サポセンなどでフリーダイヤルが OK でも、固定電話または 050 からの発信に限られることが多く、携帯電話は 0570 というのが多い。
従前のナビダイヤル通話料は下記のように高額化傾向にありました。
出典:NTTコミュニケーションズ・HPから抜粋 |
NTT の PSTN 電話網が全 IP 化されたことに伴い 2024年1月1日から下記の一律料金に改定されています。
例えば日本郵便の「お客様サービス相談センター」への問い合わせは次のようになっています。
携帯電話からは高額の通話料になることが想定されます。
実際に国際航空郵便追跡の件で問い合わせましたが、7分8秒 通話しました。
このうち、約1分は待たされた時間です。
幸いフリーダイヤルからでしたから無料で済みましたが、携帯電話の場合 6分としても 198円もかかる計算です。
日本郵便に限らず、フリーダイヤルは固定電話に限る、としているところが多く、中には 0570 しか受け付けていないところもあります。
例えば「ゆ◯グループ」という通販サイトは商品注文はフリーダイヤルですが、問い合わせはナビダイヤルに限っているのです。
わたしはナビダイヤルに限っている企業には信頼を置いていません。
企業本意であって顧客本位ではないからです。
さて、タイトルに「050 IP電話」を含めたことについて触れてみたいと思います。
050 IP電話の中で、ブラステルと G-Call050 はフリーダイヤルへの発信ができるのです。
またナンバーディスプレイ対応済みです。
さらに詐欺電話の類はまずかかってきません。
使うには公式アプリ、またはソフトフォンアプリをスマホにインストールして使います。
ひかり電話の場合は月額 550円、ナンバーディスプレイが月額 440円で合計月額 990円が必要です(機器レンタル費や設備工事費を除く)。
ブラステルの場合 6ヶ月の維持費が 550円ですから、月額換算で 92円です。
G-Call050 は 308円/月額利用料ですから、ひかり電話の3分の1以下で済みます。
3桁サービスと 110/119 には対応できませんがこれらが必要時は携帯電話でこと足ります。
ひかり電話のようなレンタル機器は不要ですし、工事費用も発生しません。
イエデンにする場合は ATA(Analog Telephony Adapter)が必要ですがアマゾンで 8,000円程度で扱っています。
「イエデン」とは、市販の電話機や FAX付き電話機などで発着信できるようにすることをいいます。
【インターネット・ルーター】ー LAN ー【ATA】ー 電話線 ー【電話機】という接続形態で使用することを「イエデン」といいます。
我が家では 8年前から 050 IP電話をイエデンにしており、それまでのひかり電話を廃止しています。
我が家のイエデンはブラステルですが、ほかに 050 IP電話は G-Call050 を1回線、SMARTalk を2回線契約中です。
SMARTalk は 2025年2月末で廃止が決まっており、G-Call050 はその代替です。
050 IP電話はサービス停止するところが次々とでてきていますが、もっと見直されてもいいのではないでしょうか。