切り替えは 2024−01以降

 

 

NTT 東西が、固定電話網を IP 網に集約するのは2024年1月以降に行われることになっています。


「以降」とはいえ、2024年1月以降の早期に移行すると考えられます。


インプレスの報道によると次図のような形になるようです。

 

 






黒電話について、当初検討されていた、メタル線を廃止しモデムを末端に設置して光ファイバーからメタル2線に変換する方法ではなく、局内にメタル収容装置を置いて、いわゆる黒電話側にはモデム装置は設置しない方法のようです。


黒電話は高齢化に伴いゆるやかに減っていくと思われ、混乱を回避したように思えます。



また、事業者間を相互に接続するための「相互接続交換機(POI:Point Of Interface)」もまた、相互接続ルーター(IP Based)に変わります。

 

 

事業者間相互接続の、POI から ルーター への切り替えは、各事業者に、PTSN 接続から IP 接続 への変更を促して進めるものと思われます。


携帯電話事業者間では相互 VoLTE 接続はすでに IP 接続になっていますので、固定電話網との接続もしやすくなるでしょう。

 

 

 

すべてが IP 電話になれば、いまの 050 と 0AB〜J 型(03-/04- など)との区別の必要性もなくなってきます。


運用上「地域番号体系」を残すかもしれませんが、距離別通話料金体系はなくなると思われ、ひかり電話のように全国一律 8 円/3分 またはこれ以下になると思います。


携帯電話の通話料金も劇的に下げられるはずですから、それでもなお、いまの高額な通話料をとるキャリアは社会問題化するでしょう。



QoS や帯域保証を標準化して固定電話も WiFi-Calling が可能になるはずですし、携帯電話ももちろん WiFi-Calling が可能になる方向でしょう。

 

 

楽天モバイルは、いち早く WiFi-Calling していますが他キャリアはどうでしょうか。









2 件のコメント:

  1. 田舎の人13/11/20 22:37

    バイク野郎さん、こんばんは。

    この先、自分が単身赴任等で一人暮らしをするとして、私はもはや、固定回線のことは一考もしないでしょう。

    いや、自宅でさえ、条件が良ければ楽天モバイルで済ませてしまおうかと真面目に考えているくらいです。

    モバイルルーターで済ませられれば、工事も不要、廃止も変更も自由にできます。

    楽天モバイルに対して本当に危機感を持っているのは、他ならぬNTTかもしれないというのは、的はずれな考えなのでしょうね。

    販売代理店や工事業者等、裾野も含めると固定回線が廃れたら影響は大きいと思うのですが。

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    1. 田舎の人さん、おはようございます。

      エリア内で十分な電波強度があれば 80〜90 Mbps くらいはでますから、VDSL 並みになります。
      こうなれば固定回線は要らないかも知れません。

      5G エリアに入ればもやは固定回線はまったく不要です。

      そのことを考えると NTT には楽天は脅威に映るかも知れませんね。

      3大キャリアは表向きは平静を装っていても内心は脅威に感じていると思います。

      KDDI とのローミング契約にしても 70% に達したら即座に打ち切る、と言いだしたのは KDDI です。

      早い段階で潰そうとする意思を感じますね。

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