2024-06-29

通話料金を安くする方法

 

 

4キャリアの通話料金は 22円/30秒、MVNO の多くはこの半額 11円/30秒 で、ひかり電話に代表される固定電話から固定電話向けの 8.8 円/3分 に比べて結構高くつきます。

 

さらに固定電話から携帯電話向けも 17.6円/1分 で、いずれにしても携帯電話からかける場合と、携帯電話にかける場合は高くつきます。

 

 

 

プレフィックス電話サービス(第三者課金サービス)で携帯電話からの通話料を半額にするサービスがあり、最安値の G-Call の場合 8円/30秒です。

 

ほかには楽天でんわが 11円/30秒、ブラステルのフリーレスが 2円/6秒(10円/30秒換算)です。

 

 

MVNO の多くが MNO の半額になっており 11円/30秒ですが、プレフィックス電話サービスはこれよりも安くて済みます。

 

 

 

またカケホーダイなどの通話オプション(オプション料は有料)を使っている方も多いと思います。

 

 

ここでは通話料が安いとされる 050 IP 電話と、IP 電話ベースの海外のサービス(国内で利用できる)を比較してみます。

 

対ドルレートは 2024-06-28 現在

 

通話料金は LaLa-Call と G-Call050* が安くて済みますが、SIP 情報が非開示で純正 IP 電話アプリしか使えず、品質面で評判がよいといわれる他のアプリが使えません。

 

 * G-Call050 はハックされた情報では純正アプリ以外での利用ができるようです

   下記を参照ください

  https://evening-network.server-on.net/?p=2345

  https://evening-network.server-on.net/?p=2489

 

ブラステルは当初は G-Call050 と同じ通話料でしたが、徐々に値上げされ、現在は上表のとおり安くはありません。

 

値上げは売上利益上の理由があるのではないでしょうか。

 

 

ウチではブラステルをイエデンにしていますが、またまた値上げされるようだと、負のスパイラルに陥るおそれがあります。

 

  値上げ ⇨ 利用者減 ⇨

   ⇑        ⇓

    ⇦ 売上利益減少 ⇦

 

 

現状から更に再値上げがあると、いよいよ破綻なのかな? と、個人的には考えていますので他の電話への切り替えどきかも知れません。

 

 

候補としては G-Call050 か、ひかり電話でしょうか。

 

G-Call050 のサーバーはブラステルと同じサーバーなので、ブラステルが破綻すると G-Call050 はどうなるのでしょうか。


 

なお、ウチは enひかりなので、ひかり電話は 550円+220円(HGW使用料)= 770円/月額でナンバーディスプレイ付きで導入可能です。

 

 

 

KeepCalling や Viber は円安のため現時点では通話料が高くつき、メリットはありません。

 

海外向け通話が日常的にある人ならば選択の余地があります。

 

 

もっとも Whatsapp などで無料通話する手もあります。

 

 

 

 

こうしてみると Rakuten Link の無料通話と無料 SMS は大変ありがたいサービスで、重宝しています。

 

通話品質や安定性は大変よくなってきていますが、電話アプリとしての完成度にはまだ改善余地があります。

 

 

迷惑電話対策・拒否設定機能や、Bluetooth 対応などが求められますし、なによりも余計な CM やホーム機能、ウォレットは不要です。


 

 

メッセージング機能に関していえば RCS Universal Profile 対応して Google メッセージとの互換性を追求して欲しいと思っています。

 

 

 

 

 

【余談】

 

楽天モバイルが MNO として始動した 2020年04月の翌5月には、私のモバイル回線をそれまでの LINE モバイルから MNP しました。

 

さらに翌々6月には連れ合いのモバイル回線も MNP 転入していて、以来ずーっと楽天モバイルユーザーです。

 

 

当初はローミングでの利用でしたが、すごいスピードで基地局が整備され、この間不便に感じたことはありません。

 

 

700MHz プラチナバンドも商用開始され、ユーザー数も 700 万を越え、1,000 万を超えると雪崩現象が起きるのではないかと期待しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024-06-21

携帯電話契約時、マイナカードによる個人認証化について

 

 

総務省は 6月17日に携帯電話契約時のなりすまし防止策として、本人確認方法の見直し案を公表しました。

 

本件は省令を策定し、発布した後に施行予定で現時点では令和7年度に開始の見通しです。

 

発表された内容は次のとおりです。

 

  • マイナンバーカードの(ICチップを用いた)公的個人認証に原則として一本化
  • 運転免許証等を送信する方法は廃止
  • 顔写真のない本人確認書類等は廃止

また対面でも、公的個人認証による本人確認を進め、本人確認書類のコピーは取らないこととしている。

 

上記は、犯罪による収益の移転防止に関する法律、携帯音声通信事業者による契約者等の本人確認等及び携帯音声通信役務の不正な利用の防止に関する法律(携帯電話不正利用防止法)に基づくもの。

 

この重点計画を踏まえ、総務省は6月17日に開催した「ICTサービスの利用環境の整備に関する研究会」(第2回)のなかで、非対面契約時の本人確認手法の見直しの方向性(案)を明らかにした。具体的には以下の通りで、詳細は総務省の公開資料(資料2-3)で確認できる。

 

  • 顔写真付き本人確認書類の画像+容貌(いわゆる「ホ」方式のeKYC)による本人確認は廃止
  • 本人確認書類の写しの送付を受ける本人確認方法も廃止
  • 顔写真なしの本人確認書類による本人確認方法は原則廃止
    • 住民票の写しなど、偽造・改ざん対策が施された本人確認書類の原本の送付を受ける本人確認方法は、引き続き一定条件の下、本人確認に利用可能とする

 

 

以下にマイナカードによる個人認証について触れてみたいと思います。

 
 

マイナカードは JPKI-AP と2つの暗証番号を持っています。

 

JPKI-AP(Japanese Public Key Infrastructure -アプリケーション:公的個人認証サービスアプリケーションとは、マイナンバーカードの IC チップに記録された「署名用電子証明書」や「利用者証明用電子証明書」を利用して、他人によるなりすましやデータの改ざんを防ぐために用いられる本人確認の手段です。



マイナカードが守っているのは証明書ではなく、証明書の元になっている秘密鍵です。



この秘密鍵を取り出そうとすると IC チップそのものが壊れる仕組みで、そもそも秘密鍵は取り出せません。

 

この秘密鍵は IC チップが内部で生成しており、政府や役所でも知ることはできません。



携帯電話契約の本人確認時に使われる券面-AP は IC チップ内にも記録されています。

 

ほかに券面には印刷されていないが IC チップ内には住民票コードがあり、4桁の暗証番号で読み取れるようになっています。

 

券面-AP 自体は別に秘密にされた情報ではありません。

 

なぜならすべて券面に印刷されており視認できます。

 

では、何で IC チップを読み取るのかと言うと、印刷された内容と、IC チップの内容が同じかどうかチェックできるからです。



IC チップの券面-AP は読めるけど書けないので、券面の印刷は加工で偽造できても IC チップには書き込めないので(偽造できない)、これらを照合すると本人を特定できる仕組みです。


 

ただしこの方法では対面でしか確認できません。

 

非対面の場合は印刷券面と、券面-AP とを照合するような形になるのでしょうか。

 

それともあとに記載の利用者証明用電子証明書による方法になるのでしょうか。 

 

 

 

マイナカードの読み取りは現在、WindowsPC 用のアプリがあり、マイナカードリーダーを使って読み取れますが、これでは大多数の人たちが、対面での携帯電話契約しかできないことになります。 


 

そこで総務省は携帯電話でも読み取れるようにアプリ開発を進めており、これによって非対面での個人認証を可能にするようです。

 

そうでないとオンライン申し込みが大半の MVNO やショップ数が多くない楽天モバイルなどが不利益になるからです。

 

 

省令の発布とスマホ用アプリが開発できてからマイナカードによる個人認証がスタートすると思われます。

 

 

アプリでは利用者証明用電子証明書に改ざんがないことを加入予定者から事業者側がわかる仕組みで運用されるのでしょうか(下図 2の 発信者:あなた、受信者:事業者)。

 

出典:総務省公表資料より


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024-06-19

Rakuten Link を別スマホに着信転送する

〜〜 併せてメインスマホの LINE や Whatsapp を別スマホでも使えるようにする 〜〜

 

 

メインスマホを別スマホに移行(機種変更)しないでメインスマホはそのまま、通話・SMS・LINE や Whatsapp を別スマホで使えるようにするのです。

 

 

・通話は着信転送します

  Rakuten Link は転送時に通話料が発生しません(Android 機の場合) 

  他社では通話料が発生します

  発信転送はできません

・SMS も受信転送します

  メールに転送すれば転送料はかかりません

  送信転送はできません

・LINE などのメッセージングはブラウザの拡張機能で使います

 

 

着信転送は、標準電話アプリで転送設定すると転送時に通話料が発生しますが、Rakuten Link にログインしているスマホから別スマホに着信転送の場合、転送時通話料がかかりません。

 

転送時通話料が無料になるのは着信転送設定したスマホが Android 機の場合です。

 

 

iPhone の場合はかけてきたスマホが Rakuten Link の場合で、そうでない場合は転送は標準電話機能での転送になりますので転送時通話料は有料です。

 

 

 

 

着信転送ですが、転送したい回線の[my 楽天モバイル]⇨[プランに含まれるオプションサービス]の中の[着信転送]のスイッチをオンにします。 


次の画面になりますので、転送の種類を選び、そのスイッチをオンにします。


ここでは[無条件転送]オンにします。

 

 

転送先を設定する画面になりますので[電話番号(半角)*]欄に転送先の番号を入力します。

 

間違えると他の人に転送されてしまいますので番号は決して間違えないようにします。

 


 

番号を入力して[変更する]をタッチすると反映されます。

 

 

着信転送したい番号を A(Rakuten Link にログイン中)、転送先を B として、C から A に電話してみます。

 

 

次の画面は B(Rakuten Link にログイン中)に着信し、呼び出し鳴動中に C(povo2.0 電番)を切断しましたので「不在着信」になっています。



 

B は楽天モバイルである必要はありませんし、楽天モバイルであっても Rakuten Link へログインの有無に関わらず A の転送時通話料はかかりません。

 

 

 

発信側 C は、C のプランに応じた通話料がかかります。

 

 

私の場合は、メインスマホ・A(AQUOS sense6)を自宅に置いたままで、B をコンパクトな Rakuten Hand 5G にすると、持ち歩く際に軽くて小さいので楽です。



SMS 転送はされませんので、必要ならば別途 SMS転送する手段が必要です。

 

SMS 転送はアプリを使う、または Tasker や Macrodroid などの自動化ツールで「通知」をキャッチして、メッセージを転送します。

 

詳細は割愛しますので、ググってみてください。

 

 

 

 

LINE については、PC 版 Chrome は 拡張機能・LINE が使えるのですが、スマホ版 Chrome はできません。 

 

Kiwi Browser というブラウザがあり、これはスマホで Chrome 拡張機能がインストールできます。

 

 

このブラウザで、メインスマホ の LINE に加えて、別スマホに拡張機能・LINE をインストールすれば、別スマホでもメインスマホの LINE でメッセージングできます。

 

 

Whatsapp なども同様に拡張機能でインストール可能です。

 

 

 

B(Rakuten Hand 5G)にメインスマホの LINE を使えるようにするには以下のようにします。

 

Google Play Store から Kiwi Browser を インストールします。

 

開くと初期画面になります。

 

 

続行]をタッチすると Kiwi Browser のホームページ画面になります。

 

 

右上のをタッチし、メニュー表示します。




中程にある[拡張機能]をタッチすると「重要な推奨事項」画面になります。

 


 

OK]で拡張機能の画面になります。

 


 

左上の 拡張機能 のすぐ下の[+(from store)]をタッチします。

 

検索窓に「line」と入力して Enter[]します。

 


 

「LINE」をキーワードとする拡張機能の一覧がでます。

 


 

先頭の[LINE Free Messaging]をタッチします。

 

小さくて見えづらいのですが右上の[Chrome に追加]をタッチします。

 


 

Chrome Web Store からの『「LINE」を追加しますか?』という画面になりますので[OK]とします。

 


 

次の画面になります。

 

右上のChrome に追加部分が[Chrome から削除]に変わっていれば拡張機能がインストールされたことになっています。

 


 

ブラウザのをタッチし、メニュー表示します。

 


 

メニューをスクロールすると一番下に拡張機能・LINE があります。

 

これをタッチします。

 


 

メインスマホの LINE と同じメールアドレス/パスワードを入力しログインします。

 


 

一番最初だけ「パスコード」認証が必要です。

 

「パスコード」がでますので、メインスマホの LINE を開きます。

 

 

メインスマホの LINE を開くと「パスコード」を入力できる画面になっていますので「パスコード」を入力します。

 

メインスマホへの「パスコード」入力で、スマホ B の Kiwi Browser は LINE にログインした状態になります(友達一覧画面)。

 

次からは「パスコード」認証は必要ありません。

 

ブラウザはそのままでも、LINE ログイン中が維持されますが、一定時間経つとログオフになります。

 

その場合はメールアドレス/パスワードで再ログインできます。

 


 

左側の[トーク]ボタンタッチでメッセージ相手一覧画面になります。

 


 

以上でメインスマホの LINE を B スマホでも開けるようになります。

 

右下のトークアイコンから友達を選んでトークを始めることもできます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024-06-13

+メッセージは Googleメッセージと併用できます

 

 

本記事は Android デバイス用のものです。

 

iPhone はそもそも Googleメッセージをインストールできません。


iPhone の場合は iMesssage と +メッセージの併用になりますが、ここでは触れません。



 

以下で「併用する」というのは RCS(Rich Communication Service)を Googleメッセージと、+メッセージの両方とも使えるようにすることです。

 

 

「併用」すると SMS と RCS は Googleメッセージで送受信でき、かつ +メッセージの RCS 送受信ができるようになり、メッセージングの幅が拡がります。

 

 

相手が iPhone の場合、RCS メッセージングは現時点では +メッセージを使うことになります。

 

今秋、iOS 18 でアップルが RCS 対応するとしていますが、それまでは Googleメッセージの RCS を送受信できません。

 

 

 

 

RCS とは GSMAで世界的に標準化されているメッセージサービスの規格です。

 

SMS をリッチ化したもので、長文のテキストや、画像や動画などのマルチメディアファイルを含むメッセージを送受信できます。

 

また複数人でのグループチャットもできます。

 

RCS は IMS(モバイルデータ通信回線)、または WiFi でメッセージングでき1通ごとや文字数による課金はなく無料です(データ量は消費します)。

 

 

これに対して SMS は電話回線を使っており1通ごとや文字数による課金で有料です。

 

 

 

RCS を使わないで SMS だけでよければ「併用する」意味がありません。

 

SMS だけでよいなら Googleメッセージで足りますし、+メッセージだけでもよいからです。

 

 

 

+メッセージと Googleメッセージは RCS 仕様の互換性がありませんので、両者間で RCS メッセージングはできず SMS メッセージングになります。

 

 

現時点では同じ仕様同士での RCS メッセージングが可能になっています。

 

 

Googleメッセージは Universal Profile 仕様の RCS メッセージングアプリで、世界的にはこの仕様がデファクトスタンダードになりつつあります。

 

 

Universal Profile に非互換の RCS 仕様である +メッセージや Rakuten Link はいずれ Universal Profile に変わっていくのでしょうか。

 

 

今現在はメッセージング標準化の過渡期にあり、仕様の互換性がないので「併用」できるようにすることは意味があります。

 

 

 

 

 

併用するためには設定手順があり、次の順で設定します。

 

 1.+メッセージをアクティべトートする 

SMS デフォルト設定する。

デフォルト設定は WiFi オフにし、モバイル回線でのみ可能。

 

アクティベート後は WiFi オンで構わない。 


これにより +メッセージ同士の RCS メッセージングが可能になります。


またこの時点では SMS 送受信もできるようになっています。



 

 

 2.Googleメッセージをアクティベートする 

SMS デフォルト設定する(WiFi オンのままで構わない)

 

RCS を有効にする設定を行う。

 

これにより Googleメッセージは SMS 送受信と、RCS メッセージングの両方ができるようになります。

 

 

一方、+メッセージの方は SMS デフォルト設定が無効になりますが、連絡先一覧のうち +メッセージアイコンがついている人とは継続して RCS メッセージングができます。

 


 

 

 

 

具体的なやり方は以下のようにします。

 

まず、+メッセージアプリを起動すると次の画面になります。

 


 

【はじめる】ボタンをタッチで次の画面になります。

 


 

【次へ】ボタンをタッチでアクセス権限許可設定が求められます。

 


 

記載されているアクセス権限を許可し【次へ】ボタンをタッチします。

SMS のデフォルトアプリとして設定するように求められます。

 

いまは Googleメッセージがデフォルトになっています。

 


 

これを +メッセージに変更設定するためラジオボタンを +メッセージにします。



 

【デフォルトに設定】をタッチします。

 

端末の電話番号を入力するように求められます。

この電話番号に認証用セキュリティコードを SMS で送るためです。

 

 

 

電話番号を入力して【次へ】ボタンをタッチすると電話番号が間違いないか念押しされます。

 


 

間違いがなければ【はい】をタッチします。

セキュリティコードが送られてきて、自動認識を求めてきますので【許可】ボタンをタッチします。

 


 

認証が成功すると利用条件等の同意を求められます。

 

 

 

【同意して利用する】ボタンをタッチすると、+メッセージに関する解説画面に変わります。

 

 

 

【スキップ】でいいでしょう。

プロフィール入力画面に変わります。

ここでは xxxxx② という名前を入力しています。

 


 

【OK】ボタンをタッチすると「連絡先の更新」がはじまります。

 



更新が完了するとグレーアウトしていた「連絡先を更新中」が「+メッセージの連絡先を更新」と変わり、マークも変わります。

 


 

ここまでの処理で +メッセージが使える状態になっています。

 

 

 

 

 

次に Googleメッセージの方をアクティベートします。

 

Googleメッセージを起動すると SMS がデフォルト設定から外れているので、【デフォルトのアプリに設定】を促す表示になります。

 

これは +メッセージをアクティベートするために +メッセージの方を SMS デフォルト設定したためです。

 

 

そこで Googleメッセージに SMS デフォルトを戻します。

 


 

SMS 設定のあと RCS を有効化します。

 

Googleメッセージを開いた画面の右上のアカウントアイコンをタッチすると次のような画面になります。

 




【メッセージの設定】をタッチして設定画面に移ります。



 

【RCS チャット】をタッチします。

 


【RCS チャットをオンにする】で右のスイッチをオンにします。

 

有効になるとその下の【ステータス】が【接続済み】になります。

 

一つ前の【メッセージの設定】画面に戻り、スクロールすると【スパム対策】という項目があります。

 


 

これをタッチします。

 


 

【スパム対策機能を有効にする】スイッチをオンにします。

 

以上で Googleメッセージの設定は終わりです。

 

 

 

Googleメッセージに SMS デフォルト設定を戻すと、+メッセージの SMS デフォルト設定は外れますが、+メッセージ同士での RCS メッセージングは継続して使えます。

 

相手が +メッセージでない場合は SMS 送信できなくなり送信エラーになります。

 

 

しかしながら +メッセージを使うということは、連絡先で +メッセージアイコンが付いた相手と RCS メッセージングをする訳ですから、+メッセージで SMS ができなくても問題ないはずです。



どうしても SMS を送信したい人が、非+メッセージの場合は Googleメッセージで行います。

 

 

+メッセージと Googleメッセージの両方をアクティベートした結果、このときの両アプリの状態は次のようになっています。

 

 

◎ +メッセージ

  +メッセージ同士で RCS メッセージングができます。

  相手が +メッセージでない場合は SMS で送信できずエラーになります。

 

  エラーになった場合は改めて Googleメッセージから送信します。

 

 

 

次の画面はテストのため +メッセージで自分の電話番号にメッセージを送信し、これを受け取った画面です。

 


 

 

 

 

◎ Googleメッセージ

  Googleメッセージ同士で RCS メッセージングできます。

  アップルが今秋 iOS 18 で RCS 対応した場合は iOS 18 との間でも RCS
  メッセージングができます。


  相手が Googleメッセージではない場合は SMS 送信に変わります。


 

 

次の画面は xxxxx③ のスマホから xxxxxxxxx/RM のスマホ当てに Googleメッセージで送信したときの、xxxxx③ のスマホ画面です。





xxxxxxxxx/RM のスマホは楽天モバイルですが Googleメッセージをアクティベートしており、RCS メッセージングができます。

 

xxxxxxxxx/RM のスマホ側の Googleメッセージ の受信画面です。

 


 

18:58 に XXXXX③ から送信し、同じく 18:58 に xxxxxxxxx/RM で受信しています。

 

 

 

ちなみに Rakuten Link と Googleメッセージも併用できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024-06-06

iMessage って使い勝手は?

 

 

アップルは iMessage の閉鎖性を Google や Samsung から追及されて本年 iOS18 で RCS に対応するとしていますが、なお iMessage の仕様で抵抗しています。



iMessage の使い勝手は本当によくなるのでしょうか。

 

Googleメッセージとの RCS をめぐる垣根は本当になくなるのでしょうか。



下図は iMessage の画面コピーです。

iPhone から自分にメッセージを送信したものです。

 

SIM はサブ回線の楽天モバイルです。

 








ワタシは Mac ファンですが iPhone ファンではありません。

 

むしろアンチ iPhone かな。

 

 

なので、以下の iPhone への否定的見解はワタシの個人的見解です、あしからず m(_ _)m。

 

 

iPhone は iOS アップデートサポートが長い点が唯一の利点でしょうか。

 

 

 

若者世代では iPhone 以外は疎外されるとの話しも聞きます。

 

これはもう社会問題です。

 

 


 

Android ではできなくて iPhone にしかできないって iMessage くらいですが、その iMessage はいまや骨董品です。

 

その iMessage もあまり使われていないようですし、インスタントメッセージングは LINE の方がよほど使われています。

 

 

なので、なんでそんなに iPhone を持ちたがるのか、ワタシには理解できません。

 

 

 

iPhone はワタシにとって「非常に」使い勝手がよくない。

 

 

 

アップルは当初、ウィジェットも頑なに否定していて、いまは取り入れていますが中途半端です(何なんだろう?)。

 

 

アプリアイコンの配置も自動的に決められてしまい、使いやすくするための自由な配置ができません。

 

ホームの縦横サイズも自由度がありません。

 

 

 

 

気に入らないのは、アップルが楽天モバイルに無理やり受け入れさせた Rakuten Link の改悪問題、これは楽天モバイル側の問題ではなく、アップルのヘンなポリシーのせいです。

 

 

Android とは扱いが異なるのです。

 

Rakuten Link の iPhone 版は Android 版に比べて改悪にならざる得ない状況に置かれています。 

 

 

 

 

 

 

Rakuten Link 非搭載のスマホ等から Rakuten Link 搭載 iPhone であっても、着信は Android の場合と違って 標準電話アプリでの着信になります。

 

 

これは折り返すときに気をつけないと有料になるし、履歴が2個所に別れて記録されてしまい不便きわまりない。

 

 

Rakuten Link 留守録(再生無料)も機能しないようにされています(キャリア留守電だと再生が有料)。

 

 

メッセージはもっと悲惨で Rakuten Link 搭載 iPhone から非搭載スマホへの送信は SMS 機能での送信になり有料です。

 

これも Android スマホとは異なるアップルの縛りのせいです。

 

 

 

iMessage はこれほど「バカ」にした仕様はありません。 

 

Google や Samsung が RCS 対応を迫ってきたのは Android機 と iOS機 の間の垣根をなくしてユーザー本位にしよう、という理由にほかなりません(主導権争いという見方もありますが)。

 


 

 

iPhone 同士は使い勝手がいいのでしょうか。

 

Mac との親和性はそれほど便利だとは思えません。

 

 

まして iPhone ユーザーの大半は Mac を持っていないでしょう。

 

 

閉鎖的な iMessage はそれほど使われていないと聞きます。

 

 

メッセージングはむしろ LINE や +メッセージの方がユーザーが圧倒的に多いといいます。

 

前者は国内で 9千万ユーザー、後者は 4千万ユーザーといわれています。

 

 

通話も LINE 通話が多いと聞きます。

 

 

 

海外でも同様で 20億人といわれる Whatsapp や 9億人の Facebook Messenger、3億人の Viber の方が使っているユーザーは多いのです。

 

iMessage ユーザーが多いといわれる米国でも 5千万ユーザー程度で、Facebook Messenger 1億人の半分のユーザー数です。

 

 

 

 

 

話しは変わりますが、Android機で iMessage が使える、という Air Message というアプリがあります。

 

 

これは iPhone と同期した Mac を介して iMessage 機能を Android スマホで使える、というアプリです。

 

 

なので iPhone(通話 SIM が必須)とスリープなし設定した Mac が必要です。

 

 

下図は Android スマホで Air Message を開いた画面です。

 

冒頭の iPhone の iMessage 画面と同じですが、Air Message を設定した時間の関係で冒頭の画面の最後のメッセージングだけが表示されています。

 


 

 

 

使ってみましたが、そもそも iMessage ユーザーではないので、まったくありがたくはありません。

 

iPhone が必要なのにわざわざ Android で iMessage する必要性がないと思います。

 

 

同様の仕組みは Googleメッセージ を iPhone で利用できる Google Message for Web がありますが、やはり通話 SIM を挿した Android 機が必要なので、実態的には使う必要性を感じないでしょう。

 

 

 

 

Googleメッセージ とのやり取りが期待される RCS が iOS 18 で対応されるのを待つしかないのでしょうが、まだまだアップルの閉鎖性は継続されるだろうと思うとなんだかなぁ〜〜〜

 

 

 

 

 

 

 

 

2024-06-04

SMARTalk が終了する・・・トホホ

 

 

SMARTalk(Fusion IP Phone)が終了するとのメールが届きました。

 

これによると 2025年2月28日(金)23:59 を以て終了し、現在契約中の回線は自動解約になります。



これに伴いマイページへのログインと通話明細等の確認は 2025年5月31日(土)までは可能ですが、6月1日以降は閉鎖されます。

 

 

代替サービスとして Rakuten Link で通話無料となる「Rakuten最強プラン」等を検討いただきたい、とのことですが、代替にはなりませんね。

 


 

 

SMARTalk はすでに新規受付停止していましたから、いずれなくなることは予想できました。

 

残念ですが仕方がありません。

 

 

国内 8.8円/30秒 は携帯電話向けとしては安く、国際電話が 8円/30秒、SMARTalk 同士は無料、月額利用料は 0円、また留守電機能もあり、魅力でした。

 

 

2回線契約中です。

 

 

 

楽天モバイル株式会社は 050 番号帯を 452万回線ほど割当てを受けていますが、これらはどうなるのでしょうか。

 

参考:総務省

 特定IP電話番号(050)・事業者別割当て表

https://www.soumu.go.jp/main_content/000697572.pdf

 

 

 

OCN の 050 plus も 2023年6月26日を以て新規受付停止状態です。

 

 

現在サービス中の 050 事業者は My 050(Brastel)、G-Call050、LaLa Call などですが、ソフトフォンアプリを選べるのは My 050 くらいです(G-Call050 はハックしてソフトフォンアプリを選べる)。

 

050 は詐欺電話などに使用されたことがあり、現在加入は本人確認が厳格化されています。