V6 プラスの1Gbps という速度・安定性に興味を持って、プロバイダホームページやネット検索等で情報をみると「できないことがある」と書かれていて、何がどうできないのかがハッキリしなくて結局心配だから、ネットスピードはなんとかしたいけど、どうしようかと悩む方も少なくないと思います。
そんなアナタ、V6 プラスに対応しているプロバイダを使っている、または予定しているのなら迷わず V6 プラスにすることをお勧めします。
ここでは「できないことがある」という理由と、それを回避する手段を明確にしたいと思います。
とにかく、体験なさるとわかりますが、ネットスピードが劇的に改善されます。
利用にはいくつかの条件がありますが、さほど面倒なことではありません。
1.フレッツ光のV6オプションが必要(無料です)
2.プロバイダにV6プラス申し込みが必要(申込み・利用料はともに無料です)
市販ルーターか、ひかり電話対応のホームゲートウェイ・ルーターかをプロバイダに
正しく通知する必要があります(プロバイダ側の接続設定が異なるため)
3.V6プラス対応ルーターが必要(JPNE のホームページに対応ルーター情報あり)
プロバイダによっては機器レンタルもあるようです。
ルーターについてです。
私の場合は、Buffalo / NEC-Aterm / ELECOM / HGW と使ってきましたが、現在使用しているのはヤマハルーターの RTX 830 です。
Buffalo / NEC-Aterm / ELECOM 製の市販ルーターは何らかの問題を抱えていて2年以上悩まされましたが、RTX 830 にして以降はノートラブルです。
非常に安定しており、少々高価ですがおすすめできるルーターです。
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【ご指摘を受けまして訂正します】
私がプロバイダとして使っている @nifty の場合、MAP-E 方式を採用しています。
ちなみに IIJ は DS-Lite を採用していますが、これらはトンネリングの方式の違いでそれぞれに 特徴が異なります。
詳細は割愛しますが、ここでは MAP-E 方式について少し触れてみたい。
V6 プラスでは現在の主流を占める IPv4 インターネット空間へは、次のようなルートを経ます。
プライベート IPv4 -->> (CPE) -->> IPv6 -->> (PE) -->> グローバル IPv4/① -->> グローバル IPv4/②
このうち、CPE は対応ルーター(我が家の場合は RTX830)が担い、PE およびグローバル IPv4/① までを JPNE が担います。
グローバル IPv4/② はターゲットサイトのアドレスです。
JPNE ホームページより抜粋 |
MAP-E 方式では一つの グローバル IPv4/① を複数ユーザーで共有する方式のため、それぞれのユーザーに異なるポート番号を割当て、一意に通信できるような仕組みを使っているのです。
「IP アドレス」が同じなら他のユーザーと区別ができません。
「IP アドレス+ポート番号」なら、異なるポート番号が割当てられていますから、
一意になり、ユーザーを特定できます。
このときに各ユーザーには 16個ずつのポート番号帯を 15ブロック分ほど割り当てるようになっています。
合計で 240個のポート数であり、通常の利用ではこれで不足することはまずありません。
が、実はこの点が問題の理由 でもあるわけです。
ユーザーが例えばウェブサービスなどを行い、外部にアドレス公開したとします。
この場合サービスポートとして通常は 80 番:http(または 443 番:https)を使います。
ところが割当てられるポートの 240 個の中にはまず、80 番や 443 番はありません。
ですから 80 番や 443 番でのサービスができなくなってしまうわけです。
V6プラスの場合割り当てられるポート番号は、割当てられている IPv6 アドレスをベースに設定されますので、アドレスもそうですが、ポートも勝手にこの番号帯が欲しい、と思ってもそのようには割当てされません。
IPv6 アドレスはルーターのステータスの「IPv6 ➡ グローバルアドレス欄」にあるアドレスです。
これが、自分の IPv6 アドレスになります。
このアドレスは、IPv4 での PPPoE に比して、再接続などで変更されることはなく、事実上は固定アドレスと考えていいでしょう。
IPv4 アドレスは次の割当ルールで決まります。
IPv6 アドレスが固定的なので IPv4 アドレスもまた固定的に決まります。
IPv4 アドレスは次の割当ルールで決まります。
IPv6 アドレスが固定的なので IPv4 アドレスもまた固定的に決まります。
----------【V6プラスの IPv4 アドレスの割り当てルール説明・ここから】----------
NGN の IPv6 グローバルアドレスが "240b:xyz:abcd:efgk:----:----:----:----/64" の場合
上位 16ビットは次のプリフィックスで決まります。
IPv6 | IPv4 上位16ビット
-----------+-------------------------
240b:10 106.72.0.0/15
240b:11 106.73.0.0/15
240b:12 14.8.0.0/15
240b:13 14.9.0.0/15
240b:250 14.10.0.0/15
240b:251 14.11.0.0/15
240b:252 14.12.0.0/15
240b:253 14.13.0.0/15
IPv4 アドレスは prefix+abcd なので
例 : xyz = "10"、abcd= "a1b2" の場合、
"abcd" の 16進数を 10進数に換算した
106.72.161.178 が IPv4 アドレスです。
通常、NTT 東西から割り当てられる NGN のグローバルアドレス(IPv6)はルーターが変わってもその「回線」に割り当てなので変わりません。
※ ルーターが HGW から市販ルーター、または市販ルーターから HGW のときは
NGN アドレスが変更になります
割り当てられるポートも同様に決まります。
決まった結果は、http://ipv4.web.fc2.com/map-e.html のサイト(下図)で「IPv6 プレフィックスかアドレスを入力」欄に "240b:xyz:abcd:efgk:" を入力して [計算] をクリックすると IPv4 アドレスと共に割り当てられたポートを確認できます。
試しにグレーアウトしているアドレス例 "240b:12:3456:7800::" を入力して[計算]をクリックすると下記の結果が得られます。
割り当てられる「IPv4 アドレス」と「ポート番号帯」が表示されています。
インターネット通信の際にパケットという単位でやり取りしますが、このときパケットは『「宛先アドレス+宛先ポート番号」&「ローカルアドレス+ローカルポート番号」』をパケットヘッダーに設定して送信します。
ルーターでは「ローカルアドレス+ローカルポート番号」をグローバルな「自局アドレス+自局ポート番号」に変換しますが、割り当てられた「IPv4 アドレス」と「ポート番号帯」のいずれかのポート番号で「自局アドレス+自局ポート番号」に変換して出ていきます。
応答はこの「自局アドレス+自局ポート番号」に戻ってきます。
ルーターは送信時とは逆の変換をおこなってアプリケーションに戻すわけです。
「IPv4 アドレス」と「ポート番号帯」は NGN アドレスで割り当てが決まりますので DDNS はなくても上図の事例で示した IPv4 アドレス "14.8.52.86" のように直接指定しても構わないことになります。
このルールが将来に渡って変更されないという保証はないのですが、少なくとも当面は変わらない、ということです。
----------【V6プラスの IPv4 アドレスの割り当てルール説明・ここまで】----------
NGN の IPv6 グローバルアドレスが "240b:xyz:abcd:efgk:----:----:----:----/64" の場合
上位 16ビットは次のプリフィックスで決まります。
IPv6 | IPv4 上位16ビット
-----------+-------------------------
240b:10 106.72.0.0/15
240b:11 106.73.0.0/15
240b:12 14.8.0.0/15
240b:13 14.9.0.0/15
240b:250 14.10.0.0/15
240b:251 14.11.0.0/15
240b:252 14.12.0.0/15
240b:253 14.13.0.0/15
IPv4 アドレスは prefix+abcd なので
例 : xyz = "10"、abcd= "a1b2" の場合、
"abcd" の 16進数を 10進数に換算した
106.72.161.178 が IPv4 アドレスです。
通常、NTT 東西から割り当てられる NGN のグローバルアドレス(IPv6)はルーターが変わってもその「回線」に割り当てなので変わりません。
※ ルーターが HGW から市販ルーター、または市販ルーターから HGW のときは
NGN アドレスが変更になります
割り当てられるポートも同様に決まります。
決まった結果は、http://ipv4.web.fc2.com/map-e.html のサイト(下図)で「IPv6 プレフィックスかアドレスを入力」欄に "240b:xyz:abcd:efgk:" を入力して [計算] をクリックすると IPv4 アドレスと共に割り当てられたポートを確認できます。
試しにグレーアウトしているアドレス例 "240b:12:3456:7800::" を入力して[計算]をクリックすると下記の結果が得られます。
割り当てられる「IPv4 アドレス」と「ポート番号帯」が表示されています。
インターネット通信の際にパケットという単位でやり取りしますが、このときパケットは『「宛先アドレス+宛先ポート番号」&「ローカルアドレス+ローカルポート番号」』をパケットヘッダーに設定して送信します。
ルーターでは「ローカルアドレス+ローカルポート番号」をグローバルな「自局アドレス+自局ポート番号」に変換しますが、割り当てられた「IPv4 アドレス」と「ポート番号帯」のいずれかのポート番号で「自局アドレス+自局ポート番号」に変換して出ていきます。
応答はこの「自局アドレス+自局ポート番号」に戻ってきます。
ルーターは送信時とは逆の変換をおこなってアプリケーションに戻すわけです。
「IPv4 アドレス」と「ポート番号帯」は NGN アドレスで割り当てが決まりますので DDNS はなくても上図の事例で示した IPv4 アドレス "14.8.52.86" のように直接指定しても構わないことになります。
このルールが将来に渡って変更されないという保証はないのですが、少なくとも当面は変わらない、ということです。
----------【V6プラスの IPv4 アドレスの割り当てルール説明・ここまで】----------
V6 プラスでは通常にウェブ閲覧などは問題ないのですが、
・外から自宅に VPN で接続
・NAS や、web カメラに外からアクセス
・家電を外から制御する
・ネットゲームのホストになる
・IP 電話(SIP / RTP)を使う
・自宅の WEB サーバーや FTP サーバーを公開する
などの場合は制約を受けることがあります。
これは 使えるポートが制限されていることが理由 です。
外部から特定のポートを使って内部にアクセスする場合には「特定のポート」が割り当てられたポートと一致しない場合はアクセスできないことになります。
上に記載した制約を受ける事例はこれが殆どの理由です。
IP 電話は少し事情は違いますが、ポートの制約から使えない IP 電話サービスがでてきます。
ブラステルや、SMARTalk、050PLus などは問題ありませんが、@niftyフォンは使えません。
パケットヘッダーに SIP と同じポートを割り当てていると使えません。
(同じポートを割り当てる必然はありませんが、そうしているサービス事業者がある)
外部から特定のポートを使って内部にアクセスする場合には「特定のポート」が割り当てられたポートと一致しない場合はアクセスできないことになります。
上に記載した制約を受ける事例はこれが殆どの理由です。
IP 電話は少し事情は違いますが、ポートの制約から使えない IP 電話サービスがでてきます。
ブラステルや、SMARTalk、050PLus などは問題ありませんが、@niftyフォンは使えません。
パケットヘッダーに SIP と同じポートを割り当てていると使えません。
(同じポートを割り当てる必然はありませんが、そうしているサービス事業者がある)
プロバイダに聞いてみても何が影響を受けるのか明確な返答がなく、利用者は困ってしまうのではないでしょうか。
この点はネット検索してみても明確に説明しているところは皆無といっていいほどにありません。
V6 プラスはネットスピードの点ではすこぶる安定的に高速なのですが、これらの問題を含むことから二の足を踏んでいる人たちも多いだろうと思います。
まったくできない、というわけではないのですが、できたりできなかったりするわけです (ポートがマッチしたときだけうまくできます)。
こういう仕組みを明確に説明しにくいのでしょうか。
プロバイダは、利用者にある程度の理解力がないと説明してもわからないだろう、と勝手に解釈 しているようですが、これこそ傲慢で、ひょっとしたらプロバイダのホームページ編集担当者自身の理解力が乏しいのかも知れませんネ。
例えば、ウェブサーバーはさきに記述したように、通常は 80 番ポート(httpの場合、または https の場合の 443)を使用しますが、 これを割当てられたポートのどれか(○○○)にして、http://~~.com/:○○○ のようにすればアクセスできるのです。
しかしながら、ポートを変更できない PPTP, L2TP/IPsec などは使えないのです。
VPN ならば OpenVPN / Wireguard はポート変更できますので、割当てられたポートのどれかを使えば使用できることになります。
IP 電話の場合、パケットヘッダーに SIP/RTPポートと同じポートを使っている ITSP は使えません(ただしプロキシ経由で使える場合があります)。
同じように、ほかの制約を受けるケースでも、プロキシでうまくいくケースもあるのです。
さきにあげた事例では以下のように対応できるものがあります。
さきにあげた事例では以下のように対応できるものがあります。
・外から自宅に VPN で接続
--- OpenVPN / Wireguardを使い割り当てられたポートのどれかにする
--- OpenVPN / Wireguardを使い割り当てられたポートのどれかにする
・NASや、web カメラに外からアクセス --- 割り当てられたポートのどれかにする
・家電を外から制御する --- 割り当てられたポートのどれかにする
・ネットゲームのホストになる --- すべて OK にはできないようです
・IP 電話(SIP / RTP)を使う --- 使える IP 電話サービスに変える
・自宅の WEB サーバー や FTP サーバーを公開する
--- 割り当てられたポートのどれかにする
「 割り当てられたポートのどれかにする」場合、そのポートをポートフォワーディング(またはポートマッピングともいう)で本来のポートに変換します。
そうすると事例の各機能の本来のポートまで変更しなくて済みます。
--- 割り当てられたポートのどれかにする
「 割り当てられたポートのどれかにする」場合、そのポートをポートフォワーディング(またはポートマッピングともいう)で本来のポートに変換します。
そうすると事例の各機能の本来のポートまで変更しなくて済みます。
これらは、いずれにしても各自の責任で対応する必要があるのです。
【割当てポート番号を調べる】
MAP-E 方式での自アドレスへの割当てポートは前に記載の次のサイトで調べることができます。
http://ipv4.web.fc2.com/map-e.html にアクセスして、最初の入力欄にIPv6のプレフィックスを入力して [計算] ボタンをクリックすると割当てられるポート番号がわかります( プレフィックスは自IPv6アドレスの最初の4項)。
「ポート番号欄」には 16個ごとの番号帯とその番号帯15ブロックが表示されます。
実はこれは MAP-E 方式で JPNE から貰ったマップ情報です。
ルーターはこれをキャッシュしておいて、これを元にしてトンネリングの一端を担っているわけですネ。
CE アドレスは、JPNE とやりとりする際のトンネルを張る IPv6 アドレスです。
IPv4 アドレスはトンネリングされるアドレスで JPNE から割当てられたアドレスです。
つまり、本来のポート番号をこれらの割当てられたポート番号に代えて(または変換して)アクセスできるケースがある、ということですね。
ひとつ一つの自分のサービスについて、ポート番号変更するなどすれば、割当てられたポート番号によってサービスが使えなくなる殆どのケースを回避可能にできるのです。
しかしながら、この方法は面倒くさいやり方ですよね。
実は、問題を一挙に回避するやり方があるんです。
このやり方ならば、これまでとまったく同じサービスを使えちゃうのです。
面倒くさいポート番号変更(変換)も要りません。
我が家の V6 プラス導入時のネットワーク構成図をお見せしましょう(現在はこの構成からはかなり変更になっています)。
これをご覧になると、わかる方はハ、ハーンそういうことか、とお気づきになるでしょう。
我が家の場合、IP 電話(イエデンも IP 電話です)、Asterisk と OpenVPN がこの構成によって問題をなくすことができているのです。
つまり、V6 プラス用の主ルーターに PPPoE ブリッジ(パススルー)設定をして、その後段に副ルーター(図の dd-wrt ルーター)を配置します。
主ルーターの LAN ポートから副ルーターの WAN ポートに接続して副ルーターに PPPoE を設定します。
副ルーターにはプロバイダから通知された PPPoE 接続用の ID/PW を設定します。
PPPoE によってプロバイダからグローバル IPv4 アドレスが払い出されます。
V6プラスで割当てられた、トンネリングされる IPv4 アドレスとは別のアドレスです。
V6プラスで割当てられた、トンネリングされる IPv4 アドレスとは別のアドレスです。
そして、各サービスは副ルーターをデフォルトゲートウェイにして配置します。
自宅ネットワークから V6 プラスでアクセスする PC やスマホなどは、主ルーターをデフォルトゲートウェイにします。
こうすることで、従来のネットサービスは副ルーター側で、V6 プラスは主ルーター側で、と使い分けるのです。
このときに、主ルーターのネットワークと副ルーターのネットワークがお互いに行き来(参照や書き込みなど)できないと困りますから、副ルーターの LAN ポートと主ルーターの LAN ポートも接続します。
同じローカルネットワークアドレス空間にしてしまうわけです。
例えば、主ルーターのアドレスが 192.168.1.1 とします。
副ルーターを 192.168.1.2 にします。
DHCP サーバー機能はどちらか(主ルーターがいいと思います)にします。
副ルーター側はサービスサーバー群ですから、固定 IP アドレスの方がむしろ都合がいいと思います(例えば、192.168.1.10 とか、192.168.1.20 とか)。
こうすることによって、お互いのサブネットワークの行き来になんら差し障りはありません。
また、PC やスマホは通常は V6 プラスのサブネットワークにありますが、例えば副ルーターの WLAN を主ルーターとは異なる SSID にしておいて、この SSID で副ルーターのサブネットワークに切り替える、などということもできるわけです。
もちろん、副ルーター側のサブネットワークは従来の IPv4 と変わりはなく、当然 V6 プラスの恩恵を受けることはできませんが、これまでと変わらず事実上の問題はないはずです。
代わりに V6 プラスのサブネットワークは存分に V6 プラスの恩恵を受けられますので、混雑時間帯などのスピードダウンのイライラなどは解消します。
このあたり、どのような運用ポリシーで行うかは各自でお決めください。
追記1:
@nifty から11月20日に「V6接続オプション」開通案内なるものが送付されてきました。
申し込んだのは「V6 プラス」のはずです。
このタイミングで @nifty の「V6プラス:ご利用状況照会」のページを確認してみると、
「受付中」だったのが「未契約」となっています。
V6 プラスは問題なく使えている、のにです。
ギョギョギョ、と思いサポートに問い合わせましたら NTT の HGW の場合は正しく
「契約中」でかつ「V6 プラス開通」通知になるそうですが、市販ルーターの場合、
ここに記載のような扱いになってしまうとのこと。
実際に V6 プラスの接続に関しては何ら問題はないとのことでした。
同じような扱いになっている場合、問題はないそうですのでそのまま使っていいそうです。
追記2:2017-11-24
副ルーターをやめてみました。
つまり、V6 プラスで気になっていた IP 電話のために副ルーターを使っていましたが、
まったく影響を受けないことがわかりました。
ブラステルと FUSION IP-Phone Smart のどちらも大丈夫です。
とくに IP 電話を通す特別なことをしたわけではありません。
Asterisk サーバーのデフォルトゲートウェイを副ルーターから主ルーターに
設定し直しただけです。
スマホのクライアントは何も変えていません。
Asterisk も OK 。
スマホに登録の IP 電話も WiFi 下でも問題ありません。
OpenVPN や Wireguard は静的 IP マスカレードでの通過ポートを、割当てられた
16ポート✖15ブロックの中心ポート番号から、本来のポート番号にマスカレードする
ように変更しました。
これで問題なく OpenVPN / Wireguard も使えています。
追記3:2019-09-15
2019 年9月現在、ルーターは YAMAHA RTX830 に替えて、
1台で V6プラス + PPPoE 設定になっています。
RTX830 は実勢価格で 5万円弱しますので高いと感じられるかも知れませんが、
私はなぜもっと早くから買わなかったんだろう、というくらい気に入っています。
信頼性・安定性が一番、機能が大変豊富で一般利用にはもったいないくらいですが、
某B社や、某N社、某IO社、某ELE社などのルーターがいかに劣っていたのかを
実感しました。
最近の記事(2019年09月)にはこの RTX830 に関する記載をしています。
現在の構成は次のようになっています。
クリックして拡大 |
30 件のコメント:
はじめまして、V6プラスとzoiperの相性を探していて、こちらに辿りつきました。
すごいシステムにビックリしています。
もし、宜しかったら教えて頂けないでしょうか?
当方、NTTフレッツ光ネクスト+@nifty を利用していて
従来のIPv4での通信が遅く、V6プラスを検討しています。
V6プラスで問題になるのが niftyフォンCが使えなくなることで
代替を探し試行錯誤の結果 ブラステル(050Free)+Zoiper なら
niftyフォンまでにはなりませんが、我が家の環境では
遅延と音質は実用レベルにになることが分りました。
そこで、ZoiperがV6プラス環境下で使えるか探したのですが
なかなか情報がなく、こちらに辿り着きました。
お聞きしたいのは、お使いになられていたらで結構ですので、
niftyのV6プラスの環境下で以下の物の使用可否です。
・ スマホ wifi下 での Zoiper+ブラステル(050Free)
(うちのスマホはAndroidですが)
・ Windows PC での Zoiper+ブラステル(050Free)
(うちは Windows10では Zoiperは良いのですが
Windows7ではあまり良くなく、AGEphoneが良かったです)
蛇足ですが、うちの環境ではスマホよりPCの方が一段回 音質・遅延共に良いです。
ブログを拝見した限りでは、スマホについては良さそうですネ。
運用は 発信をメインに考えていますので、多少 着信ミスがあっても大丈夫で、
一番 気になるのは、V6との相性が良いか(使えるか)、
遅延・音質はどうか?(V6プラスの前と比べて)です。
もし可能でしたら、教えて頂けますようお願い致します。
nakanoさん、はじめまして。
我が家もNTTフレッツ+@nifty です。
PPPoEでも数十Mbps 出てはいますが、混雑時間帯には数Mbps ほどに落ちることがあり、V6Plus とPPPoE の二段構えで利用中ですが、PPPoE は Guest Network 用に使っていて、V6Plus を自家Network 用で使っています。
したがって、ブラステルも V6Plus 側のネットワーク下で使っています。
ブラステルは SIP パケットを含む IP パケットのヘッダーは Emepheral Port を受け付けますので、
V6Plus でも問題はありません。
niftyフォンC は IP パケットヘッダーのポート番号も 5060 でないと受け付けないようです。
SIP はパケットのデーター部に実装なので、IP ヘッダーのポート番号を 5060 に固定する必要性はないのですが、niftyフォンCは固定しているようですから、V6Plus で使えない、のだと思います。
遅延に関しては ping 値が PPPoE では 12~15ms、V6Plus では 7~9ms ですから、むしろ改善されているわけです。
もっとも 12~15ms でもまったく問題はありませんけどね。
ちなみに私は GS Wave を SIP アプリとして使っていて Zoiper よりも優れていると思っています。
Zoiper は 2018/02/20 時点でやっとアップデートされたみたいですが、長らくバージョンを 1.xx に戻していました。バグ修正がやっとできたということでしょうけど、いまはまだ新バージョンの評価はしていません。
といいますのも GS Wave で問題なく使えているのが理由です。
SIP ではなくて IAX2 なら Zoiper 一択になってしまいますが、国内の IP 電話事業者は IAX2 を使っているところはありませんので、Asterisk などであえて IAX2 を使うなら Zoiper しか手はありませんけど。
スマホでの使用も勿論まったく問題ありません。
結論的に PPPoE でも V6Plus でも、ブラステルを使うのはまったく問題がない、ということです。
こんなに早く、しかも丁寧なお返事ありがとうございます。
V6プラスへの道が大きく開きました。
819-86さんとお呼びすればよいのでしょうか。
ネットで探していても中々情報が無い中、フレッツ光+nifty+ブラステルのキーワードが
我が家と同じで、zopierも使われていたので、思い切って質問させて頂きまた。
このようなブログで質問させて頂いたのは初めてで、こんなに丁寧なお返事を頂け嬉しいです。
niftyさんにV6プラス環境下でniftyフォンCが何故使えないか理由を聞いたことがありましたが、
設定が複雑になって、サポートが難しくなる。新たな設定が必要になる。とか はぐらされたような回答でした。
理由がポートだったんですね。すっきり解決です。
GS Wave は、初めて聞きました。とりあえず、インストールとSIP情報を入力し通話ができるとこまで設定しました。
このブログに設定マニュアルも載っていることが分りましたので、今後 こちらも使って様子を見たいと思います。
貴重な情報を頂きまして本当にありがとうございました。
nakanoさん、nifty にはV6Plusでなぜできないかなどをホームページに記載するなどの対応を進言したのですが、まだそのようにはなっていないようです。
できることとできないことの理由をもう少し明確にした方がいいですよね。
一番の理由がポート番号が割当てられ、そのポート番号でのアクセスを許可されないと影響を受けてしまうということです。「IP 電話は使えない」などと書いてあっても使える IP 電話事業者と使えない IP 電話事業者がある、ということです。
ココラあたりは不親切に思います。
また、ゲームで使えないことがある、という場合でも自分が管理者のゲームの場合であって、ただの参加者の場合は使える、というのもこのポート番号が影響しています。
さらに PPTP や、IPSec/L2TP も同様です。これらも使えません。
セキュアに自ネットに外部から接続時は OpenVPN ならばポート番号を割当てられたポートの中から選択して設定すれば使えますが、ほかのアクセス時にそのポート番号がバッティングすると
OpenVPN は切れて再接続フェーズに入ってしまいます。
これなどは PPPoE との二段構えで使った方が安定的に使えますね。
V6Plus のルーターで PPPoE パススルー設定して、その後段に PPPoE ルーターを配置すればこういった問題を回避できます。
V6Plus はネットアクセスの安定的高速で利用し、引っかかるサービスは PPPoE で、と使い分けるのがいいと思います。
記事参考にさせてもらっています。
v6プラスを検討しています(GMOかOCNで)
現状使用環境下に古いアプリですがIRCがあります。
私の解釈ですとIRCはログイン時にポート番号を指定するところがあるので
v6プラスでは利用出来ないと解釈しています。
これを使用する為にルーターを2基使用する事を検討しています
(モデム⇒v6プラスルーター[wifiはここで接続]⇒v6[IPoEのみ]からPCへ)
という接続で考えています。
そもそもIPoEのみ対応のルーターがあるのかもまだ調べてませんが
もし無ければ上記の方法ですとそもそもv6プラスに変更するメリットが
なくなります。
もし宜しければ他にいい対応策などがあれば教えて頂ければと思います。
そもそもIRC利用がv6プラスで問題ないのが最善なのですが^^;
IRC で使用するポート番号は何番でしょうか。
Known portならば問題ありませんが、Ephemeral portの場合はV6プラスで割当てを受けたポートならば大丈夫です。
もしもEphemeral portで割当て外のポートしか使えないのであれば、V6プラスでは使用できないと思います。
その場合にV6プラスルーターでPPPoE パススルーにして後段にPPPoEルーターを置くしか手はなさそうです。
IPoEをV6プラスルーターがパススルーしてくれればIPoE でもいいと思いますが、そのようなV6プラスルーターがあるかどうか私の方ではわかりません。
初めて訪問します。 IPv6のことを調べていたらこのブログにたどりつきました。
ほとんど内容は理解できていないですが訪問させていただきます。
よろしくお願いします。
Macowさん、こんにちは。
記事を参考にしていただいてありがとうございます。
はじめまして。V6プラスに興味があって調べていたのですが、IPアドレスが変更できないという点に不満があり、ここへ辿り着きました。
薄々感じていましたが、やはりIPoE&IPv6ではIPアドレスはほぼ固定なんですね・・・PC1台だけならPPPoE接続でIPv4、IPアドレスも一応自由に変更できますし、PC2台以上ならルーターをもう1台用意すれば複数でIPv4アドレスを使用可能です。でもそこまでしたら「V6プラス申し込んだ意味あるの!?」ってなっちゃいそうですね。
高速ネットを使いたいサブマシン専用の回線としてはありでしょうが、ルーターをもう1台セットしてまでの成果の代償としてIPアドレスの自由度と失うというのは残念です。暴論ですがIPoE&IPv6でIPアドレスをルーター再接続の度に変更できたら利用者も増える気がします。無理だとは理解していても、やっぱり今の自由度を知っていると求めてしまいます。
V6プラスはあきらめて、次に登場するサービスが高速でIPアドレスの自由性を確保したものであることを願います。
はじめまして。
IP アドレスが変更できないことの不都合の意味がよくわからないのですが。
固定アドレスを希望することはあってもその逆の意味がよくわかりません。
DNS を引く場合も固定アドレスの場合が便利ですし。
V6プラスは複数人で同じアドレスを共有しますので、使えるポート番号を分けることで一意になるような仕組みになっています。
IPv4 アドレスは IPv6 アドレスのプリフィックスから割り当てられるアドレスが決まりますので、変えられないのです。そういう仕組なのだと思って下さい。
PPPoE で割り当てられる IPv4 アドレスは、自由にできるのではなく、そのプロバイダのアドレスプールの中から割り当てられているに過ぎず、これはアドレスを自由にできる、ということではありません。
PPPoE 再接続でそれまで割り当てられていたアドレスが再び割り当てられることも少なくありません。
あえてアドレスを再接続で変えるというのは、アドレスを特定されたくないということでしょうか。
セキュリティ上の問題を気にされているのでしょうか。
だとするとそれは本筋ではありません。
セキュリティは IPv4 アドレスが再接続でかわったからといって確保できるようなものではありません。
まさか、反社会的な利用のために「隠蔽」したいということではないですよね?(笑)
おわかりと思いますが、こういう目的のために再接続でアドレスが変わってもユーザーは隠蔽できず、特定できてしまうのですから。
何のためにアドレスを変えた接続を望んでおられるのか、参考のために訓えていただけますでしょうか。
返信が大変遅くなって申し訳ありません。去年の書き込み以降、個人的に解決すべき出来事が一気にきてどうにもならなかったのです...言い訳にしかなりませんがお返事が遅れて申し訳ありません。
>>まさか、反社会的な利用のために「隠蔽」したいということではないですよね?(笑)
大丈夫ですそういった事情ではありません(笑)なんといいますか、非常にしょうもない事情なのですが、去年ここへたどり着くまえに、F〇2動画などを見ていると「視聴制限回数を超えたので~」というメッセージが出る度にIPアドレスを再接続して乗り切るという情けない対処法で対処していたのです。
つまりFC〇動画をはじめ、IPアドレスをチェックして使用回数を制限しているサービスをIPアドレスを再接続して乗り切っていたので、「V6プラスでIPoEにしたら、今までのPPPoEでアドレスを再接続してIPアドレスを変えるという方法ができなくなっちゃうのかな???」と感じて以前のようなコメントを書いたのです...いざ自分で書いてみると「小さい悩みだな...」と恥ずかしくなるのですが、当時は真剣に悩んでいたのでお許しください...
>>大丈夫ですそういった事情ではありません(笑)
安心しました。
そうでしたか、視聴回数制限を超えたときにIPアドレスを変えてまた視聴し直す、ということだったのですね。
そういう目的でしたら PPPoE にするしかないでしょうね。
V6プラスは元々 IPv4 アドレスと IPv6 アドレスが混在しているインターネットの世界で両者を橋渡しする技術としてうまれました。
日本の場合は、これに加えて NTT とプロバイダの接点の帯域に縛りがあって(NTTの縛り)制限された帯域を使ってしまうと、極端に遅くなってしまう、という事情もありました。
IPv6 ではその帯域の縛りがないので、高速なインターネットアクセスが実現できるというメリットがあります。
メリットの一方で、IPv4 アドレスとポート番号がユーザーごとに制限されますので、その制限にかかる場合は PPPoE と併用されるのがいいと思います。
IPv4 アドレスは枯渇の危機に瀕していて、欧州ではすでに枯渇しました。
IPv6 に一気に移行するのは無理がありますので、V6プラスのような IPv4 over IPv6 は緩やかな以降のためにも必要なのです。
>>そういう目的でしたら PPPoE にするしかないでしょうね。
そうなのです。そのようなわけで速さを求めてIPoEを利用できる環境にしたとしても、私の場合はPPPoEを頼ることが大半だと思うのです...もっとも現状では速度が非常に遅いのでストレス全開ですが(汗)
NTTフレッツ+@niftyの方がいて非常に参考になったのですが、我が家もNTTフレッツ+@niftyです。ファミリータイプの光ネクストなのですが速度は酷いです。20時から深夜までは数kb/Sも普通のことです。欲を言うのであればV6プラスに頼らず、現状のままでPPPoEが高速になる裏技などがあればよいのですが...ないものねだりですね。
ちなみにふと感じたのですが、IPoE対応のルーターは今までのIPoE非対応のルーターに比べて熱くなりやすいのでしょうか?
IPoE対応のルーター、例えばNEC&バッファロー&エレコムのルーターなどの評判を読むと高熱でトラブルが生じてしまったと述べている方があちらこちらにいらっしゃるので、「壊れやすいのかな?」というイメージがあります。最近の製品は薄型が多いですが、薄さよりも通信量が多すぎて熱量が凄いのでしょうか?それとルーターの熱に悩んでいる方々は設定で何かミスをしているのでしょうか?
最後にルーターを購入したのは10年ほど前なのでそろそろ買い替えるべきかと感じているのです。(今はWR8700NでIPoEに非対応のルーターです。)
我が家も「フレッツ光(マンションタイプ)+@nifty」です。
NTT の網とプロバイダの接点の帯域が、プロバイダ側から自由に大きく取ることができないのです。
NTT の約款の縛りがあるからです。
その結果、時間帯によっては劇的に遅くなるのです。
これはフレッツ光の契約タイプが何かにはよりません。
契約タイプによる差は、「帯域が十分に使える時間帯での最高速度」です。
帯域が不十分にしか使えない時間帯はどのタイプでも極端に遅くなってしまうのです。
こういう問題は我が国の NTT の固有事情であって、PPPoE 自体の問題ではありません。
IPoE の場合は、この「接点の帯域問題」はありません。
ですから∨6プラスなどでは時間帯による速度低下はありません。
総務省も認識しているはずですが、NTTへの「指導」はされていないようですね。
ルーターですが、B社/I社/E社 などの一般製品はいずれも使いましたが、
はっきりいってどれも「クソ」です。
わたしも過去、これらの製品を使って色々悩まされました。
B社とは2年の長きに渡りやりとりしましたが、結局全く何も解消しませんでした。
現在はヤマハ・RTX830 を使っており、これに替えてからはそれまでの一般ルーターの諸問題(発熱程度ではありません、安定して動作しませんし、セキュリティ上の疑義もありました)がウソのようになくなりました。
少々高いのですが、不安定で信頼のおけないルーターを使うストレスから完全に開放されました。
RTX830 には無線 LAN 機能はありませんので、一般ルーターをアクセスポイントとして使っています。
一般ルーターもルーター機能を使わなければ問題はなくなります。
無線 LAN 付きは同じヤマハの NVR700W という機種がありますが、コスパを考えると「RTX830 +市販ルーターをアクセスポイント」で使う方がいいでしょう。
IPoE 対応できたからといっても IPv6 サイトはまだ非常に少ないので結局は IPv4 でのアクセスが必要で、その場合混雑時間帯で激遅になる PPPoE を使わざるを得ません。
いまのところ IPv4/IPv6 を意識せずに使うには∨6プラスのような IPv4 over IPv6 を使うしかありません。
あとは、フレッツ光をやめて nuro などに変えるしかありません。
ファミリータイプならば au に変えるのもありかも知れません。
NTT フレッツ光ネクストはマンションタイプなど、「それしか選択肢がない」ひとが、∨6プラスなどを使うことでやっと使える(ポート番号制限付きですが)ものと思ったほうがいいでしょう。
はじめまして。自作サーバーでHPを公開しているため、そのPCのみ外部にIPv4で公開し、その他のPCはIPv6の速さの恩恵にあやかりたいと思っています。RTX830ではできそうですが、同じ事はヤマハのNVR510ではできないでしょうか。ちょっと調べてみましたがそういった事が可能かどうか自分では分からなくて…。ご教授いただければ幸いです。
はじめまして。
PPPoE と IPoE の併用という意味でしたら NVR510 も可能です。
下記を参考にされてはいかがかと思います。
https://digitalyze.net/yamaha-nvr510_zoot-native_zoot-nex.html
はじめまして。819-86さん。是非お礼を言いたくてコメントさせてもらいます。
私は最近昨今のv4利用者増による混雑のための速度低下に嫌気がさしV6プラスへ変更したのですが、その際にこのサイトの情報が非常に参考になりました。
具体的には、
YAMAHA NVR510を使い、NTT東日本のフレッツ光コラボ(プロバイダはDMM光)のV6プラス + MAP-E接続にて、SMARTALKの発着信ができるのかどうかの参考情報として非常に有用でした。
結果としては、発着信可能でした。
以下のヤマハのサイト[「v6プラス」対応機能]では
「MAP-Eでは使用できるポート番号が限定されているため、特定のポート番号を使うアプリケーションは動作しません。」と記載があるだけでしたので、5060版ポートなどを使うSIPサービスは、使えないと思って諦め欠けておりました。
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/v6plus/
しかし、貴殿のBlogの以下の記述を見て実現可能であると考え、進めることができました。結果、実際に実現可能でした。
>IP 電話は少し事情は違いますが、ポートの制約から使えない IP 電話サービスがでてきます。
>ブラステルや、SMARTalk、050PLus などは問題ありませんが、@niftyフォンは使えません。
> ^^^^^^^^
>パケットヘッダーに SIP と同じポートを割り当てていると使えません。
>(同じポートを割り当てる必然はありませんが、そうしているサービス事業者がある)
SMARTALKの公式ページやインターネット上の他の方のサイトでも、ここまで言及しているものは見つけられませんでしたので、ありがたかったです。
また、貴殿Blogのコメント欄をみても、様々な方が最終的にこのサイトに行き着いているようでしたし、また、記載内容で解決できない場合は、貴殿の技術力を頼りに質問なさっているように感じましたので、今後当方と同じように構成したい方がこのサイトに来られることも考え、当方の構成が実現可能な構成であることをここに残させてもらう意味も含めてコメントさせて頂きます。
有益な情報の共有ありがとうございました。
こんにちは。
お役にたてて嬉しく思います。
私の経験の範囲で皆さまと情報を共有できたら、という気持ちでこのブログを始めました。
ですので、ご参考いただいて結果がよければ私としてはこのブログの意味があったと感じられますので、感謝です。
V6プラスのポート開放について調べていたらこちらにたどり着きましたので質問をさせていただきます。
現在 フレッツ光 スーパーハイスピードタイプ隼 ファミリー+かもめインターネット V6プラスオプションでレンタルIP(v4固定IP)を利用しております。HGWはRT-500MIです。
かもめインターネットでV6プラス利用時に特定のポートを利用したいのであればレンタルIPオプションに加入すれば使えると言われたので契約をしたのですが、 そもそもポート開放をやったことがないのでよくわかりません。
https://www.kamome.or.jp/member/v6plus_fixedip/
ここに記載のとおり配信済事業者ソフトウェアでレンタルされたIPv4を設定し
https://www.kamome.or.jp/member/v6plus_fixedip/port/
続いて上記を参考にポート開放に挑戦してみましたがうまくいきません。
ポートを設定してすぐには反映されないのでしょうか?また、機器の再起動とか必要ですか?
それと配信済事業者ソフトウェアでIP設定後 利用可能ポートが0-65535との表記なのですが、これは0から65535までのポートが解放可能であってますよね?
EVOLution さん、こんにちは。
固定IP アドレス契約されたのですね。
V6プラスで割り当てられたポートの中のいずれかを開放するのであれば、固定IP 契約は不要ですが、すでに契約されたということですから、それを前提に進めましょう。
https://www.kamome.or.jp/member/v6plus_fixedip/port/
このURL にありますように、開放したいポート番号を「送信元ポート欄」に設定します。
このポートからどのポートにパケットを通過させるのかを、「宛先ポート欄」に設定します。
例えば「443」で受け付けて「80」に通過させたい場合は、【送信元ポート=443」とし、「宛先ポート=80」と設定します。
送信元はすべてのポートを受け入れるのであれば「any」を設定しますが、セキュリティ上はあまり好ましくはありません。
同様に宛先ポートもすべてのポートで受け取るのであれば「any」の設定でできますが、これもセキュリティ上好ましくはありません。
それぞれ、決めたポート番号をおすすめします。
引き続いて「静的NAPT設定」を設定します。
「設定」すれば即座に反映されると思います。
ルーターが必要と判断すれば自動再起動されるかも知れませんが、この場合でも再起動後は反映されているはずです。
ポートを開けて何をなさりたいのか、具体的にお教えくださればもう少し具体的な設定をお教えできると思います。
ポートを開けて何をなさりたいのかについてですが、PS4版call of Duty Modern WarfareとBlack Ops 4で使われているポートを開けたいのです。
https://support.activision.com/articles/ports-used-for-call-of-duty-games/?q=port&l=en_US&c=Game_Title%3AAll&fs=Search&pn=1
サポートで必要なポートを確認し、IPv4パケットフィルタ設定と静的NAPT設定をしました。(パケットフィルタ設定で送信元ポートと宛先ポートは同一にしてます)
…がBO4 Mw ともに ゲーム内のNATタイプはモデレートのままなのでポートが解放できていないことになります。
変わったことは外部IPアドレス(グローバルIP)の横に:5992、内部IPアドレス192.168.1.7の横に:3074との表示が出たくらいです。
モデレートのままだとフレンドの一部の方とパーティーを組んで遊べないので、非常に困っております。
※V6プラス開通後はHGWの設定はほとんどできない様です。
また、グローバルIP契約後に送られてきた書類にネットマスク 255.255.255.255とあるのですが、これはどこかに入力しないといけないとかあるんですかね?プロバイダー側から指定されたサイトにはネットマスクについては載ってなかったのでよくわかりません(笑)
EVOLutionさん、おはようございます。
https://portforward.com/playstation-5/ によれば、複数のポートを tcpとudp について開ける必要があるようです。
正しく設定されましたでしょうか。
まず、ルーターのWAN 側のグローバルIPアドレスを 固定IP 契約したIP に変えます。
このときのネットマスクは固定IPなので ”255.255.255.255” を併せて設定します。
つぎに、開放するポートを設定します。このときの送信元アドレスは any にします。
ポートは TCP と UDP についてそれぞれ前記のサイトで指定されたものを設定します。
Protocol TCP: 1935,3478-3480
Protocol UDP: 3074,3478-3479
宛先アドレスは PS4 のプライベートアドレスに設定します。
ポートは開放したポートとTCP/UDP と同じ設定にします。
NAPT 設定で、any:指定ポート/tcp(or UDP)からのパケットを PS4 の プライベートIP:指定ポート/tcp(or UDP)ポートフォワーディング設定します。
これでうまくいくはずです。
ルーターのWAN側を変えようとRT-500MIにログインしてみましたが、変更する欄が見当たりません
基本接続設定
↓
接続先設定(IPv4 PPPoE) ※V6プラス利用中は設定不可で配信済事業者ソフトウェアでIPv4の一時停止で触れるようになるそうです
無線LAN設定
関係ないと思うので省略します
詳細設定
DNS設定
DHCPv4サーバー設定※LAN側IPアドレス/マスク長とDHCPv4サーバー機能は弄ってませんDHCP固定IPアドレス設定にはPS4のIPを固定するために設定してます。
SPI設定(そのまま)
LAN側静的ルーティング設定(プロバイダーから指定されたサイトにここの事は書いてなかったので弄ってませんので、空欄です)
高度な設定(LANポート通信設定1~4自動設定 LAN側MDI/MDI-Xモード=MDI-X固定
ブリッジ設定:PPPoEブリッジ 使用する☑
メンテナンス 省略します
情報 省略します
…とこんな感じです
V6プラス契約時に キャンペーンをやっていたのでIPv6対応の無線LANギガビットルーターWRC-2533GST2を貰いましたが、使ってません。
ONU(GE-PON E GE-PON-ONU タイプD<1>2)→RT-500MI→PCとPS4の構成でネットにつないでますが、RT-500MIを貰ったルーターに置き換えれば簡単にポート開放できるのではないかと考えてしまいます(笑)
まず、
https://www.kamome.or.jp/member/v6plus_fixedip/
に記載されている手順では IPv4 アドレスが設定できないということでしょうか。
PPPoE の場合は、接続設定で固定IP を設定しますから、その場合は「配信済事業者ソフトウェア」では IPv4 を「一時停止」が必要と思いますが、V6プラス時はこの「配信済事業者ソフトウェア」で設定できるのではないでしょうか。
>DHCPv4サーバー設定※LAN側IPアドレス/マスク長とDHCPv4サーバー機能は弄ってませんDHCP固定IPアドレス設定にはPS4のIPを固定するために設定してます。
これは、DHCP 機能を使いつつ、PS4のプライベートIPをDHCP対象外の設定の場合に使います。
>ブリッジ設定:PPPoEブリッジ 使用する☑
これは、V6プラスを使いつつ、RT-500MI の後段に PPPoE ルーターを接続する場合のものですから、そのような使い方をしない場合はチェックしなくて構いません(してもかまいませんが)。
WRC-2533GST2に変えられても設定内容は基本的には同じです。
なお、ひかり電話をお使いの場合は、RT-500MI でなければいけません。
ひかり電話をお使いでなければどちらのルーターでもかまいません。
通常、RT-500MI はひかり電話契約がされていないとNTTからは貸与されないのですが。
IPV4アドレスはしっかりと設定できています。かもめインターネットのIPv4/IPv6接続判定ツールで設定が反映されていることを確認しました。
以下判定結果ですなお、IPアドレスわ念のため伏せさせていただきます。
試験日時
2020-11-11 18:47:43
試験結果表示
結果 :OK : HGWでv6プラスを利用しています(9999)
IPv4 アドレス ***.***.***.**(***-***-***-**-v6plus.kamome.or.jp) Port 4362 v6プラス 固定IP
IPv6 アドレス ***b:***:****:****:c***:a0ff:f4ff:9810 Port 54026 JPNE
接続試験状況表示
試験1: OK
IPv4インターネットアクセス(DNS利用無)
試験2: OK
IPv4インターネットアクセス
試験3: OK
IPv6インターネットアクセス(DNS利用無)
試験4: OK
IPv6インターネットアクセス
試験5: ---
フレッツ東日本(西日本からはアクセス不能)
試験6: ---
フレッツ東日本(西日本からはアクセス不能)2回目
試験7: OK
フレッツ西日本(東日本からはアクセス不能)
試験8: OK
フレッツ西日本(東日本からはアクセス不能)2回目
試験9: OK
IPv4設定ソフトウェアへのアクセス(v6プラスHGW用)
試験10: OK
v6プラスのインターネットアクセス(v6プラス用)
てな感じですね
PPPoEブリッジの件ですが、固定IPの書類に注意事項の紙があり、そこには、
V6プラスはIPoE方式を利用して通信を行うが、ご利用機器の仕様によりご契約中はPPPoE、IPoE問わず他社の接続サービスを設定(併用)することができませんが、 PPPoE接続についてはご利用機器以外(RT-500MI以外ってことですよね?)の機器(PC,ゲーム機,ブロードバンドルーター(キャンペーンで貰ったWRC-2533GST2)等)に別途設定することで利用可能。ただし弊社サポート対象外となります。と書いてあったんです。
…てことはRT-500MIのLANからWRC-2533GST2のWANにつなげ そっちでPPPoE設定をし、そっちのLANからPS4へ繋ぐとPS4はNATオープンになり、CODのNATも必然的にオープンとなる尚速度は低下するが…でもゲームのDLやアップデート等の時はRT-500MIに繋ぎ変えればいいだけの話であってますかね???
ひかり電話は契約していない事を確認しましたRT-500MIはホームゲートウェイ(レンタル)(低価格プラン)加入で届いたものです
EVOLutionさん、おはようございます。
ここまでできていれば、必要なポート開放設定とポートフォワーディング(NAPT)設定を正しく行えば問題はないはずです。
必要なポートについて設定されましたでしょうか。
後段に PPPoE ルーターを置いてもそのルーターに対してもポート開放とポートフォワーディングが必要なことは同じです。
PPPoEルーターもデフォルトでは、外に対してはすべてのポートはとじています。
https://4.bp.blogspot.com/-q8CMG9J_Dx4/WqCVyByhVCI/AAAAAAAAHKY/wRAovybqssc3clHR334Vkzkb7tuwKxEwwCLcBGAs/s1600/%25E8%2587%25AA%25E5%25AE%2585%25E3%2583%258D%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%25E3%2583%25AF%25E3%2583%25BC%25E3%2582%25AF%25E6%258E%25A5%25E7%25B6%259A%25E5%259B%25B3.png
↑この画像なのですが、PPPoEルーターとv6ルーターで、LANループが起きていませんか?
※なにか特別な設定が必要だったりしますか?
※もし設定が必要なら、教えて頂きたいです。
宜しくお願い致します。
まみりんさん、こんにちは。
LAN ループはありません。
DHCP サーバー機能はどちらかのルーターだけオンにします。
または、払い出すアドレス範囲をそれぞれのルーターで異なる範囲に設定します。
これさえ気をつけていただければ大丈夫と思います。
こんにちは。ちょっと見逃せない?誤りの訂正依頼です。
誤:V6 プラスには主に 3 つのトンネリングの方式があり、MAP-E / DS-Lite / 464XLAT です。
正:IPv4 over IPv6 には主に3つの方式があり、MAP-E / DS-Lite / 464XLAT です。
そのうち、MAP-E方式で日本ネットワークイネイブラー社が提供しているサービス名が「v6プラス」です。
ちなみに、DS-Lite方式でインターネットマルチフィード社が提供しているサービス名が「transixサービス」で、IIJが利用しているのはこちらです。
通りすがりさん、こんばんは。
うっかり記述間違いしていました。
気が付きませんで、ご指摘をありがとうございました。
訂正しておきました。
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