我が家のネットワーク・クロスパス利用中【2024-01-21 最新構成に変更】




左側のディスプレイは Mac mini M1 のもので、右側は iMac 2019 です。

 

Mac mini M1 は Finder/メモ画像/アクティビティモニター/ブラウザ/ターミナルを起動しています。

 

iMac 2019 は Finder/メーラー/アクティビティモニター/Mac メモ帳/ターミナルを起動しています。

 

両者に teleport.app アプリを入れてあり、一対のマウスとキーボードを共有しています。


Luna Display もあり、iMac 2019 を Mac mini M1 のサブディスプレイにできますが、teleport.app の方が使い勝手がいいのでそうしています。

 

この方がデスクトップを広く使いながら負荷分散できます。


左壁面には上から SW-HUB/Rapsberry Pi3 B(現在未使用)/ HT701(ブラステルのイエデン用)です。

 

現在の書斎の WiFi-AP は GL-A1300 になっています。

 

 

また GL-A1300 は tailscale:Subnets & Exit node にもなっています。

 

 

 

ルーターはリビングの光回線口のそばに置いてあります。


 

 

ルーターは一時期 GL-AXT1800 にしていましたが、YAMAHA製 RTX830に戻し、その後小型ONU に変えたのを機に GL-MT2500A にしました。

 

 

 

enひかりのクロスパスを GL-MT2500A に設定して使用中です。


楽天ひかりのクロスパスから 2022/02/01付 で乗り換えました。

 

 

enひかりの RTX830 での速度測定結果です。

 

他プロバイダみたいに、「公平制御に名を借りた不公平制御」はしないプロバイダで、いつ測定してもこの水準です。




 

 

GL-AXT1800 がルーターのときは次のような測定値です。

 


 


GL-MT2500A がルーターのときは次のような測定値です。

 


 

 

 

 

MacBook Air 2012 -> iMac 2019 -> Mac mini M1 とメインコンピュータが変遷しています。


MacBook Air 2012 は家庭内移動を含めた移動用サブコンピュータの位置づけで、Teleport.app の対象にもなっています。


MacBook Air 2012 は 2024-01-18 に macOS Catalina から Monterey にアップグレードしています。



 

enひかりが推奨のクロスパス(NAT ステートフル)です。

 

これは ポート番号帯が V6プラス の 240 個や、DS-lite のそれよりも多いと思われ、NAT 変換時のポート枯渇を少しでも防止できると考えたからです。

 

 

 【ポート数】

  V6プラス:  240個

  DS-lite :1024個

  Xpass : 未公表だが DS-lite 並みか、それ以上と推察

 

 

 


 

 

クロスパスは NAT ステートフルですが、IP 電話(ブラステルと SMARTalk)はまったく問題なく使用できます。


 

すぐ近くに楽天モバイルの基地局が新設されましたので Casa は返却しました。

 

 

Wireguard VPN は IPv6 でポート開放して使えるようにして、NAT ステートフルによる IPv4 でのポート開放不可問題を回避していました。

 

 

2023/05 以降は tailscale を使っており、自前の Wireguard VPN はヤメています。



tailscale ですが当初は Mac mini M1 を Subnets & Exit node 設定していました。

 

外からイントラネット内の Mac 等に入れるほか、Mac mini M1 を経由してインターネットアクセスもできていました。


フリー WiFi 接続時でもセキュアなインターネットアクセスができるのです。


 

 

その後 Raspberry Pi に入れた tailscale の Subnets & Exit node へ変えていました。

 

Mac mini M1 のスリープ中に Subnets & Exit node を機能させるには Wake on WAN で起こす手間がかかっていた、というのが役割変更の理由です。


 

Wake on WAN は Xpass なので IPv6 でできるようにしましたが、Raspberry Pi に Subnets & Exit node を役割変更後は Wake on WAN が不要になっています。


 

 

いまは WiFi-AP にしている GL-A1300 に tailscale の役割を変更しています。

 

Raspberry Pi の Exit node 経由での速度低下が大きいのが理由です。

 

最新の接続図は次図です。

 



MT2500A の USB ポートに Netgear A6210 という USB WiFi アダプターを挿してアクセスポイントにしてあります。

 

 

家庭内のドメインは【192.168.xxx.0/24】です。

 

 

 

スマホ等から、Mac のファイルや画面共有は tailscale の Subnets 機能で行なえます。

 

 

Subnets & Exit node を使うと、ウチの中でも外でも Mac mini M1 のスリープ解除なしにファイル共有や画面共有ができるのです。

 

 

Mac は共有操作でスリープが自動的に解除されますから WoL でのスリープ解除が不要です。

 

 

ワタシのスマホはず〜っと tailscale の Subnets & Exit node 利用設定になっていますが、外では LTE、ウチでは WiFi に変わってもシームレスに tailscale が機能しています。

 

 

外からの共有が可能なほかに、Exit node 経由でフリー WiFi 等を安全に使うことができます。

 

 

 

 

ポートはすべて閉じています。

 

 


 

 


自宅はマンションですが平屋型の2世帯住居になっていて 4LLDDKK(3LDK+1LDK)です。



一番多いときは2世帯7人で住んでいましたが、いまは2人だけです。



子どもたち一家が帰省してきても2世帯同時に過ごせます。



LAN 配線は 1箇所(洋間〜LDK2 間)を除き、すべて壁面内配線化を通線ワイヤーを使い、自分で行いました(壁面外の1箇所も目立たないようにしてあります)。

 

 

下記写真でどこに LAN ケーブルが敷設してあるでしょうか。

 

 

4mm(W) × 1mm(D)の黒のフラットLANケーブルを焦げ茶色の巾木の上に沿わせています。

 

 

 

 

すべての部屋で WiFi が安定して使えるように WiFi-AP は LAN 接続で、WiFi 中継はしていません。





IP-PBX(IP 交換機)である Asterisk は Wireguard と同じく、 Raspberry Pi にインストールしてありますが現在は未使用です。


 

ひかり電話をやめて使う必要がなくなったのが理由です。



イエデンを IP 電話にしていますので、外でも発着信できます。


 

 

 

 

Mac mini M1 の周辺機器は次のようになっています。





Thunderbolt3 拡張ボックスに M.2 NVMe SSD を装着して Mac mini M1 の外付け起動 SSD として、普段はこちらで起動しています。


 

Mac mini M1 本体の SSD の方を「予備の起動 SSD」として温存しています。


 

 

 

外付け SSD の性能値は次のようになっており、シーケンシャルの速度は内蔵 SSD には及ばないものの非常に高速です。

 

 

むしろランダム読み書きは内蔵 SSD を凌駕しています。




参考までに内蔵 SSD のベンチマーク値は次のようになっています。






Mac mini M1 は Thunderbolt3 ポートが2つあります。

 

 

この2ポートにそれぞれ、StarTech 拡張ボックスと Wavlink Thunderbolt3 ドックを接続して拡張性を確保しています。

 

 

StarTech 拡張ボックスと Wavlink Thunderbolt3 ドックにはそれぞれ Thunderbolt3 ポートの空きが一つずつあります。

 

したがって Thunderbolt3 機器をラダーチェイン接続することができます。

 

Wavlink Thunderbolt3 ドックは USB−A が4端子あり、そのほか DPポート、LAN、SDメモリ用スロットを備えています。








9 件のコメント:

occam さんのコメント...

819-86さん、いつも興味深く拝見しています。

今春に VDSL方式 から 光ファイバー方式 変更されたということですが、体感速度は目に見えて改善されていますでしょうか。

実は、先日の落雷の影響でマンションの VDSL集線装置 が動作不良を起こしました。

不具合に関しては VDSL集線装置 の cold start による機器の再起動で回復したのですが、その時 VDSL での接続は(20数戸中)私のうちだけだということが判明しました(他は光配線方式)。

現在、NTT東日本 が「VDSL方式から光配線方式へのタイプ変更工事費割引の実施」をおこなっているため、0120-116116 に確認したところ、(Best Effort で 1Gbps の)「フレッツ 光ネクストファミリー/マンション・ギガラインタイプ」も選択できるということでした。

https://www.ntt-east.co.jp/release/detail/20200624_01.html

費用的には、500円/月程 負担は増えるものの、体感速度の改善が見込めそうなら切り替えも考えたいと思っています。

819-863 さんのコメント...

occamさん、こんばんは。

VDSL から光ファイバーに替え「ハイスピードタイプ」に契約変更しています。

「ハイスピードタイプ」は PPPoE 接続では 下り最大 200 Mbps / 上り最大 100 Mbps ですが、IPoE 接続(IPv6 ネイティブ接続)すると下りだけは 最大 1 Gbps になります。

また月額利用料金は VDSL と同じですから IPoE 接続ならば「ハイスピードタイプ」です。

我が家はv6プラスですから IPoE + IPv4 over IPv6 ですので、下りは最大 1 Gbps です(IPv4 も IPv6 もです)。

実際のスピードは、というと 下りは概ね 700 Mbps 前後です。
上りは 93 Mbps でほぼ一定です。

VDSL 比で 下りスピードは7、8倍になっていますが、体感的には VDSL と殆ど変わりません。

複数人が同時に使っても一人あたりの速度低下を感じない、ということでしょう。

上り速度も重視されるなら「ギガラインタイプ」でしょうけど、下り速度だけ速くなればいいのなら「ハイスピードタイプ」がおすすめです。

ネット閲覧やメール等は 下り速度さえ速ければ効果があります。
スマホのアプリ更新なんかも下り速度さえ速ければいいですから。

コスパは「ハイスピードタイプ」が「ギガラインタイプ」よりも断然いいです。

NTT に「ハイスピードタイプ」で申し込むと「VDSL とあまり変わりませんよ。」といわれますが、これは PPPoE 接続時の場合であって、IPoE ならば 下り速度は「ギガラインタイプ」と同じ 下り最大 1Gbps です。

VDSL から光ファイバーに替えて、ネット速度が非常に安定しました。

ping は VDSL 時の 8〜10ms が 5〜6ms と、少し速くなり、ジッターは減っています。

これは IP 電話にはよい効果です。

occam さんのコメント...

819-86さん、丁寧な説明をありがとうございます。

> 我が家はv6プラスですから IPoE + IPv4 over IPv6 ですので、下りは最大 1 Gbps です(IPv4 も IPv6 もです)。

「ハイスピードタイプ」も IPv6 IPoE接続 では 200Mbps の制限が掛からないとは知りませんでした。

https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/574106.html

うちの場合は「OCNバーチャルコネクト」ですが恩恵にあずかれるといいです。

> ping は VDSL 時の 8〜10ms が 5〜6ms と、少し速くなり、ジッターは減っています。

建物の中だけでそれほど遅延が発生しているとは少しびっくりです。

> VDSL 比で 下りスピードは7、8倍になっていますが、体感的には VDSL と殆ど変わりません。
> VDSL から光ファイバーに替えて、ネット速度が非常に安定しました。

基本的な使い方はネットサーフィン(古い言い方ですね)やメール等が中心です。ストリーミングサービスも利用していますが、現状でも速度的には大きな不満はありません。

ただ、安定性の改善には興味があります。折を見てタイプ変更工事をしたいと思います。

ちなみに、工事日の目安を聞いたところ一ヶ月後(9月中旬)になると言われました。昨今のテレワークやオンライン学習などの増加もあって工事が増えているそうです。

819-863 さんのコメント...

occamさん、OCN バーチャルコネクトも MAP-e 方式なので下りは最大 1 Gbps になりますよ。

VDSL と月額利用料は同じで、下り速度が最大 1 Gbps になることと、上り速度も安定しますからいいですよ。

工事は1ヶ月程度は仕方ないでしょう。

同じマンションのほかのお家では1.5ヶ月先になったそうですから。

変更したら感想をおきかせください。

819-863 さんのコメント...

ping が5〜6ms というのは建物内ではなく、測定サイト(Ookla speed net)接続時の遅延です。

家庭内 LAN そのものは遅延はありません。

iEdon さんのコメント...

こんばんは、819-86さん。
お久しぶりです。前の Mac の SSD の書き込み量の件は、819さんのブログを参考して、Spotlight にオフにました。この数か月間、毎日20GBぐらいになりました。ありがとうございました。
ちょっと失礼しますが、819さんは自宅でPBXやネットを研究するようですが、こちらは面白いコミュニティーをご紹介させていただきます。
「DN42 42番ディセントラリズネットワーク」は、インターネットの技術(BGPなど)を採用し、参加者の個人ネットはインターネットのように繋がります。このコミュニティは、ドイツ、イギリス、アメリカ、ブラジル、中国などの世界中方々が参加するようです。でも、日本からの方は少ないらしいです。
もし、819さんもご一緒になれば幸いです。こちらはホームページ:
ホーム         https://dn42.dev/
参加者マップ      https://map42.0x7f.cc/
ネットワーク状態まとめ https://bgp42.strexp.net/
ご返信を期待しております。

819-863 さんのコメント...

iEdon さん、おはようございます。

ご紹介いただいたホームページをザーッと眺めてみました。

IPPBX その他に関する知識はありますが、少し興味の方向が違うようです。
使用していて、こういうことができないか、何故できないのかなどを追究することが面白くて、ほかにもこういうことで困っている人がいるのでは? ということで情報発信しています。

技術的な追究というよりも、応用についてが主な興味の方向ですので、少し方向が違う、と感じました。

せっかくご紹介いただいたのですが、スミマセン。

iEdon さんのコメント...

819-86さん、こんにちは。
ご返信ありがとうございます。それは大丈夫です。無理な話を言いちゃって、すいません。
また819-86さんの新しいブログを期待しています。

819-863 さんのコメント...

iEdonさん、ありがとうございました。