左側:Mac mini M1、右側:iMac 2019 |
両者に teleport.app アプリを入れてあり、一対のマウスとキーボードを共有しています。
Luna Display で iMac 2019 を Mac mini M1 のサブディスプレイにできますが、teleport.app の方が使い勝手がいいので Luna Display は使っていません。
teleport.app はデスクトップを広く使いながら負荷分散できます。
左壁面は上から SW-HUB / Rapsberry Pi3 B(現在未使用)/ HT701(ATA:イエデン用)です。
イエデンを IP 電話(ブラステル)にしていますので、外でも発着信できます。
ひかり電話で使っていた Asterisk は要らなくなったので Rapsberry Pi3 B もお役御免です。
自宅はマンションですが平屋型の2世帯住居になっていて 4LLDDKK(3LDK+1LDK)です。
楽天モバイルを使っていますが、すべての部屋がエリア内で一部に 5G が届きます。
なので Casa はすでに返却しています。
ルーターは LDK1 の光回線引き込み口のそばに置いてあり、小型ONU+YAMAHA製 RTX830 です。
当初は VDSL(100 Mbps)でしたが、光ファイバー方式に換えて 1Gbps になっています。
プロバイダはいろいろ変遷しましたが、いまは enひかり のクロスパスを使用中です。
enひかり は月額利用料が最安値水準で、しかも他のプロバイダみたいに、「公平制御に名を借りた不公平制御」はしておらず、いつでも 800 〜 900 Mbps と高速です。
Mac mini M1 での Speedtest 測定結果 |
メインコンピュータは MacBook Air 2012 -> iMac 2019 -> Mac mini M1 と変遷しています。
MacBook Air 2012 は macOS Catalina からサポート外の Monterey に OCLP(Open Core Legacy Patcher)を使ってアップグレードしていますが、Windows11 とのデュアルブートになっており、普段は Windows11 で動作しています。
Windows11 の方は Enterprise 版を Boot Camp を使ってインストールしています。
リモートデスクトップのホストにできるのは、次のいずれかである必要があるためです。
・Pro 版
・Enterprise 版
・Education 版
下図はリモートデスクトップ接続した Mac の画面です。
Windows11 を Mac mini M1 に RDP で画面共有した画面 |
動作温度は Windows11(MacBookAir)が CPU:38℃、内蔵SSD:50℃
Mac mini M1 の内蔵SSD:43℃、外付けブート SSD(WD Black SN850X):54℃
ラズパイに Wireguard VPN を IPv6 でポート開放して使えるようにして、NAT ステートフルによる IPv4 でのポート開放不可問題を回避していました。
2023/05 以降は Tailscale を使っており、自前の Wireguard VPN はヤメています。
Tailscale は WiFi-AP にしている GL-AXT1800 に 設定しており、Subnets & Exit Node にしています。
最新の接続図は次図です。
Mac mini M1 にインターネット共有機能を設定して書斎の WiFi-AP を兼ねています。
家庭内のドメインは【192.168.xxx.0/24】ですが WiFi-AP を兼ねた Mac mini M1 配下は【192.168.2.0/24】です。
すべての部屋で WiFi が安定して使えるように WiFi-AP は LAN 接続で、WiFi 中継はしていません。
外から、Mac のファイルや画面共有などは Tailscale の Subnets 機能で行なえます。
Tailscale を使うと、ウチの中でも外でも Mac mini M1 のスリープ解除なしにファイル共有や画面共有ができます。
Mac は共有操作でスリープが自動的に解除されますから WoL でのスリープ解除が不要です。
ワタシのスマホはず〜っと Tailscale の Subnets & Exit node 利用設定になっていますが、外では LTE、ウチでは WiFi に変わってもシームレスに Tailscale が機能しています。
外からの共有が可能なほかに、Exit node 経由でフリー WiFi 等を安全に使うことができます。
Mac mini M1 と iMac 2019 の周辺機器は次のようになっています。
Thunderbolt3 拡張ボックスに M.2 NVMe SSD を装着して Mac mini M1 の外付け起動 SSD として、普段はこちらで起動しています。
Mac mini M1 本体の SSD の方を「予備の起動 SSD」として温存しています。
外付け SSD の性能値は次のようになっており、シーケンシャルの速度は内蔵 SSD には及ばないものの非常に高速です。
むしろランダム読み書きは内蔵 SSD を凌駕しています。
Mac mini M1 は Thunderbolt3 ポートが2つあります。
この2ポートにそれぞれ、StarTech 拡張ボックスと Wavlink Thunderbolt3 ドックを接続して拡張性を確保しています。
StarTech 拡張ボックスと Wavlink Thunderbolt3 ドックにはそれぞれ Thunderbolt3 ポートの空きが一つずつあります。
したがって Thunderbolt3 機器をラダーチェイン接続することができます。
Wavlink Thunderbolt3 ドックは USB−A が4端子あり、そのほか DPポート、LAN、SDメモリ用スロットを備えています。
819-86さん、いつも興味深く拝見しています。
返信削除今春に VDSL方式 から 光ファイバー方式 変更されたということですが、体感速度は目に見えて改善されていますでしょうか。
実は、先日の落雷の影響でマンションの VDSL集線装置 が動作不良を起こしました。
不具合に関しては VDSL集線装置 の cold start による機器の再起動で回復したのですが、その時 VDSL での接続は(20数戸中)私のうちだけだということが判明しました(他は光配線方式)。
現在、NTT東日本 が「VDSL方式から光配線方式へのタイプ変更工事費割引の実施」をおこなっているため、0120-116116 に確認したところ、(Best Effort で 1Gbps の)「フレッツ 光ネクストファミリー/マンション・ギガラインタイプ」も選択できるということでした。
https://www.ntt-east.co.jp/release/detail/20200624_01.html
費用的には、500円/月程 負担は増えるものの、体感速度の改善が見込めそうなら切り替えも考えたいと思っています。
occamさん、こんばんは。
削除VDSL から光ファイバーに替え「ハイスピードタイプ」に契約変更しています。
「ハイスピードタイプ」は PPPoE 接続では 下り最大 200 Mbps / 上り最大 100 Mbps ですが、IPoE 接続(IPv6 ネイティブ接続)すると下りだけは 最大 1 Gbps になります。
また月額利用料金は VDSL と同じですから IPoE 接続ならば「ハイスピードタイプ」です。
我が家はv6プラスですから IPoE + IPv4 over IPv6 ですので、下りは最大 1 Gbps です(IPv4 も IPv6 もです)。
実際のスピードは、というと 下りは概ね 700 Mbps 前後です。
上りは 93 Mbps でほぼ一定です。
VDSL 比で 下りスピードは7、8倍になっていますが、体感的には VDSL と殆ど変わりません。
複数人が同時に使っても一人あたりの速度低下を感じない、ということでしょう。
上り速度も重視されるなら「ギガラインタイプ」でしょうけど、下り速度だけ速くなればいいのなら「ハイスピードタイプ」がおすすめです。
ネット閲覧やメール等は 下り速度さえ速ければ効果があります。
スマホのアプリ更新なんかも下り速度さえ速ければいいですから。
コスパは「ハイスピードタイプ」が「ギガラインタイプ」よりも断然いいです。
NTT に「ハイスピードタイプ」で申し込むと「VDSL とあまり変わりませんよ。」といわれますが、これは PPPoE 接続時の場合であって、IPoE ならば 下り速度は「ギガラインタイプ」と同じ 下り最大 1Gbps です。
VDSL から光ファイバーに替えて、ネット速度が非常に安定しました。
ping は VDSL 時の 8〜10ms が 5〜6ms と、少し速くなり、ジッターは減っています。
これは IP 電話にはよい効果です。
819-86さん、丁寧な説明をありがとうございます。
返信削除> 我が家はv6プラスですから IPoE + IPv4 over IPv6 ですので、下りは最大 1 Gbps です(IPv4 も IPv6 もです)。
「ハイスピードタイプ」も IPv6 IPoE接続 では 200Mbps の制限が掛からないとは知りませんでした。
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/574106.html
うちの場合は「OCNバーチャルコネクト」ですが恩恵にあずかれるといいです。
> ping は VDSL 時の 8〜10ms が 5〜6ms と、少し速くなり、ジッターは減っています。
建物の中だけでそれほど遅延が発生しているとは少しびっくりです。
> VDSL 比で 下りスピードは7、8倍になっていますが、体感的には VDSL と殆ど変わりません。
> VDSL から光ファイバーに替えて、ネット速度が非常に安定しました。
基本的な使い方はネットサーフィン(古い言い方ですね)やメール等が中心です。ストリーミングサービスも利用していますが、現状でも速度的には大きな不満はありません。
ただ、安定性の改善には興味があります。折を見てタイプ変更工事をしたいと思います。
ちなみに、工事日の目安を聞いたところ一ヶ月後(9月中旬)になると言われました。昨今のテレワークやオンライン学習などの増加もあって工事が増えているそうです。
occamさん、OCN バーチャルコネクトも MAP-e 方式なので下りは最大 1 Gbps になりますよ。
削除VDSL と月額利用料は同じで、下り速度が最大 1 Gbps になることと、上り速度も安定しますからいいですよ。
工事は1ヶ月程度は仕方ないでしょう。
同じマンションのほかのお家では1.5ヶ月先になったそうですから。
変更したら感想をおきかせください。
ping が5〜6ms というのは建物内ではなく、測定サイト(Ookla speed net)接続時の遅延です。
削除家庭内 LAN そのものは遅延はありません。
こんばんは、819-86さん。
返信削除お久しぶりです。前の Mac の SSD の書き込み量の件は、819さんのブログを参考して、Spotlight にオフにました。この数か月間、毎日20GBぐらいになりました。ありがとうございました。
ちょっと失礼しますが、819さんは自宅でPBXやネットを研究するようですが、こちらは面白いコミュニティーをご紹介させていただきます。
「DN42 42番ディセントラリズネットワーク」は、インターネットの技術(BGPなど)を採用し、参加者の個人ネットはインターネットのように繋がります。このコミュニティは、ドイツ、イギリス、アメリカ、ブラジル、中国などの世界中方々が参加するようです。でも、日本からの方は少ないらしいです。
もし、819さんもご一緒になれば幸いです。こちらはホームページ:
ホーム https://dn42.dev/
参加者マップ https://map42.0x7f.cc/
ネットワーク状態まとめ https://bgp42.strexp.net/
ご返信を期待しております。
iEdon さん、おはようございます。
削除ご紹介いただいたホームページをザーッと眺めてみました。
IPPBX その他に関する知識はありますが、少し興味の方向が違うようです。
使用していて、こういうことができないか、何故できないのかなどを追究することが面白くて、ほかにもこういうことで困っている人がいるのでは? ということで情報発信しています。
技術的な追究というよりも、応用についてが主な興味の方向ですので、少し方向が違う、と感じました。
せっかくご紹介いただいたのですが、スミマセン。
819-86さん、こんにちは。
削除ご返信ありがとうございます。それは大丈夫です。無理な話を言いちゃって、すいません。
また819-86さんの新しいブログを期待しています。
iEdonさん、ありがとうございました。
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