Google の Scoped Storage(/Android/data 配下や、/Android/obb 配下)に対する保護強化が理由で、これらのフォルダへのアクセスは、アプリが使用する領域をそのアプリがアクセスすること以外にはできなくなりました。
Android15 ではさらに抜け穴塞ぎされたみたいで、Foldersync や他の Sync アプリでローカルフォルダに Scoped Storage のフォルダ設定ができません。
大変不便で困っているのですが、なんなんでしょうか?
Google は意味のあることをしているのでしょうか。
このような「保護強化」は邪魔なだけで、何を保護しているのかがわかりません。
実際 Files by Google アプリではこれらのフォルダへのアクセスが不可です(フォルダ配下がまったく見えません)。
ところが Android に備わっている Files(アプリ一覧にはでない)をショートカットで起動できるようにするとアクセスできるのです(フォルダ配下が見え、読み書きできます)。
また一部のファイラー、例えば CX ファイルエクスプローラーは問題なくアクセスできています。
アクセス可能なファイラーとアクセス不可なファイラーがありますが、この差は何なのでしょうか ???
Foldersync アプリは大変便利で優れたアプリで、Scoped Storage にアクセスはできますが、インスタント同期機能が動作しません。
インスタント同期は、フォルダに新しくファイルが追加されると即座に同期先に同期反映される、という機能です。
同期元が Scoped Storage の場合、Android11 以降では機能しません(Android10 以前では機能します)。
奇妙なのは、スケジュールに則った同期はちゃんと行われるのです。
インスタント同期機能が動作しないのは Scoped Storage のフォルダ監視がうまく働かないせいなのでは? と推定していますが、スケジュール同期は動作するので何故なのかがよくはわかりません。
また Android10 ではインスタント同期がうまく動作します。
Android11 以降で動作しない。
Foldersync のバグっぽいと思わないではないのですが、Google の「Scoped Storage 保護」を突破できない何かがあるのかも知れません。
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