ユニバーサルコントロールが Monterey 12.3 でやっとサポートされました。
待ちわびていた方も少なからずいらっしゃると思います。
サイドカーが iPad を Mac のサブディスプレイ化できるのに対して、ユニバーサルコントロールは Mac と iPad との間で一対のマウスとキーボードを共有できる機能です。
iPad をネイティブ機能で使用できて、マウスが両者の間を行ったり来たりでき、マウスのある方のデバイスでキーボードが有効になる、というものです。
iPad が進化していますので、サイドカーよりも使い勝手はいいのではないでしょうか。
Teleport は、複数台の Mac 間で一対のマウスとキーボードを共有できる機能です。
画像をクリックすると teleport.zip をダウンロードできるサイトに飛びます。
これを解凍して取り出した teleport.app を複数台の Mac のアプリケーションフォルダに入れてそれぞれの Mac で起動すれば、マウスとキーボードが共有できます。
Teleport の方が早くから提供されていますので、ユニバーサルコントロールは Teleport の亜流といえます。
今般 Teleport が約1年ぶりに ver. 1.3.5 にアップグレードされました。
これまでの ver. 1.3.3 から何が変わったかといいますと、
① 暗号化機能が追加された
② スリープが Sync するようになった
の2点です。
複数台の Mac 保有の方は Teleport が便利です。
拙宅では Mac mini M1 と iMac 2019 の間で共有して使っています。
もう1台、MacBookAir 2012(High Sierra)があり、これにも Teleport がインストール済みです。
iPad もお持ちの方ならばユニバーサルコントロールも便利でしょう。
Teleport とユニバーサルコントロールが、お互いに悪影響し合うのかどうかは iPad を持ち合わせておりませんので、他の方の評価に委ねたいと思います。