画面共有は同じローカルネットワーク上の Mac 同士で可能になります。
外から画面共有する場合は VPN を使って自宅ネットワークに接続して使います。
画面共有でリモートデスクトップから目的の Mac を操作できると、次のような利点があります。
- 普段使いの Mac をそのまま操作できます
- リモートデスクトップ側はあれこれアプリをインストールしなくても済みます
普段使いの Mac だけを充実させればよいので、管理がほぼ1台で済みます - 普段使いの Mac のディスクもそのまま扱えます
ファイル等を持ち出さなくて済みますので、セキュリティ上も好ましい - 外でも使えます
- ウチでも場所を変えてリモートで操作できます
これは意外と便利です
特に暑い時期や、寒い時期は冷暖房を一部屋にして、そこで操作すれば、冷暖房費の節約
につながります
たとえば、自分の部屋に置いた Mac を居間などからリモートで扱えます
共有される側を iMac 2019(以下、iMac)、リモートデスクトップ側を MacBookAir 2012(以下、MBA)とする事例の場合を説明していきます。
まず最初に iMac で [システム環境設定] → [共有] として [画面共有] をオンにします。
アカウントからデフォルトで設定されている "Administrator" は削除して、MBA のログインユーザーを追加登録し、このアカウントで使うようにします。
MBA の Spotlight 検索から "Screen" と入力すると「画面共有.app」がヒットしますのでこれをダブルクリックして起動します。
画面共有ダイヤログに変わりますので、接続先に "vnc://192.168.xxx.yyy" として接続先の iMac のアドレスを入力し、[接続] ボタンをクリックします。
共有のためのサインイン画面になりますので、ユーザ名/パスワードを入力してサインインします。
リモート接続されて、MBA から iMac の操作が可能になります。
共有される iMac は普段は解像度を WQHD(2560✕1440)にしていますので、MBA の画面では少々高精細すぎて使いにくい。
そこで iMac の [システム環境設定] → [ディスプレイ] から解像度を デフォルトの HD(2048✕1152)に変更します。
この操作自体はリモートでもできますので、リモート接続前に iMac 側で解像度を変更しておく必要はありませんが、ご自分の視力との相談になるかも知れません。
共有される iMac とリモートクライアント側の MBA は同じ ローカルネットにあることが必要条件です。
それでは、外出先からリモートデスクトップで操作したいときはどうしましょうか。
わたしの場合は Raspberry Pi3 にWireguard VPN Server が設定されていますので、リモート側である MBA に Wireguard クライアントを設定して Wireguard VPN で自宅ネットワークに接続します。
その後に "Screen Sharing.spp" を起動して VNC 接続します。
Mac 用の Wireguard アプリは App Store で公式サポートされていますので、これをダウンロードして設定して使います。
ほかの VPN 方式でも構いません。
0 件のコメント:
コメントを投稿