2023-01-20

Android10 ナビで地図ウィジェットを表示できないか?

 

 

2022年6月に Google が「付近の交通状況」というウィジェットを提供し始めました。

 

 

このウィジェットは Android12 以降でのサポートになっています。

 

使用中の Android ナビ・EONON GA2193K は Android10 なので、残念なことにこのウィジェットがサポートされていません。

 

 

ナビのホーム画面に地図ウィジェットを表示できないかをいろいろ模索しました。

 

 

KWGT Pro(有料アプリ)を使えば表示できる手順があるようですが、もう少し簡単にできないかと調べ、"MiniMap: Floating map" というアプリを見つけました。

 

 

 

このアプリはスマホの画面に、フローティング地図(画面から浮いた地図:Google 地図)を表示してくれるアプリです。

 

 

スマホ画面を複数ページで設定している場合、スワイプしてページを変えても、このアプリで表示される地図は、各画面の最上位に重なって表示されます。

 

 

 

地図を常時見れるのはいいのですが、スマホのページに配置したアプリやほかのウィジェットがこのアプリの地図表示に隠れて使いづらいのです。

 

 

 

一見して「Google 地図・付近の交通状況ウィジェット」に似ていますが、実態は似て非なるものです。

 

 

Android10 ナビに適用する前に、まずはスマホで確認です。

 


MiniMap: スマホでの Floating map 画面表示





赤○ 部分は右側に 3ケ所ありますが、それぞれは次の機能です。

 

 一番上:ここをタッチしながらマップの表示位置を変更可能

 真ん中:アプリの設定を呼び出すボタン

 一番下:ここをタッチしながらマップの表示サイズを変更可能

 

 

また、右下の 

これは、MiniMap アプリ自体のウィジェットで、 部分をタッチすると地図表示が消えて、ほかのアプリやウィジェットの邪魔にならなくなります。

 

この MiniMap アプリウィジェットの左側のアイコンタッチで MiniMap の設定画面に移ります。

 

 

左下の


 

 

 

 

 

 

これは Macrodroid のウィジェットです。

 

このウィジェットをタッチすると「MiniMap 地図表示を消して Yahoo! カーナビを起動するマクロ」が動作します。

 

アイコンとマクロ名は編集できますので、Yahoo! カーナビのアイコンにして、マクロ名を "miniYmap" としています。

 

 

 

 

【参考:Google 地図のウィジェット】

 Android12 以降でサポートの「付近の交通状況」というウィジェットです

 


ーーーーー

 



"MiniMap: Floating map" はとてもユニークで、どのように使えばいいのかわかりにくい。

 

このアプリの作者は、あるゲームの隅に小さいマップが表示されていることにヒントを得て作った、ということだそうです。

 

 

 

自動化アプリと組み合わせてうまく使えば、Android ナビの画面の一部に地図を常に表示させることができます。


 → なんちゃって地図ウィジェット ですね


 

 

この MiniMap 地図を表示していると、ほかのアプリを起動してもそのアプリ画面の上に MiniMap 地図が重ねて表示されてしまい、ほかのアプリの使い勝手が非常に悪くなります。


そもそもほかのアプリアイコンが地図表示に邪魔されて見えない、という状態です。



そこで、MiniMap 地図を最小化(アイコン化)または表示無効化し、ターゲットのアプリを起動するようにします。


そうすることで、MiniMap 地図が重なって表示がされなくなりターゲットのアプリ画面が見やすくなります。


 

Macrodroid でマクロ化した例が次です。

 


 

MiniMap 地図を表示した状態でこのマクロを実行すると、MiniMap 地図を消して Yahoo! カーナビを表示するように動作します。

 

MiniMap 地図を表示した画面

 

マクロを実行すると、上の画面の右下の 自動タッチして MiniMap 地図表示を消します(消すと になります)。

 

MiniMap 地図の表示を消した画面

 

 

2秒後に Yahoo! カーナビが起動され、その画面になります。

 

 

 

 

以上のように普段は MiniMap 地図を表示しておいて、ほかのアプリ起動時にこれを消して、ほかのアプリ画面のみにすることが可能になります。

 

 

 

MiniMap 地図を消さないで Yahoo! カーナビを起動すると、上に MiniMap 地図が重なって表示され、Yahoo! カーナビ画面全体が見えません(下図)。

 

MiniMap 地図の表示が重なった画面

赤く囲った部分が MiniMap 地図表示の部分

 

 

MiniMap アプリウィジェットは、MiniMap 地図表示とセットで使うことで、MiniMap 地図を表示させたり消したりできます。



 

 

 

 

そのためにこのアプリのウィジェットが用意されたのかも知れません。

 

 

 

マクロはスマホで実証試験しましたが、Android ナビ・EONON・GA2193K でも同様にマクロを組めば、同様の動作が可能になります。

 

 

 

 

Android ナビの画面は次のように MiniMap 地図を表示するようにしています。

 

 

この大きさで 5.5 インチ相当の地図表示です。

 

ナビの画面を目一杯使えば 6.5 インチ相当まで大きく表示できますが、そこまで大きくはしていません。 



 

赤○ 部分は MiniMap のアプリウィジェットです。

 

部分をタッチすることで MiniMap 地図の表示をやめる(表示を消す)ことができます。

 

 

 

Android ナビ画面は、

 

 ・日時/お天気ウィジェット

 ・ラジオ ウィジェット

 ・Spotify ウィジェット

 

に加えて、MiniMap 地図による

 

 なんちゃって地図ウィジェット 

 

をメイン画面に表示できるようしています。

 

 

なんちゃって地図ウィジェット 、GPS に連動して常に中心が現在地を示すように表示してくれますので、移動しても場所が追従します。

 

 

地図表示倍率はピンチイン/ピンチアウトのほか、ダブルタップで拡大が可能です。



 

 

Android ナビ・EONON GA2193K へのマクロの組み込みはこれからです。

 

Yahoo! カーナビ起動時に「MiniMap 地図表示を消して Yahoo! カーナビ画面にするマクロ」と、「Yahoo! カーナビ終了時に再度、MiniMap 地図表示するマクロ」を組み込みます。

 

moviLink などのほかの地図アプリの場合も同様のマクロを組めば、同じ動作が可能です。

 

 

 

 

以上の処理により Android10 ナビでも、Android12 以降しかサポートされていない「Google 地図・付近の交通状況ウィジェット」の代替にできます。

 

 

ちなみに本記事掲載時点で「Google 地図・付近の交通状況ウィジェット」がサポートされている Android12 対応のナビは XTRONS 製のみです。

 

 

XTRONS 製以外の Android ナビでも地図表示なんちゃって地図ウィジェット が使えて、より「ナビらしく」なります。

 

 

 

 

 

 

 

2023-01-06

Android ナビ・EONON GA2193K のホームアプリ(ランチャー)は何がいいか?【2023-01-07 追記】



【2023-01-07 追記】ホーム画面を設定変更

 

 

 

Android ナビ・GA2193K のデフォルトホーム画面は次のようになっています。

 


Music は SDカードや USBメモリに収めた楽曲の再生用アプリですが、使いませんので邪魔です。


ここには Spotify を置きたいのですが、そういうカスタマイズはできません。


【デフォルトのマップアプリを起動】するウィジェット(?)もこういう作りではなく、表示エリアを大きくしてマップを常時表示して欲しいと思います。


常時表示するとしたらデフォルトマップが好ましいのですが GoogleMaps でも表示されるなら受け入れます。

 

ですが、そういう作りではありません。

 

 

この画面で変えられるのは、よく使うアプリ 5個を何にするかと、画面上は表示されませんがデフォルトマップを何にするか、くらいです。

 

 

 

カスタマイズはまったくといえるほど何もできません。



 

少々野暮ったいしカスタマイズもできないので、ほかのランチャーをいくつか試してみました。

 

 

本体に適用する前にスマホの横画面で感触をつかむことにしました。

 

 

使い勝手がよければその中の一番よいと思うものに変えようと思ったのです。

 

 

試したのは次のものです。

 

 ① Microsoft Launcher

 ② Nova Launcher

 ③ Launcher iOS16

 ④ Car Launcher

 ⑤ AGAMA Car Launcher

 ⑥ Fcc Launcher

 

 

① ② ③ はカーナビ用というよりも、もともとはスマホ向けランチャーです。

 

④ ⑤ ⑥ はカーナビ用ですが、どれかのスキンを他 2つが真似したのではないかと思えるほど似ています。


④ ⑤ ⑥ はまた「これがカーナビ向けのホームアプリだ〜〜〜」という主張が強く、お仕着せっぽい印象を受けるスキンです。


これら ④ ⑤ ⑥ のスキン自体は好きにはなれませんが、あえて使うとしたら ⑥ でしょうか?

 

 

 

もっとシンプルに、ウィジェットやアプリレイアウトに自由度があるようなものが欲しいのです。

 

どちらかというと、スマホ向けの方がまだマシです。




【時計】【楽曲アプリ(Spotifyなど)】【ラジオ】はウィジェットとして置きたいと強く思います。

 

できれば【マップ】もウィジェットで置きたいと思います。



上のホームアプリ(ランチャー)はいずれも【時計】【楽曲アプリ(Spotifyなど)】は置けますが、【ラジオ】は置けません。

 

 

Car Launcher や Fcc Launcher は【GoogleMaps】をウィジェットで置けるものの、やはり【ラジオ】が置けないのです。

 

 

悩ましい。

 

 

NavRadio basic/NavRadio+ というラジオアプリがあり、前者は無料版、後者は有料版(640円)です。

 

無料版を含めてウィジェットに対応しています。

 

 

NavRadio の画面デザインは GA2193K オリジナルのものとそっくりですから、GA2193K の Radio アプリの出どころはこれかも知れません。

 

 

GA2193K のオリジナルなホーム画面はウィジェットを追加では置けません。

 

 

 

NavRadio のウィジェットはもうチョットスッキリできないかと思いますが、ほかに代替策がありませんので使います。

 

 

結局、Microsoft Launcher を使って、次の画面にしました。

 



 

  

【2023-01-07 追記】ホーム画面を設定変更

 

 見直しをして、次のように変えました。

 


 

 変更点は以下です。

 ・Spotify ウィジェットを左上から右下に変更

 ・ドックのアプリの並びを、右から左へ並び替え

 ・ホームページのアプリを一部入れ替え

 

 

 

【Spotify】【時計・天気】【ラジオ】をウィジェットで置いています。

 

ドックにはナビアプリ 5個と【Bluetooth 設定】および【GA2193K の設定】を配置しています。

 

ホームページにはファイルマネージャー、GPSアプリ、ハンドル設定、NavRadio Free、DSP(イコライザー)、Google Play ストア、Youtube、Macrodroid を置きました。



2ページ目は次のようになっています。

 



 

GoogleMaps は Android12 では【付近の交通状況】と【付近の場所】をウィジェットで置けますが、Android10 ではこれらのウィジェットには対応していません。

 

次の画面コピーは Android12 スマホの場合です。

 


 

【付近の場所】ウィジェットは Android11 以降でサポートのようです。


つまり Android10 では【付近の交通状況】と【付近の場所】のどちらもサポート外で残念です。


 

 

【付近の交通状況】が Android10 のナビでも置ければいうことなしだったのですが。。。

 

 

 

しばらくはこのホームアプリ(Microsoft Launcher)を使ってみます。