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2022-09-24

Carpuride 9インチ ポータブル・ディスプレイ・オーディオ

 

 

Carpuride 901 について】

 

Carpuride 社の同様製品には、ほかに 7インチ版の 701 と、4スピーカー対応の 902 があります(902 は国内未販売)。

 

出典:Carpuride 製品ページ

 

この商品はディスプレイオーディオの一種ですが、CarPlay / Android Auto 対応のほか、ミラーリングに対応した 9インチの大型ディスプレイになっています。

 

厚さ:外枠/内側ユニット部 各12.5mm (計 25mm)

 

ちなみに 7インチ版・701 は次のサイズです(インチ表現なので、cm 換算では 18.0 x 10.92 cm)。





 

ポータブル型なので、Pioneer や Alpine、ATOTO などのディスプレイオーディオのような DIN 装着の手間がかかりません

 

 

 ・CarPlay / Android Auto 対応(有線/無線の両方に対応)

 ・Google アシスタント/Siri 対応

 ・ハンズフリー通話対応 

 ・FM 送信オーディオ対応

 ・イコライザー機能

 ・スマホ・ミラーリング(有線接続)

 ・9インチ IPS タッチスクリーン(1024x600)

 ・感光応答による輝度自動調整(手動調整も可能)

 ・TF カード/ USB メモリ マルチメディア・プレーヤー

 ・USB 充電ポート(5V/2.1A)兼 USB メモリポート

 ・バックカメラ機能(オプション・有料)/外部マイク入力/AUX 出力


 

 

すでに取り付けていた、7 インチ・IPS ポータブルディスプレイオーディオの画面が少し小さいのでナビとしては使わず、10インチタブレット・TECLAST M40 Air をナビに使っていました。

 

 

したがって 7 インチ・IPS ポータブルディスプレイオーディオのナビはお休み状態で、兼用機能のドラレコ専用になっていました。

 

 

 

タブレットは大型画面で見やすいのはいいのですが、クルマへの常設はしたくありません。

 

 

常設しない理由は、バッテリー内蔵なのでとくに夏場の高温状態におけるバッテリー異常で火災の危険性があります。

 

また盗難時に個人情報が漏洩する危険性があります。

 

 

クルマに乗るたびに持ち込んで装着・電源オン、離れるとき電源オフ・取り外しが必要で少々面倒です。

 

バッテリー消費が多いという問題もあります(半日がやっと)。

 

 

 

 

ディスプレイオーディオは DIN 型ならば 1万円台からありますが、カーナビやカーオーディオの DIN 取り付け未経験者にとっては機器取り付けや配線接続のハードルが高い。



DIN 取り付けもチャレンジしてみたいとは考えていますが、いつになることでしょう(私にもわかりません・笑)。


 

そんなとき、この製品を見つけました。



これまでの 7 インチ・IPS ポータブルディスプレイオーディオは、ドラレコのために残すことも考えましたが、カバーをかけてダッシュボードに設置しておくのも邪魔な感じがします。

 

なので、この機会にドラレコも別に取り付けることにしました。

 

AZDOME M300S という商品で、取り付けの様子を一つ前の記事で取り上げました。 

 

高精細で、視野角が広く GPS 軌跡も同時に録画されますので、むしろ代えて正解です。

 

これまでの 7インチ・IPS ポータブルディスプレイオーディオのドラレコよりも記録動画品質は格段に優れています。

 

 

 

 

 

Carpuride 901 取り付けについて】 

 

さて Carpuride 901 ですが、取り付けに大変悩みました。

 

ダッシュボード上は大きすぎて視界を妨げますので除外です。

 

 

さりとて今のクルマにはほかに適切な場所がありません。

 

 

DIN ナビパネル位置がいいのですが、かなり厚みがあり(厚さ 25mm)、タブレット(同 7.9mm)のようには置けません。

 

 

 

いろいろ悩んだ結果なんとか取り付けたのが下の写真です。




 

取り付けは付属の粘着スタンドの粘着部分を一部カットしてナビ装着用の枠に貼り付けて取り付けました。

 


 

 

かなりの振動でもしっかりと取り付いています。

 

しかし粘着部分は約半分の接着面積なので、機器の重さを支えきれずにはがれる恐れがありますので、落下防止ヒモを付けています(上から垂れているテグスを機器の AUX 端子に引っ掛けます)。

 

 

この落下防止ヒモは、以前に付けていた Pioneer のポータブルナビに付属していたヒモにテグスで延長したものです。

 

 

カーステレオとの接続は FM 送信ができますが AUX 接続しています。

 

 

この状態でハンズフリー通話ができます。

 

車載カメラの録画状況確認のための走行中に電話着信がありましたが、問題なくハンズフリー通話できました。

 

 

 

やはり 9インチという画面サイズは、7インチに比べて格段に見やすいです。

 

上が 7インチ、下が 9インチで、比較すると大きさの差を実感します。

 


 

1インチ大きい 10インチタブレットとはさほど画面サイズの違いは感じません。

 

 

 

 

 

ナビアプリとハンズフリーについて】

 

エンジンスタートから 35秒程度で Android Auto ワイヤレス接続状態になり、ナビや Android Auto 対応アプリが使えます。

 

 

Android Auto の場合、無料ナビは Google Maps / moviLink / Waze の 3つが使えます。

 

Y! カーナビは AirPlay では使えますが Android Auto は現時点では未対応です。

 


moviLink の場合、ナビ機能自体はいいのですが、使い始めに少々作法が必要で 2手間 かかかりますので最初の使い勝手がよくありません。

  スマホのロック解除と、スマホ側での moviLink 起動

 

 

Google Maps の場合は施設表示がなく(ガソリンスタンドや駐車場など)、信号表示もありません。

 

 

Y! カーナビや moviLink の場合は施設や信号表示がされ便利です。

 

 

Android Auto で使用の場合、結局 Google Maps にせざるを得ない、ということになります。

 

Google Maps は最短ルートを求めるためか、狭い道を案内する傾向があり、見知らぬ土地で思わぬ落とし穴にハマりそうです。

 

 

個人的には一番は Y! カーナビ次点で moviLink でしょうか。

 

Y! カーナビを使うには AirPlay が必要で、ハンズフリーも考えると、メインスマホを Android から iPhone に移さなければなりません。

 

SIM 移動だけではなく、Whatsapp や LINE などの移行も必要で、面倒です(iPhone をメイン使用は好みではありませんし)。

 

 

いろいろ考えた結果、次のようにするのがいいかな? と。。。

 

 1.普段は Android Auto + Google Maps で利用

   ハンズフリーはディスプレイオーディオ

 

 2.遠出など、見知らぬルート案内が必要な場合

  ・サブ機・iPhone + AirPlay で Y! カーナビを使う

  ・メイン機は Android から変更せず、ハンズフリーは
   Bluetooth マイク内蔵スピーカー



2項の組み合わせだとメインスマホでドラレコのリアルタイム表示もできます。

 

ただしデータ通信オフがリアルタイム表示条件なので、メールや Whatsapp などの通知が届きません(電話発着信は問題ありませんが)。

 

なのでドラレコのリアルタイム表示はしません。

(どうせ運転中は見ませんので)

 

 

SIM は低速でも 200kbps 程度以上が出ればナビは問題なく使えますし、Youtube や Amazon Music も視聴できギガ消費しないで済みます。

 

手持ちの SIM では IIJmio(300kbps)、OCNモバイルONE(200kbps)のどちらでも OK です。

 

現在 IIJmio は iPhone SE3 に挿してあり、Android 機は楽天モバイルと OCNモバイルONE のデュアル SIM ですから、なんら変更はありません。

 

 

 

旅の道連れ(?)は従来どおりのカーラジオか、ナビでの Podcasts、Amazon Music でしょうか。

 

Amazon Music Free の場合、著作権切れの曲ばかりになりますが、懐かしい曲ばかりなので高齢の私には似合っています。

 

 

 

 

 

2022-09-21

AZDOME M300S という 10,800円の前後同時記録ドラレコ・2022-09-22 追記

 

 

【2022-09-22 追記】留意点を追記

 

 

出典:AZDOME M300S 製品紹介画像

 

前方後方同時録画対応で、GPS 搭載、上下反転・左右反転、カメラ部分の回転調整ができます。

 

 

カメラだけの商品で、ディスプレイの代わりにスマホにリアルタイム表示できるほか、ダウンロード・再生や、SD カードを PC / Mac などに挿し、再生できるようになっています。

 

専用の AZDOME アプリを使って設定や操作をします。

 

このアプリで指定した動画をローカルにダウンロードして、それを再生すると GPS 軌跡も同時に見ることができます。

 

下の動画は再生を一時停止して画面コピーしたもので、GPS 軌跡はぼかしていますが、上部のドライブ動画と下部の軌跡の移動点の動きは連動しています。

 


 

PC / Mac 専用アプリを使って GPS 軌跡を含む再生をすることもできます。



衝突時は緊急ロックがかかり、その時点で録画していた画面は「緊急ロックフォルダ」に格納され、画像はロックされて消せない仕組みです。


解像度は最高密度の場合、フロント:3840x2160、リア:1920x1080 です。

 

視野角が広く、広精細画像になっています。

 

下の画像は Mac で再生中の動画の一コマ(交差点)を静止画像にしたものです(一部モザイク処理しています)。

 

 


画像には日付、時刻、東経、緯度と車速が記録されています。

 

 

ループ録画対応で、1/3/5分 を選択可能です。

 

カメラ本体にディスプレイがないのでとてもスッキリ、視界良好です。

 

 

運転中は安全運転のため、カメラ画像は見ませんので、ディスプレイ付きである必要はありません。

 

確認したいときは駐停車後にスマホを WiFi 接続して、記録された動画を再生できますし、SD カードを抜いて自宅に持ち帰り PC / Mac で動画再生してもよいと思います。

 

 

オプションケーブル(有料)を電源フューズに接続すれば、駐停車監視のための常時録画も可能となっています(今回は未購入)。

 

 

【2022-09-22 追記】

一点だけ、留意点があります。

 

ディスプレイオーディオと併用時は、両方をワイヤレス接続はできず、排他的になります。

 

どちらの機器へのワイヤレス接続も、それぞれのローカル WiFi アクセスポイントに、スマホをつなぐ形になっていますので、両方に同時接続できない、ということです。

 

 

たとえば、ドラレコをリアルタイム表示のため WiFi 接続中はディスプレイオーディオの ワイヤレス接続は切断状態です。

 

逆にディスプレイオーディオとワイヤレス接続中は、ドラレコのリアルタイム表示はできません。

 

ディスプレイオーディオ側は USB 接続もできますが、ドラレコのリアルタイム表示時はデータ通信をオフ ※1 にしないとできないので、併用はできません。

 

  ※1 日本語取説にも英語取説にも「データ通信をオフにする」という記載がありません

 

 

空いているスマホがあれば、ドラレコ用にはこのスマホを接続して、メインスマホをディスプレイオーディオ用にすれば同時利用が可能になります。

 

この場合はドラレコ用スマホには SIM は要りません。

SIM を挿していてもデータ通信オフにしないとリアルタイム表示はできません。

 

 



 

 

配線は天井の縁の内側に通し、見えないようにしています。

 

例えば、正面カメラの設置する位置には ETC アンテナが付けてありますが、その配線と同じ場所から取り出しています(下の写真は仮止め状態)。

 

 

左側の内装パネルを外してそこの中に配線しています。

下は内装材の一部パネルをはがして配線途中の写真です。

 


 

 

下はカメラ取り付け位置に配線先端の端子部を取り出した写真で仮止め状態です。

 


 

実際に正面カメラを取り付けた写真です(途中の配線は見えません)。

 



 

 

とくに配線上の処理が難しいのはリアカメラ用の配線です。

 

ハッチバックなので、縁に沿って配線できませんから、リアの片方のサイドパネルをはがし、その中からリアハッチガラス上面まで持ってきます。

 

上に伸びている線がリアカメラ用の線で、内装材の中を通して取り出しています。

 

下の写真がリアカメラを取り付けた写真です(ハッチバックドアを上げた状態)。

 

前方は運転席・フロントガラス方向です。

 


 

少し線が垂れ下がっているのはハッチバックドアを開けたときにパツンパツンにならないためのゆとりです。


 

 

ディーラーが取り付ける場合は、ハッチバックドア内へのケーブル通線方式によってケーブルが垂れ下がらないやり方をするようですが、少しハードルが高い。

 

 

ですが、多少垂れ下がっても問題はありませんし、クルマ買い替え時の取り外しは、配線した自分自身ですることになりますから、むしろこちらの方がいいかも知れません。

 

 

作業時間は約 3時間でした。

 

 

初めての内装材はがしや、中への配線などで不慣れなせいもあります。

 

 

プロなら 1時間程度で終わるでしょうけど、素人なので勘弁ください。

 

 

300 ナンバー車でも天井のフチを通さないと(外でも内側でも)リアカメラケーブル長の関係で届かなくなります。

 

 

最初は床のマット下を通していたのですが届かないことがわかり、天井フチ内を通すように変更して配線完了しました。