2023-10-01

GL-AXT1800 を買ってはみたものの・・・MT2500A の方をルーターにしました【2023-10-02 追記 cron err を延々と吐く件】

 

 

【2023-10-02 追記 cron err を延々と吐く件】 

 

なにげにシステムログを見てみたら cron err を 30秒ごとに延々と吐いています。

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Mon Oct  2 14:47:00 2023 cron.err crond[3675]: USER root pid 11587 cmd . /lib/functions/modem.sh;check_ip
Mon Oct  2 14:47:00 2023 cron.err crond[3675]: USER root pid 11588 cmd sleep 30;. /lib/functions/modem.sh;check_ip
Mon Oct  2 14:48:00 2023 cron.err crond[3675]: USER root pid 13550 cmd . /lib/functions/modem.sh;check_ip
Mon Oct  2 14:48:00 2023 cron.err crond[3675]: USER root pid 13551 cmd sleep 30;. /lib/functions/modem.sh;check_ip
Mon Oct  2 14:49:00 2023 cron.err crond[3675]: USER root pid 15500 cmd . /lib/functions/modem.sh;check_ip
Mon Oct  2 14:49:00 2023 cron.err crond[3675]: USER root pid 15501 cmd sleep 30;. /lib/functions/modem.sh;check_ip

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ファームウェア 4.4.5 release1 の err ログのようです。

 

  https://forum.gl-inet.com/t/many-log-data-after-4-4-5-axt1800-mt2500/32854

 

のサイトにあり、AXT1800 と MT2500 での事象だそうです。

 

ここに記載されている GL.iNet スタッフの方の指示通り、下記コマンドで解消しました。

 

root@GL-MT2500:~#
root@GL-MT2500:~#
uci set system.@system[0].cronloglevel="10"
root@GL-MT2500:~#
uci commit system
root@GL-MT2500:~#
uci show system
system.@system[0]=system
system.@system[0].log_size='64'
system.@system[0].urandom_seed='0'
system.@system[0].hostname='GL-MT2500'
system.@system[0].compat_version='1.0'
system.@system[0].ttylogin='1'
system.@system[0].timezone='JST-9'
system.@system[0].zonename='Asia/Tokyo'
system.@system[0].log_proto='udp'
system.@system[0].conloglevel='8'
system.@system[0].cronloglevel='10'
system.ntp=timeserver
system.ntp.server='ntp.nict.jp' '0.openwrt.pool.ntp.org' 'pool.ntp.org'

root@GL-MT2500:~#
/etc/init.d/gl_timer restart
root@GL-MT2500:~#

 

ーーーーー 追記はここまで ーーーーー

 

 

 

購入前から気にはしていましたが、ストレージが異様に少なく、ストレージ不足のため、パッケージは新しく追加もできません。

 

 

メモリ/ストレージは 0.5GB / 128MB です。

 

MT2500 は 1GB / 8GB と、随分な差があります。

 

CPU 性能は AXT1800 の方が若干ですが上ですね。

 


 

 

LuCi にすでに用意されているパッケージはインストールできるのですが wget でダウンロードしたパッケージをインストールできないのです。



例えば tailscale ですが、インストール済みは 1.12.3-1 でアップグレードパッケージでも 1.32.2-1 です。

 

 

最新は 1.50.0 で(その後 1.50.1)、ダウンロードはできますが、tar で解凍しようとすると容量不足でできません。

 

 

MicroSD でファイル領域を増やさないとダメです。

 

 

 

tailscale 1.32.2-1 は Subnets 機能はありますが、Exit Node 機能には未対応です

 

 

またこのバージョンの Subnets はバグがあり、ローカルドメイン(192.168.xxx.0/24)をアクセスできません。

 

 

ローカルドメイン(192.168.xxx.0/24)も、tailscale アドレス(100.xxx.yyy.zzz)でならアクセスできます。

 

 

1.50.0 ではこの点も改善されていて、ほかにも Exit Node / Funnel などが使えます。

 

 

 

Exit Node 機能は使わなくても別段困らないので 1.32.2-1 でも差支えはありませんが。。。




 

 

とりあえず Xpass 用のルーター 兼 Tailscale Subnets としてセットアップしました。

 

 

これまでの RTX830 に比べてすご〜〜く省スペースです。

 

 


スマホの tailscale VPN を常時起動しておけば、外でもウチでも Mac のディスク共有ができます。





性能は素晴らしく ookla speedtest では次のような結果です。

 

 RTX830 :DL = 900 Mbps 前後 / UP = 800 Mbps 前後

 MT2500 :DL = 735 Mbps 前後 / UP = 680 Mbps 前後

 AXT1800:DL = 895 Mbps 前後 / UP = 750 Mbps 前後

 

 

MT2500 と AXT1800 の差は 数〜10数% 程度なので、どちらも高速ながら、速度だけを見ればどちらかといえば AXT1800 かな? という程度です。

 

 

この小さな個体にこれだけの性能があるとは驚きです。

 

 

 

 

 

しかし AXT1800 はストレージ問題のほかにもアツアツ問題があります。

 

60℃ を越えるのです。

 

内蔵ファンのコントロール設定をしても本当に機能しているのかよくはわかりません、50〜55℃ におさまっているようです

 

 

 

結局外付けのファンが必須です。

 

 

MT2500A に比してネット速度が若干速いこと、WiFi があることくらいですがそれ以外が致命的に劣っているのです。



なので、MT2500A の方をルーターにすることにしました。


 

IPv6 は Passthrough モードで使用です。


NAT6 だとローカルアドレスをルーターからもらい、これをルーターで NAT6 変換してインターネットアクセスする、というまことに奇妙なことになります(できますが・・・)。


IPv6 は本来は NAT 不要です。


なので、Passthrough 設定で、ルーターは「リレーモード」で動かしています。

 

 

これにより RTX830 と同等の動作形態になります。

 




Aterm WG1200HS4 を直下に置いて Hub 兼 WiFi-AP とし、そこから家庭内のほかの機器類をつなぎます。





 

この機種は 50℃ 以下で稼働していますので、ファンは要りません(真夏の暑い時期は少し冷やす方がいいかもです)。



単純にルーターだけで使うのならば AXT1800 もありでしょうがファンが必須です

 

 

パッケージを追加したり、tailscale をフル機能で使うとかの場合は絶対に MT2500 をオススメします。

 

 

 

 

 


 

 

2023-09-28

GL-AXT1800(Slate AX)を買っちゃいました

 

 

MT2500A で足りると考えたのですが、LAN ポートx1 はさすがに少なく、現時点では手持ちで空いていた 5ポートHuB で Mac 2台をつないでいます。

 


 

 

 

GL-AXT1800(Slate AX)だと LAN ポートx2あり、WiFi も使えるので複数台をつなげられます。

 

 

出典:GL.iNet社のホームページから抜粋

 

 

いまなら 20%オフクーポンで 14,320円です(10月9日まで)。

 

 

 

届けばこちらを tailscale 用に変更予定です。

 

 

MT2500A が余りますが、これはまたほかの用途に転用を考えます。

 

 

 

 

 

 

 

2023-09-27

GL.iNet ルーターは優れものですよ

 

 

GL.iNet MT2500A(Brume 2)を買っていろいろいじってみましたが、大変気に入りました。

 

出典:GL.iNet ホームページから抜粋

 

 

 

MT2500A はアルミ個体で、熱発散上はプラ個体よりも有利でしょう。

 

 

大変高性能で、下手な国産ルーターよりも優れているかもしれません。

 

GL.iNet は香港に本社がある企業です。

 

 

工場はひょっとして中国側と接している深圳かもしれません。

 

現役の頃に仕事で香港経由で深圳に入ったことがあります。

 

 

 

あえて非 WiFi モデルにしましたが、WiFi モデルなら WiFi6 対応の GL.iNet AXT1800 (Slate AX) がオススメでしょうか。


出典:GL.iNet ホームページから抜粋




ネットスピードが MT2500 は 800Mbps 前後、AXT1800 は5〜600Mbps 前後だそうです。

 

 

GL.iNet MT3000(Beryl AX)が高性能品ですが、現時点では不安定要素があるらしく、巷の評価は「まだ時期尚早」だそうです。

 

 

MT2500 / AXT1800 のいずれもオススメです。

 

 

AXT1800 も買っちゃおうかな。

 

 

 

 

 



GL.iNet MT2500A の OpenWrt に ookla speedtest をインストールする

 

 

ターミナルから ssh root@192.168.8.1 で中に入ります。

 


上から順に、

 

 ① パッケージをダウンロードします

   このときに DNS が引けないと、

   "Failed to send request: Operation not permitted"

   というエラーになることがあります

 

   ping -c 5 8.8.8.8  # これは OK だが、

   ping -c 5 dns.google  # これが無応答の場合は、

               # DNS が引けていない

 

   LuCi で DNS サーバーを設定するか、最悪は GL.iNet MT2500A
   の tailscale を一旦無効化します

 

 ② ダウンロードしたファイルを解凍します

 ③ 実行権を与えます

 ④ 実際に speedtest を実行します

 

結果は DL=808.71Mbps / UP=513.33Mbps となっています。

 

これは、

 

 RTX830 >> GL.iNet MT2500A >> Mac 

       (Exit Node 接続ではないとき)

 

という接続時のときのスピードです。

 

 

 

 

同様に Mac のターミナルからも実行できるようにインストールしました。

 

Mac の場合は,

 

 ~ % brew install speedtest --force

 

としてインストールできます。

 

 ~ % speedtest
 


で実行できます。

 

 

 


これは Mac が GL.iNet MT2500A を Exit Node として使ったときの速度です。



結構早いでしょう。


Raspberry Pi3 B を Exit Node にしたときは 3 ~ 40Mbps 程度でしたから相当にスピードがアップしているがわかります。

 

 

 

もっとわかりやすい測定結果が次です。

 











macOS Sonoma 14.0 が降ってきている

 

 

今朝(2023-09-27)macOS Sonoma 14.0 が降ってきました。

 

 

今回は珍しくアップデート内容が【詳細】をクリックすることなしに表示されています。

 

その上さらに【詳細情報】があります。

 

 


 

 

さて、いつアップグレードしますか。

 

 

ベータ版を iMac 2019 に入れて少し使ってみましたから状況はわかっています。

 

 

2週間くらい様子見でしょうか。