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2023-12-03

楽天モバイルを固定回線化でも Rakuten Link を使う試み【2023-11-05 修正】

 

 

〜〜 楽天モバイルを固定回線化し、併せて Rakuten Link を使うにはどうするか? 〜〜

 

 

 

 楽天モバイルの電波状況 

 

家の中はほとんどが4Gで、一か所だけ楽天モバイルの5が受かる場所があり、速度は下に示す値となっています。

 

居間2の西側サッシの、床から高さ 155 〜 170 cm/幅 30 cm ほどの狭い範囲だけが5電波を拾います。

 

 

家の中から約1.6km 北西方向の5G基地局アンテナを直視できる唯一の場所です

 

 

概ねダウンロードで 300 Mbps 前後、アップロードで 50 Mbps 台です。






ほかには窓外ですが、もう一か所5Gが受かる場所があります。

 

北西和室の北側サッシの外で床からの高さ 170cm 窓から 20 cm 以上離れた場所です。


 

 

先ほどの場所とほぼ同等の速度です。



5G対応モバイルルーターか、スマホ・テザリングによる固定回線化を検討してみました。

 

 

 1️⃣ モバイルルーターで固定回線化の場合

   Rakuten Link は利用できません

   固定回線専用に1回線、追加契約する必要があります

 

 2️⃣ スマホ・テザリングで固定回線化の場合

   イーサネットテザリングにすると、Mac 用 Rakuten Link アプリが
   使えます

 

   ほかに WiFi や Bluetooth、USB テザリングがありますが、これらのうち
   WiFi テザリングだけが Rakuten Link を使えます

 

 

 

楽天モバイルは主回線として利用中ですから、やるとなれば 2️⃣ 案です。

 

 

 

スマホでのイーサネットテザリングには、下図のような「充電ポート付き USB - LAN 変換アダプター」を使えば充電も同時に行えます。

 

GOPPA CR45H/W

 

 

現在のメインスマホである AQUOS sense6 は充電 90 % で直接給電にする設定ができます。

 

つまり給電しっぱなしでも、90% で充電が止まり、直接給電となって過充電防止ができます。

 

直接給電とは、電源供給するが充電はしない給電方式のことです。

 

下図のように 89% で充電が止まったままで「ダイレクト給電中・1時間」と表示されているのがわかりますでしょうか。

 

 

 

 

Rakuten Hand 5G も同様のことができるようです。

 

ただし Rakuten Hand 5G は AQUOS sense6 とはちょっと違っていて、70% で充放電を繰り返し、満充電状態を避けているようにみえます。



AQUOS sense6 の方がより賢い充電方式になっているように思います。

 

 

 

 

下図のような接続を考えてみました。

 

 

 

テザリングでの IP ドメインは 192.168.124.0/24 で、デフォルトゲートウェイは 192.168.124.197 となっています。

 

接続し直すと変わることがあります。

 

プリンターは WiFi ルーター配下のスマホから印刷できるほか、ポート開放により上位ドメインにいる Mac からも印刷できます。

 

 

 

書斎には5Gは届かず、4Gですが速度は次のような状況ですから、4Gとしては十分です。

 




ともあれ、手持ちの Baffalo LUA4-U3-AGT という USB-WiFi アダプターを使い、
接続構成案に近い構成で、書斎の4Gで試行したところ、テザリングもその他接続機器も問題なくネットワークが利用できることを確認しました。 

 

 

試行したテザリングでつながった WiFi ルーターに接続のスマホでの速度状況は下図です。


 

親の AQUOS sense6 の速度からあまりダウンしていません。


4Gでのテザリングとしては非常に優秀といえるでしょう。

 



 

3時間ほど使ってみました。

 

Mac やほかのスマホ、タブレットで Youtube も視聴したりしましたが、とくに問題はありません。




4Gでも固定回線にできなくはない、と感触を得ましたが、5Gの速度を体験すると4Gはやはり物足りなさを感じます。

 

 


実際に固定回線化をする場合は5G回線をつかめる場所にテザリング用のスマホを設置したいと考えています。

 

 

 

 

 固定回線化の場合の月額費用試算 

 

現在のネット関連月額費用は次のとおりです。

 

 1.光回線:en ひかり(Xpass)3,608 円

   povo2.0 契約による「勝手に割」で ▲110 円込み


 2.楽天モバイル2回線(連れ合い用と私用)2,162 円

   ポイント払いで 2回線とも 0 円を継続中


 3.IIJmio 2回線(私用)1,706 円

   予備回線ですが、うち1回線は近々解約予定です

 

 4.povo2.0・最低維持費 37 円(= 220 円 ÷ 6ヶ月)

   将来のために保持(ナイショ)

   6ヶ月に一度、220 円のトッピングで維持

 

 5.Linksmate・データ通信 100MB 165 円

   Android Navi・Spotify 専用

   低速モードで十分でデータ消費ゼロ

   アプリ更新などネット必要時はスマホ・テザリングまたは近所のホット
   スポット利用

 

 

 

楽天モバイルやほかの回線利用条件は変えないで、またポイント抜きで損得勘定すると次のようになります。

 

つまり en ひかりを継続または解約するが、固定回線化する私用の楽天モバイル回線は継続して使用する、ということです。

 

 ・en ひかりを継続利用:

  私用の楽天モバイルは継続利用前提

   3,808 + 1,081 = 4,889 円

 

 ・楽天モバイルを固定回線化:

  en ひかりを解約、私用の楽天モバイルを固定回線化

   0    + 3,281 = 3,281 円

 

 

差額は 1,608 円 となり、固定回線化で費用圧縮効果を期待できます。

 

もしも固定回線化のために別に1回線追加契約すると 527 円しか節約効果は得られません。

 

 

私用の現在の楽天モバイル回線を固定回線化した場合に困ることは、突き詰めると Rakuten Link です。

 

あとは sms コード認証でしょうか。

 

それ以外で困ることはありません。

 

 

AQUOS sense6 が半固定設置になりますので、代わりに別機種を新しいメインスマホとします。

 

Mac 版 Rakuten Link で発着信できますし、着信は別機種の IIJmio にでも転送設定しておけば受け取れます。

 

 

外出中の発信は、別機種でイエデンか、SMARTalk、または IIJmio で安く済ますことができます。

 

 

 

 

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固定回線化に際して、考慮するべきことが2点ありあます。

 

接続台数問題と、さきに述べた Rakuten Link です。

 

 

 

 

 接続台数問題 

 

シャープのサイトでは SIM フリー版 SH-M19 での接続数は確認できませんが、ドコモ版 SH-54B では次のように記載されています。

 

 USBケーブルで接続したパソコン 1台

 Wi-Fi対応機器 10台

 Bluetooth機器 4台

 計15台

 

 

WiFi 対応機種が 10台というのは AQUOS sense6 が DHCP で払い出す IP 数が最大 10 個で、パソコン1台を含めて合計 11 台、という制限でしょう。

 

 

ウチでは普段のネットワーク接続機器は WiFi-AP を含めて 10 台以上で、娘一家帰省時はプラス 7〜11台になりますから、普段でも 10台の制限を越え、最大時は悲惨な状況になりそうなのです。 


 

そこで WiFi ルーター配下でも構わない機器(スマホやタブレットほか)を WiFi-AP を兼ねたルーター配下にします。

 

 

ルーター配下に何台あっても AQUOS sense6 からはルーター1台につき1個しか IP を払い出しません。

 

 

WiFi ルーターは家庭内を全エリアカバーするために、全部で4台必要です。

 

Mac 2台と合わせて6接続で済みますので、接続制限内におさまります。

 

これら以外は WiFi ルーター配下にします。

 

 

 

 

 Rakuten Link 問題 

 

主回線である AQUOS sense6 が半固定設置になるため、Rakuten Link が使えるように考慮する必要があります。

 

 

Rakuten Link の無料通話は大変重宝しており、しばしばその恩恵に預かっています。

 

また主回線なのでかかってくるのもこの電番です。

 

 

Rakuten Link の Mac 版アプリを使って半固定設置の AQUOS sense6 に代わり、Rakuten Link 発信できるようにします。

 

 

そのためには、Mac は AQUOS sense6 と同じドメインにいなくてはなりません。

 

 

Mac 2台は AQUOS sense6 に接続します。

 

 

 

これにより通話発信については Mac 版 Rakuten Link アプリで可能になります。


 

通話着信については、新しくメインスマホとして持ち歩く OPPO Reno9 A の IIJmio 回線に無条件転送設定しておきます。


 

主回線への着信を IIJmio 回線で受け取れることになります。


 

 

 

sms の送受信も Mac 版 Rakuten Link になり、新しいメインスマホでの受信はできないので、帰宅して Mac 版 Rakuten Link での確認になります。

 


これまでも sms 送受信はほとんど使っておらず、外ではまったく使っていませんので、まぁ問題はないでしょう。



ただ、sms で認証コードが送られてくる場合があり、これは標準のメッセージアプリに受信しますので、このときは AQOUS sense6 まで確認にいく必要があります。


 

OPPO Reno9 A が新しいメインスマホになるので、いくつかのアプリを機種変対応しました。

 

 ・LINE(機種変移行)

 ・Whatsapp(機種変移行)

 ・おさいふケータイ(機種変移行)

 ・その他ログインを OPPO Reno9 A に変更するアプリ(複数)

  機種変移行ではなく、OPPO Reno9 A で自動ログインになるようにした



 

 

さてしばらくこれで運用してみますか。

 

 

そのためには、「充電ポート付き USB - LAN 変換アダプター」を購入しなくては。

 

 

 

 

 

 

 


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