Mi 11 lite 5G は、概ね OPPO Reno5 A を凌ぎます。
OPPO Reno5 A は防水性能がいいことと eSIM 対応している点が優れています。
ミドルハイ機種としてどちらを選ぶか迷うところですね。
さて、Mi 11 lite 5G のバッテリー消費を抑えるための設定をしてみます。
MIUI バージョンは 13.0.3 安定版、Android バージョンは 12 SKQ1.211006.001 です。
・「モバイルデータを常にオンにする」をオフにする
・「常時オンディスプレイ」をオフにする
・「ダークモード」を設定する
・「触覚フィードバック」をオフにする
・「モバイルデータの無制限利用」を制限する
・「バッテリーとパフォーマンス」設定を変更する
・「アカウントのデータ同期」設定を変更する
・「位置情報」をオフにする
それぞれについて具体的な設定は次のようにします。
1.「モバイルデータを常にオンにする」をオフにする
[デバイス情報] → [すべての仕様] と移り、[MIUIバージョン] を
7回連打すると「開発者向けオプション」が有効になる
その後、[設定] → [追加設定] → [開発者向けオプション] と進み
[モバイルデータを常にオンに] をオフにする
このあとは「開発者向けオプション」をオフにしても、しなくてもよい
2.「常時オンディスプレイ」をオフにする
[設定] → [常時オンディスプレイとロック画面] → [常時オンディスプレイ] を
オフ
3.「ダークモード」を設定する
[設定] → [ディスプレイ] → [ダークモード] を選択
また [その他のダークモードオプション] → [壁紙をダークモードに調整する]
をオン
さらに [リフレッシュレート] を 60 Hz にする
4.「触覚フィードバック」をオフにする
[設定] → [サウンドとバイブレーション] → [触覚フィードバック] をオフ
5.「モバイルデータの無制限利用」を制限する
[設定] → [プライバシー保護] → [モバイルデータの無制限利用] と進み、
「Carrier Services」と「Google Play 開発者サービス」をオン、
他はすべてオフにする
6.「バッテリーとパフォーマンス」設定を変更する
[設定] → [バッテリーとパフォーマンス] → [バッテリーセーバー] を
省電力にする
右上の六角マークをタッチ
[バッテリーセーバー] → [通知受診時に画面のスリープを解除しない] を
オンにする
また [アプリバッテリーセーバー] の各アプリの設定を見直す
・制限なし:設定するアプリなし
・バッテリーセーバー(推奨):次のアプリをこれにする
(プッシュ通知してほしいアプリ)
LINE/楽天Link/Softphone/Spark/Whatsapp/Wireguard
・バックグラウンドアプリを制限する:設定するアプリなし
・バックグラウンドアクティビティを制限する
残りのアプリすべてをこの設定にする
7.「アカウントのデータ同期」設定を変更する
[設定] → [アカウントと同期] → [データの自動同期] をオン
[設定] → [アカウントと同期] → [Wi-Fiのみ] をオン
8.「位置情報」をオフにする
[設定] → [位置情報へのアクセス] をオフ
以上の設定で、次のようなデュアルSIM(ともに通話SIM)では、
・通話設定 :povo2.0
・データ通信設定:日本通信
Wi-Fi がオンのとき 25.5 時間経過後のバッテリー消費率は 0.274%/h です。
Wi-Fi がオフのときでも 24. 1 時間経過後のバッテリー消費率は 0.332%/h です。
OPPO Reno5 A では同じ組み合わせのデュアルSIM の場合、24 時間経過後で 0.719%/h という異常消費状態でした(下記記事を参照ください)。
これ以外の組み合わせのデュアルSIM でも、全般的に Mi 11 lite 5G の方がバッテリーもちはよい、という状況です。