4月21日に発表になりました。
メモリは 8 GB モデルのみです。
下位モデルが下記のものです。
8コアCPU/7コアGPU 256GBストレージ
- 256GBストレージ
- 8GBユニファイドメモリ
- 24インチ4.5K Retina
- ディスプレイ
- Thunderbolt / USB 4ポート x 2
- Magic Keyboad
- Magic Mouse
- カメラ
- サウンド・システム
4月21日に発表になりました。
メモリは 8 GB モデルのみです。
下位モデルが下記のものです。
8コアCPU/7コアGPU 256GBストレージ
Teleport というアプリがあります。
無料ながら、これをインストールした複数台の Mac 間で、キーボードとマウスを共有できます。
画像は左のモニターが Mac mini M1 のもので、右は iMac 2019 です。
iMac は Luna display によって Mac mini M1 のセカンドディスプレイにできますが、この写真ではそれぞれが別々の Mac としています。
Teleport アプリを起動していてそれぞれは同じコンフィグです。
Layout 設定 |
Settings 設定 |
マウスやキーボードはそれが接続されている Mac 側が「主」でそうでない側が「副」です。
マウスカーソルが「主」から「副」に移ったときに「副」のほうのメニューバーの Teleport アイコンは「Controlled by Mac mini M1」となります。
このとき「主」のほうのメニューバーの Teleport アイコンは「Controlling iMac」となります。
つまり「主」から「副」を制御する、という意味です。
「主」に戻るとアイコンの右のテキストは消えます(アイコンだけになります)
同様に iMac 側に接続したマウスのカーソルは iMac 画面上が「主」で、Mac mini M1 画面に移動すると移動先が「副」になります。
どちらがどちらを制御するか、というのは実質的な意味はありません。
どちらの Mac に接続したマウスもキーボードも、他方の Mac でもカーソルがある位置で使えるからです。
それぞれの Mac にそれぞれマウスとキーボードを接続しなくても、どちらかに接続していれば他方の Mac をカーソル制御できますし、カーソルがある位置でキーボード入力ができます。
つまり、マウスとキーボードは1対で済むのです。
さらに複数台の Mac 間でコピペもできます。
このコピペはテキストだけでなく、画像やフォルダ、ファイルに対して行えます。
さらにさらに、設定で「Drag & Drop Files」にチェックを入れるとファイルをドラッグアンドドロップすることができます。
Teleport を使うほうが Luna Display を使って iMac をセカンドディスプレイにするよりも便利かも知れません。
ということで、現在は Luna Display は使っていません。
クロスパスの速度性能値ですです。
・測定日時 :2021-04-18 08:00 頃
・測定サイト :みんそく
・測定ブラウザ:Firefox
・測定コンピュータ:Mac Mini M1(8GB メモリ)、ルーターに LAN 接続
・ルーター :ヤマハ RTX830
どの時間帯に計測しても概ね上記のような速度を出しています。
・Down Load:800 Mbps 台(IPv6 のほうが少し IPv4 よりも速い)
・Up Load :600 Mbps 台(IPv4/IPv6 ともほぼ同水準)
※ 上の実測結果では IPv6 Up Load が 588 Mbps で、たまに 500 Mbps 台
になりますが、普段は概ね 600 Mbps 台です(下記:2021-04-19 測定)
ほかの測定サイトは同じ時間帯でも結構ばらつくのですが、「みんそく」はほぼ一定で、ばらつきが少ない。
@nifty の V6プラス のような、「公平制御」に名を借りた「不公平制御」はありません。
楽天モバイルユーザーは1年間、無料ですから、たいへんお得です。
楽天モバイルを含めてネット料金は劇的に安くて済んでいます。
内蔵 SSD は「システム環境設定」→「共有」の中の「ファイル共有」にチェックすることで共有できます。
外付け SSD は「共有フォルダ」の「+」をクリックして対象となる SSD を選択します。
例では "Kingmax-dd" を選択した結果が「共有フォルダ:」欄に現れています。
右欄の「ユーザ」には管理者である自分のアカウントだけに「読み書き」権限を与えています。
ところが、内蔵 SSD と違い、これだけではリモート側ではアクセスできません。
「アクセス権なし」となってはねられ、SSD の中身を見ることができません。
これを可能にするには次のようにします。
この画面で「control」キーを押しながら当該 SSD を左クリックし、現れたメニューの中の「内包している項目にアクセス権を適用」を選びます。
「選択した所有者、グループ、およびアクセス権を内包しているすべての項目に適用してもよろしいですか?」と聞かれますので「OK」をクリックします。
これによって「● ファイル共有:オン」の下に "smb://192.168.xxx.yyy" でアクセスできます、とあるように他の Mac や PC、スマホ などから Samba 接続してアクセスできます。
Mac to Mac の場合は、Teleport アプリでキーボード/マウスの共有ができるだけではなく2台の間でファイルを含めてコピペが可能です。
ですから、SSD やファイル共有をしなくてもいいのですが、ここではこのようにすればできることを記述しました。
ただスマホからはクラウドだけでは面倒なので重宝しますし、外で Mac の SSD やファイルを共有することができるのは何かと便利です。
スマホの場合は「ファイルマネージャー」を使っています。
Google Play ストアからダウンロードします。
無料版で広告がありますが、煩わしい広告の出し方ではありません。
1.ファイルマネージャーを起動します
2.「リモート」をクリックします
3.「+ リモートロケーションを追加する」をクリックします
4.「SMB」をクリックします。
つぎのようなダイヤログ画面になります。
ホスト :Mac mini M1 の IP アドレスを入力します
ユーザー名:Mac mini M1 のユーザー名(ログインユーザー名・管理者権限)を入力します
パスワード:Mac mini M1 のユーザーのパスワードを入力します
そして「OK」をクリックします
5.Mac mini M1 に接続され、本体の 内蔵 SSD 以外に、接続されている SSD が表示されます
6.上の画面の「Kingmax-dd」という外付け SSD をクリックすると内包されているフォルダ一覧が表示されます。
読み書きしたいファイルが入っているフォルダをクリックしてターゲットのファイルを開きます。
以上のようにリモートで 外付け SSD をアクセスすることができます。
外出中は Wireguard VPN で自宅ネットワークに接続して 外付け SSD を読み書きできるようになります。
M.2 NVMe SSD 用のパッシブ放熱ヒートシンクを PCIe 拡張ボックスに装着した Kingmax SSD 用に購入しました。
アマゾンで 899 円です。
PCIe 拡張ボックスにファンは標準装備されていますが少々うるさいので電源コードを外してファンが回らないようにしています。
次の画像のようにシリコンサーマルパッドを SSD の両面に貼って、放熱板を上下で挟むタイプです。
熱効率を高めた機構になっているようで、10 °C ~ 25° C の冷却効果があると謳っている製品です。
Kingmax SSD は、ファンなし / 放熱ヒートシンクなし で現在は概ね 20 ℃ 〜 30 ℃ 台で、温度上昇しても 50 ℃ 以下です(室温 20 ℃ 台前半のとき)。
現時点ではヒートシンクの必要性をそんなに感じていないのですが、これから大気温が上がって夏場は室温が 30 〜 40 ℃ に上昇します。
相対的に SSD の温度も上昇することが想定されます。
それでもサーマルスロットリング状態にまでは上昇しないと思われますが、熱対策をしておくことは有益でしょう。
Mac mini M1 の 内蔵 SSD 同様、Kingmax SSD も TRIM は有効になっていて、削除による空きブロック管理がされ、速度低下しない仕組みで動作しています。
実際に取り付けて温度状況を監視したところ、ヒートシンクなしに比べて 10 〜 15 ℃ 程度低く、冷却効果を得られています。
自宅の固定網は楽天ひかりで、クロスパス接続しています。
ルーターは「ヤマハ RTX830」です。
Casa と Wireguard のために、外部からの接続要求を受け入れるための IPv6 開放設定をしています。
クロスパスは DS-Lite 方式ですので IPv4 ではポート開放はできませんが、IPv6 ならば制約を受けることなくポート開放ができます。
ちなみに V6 プラス(MAPe 方式)の場合は IPv4 でも割り当てられたポートであれば開放設定できます。
IPv6 の場合は、クロスパス同様、MAPe 方式でも制約なしにポート開放が可能です。
❏ Casa
esp(プロトコル 50)と IPsec IKE(udp 500)を開放設定します。
❏ Wireguard
Raspberry Pi に Wireguard サーバーを立てていますので、
Client からの接続要求を受けるためのポートを開放します。
※ Client はスマホおよび MacBook Air です
IPv6 で接続できるように IPv6 DDNS として i.open.ad.jp を利用しています。
サーバーの IPv6 アドレスを [XXXXXXXX].i.open.ad.jp という DDNS 名で登録します。
RTX830 の IPv6 フィルターのうち、これらに関連した設定は次の部分です。
----------<< ここから >>----------
ipv6 filter 200030 pass * * icmp6 * * # ICMPv6の通信許可
ipv6 filter 200031 pass * * 4 # IPinIP(encapsulation)のプロトコル4の通信許可
ipv6 filter 200038 pass * * udp * 546 # DHCPv6の通信許可
ipv6 filter 200039 reject * * # 上記と下記以外の WAN->LAN はすべて拒否
ipv6 filter 500100 pass * ra-prefix@lan2::/64 esp
ipv6 filter 500101 pass * ra-prefix@lan2::/64 udp * 500
ipv6 filter 500200 pass * ra-prefix@lan2::/64 udp [Client側ポート] [サーバー側ポート]
#
ipv6 lan2 secure filter in 200030 200031 200038 500100 500101 500200 200039
---------<< ここまで >>----------
[ra-prefix@lan2::/64] は IPv6 WAN インタフェースのプリフィックスアドレスで、ひかり電話契約がない場合の設定です。
ひかり電話契約時は [dhcp-prefix@lan2::/64] になります。
IPv6 プリフィックスアドレスに対して許可設定していますので同じプリフィックスの、ルーター配下の機器にパス設定していることになります。
ですが、実際には esp/IPsec を開放した Casa と Wireguard サーバー の IPv6 アドレスに対してのみ有効になりますので、他の機器が同じプリフィックスアドレスだからといって影響を受けることはありません。
ディスクリプター番号 500100 と 500101 が Casa 用の esp/IPsec IKE の受け入れです。
500200 は Wireguard サーバー用の接続受け入れ設定です。
[Client 側ポート] から [サーバー側ポート] に対して通過設定しています。
[Client 側ポート] と [サーバー側ポート] は同じポートでもいいのですが、我が家はあえて別々のポートにしています。
NEC Aterm での設定事例では [Client 側ポート] が [12345]、[サーバー側ポート] が [54321] としています(実際の我が家の設定番号とは異なります)。
これは2つのポート番号をそれぞれ 5 桁、合計で 10 桁の数字が合わない限り接続できないようにして、セキュリティ度を高めているためです。
さらに Raspberry Pi の IPv6 アドレスが一致しないと接続できません。
RTX830 については設定に関してルーターに関するリテラシーと、RTX830 の設定コマンドに関する知識を要します。
市販ルーターでの事例として NEC Aterm で設定する場合を以下に記載しますので、参考にしてください。
1つ目は esp プロトコルの開放設定です。
2つ目は IPsec IKE のポート開放設定です。
3つ目は Wireguard サーバーへのポート開放設定です。
例では [送信元ポート番号] として [12345] を、[宛先ポート番号] として [54321] を設定した事例です。
以上の設定により、Casa については楽天モバイルの「コントローラー」からの接続要求に応えることになります。
Wireguard は、クライアントアプリの設定で、クライアント自身の Listen ポートを [12345] にして、「エンドポイント(宛先)」のアドレスとポートをそれぞれ、[XXXXXXXX].i.open.ad.jp と [54321] にします。
StarTech Thunderbolt3 接続 PCIe 拡張ボックス を入手しました。
これは PCIe カードを、内蔵の PCIe に挿して使うのと同等に使える拡張ボックスです。
SSD メモリカード、グラボカードなどを装着して使えるわけです。
Thunderbolt3 ポートが2個あり、ディジーチェイン可能になっています。
ほかには DP ポートがついています。
今回は SSD メモリ用に使いますので、M.2 NVMe SSD 用 PCIe カードも併せて入手しました。。
これも StarTech 製の PCIe カードです。
いままで 外付け SSD(Kingmax のSSD)を Thunderbolt3 ケースに入れ、Thunderbolt3 接続して データ専用として使っていました。
Luna Display のドングルを使うと Thunderbolt3 端子2個がすべてふさがってしまいます。
今回これを入手したので、Kingmax SSD をこのボックスに収納し接続します。
Kingmax SSD は CCC5 を使って内蔵 SSD のクローンを作成し、そこに Big Sur 11 をインストールしており、あわせてデータボリュームパーティションを切り、データ類もそこに置いています。
内蔵 SSD にはデータ類は一部を除き置いていません。
Kingmax SSD が Mac mini M1 の予備の起動用 SSD 兼データ用 SSD ということです。
普段はデータ用 SSD ですが、いざというときは PCIe 拡張ボックスに装着したままで 起動用 SSD として機能します。
この結果、つぎのような構成になります。
拡張ボックスのファンの音が少しうるさいのでファンの電源コネクタを外していますが、SSD の温度は 20 ℃ 〜 30 ℃ 台 です。
この拡張ボックスに装着した Kingmax の SSD の性能値はつぎのような測定結果です。
Thunderbolt3 対応の外付け SSD と Luna Display のドングルを使っても Thunderbolt3 が一つ空きができます。
この空いた Thunderbolt3 端子に、試しに Thunderbolt3 ケースに入れた WD Black SN750 をディジーチェイン接続して性能測定した結果は次のようになりました。
両者を比較してみますと、Kingmax 製の SSD の性能値はいい線いっていますね。
Thunderbolt3 Doc は Wavlink 製です。
特に使わなければならない理由はなくなりましたが、USB-A ポートや SD メモリカードが使えますからそのままにしています。
現在 Thunderbolt3 SSD ケースは他に 2個あり、一つは WD Black SN750 500 GB を装着して Mac mini M1 の2つ目の 予備の起動用 SSD にしています。
つまり Mac mini M1 の予備の 起動用 SSD は、この WD Black SN750 500 GB と PCIe 拡張ボックスに装着した Kingmax SSD の2つある、ということです。
もう一つは Samsung 970 EVO plus 250 GB を装着して iMac 2019 HDD モデルの起動用ディスクとして使っています。
SSD はもう 1個、WD Blue SATA 500 GB があり、現在これは iMac の TimeMachine としています。
WD Blue SATA は MacBook Air 2012 の内蔵ディスクを、これに交換して使っていました。
MacBook Air を Apple に買取に出そうと元の内蔵ディスクに戻し、WD Blue SATA が空きましたので iMac の TimeMachine にしました。