2022-04-28

Mi 11 lite 5G が楽天Link で非通知になる件【2022-04-30 追記】

 

【2022-04-30 追記】記事末に追記

 

 

WiFi オンでは 楽天Link が非通知になる、という Xiaomi 端末の問題がありました。

 

楽天Link ver2.10 と Android 12 の組み合わせで、非通知問題は解消したようです。

 

Android 12 は MIUI Global 13.0.2 安定版、となっています。

 

 

発着信ともに WiFi オンでも通知されます。



一つ前の OS(MIUI 12)では着信非通知はなくなっていましたが、発信非通知が残っていました。


 

 

【2022-04-30 追記】

 

本件はデータ通信が楽天モバイルの場合に非通知にはならないということがわかりました。

 

デュアルSIM で、データ通信が他社 SIM の場合は WiFi がオンの場合、非通知になるようです。

 

 

また、楽天モバイルSIM をオフにした場合、楽天Link が強制ログオフになる機種と、ならない機種があります。

 

 

同じ Android12 で、です。

 

 

オフでも SIM がささっている認識の機種と、ささっていない認識の機種の違いと思われ、前者はオフでも強制ログオフされません。



 

 


2022-04-22

スマホと IPv6 対応

 

 

現在 IPv6 対応を確認できているキャリア/MVNO は ドコモ/KDDI(povo2.0 でのサポートを確認済み)/楽天モバイル/IIJmio です。


SB については SIM を未確認です。


 

 

IPv6 サポートされている場合、端末情報の IPアドレス欄に IPv4/IPv6 の両方が割当られているのが見て取れます。

 

実際にこの状態で IPv6 サイト(例えば www.iijmio.jp)をアクセスすると IPv6 接続を確認できます。

 

 


 

 

 

 

【 povo2.0 の場合 】

 

APNプロトコルで IPv4/IPv6 を選択しておく必要があります。 


 ・IPv4:10.49.80.157(クラスA のプライベートアドレス)

 ・IPv6:2001:268:986f:51c8:〜〜

 

povo2.0


 

【 楽天モバイルの場合 】

 

APN が自動設定の場合は APNプロトコルは IPv4/IPv6 になっているはずです。


 ・IPv4:10.89.146.167(クラスA のプライベートアドレス)

 ・IPv6:240b:c010:4d0:e42f:〜〜

 

楽天モバイル




【 OCNモバイルONE の場合 】


IPv4 アドレスのみ割り当てられていて、IPv6 アドレスは割り当てられていません。

 

 ・IPv4:153.〜〜(グローバルアドレス)


OCNモバイルONE:IPv6 は未割り当て




 

IIJmio は 2012 年から IPv6アドレスサポートしているそうで、当初は 2〜3% の利用率だったのが 2017年10月には 25%に達し、増加しているそうです。


2018年1月初頭には 32%の利用率で、トラヒックは全体の 15%だそうです。


このきっかけは iOS11 が2017年9月に配信され、以降 IPv6 サポートされたのが理由と思われる、と IIJmio の方が述べられています。



MVNE の PGW で IPv6対応が必要



 

IPv6 サポートを受けるには、APNプロトコルで IPv4/IPv6 を選択しておく必要があります。




ドコモについては IPv6 シングルスタック化が 2022年2月1日から開始されました。

 

 

 

IPv6 化で何ができるのか?

 

ゲームや動画配信、遠隔監視など、IPv6 化によって利便性や、同時サービス数の拡大が可能になります。



 

 

ところで、マイネ王の掲示板で OCNモバイルONE に関する次のような意見がありました。

 

「バッテリー消費問題だけど、世間では主流のIPv4のグローバルアドレス付与説って「とても中途半端に聞こえる」んですよね。世の中IPv6のグローバルIPアドレスを付与しているところもあるんですよ。

例)
mioモバイルのIPv6について
https://www.iijmio.jp/guide/outline/ipv6/ipv6_access/ipv6_lte/>IPv4のアドレスはプライベートアドレス、IPv6のアドレスはグローバルアドレスを払い出します
(中略)
>データ通信端末の「接続方式」を「IPv4v6」に設定可能であること
 

で、ハッカーはご丁寧にIPv4アドレスだけちょっかいを入れるんでしょうか? まさか。

そりゃアドレス空間が広いのでちょっかいが当たらないのかもしれませんけど。ただ、ocnが方針を変更しないとならない程度には、噂が定説化しているんでしょうね。

まあ、実際にされて問題が解消すればいいんですけどね。」




これはまったくそのとおりで、IPv6もスキャンされているのはルーターログで確認できています。

 

 

アドレス空間が広いから当たりにくいことはなく、攻撃者(ハッカーではなくクラッカー)はネットをキャプチャーして、通信しているアドレスに対してスキャンし、侵入を試みています。

 

つまり誰のものかは分かりませんが、実在するアドレスを特定できているのです。

 

 

スマホでも同様に IPv6 はスキャンされているはずで、この方のご意見はもっともだと思います。