下図のように Mac や Windows PC を WiFi-AP にすることができます。
図の一番下に示す WiFi-AP を置かなくても済みます。
WiFi-AP 用の電源コンセントや LAN ケーブルが要らなくなり、設置スペースも不要になります。
WiFi−AP 設定に際して Mac も Windows PC も LAN 接続しておく必要があります。
そうでないと WiFi-AP 設定はできません。
Mac の場合は中継機モードにすることも可能で、WiFi 接続 ⇨ LAN という接続形態もできますが、Windows PC は AP モードのみ可能です。
Mac に WiFi-AP を設定する場合
[システム設定]⇨[一般]と進み[共有]をクリックします。
[共有]画面の中の[インターネット共有]の ⓘ をクリックします。
次のようなダイヤログが現れます。
[Wi‐Fi]の右側のスイッチをオンにします。
Mac に WiFi-AP が設定できました。
接続したいデバイスから SSID を選択しパスワードを入力して接続します。
デバイスに割り当たる IP アドレスは 192.168.2.0/24 で、GW=192.168.2.1 ですが、上位にある Mac のディスク共有や画面共有は、 Mac に割り当たっている IP アドレスでアクセス可能です。
Windows PC の場合も同様です。
実際に Mac mini M1 の WiFi-AP に iPhone SE3 を接続してみました。
Speedtest は次に示す速度測定結果で、極めて良好です。
Windows PC に WiFi-AP を設定する場合
[システム設定]⇨[ネットワークとインターネット]と進み[モバイル ホットスポット]の ">" をクリックします。
[編集]をクリックして「SSID」と「パスワードを」設定します。
Mac とは異なり 5Ghz を設定はできないようです。
2.4GHz もチャンネルは選べません。
この画面に戻り[モバイル ホットスポット]スイッチをオンにします。
Windows PC に WiFi-AP が設定できました。
接続したいデバイスから SSID を選択しパスワードを入力して接続します。
デバイスに割り当たる IP アドレスは 192.168.137.0/24 で、GW=192.168.137.1 です。