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2023-03-22

Raspberry Pi を Mac から操作する

 


 

2017年6月から Raspberry Pi 3 Model B を使用中です。

 

最新は Raspberry Pi 4 に改良されていますが、我が家で導入した Raspberry Pi 3 Model B よりも価格は結構高くなっています。

 

ワタシが購入した当時は確か 1万円を切っていたと思います。


 

 

後に記載の WireGuard VPN を稼働させるくらいならば、Raspberry Pi 3 A+ で十分で、正規代理店価格は 4,620円です。

 

Raspberry Pi 4 B が 3万円前後するのに比して 約 1/7 で済みます。

 

 

 

Raspberry Pi 3 Model B はプラスティックケースに収めたサイズが 60mm(W)x 90mm(L)x 30mm(D)の大変コンパクトなコンピュータです。

 


 

当時 OS は Raspbian と称していて、Debian 系の Linux です。

 

現在は Raspberry Pi OS に名称変更されていますが、Debian 系の Linux であることは変わりません。 

 

 

 

 

導入当初は OpenVPN サーバーとして使い始めましたが、すぐに Asterisk(IP 交換機能)も入れました。

 

Asterisk 導入は、ひかり電話を外でも発着信可能にするのが目的でした・

 

その後 IP 電話でもいろいろ遊びましたが、IP 電話のイエデン化後は Asterisk はお役御免になりました。

 

IP 電話にしたことで、外でもイエデンの発着信ができるからです。

 

 

 

WireGuard を我が家で導入した 2019年4月は、まだ導入事例が少なかったのですが、インストールして以降、稼働中です。


 参考:未来型 VPN : WireGuard を導入してみました

 

 

その後 WireGuard の IPv6 化も行っています。


 参考:WireGuard の IPv6 化

 

 

 

WireGuard は OpenVPN よりもトンネルの帯域負荷が少なく、VPN ナシとアリでの速度差が少なく軽快に動作します。

 

 

 

また WireGuard にはサーバーとクライアントという概念がなく、Peer to Peer の VPN で相互に接続しますが、便宜上、自宅側をサーバー、端末側をクライアントと呼んでいます。


 

 

Raspberry Pi は現在、WireGuard サーバーのみを動作させていて、外出中に家庭内 LAN に入れる VPN ルーターとして動作します。


 

この VPN ルーター(10.10.x.0/24 系ドメイン)とインターネット接続用ルーター(ヤマハ RTX830:192.168.x.0/24 系ドメイン)とドメイン交換します。

 

 

これによって、家庭内 LAN 接続された機器類をアクセス可能にしています。

 

 

 

 

Raspberry Pi は本体だけですので、操作するには LAN(または WLAN)接続し、画面共有して Mac や Windows からアクセスできるようにします。

 

 



画面共有は VNC Viewer というアプリが便利です。

 

"Viewer" という名称ですが参照だけではなく、Terminal での操作が可能です。



 

Real VNC のサイト からダウンロードできます。 


最初に ID/PW を登録し、対象となるコンピュータを New connection で新しく接続設定します。



これによって、Raspberry pi の画面を Mac や Windows で操作できるようになります。

 



 

画面中央に表示されているウィンドウが Raspberry Pi の画面で、左上のウィンドウが VNC Viewer です。

 

Raspberry Pi は WireGuard VPN を起動中で、この画面ではクライアントからの接続待機中になっています。

 

Mac mini M1 自体は、ほかに Firefox、Terminal、Activity Monitor、スティッキーズ、Finder などを起動しています。

 

 

以前は家庭内 LAN に NAS も接続していましたが、いまは Mac に 高速 SSD を外付けしており、この SSD も VPN 経由でのアクセスが可能です。

 

 

 

 

 

 

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