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2024-09-24

eSIM 非対応デバイスを eSIM 化してみる:eSIM.me と 5ber.eSIM

 

 

eSIM.me5ber.eSIM も eSIM 対応されていない Android デバイスを eSIM 化できる SIM カードです(5ber.eSIM の Ultra タイプは iOS デバイスにも対応)。

 


SIM カードの形状で、中身が eSIM ということです。


これに eSIM プロファイルをダウンロードできます。

 

 

 

eSIM 再発行は楽天モバイルや ahamo などは無料ですし、SIM 再発行よりも  eSIM 再発行の方が安くて済みます。

 

キャリア名 eSIM発行手数料 eSIM再発行手数料 SIM再発行手数料 備考
楽天モバイル 無料 無料 3,300円
ahamo 無料 無料 1,100円 故障による場合は無料
povo 無料 当面無料 3,850円
LINEMO 無料 無料

UQモバイル 無料 無料 店頭のみで 3,850円
ワイモバイル 無料 オンライン手続きは無料 店頭のみで 3,850円
IIJmio 220円 タイプD:433.4円
タイプA:220円
データeSIM (D):220円
2,200円
mineo 440円 440円 2,200円 eSIMはドコモ網・au網のみ
LinksMate 550円 550円 1,100円
日本通信SIM 無料 1,100円 3,300円
J:COMモバイル 無料 無料 2,200円 eSIM ⇨ SIM 変更不可・再契約要
NUROモバイル 440円 440円 3,300円
HISモバイル 無料 1,100円 3,300円

 

 

さらに、eSIM は郵送の手間と時間が不要で、短時間でアクティベーションができます。

 

 

 

 

eSIM.me Store


eSIM.me には次のようなタイプがあります。

 

 

 

 

 

 

5ber.eSIM の場合、eSIM.me よりもかなり安くてすみますので、こちらの方がオススメです。

 

1.eSIM.me;

・Single タイプ(24.95€)のデバイスは1種類限定

  ① Single/2プロファイル:24.95€(約 4,000円)

  ② Single/5プロファイル:29.95€(約 4,800円)

・Multi(39.95€)、Omuni(69.95€) タイプは高い

 

2.5ber.eSIM;ほとんどの Android デバイスに対応

  ① Premium/15プロファイル:us$25.00(約 3,630円)

  ② Ultra/15プロファイル/iOS にも対応:us$28.00(約 4,060円)

     

 


 

 

 

 

 

 

 

次のようなタイプがあります。

 


 

ダウンロード回数制限がない「Premium」が us$25.00 でオススメです。

 

 

 

eSIM.me5ber.eSIM はどちらも Android デバイスでプロファイルをダウンロードしてアクティベーションすれば、このカードを別の Android デバイスや iOS デバイスに差し込んで、利用することができます。

 

 

プロファイルは複数個ダウンロード可能ですが、同時にアクティベートできるのは1つだけです。

 

2つ同時に使いたい場合はもう1枚の eSIM カードが必要で、SIM1 と SIM2 にそれぞれ挿して使用します。

 

 

 

今回、国内輸入販売業者から 5ber.eSIM Premium 版を購入しましたが 4,700円でした。

 

本記事執筆時点の為替レートで円換算すると 約 3,630円なので、これよりも 1,070円高かったということになりますが、注文から到着まで3営業日で届きます。


直接メーカーに注文の場合、到着まで約2週間程度かかると思います。

 

 

 

 

専用のアプリをインストールし、Sign up してユーザー登録します。

 

ユーザー登録をしないと eSIM プロファイルをダウンロードできません(アプリでダウンロードする)。

 

ユーザー登録後に eSIM を Android デバイスに差し込み、アプリから eSIM プロファイルの QR コードを読み取ってダウンロードします。

 

 

 

 

実際に AQUOS sense6 に入れた楽天モバイル・副回線の eSIM を再発行してもらい、eSIM 非対応の Mi 11 Lite 5G に 5ber.eSIM を挿してダウンロードしてみました。

 

 

手順は以下です。

 

1.AQUOS sense6 で my 楽天モバイルアプリを開き、[契約プラン]⇨[各種手続き・SIM 再発行を申請する]

 

2.AQUOS sense6 で my 楽天モバイルアプリ右上の をタッチし、[申し込み履歴]をタッチします


3.AQUOS sense6 で QR コードを表示します


4.Mi 11 Lite 5G で 5ber.eSIM アプリを開き、AQUOS sense6 に表示された QR コードを読み取りします

 

5.ダウンロードが始まります

 

6.ダウンロードが完了したら[システム設定]⇨[モバイルネットワーク]の ダウンロードした eSIM を開き、アクセスポイント名を確認します


7.[モバイルネットワーク]の設定を正しく行うと、eSIM が Mi 11 Lite 5G で問題なく動作し、使えるようになっています

 

 

 

 

この eSIM カードを AQUOS sense6 の SIM1(nanoSIM)スロットに差し替えてもちゃんと動作します。

 

つまり、AQUOS sense6 の SIM2(eSIM)から SIM1(nanoSIM)スロットに 5ber.eSIM を挿し、SIM2 の eSIM から SIM1 の eSIM に替えてみたということです。

 

 

何の意味があるのか?

 

① 5ber.eSIM が eSIM として動作する

 

ということと、

 

② 5ber.eSIM の eSIM プロファイル・Mi 11 Lite 5G にダウンロードしたものが、他のデバイス・AQUOS sense6 の nanoSIM スロットでも動作する

 

ということ検証したということです。

 

 

 

さらに「他のデバイス」は iPhone でもよく、実際に iPhone SE3 の SIM1(nanoSIM)スロットに挿しても動作します。

 

 

 

 

ただしプロファイル管理(登録・削除、SIM オン/オフ)ができるスマホの機種とできない機種があります

 

プロファイル管理ができる機種では5ber.eSIM アプリは次のような画面になります。

 

AQUOS sense6 での画面例

 

 

SIM1 にプロファイル管理が可能な状態で 5ber.eSIM カードが入っていて、eSIM プロファイルは「楽天モバイル」回線のものがダウンロードされており、有効(オン)になっていることを示しています。

 

 

 

プロファイル管理ができない機種では5ber.eSIM アプリで次のような画面になります。

 

UMIDIGI S5 Proでの画面例・1️⃣


 

 

プロファイル管理用 5ber.eSIM カードを認識できないため探している画面になっていることを示していますが、モバイル回線用 eSIM としては認識され有効であることが通知領域に表示されています。


 

ⓘ の部分をタッチすると次の画面になり、SIM1 / SIM2 スロットのいずれもプロファイル登録用として認識できない状態を表しています。

 

UMIDIGI S5 Proでの画面例・2️⃣

 

 

このようなスマホでも 5ber.eSIM カードをモバイル回線用 eSIM 認識自体はできますので、普通に有効な SIM カードとして使えます。

 


手持ちスマホでプロファイル管理ができるかどうかを確認したところ、次のようになっています。

 

  ・OPPO Reno9 A:OK

  ・AQUOS sense6:OK

  ・Mi 11 Lite 5G   :OK

  ・UMIDIGI S5 Pro:NG

  ・TecLAST M40Air:NG

 

管理可能かどうかは 5ber.eSIM のホームページに可能なスマホのリストがあります。

 

Sharp は管理可能リストにはありませんが sense6 は実際には管理できていますから、リストにないからといってまったくだめということではないようです。

 

 

 

 

eSIM 非搭載デバイスが eSIM デバイスとして使えるようになりますので、海外 eSIM を使ったりもできます。

 

 

 

 

 

 

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