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2020-10-04

iMac 2019 をリモートデスクトップで使う

 


画面共有は同じローカルネットワーク上の Mac 同士で可能になります。


外から画面共有する場合は VPN を使って自宅ネットワークに接続して使います。

 

 

画面共有でリモートデスクトップから目的の Mac を操作できると、次のような利点があります。

 

  1. 普段使いの Mac をそのまま操作できます

  2. リモートデスクトップ側はあれこれアプリをインストールしなくても済みます

    普段使いの Mac だけを充実させればよいので、管理がほぼ1台で済みます

  3. 普段使いの Mac のディスクもそのまま扱えます

    ファイル等を持ち出さなくて済みますので、セキュリティ上も好ましい

  4. 外でも使えます

  5. ウチでも場所を変えてリモートで操作できます

    これは意外と便利です

    特に暑い時期や、寒い時期は冷暖房を一部屋にして、そこで操作すれば、冷暖房費の節約
    につながります

    たとえば、自分の部屋に置いた Mac を居間などからリモートで扱えます

   


 

共有される側を iMac 2019(以下、iMac)、リモートデスクトップ側を MacBookAir 2012(以下、MBA)とする事例の場合を説明していきます。

 


まず最初に iMac で [システム環境設定] →  [共有] として [画面共有] をオンにします。







 

アカウントからデフォルトで設定されている "Administrator" は削除して、MBA のログインユーザーを追加登録し、このアカウントで使うようにします。

 

MBA の Spotlight 検索から "Screen" と入力すると「画面共有.app」がヒットしますのでこれをダブルクリックして起動します。

 

 

 

 

 

 

 

 

画面共有ダイヤログに変わりますので、接続先に "vnc://192.168.xxx.yyy" として接続先の iMac のアドレスを入力し、[接続] ボタンをクリックします。









共有のためのサインイン画面になりますので、ユーザ名/パスワードを入力してサインインします。









リモート接続されて、MBA から iMac の操作が可能になります。









共有される iMac は普段は解像度を WQHD(2560✕1440)にしていますので、MBA の画面では少々高精細すぎて使いにくい。


そこで iMac の [システム環境設定] → [ディスプレイ] から解像度を デフォルトの HD(2048✕1152)に変更します。



この操作自体はリモートでもできますので、リモート接続前に iMac 側で解像度を変更しておく必要はありませんが、ご自分の視力との相談になるかも知れません。

 

共有される iMac とリモートクライアント側の MBA は同じ ローカルネットにあることが必要条件です。

 

 

それでは、外出先からリモートデスクトップで操作したいときはどうしましょうか。

 

 

 

わたしの場合は Raspberry Pi3 にWireguard VPN Server が設定されていますので、リモート側である MBA に Wireguard クライアントを設定して Wireguard VPN で自宅ネットワークに接続します。


その後に "Screen Sharing.spp" を起動して VNC 接続します。





Mac 用の Wireguard アプリは App Store で公式サポートされていますので、これをダウンロードして設定して使います。



ほかの VPN 方式でも構いません。












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