Android ナビ・EONON GA2193K を使いはじめてまだ日が浅いのですが、大変気に入っています。
それまではオンダッシュ型ディスプレイオーディオ・Carpuride 9 インチを CarPlay で使っていました。
また、もともとクルマに具備されていたカーオーディオと Bluetooth 連携し、ハンズフリーや楽曲アプリ連携していました。
よくなったのは次のような点です。
・ナビ用の地図アプリを自由に選べる
GoogleMaps は最初から入っていて、下記のものを追加でインストールした
Y! カーナビ(メインで使用)
moviLink(サブで使用)
MAPS.ME(オフラインで使用)
Waze(ついでに使用)
Map2Geo を使えば検索機能に優れた GoogleMaps で検索し目的地の座標を
ほかの地図アプリに連携できたりもする
・Android Auto / CarPlay 接続ができるが、使っていない
Y! カーナビが現時点では Android Auto で使えない
CarPlay 接続すれば Y! カーナビのほか、iOS マップが使えるけど、CarPlay 接続は使っていない
・ラジオやアンプのイコライザー調整や Time Delay が可能になった
音質もよくなった
・お気に入りのホームアプリを使えばホーム画面のカスタマイズができる
評判がよい Macrosoft Launcher にするかどうか思案中
ウィジェットが決め手かな?
・楽曲アプリ Spotify が非常に安定し、途中で切れることがなくなった
カーオーディオと Bluetooth 連携で聴いていたときはしょっちゅう切れて
皮肉なことに結構なストレスだった
(ストレス解消のための楽曲が逆にストレスに ...笑えない)
・Bluetooth 未対応のはずの楽天Link がなぜかハンズフリーできる
電話がかかってきたときにハンズフリーできることに気がついた
受話、拒否応答、終話のいずれもステアリングスイッチで使えている
できないはずのことが、なぜできるのかはわからないが大変便利
標準電話アプリでのハンズフリー通話もモチロンできます。
・Macrodroid や Tasker などの自動化ツールが使え、使い勝手をよくする
ことができる
・ステアリングスイッチでナビを操作でき、とても使い易くなった
ほかに追加で入れたアプリは Spotify、Macrodroid と Ookla Speedtest です。
Tasker ではないのは、ナビ専用 Google アカウントのため有料になりますから、無料で使える Macrodroid にしました。
下記のうち、CarbitLink はミラーリング用ですが、まず使うことはありません。
アプリ一覧・その1 |
ほかにも Netflix、QuickPic、Torque はまず使いませんし、CarPlay/AndroidAuto 用の TLINK も多分使いません。
アプリ一覧・その2 |
画面のスクリーンショットは USB メモリ経由で取り込み
ディスプレイオーディオに比べてよくなった点はいくつもありますが、悪くなったと感じる点はありません。
Carpuride はオンダッシュ型で導入・取付のハードルはすこぶる低いけれど、こういうことなら最初から Android ナビにしておけばよかった、と思っています。
Android ナビの機種には EONON のほか、Wowauto / ATOTO / XTRONS などがありますが、EONON はおすすめです。
なぜかというと性能的な不満は感じず、通常はギボシ加工が不要で取り付け易いからです。
ウチのクルマではステアリング結線だけ、ギボシ再加工が必要でした。
① ナビ本体の SWC1/2 はともにオス、ハーネスもオスです
本体側の SWC1 をメスに加工しました
ちなみにハーネスは車両側の配線カップラーとナビ本体のカップラーを中継
するものです(車種に合わせて購入します)
② 本体のアース線はステアリング用マイナス線として使うために加工
クワ型端子に分岐を加えて、オスのギボシを付けました
クワ型端子を残したのは車両アースをとる場合に備えてですが不要でした
車両アースには落とさず、アースからは浮いています
(結果的にステアリングマイナスをアースする必要はなかった)
朱○ でマークしたのが加工したギボシSWC1 をメスに、GND にオスギボシ |
ハーネス側を加工するか、本体カップラーを加工するかですが、今回は本体カップラーの端子を加工しました。
GND をクワ型ではないものにする必要があり、どうせなら、と SWC1 も加工したわけです。
GA2193K は 現在は GA2193Q という後継・最新版が発売されていて QLED 画面化されています。
EONON の代表的な 2機種である GA2193Q と GA2196K の違いは、前者が
・RAM 3GB / Storage 32GB / SoC: Unisoc UIS8581A(antutu:74,462)
正価:46,980円
なのに対し、後者が
・RAM 8GB / Storage 128GB / SoC: Unisoc UIS7862(antutu:87,765)
正価:71,580円
という点だけです。
SoC の比較は次表に示します。
体感的には GA2193K(Q) で性能的な不満は感じません。
価格を考慮すると GA2193K(Q) で十分に思います。
Wowauto はコスパがいい機種ですが、線一本一本ギボシを付ける手間がかかります。
それさえいとわなければ買って損はないでしょう。
AG11/AG12 がオススメでしょう。
下図はエーモンの「ターミナル&ツールセット」でギボシ加工用のツールです。
Amazon で 1,227円です。
一部のギボシ変更くらいならばこれで間に合いますが、例えば Wowauto の取り付けにはギボシ端子数が足りませんので、別途端子を購入する必要があります。
ATOTO や XTRONS はコスパがよいとはいい難い。
これはあくまでワタシの独断に基づく所感であって、ほかの方々とは違うかも知れません。
インダッシュ型の Android ナビ 取り付けを経験しましたから、他機種のナビに変える場合があっても、これからはギボシ処理も含めて自分でできると思います。
案ずるより産むが易し、かな?