2022-11-22

Android ナビ はどうでしょうか?

 

 

クルマのメーカーがディスプレイオーディオ・ナビ以下、DA ナビ と表記)を搭載する傾向にあるそうです。

 

地図を有料で更新する必要がないので、ユーザーにもメリットです。

 

Android ナビ はまだ国産品がないせいか、クルマへの取り付けはディーラーではなく、自分であと付けになります。

 

 

ワタシの場合、現在はポータブルディスプレイオーディオ・Carpuride 9インチ を CarPlay ワイヤレス接続して Appleマップを使っています。

 

 

 

 

サブの iPhone SE3 を CarPlay 接続にして使用感が向上しました。

 

それまではメインスマホ・Mi 11 lite 5G を Android Auto 接続していました。

 

 

よくなった点は 3つあります。

 

ひとつ目はワイヤレス接続が自動的に行われるようになったことです。

 

Android Auto 接続はデバイス名(スマホ名)が画面表示されるのを待ち、これをタッチしてワイヤレス接続になっていました(Carpuride の仕様?)。

 

ふたつ目は Apple Map や Y! カーナビが使えること、3つ目は楽曲アプリが切れたり不審な動作をしなくなったことです。

 

3つ目について、Android Auto でも Bluetooth 接続オプションを見直すことで解消されましたが、ふたつ目は CarPlay でしか使えません。

 

 

 

楽曲アプリは CarPlay のアプリではなく、備え付けのカーオーディオに Bluetooth 接続した Android 機のアプリで再生しています。

 

 

 

クルマのカーオーディオと合わせてインダッシュタイプの DA ナビ 並みの運用が可能になりました。 

 

 

メインスマホ・Mi 11 lite 5G は Bluetooth でカーオーディオに接続してハンズフリーにしています。

 

Tasker を使った 楽天Link ハンズフリー はやめて、標準電話アプリ着信に変えています。

 

 

iPhone SE3 と Mi 11 lite 5G をそれぞれ Carpuride とカーオーディオに接続した結果、楽曲再生は 2通りのやり方ができます。

 

ひとつは CarPlay で楽曲アプリを再生するやり方です。

 

この場合は、CarPlay で Carpuride から FM 送信してカーオーディオのスピーカーを鳴らします。

 

 

もうひとつは Mi 11 lite 5G と Bluetooth 接続したカーオーディオで、スマホの楽曲アプリを再生するやり方です。

 

FM 送信よりも Bluetooth 接続の方がノイズが少ないので後者のやり方にしています。

 

コーデックはカーオーディオの Bluetooth が AAC(44.1KHz, 16bits)なので ハイレゾの LDAC / aptX は望めませんがまぁまぁです。

 

 

 

いずれにせよナビ利用や楽曲再生など、かなり運用性が向上しています。

 

 

 

こういう状況ですが DA ナビ よりも Android ナビ がよいのではないか、という思いにかられていろいろ調べて検討しました。

 

 

 

 

 Android ナビ のメリットとデメリット 

 

アプリが自由にインストールでき、専用機能(バックカメラ連動、ステアリングスイッチ対応、OBD2 による車両診断など)やラジオ・オーディオ機能などが搭載されています。

 

地デジに対応している機種もあるようです(TV は見ませんからワタシには不要です)。

 

 

多くの場合 DA ナビ 同様、Android Auto や CarPlay に切り替え可能になっています。

 

Android Auto を使う意味があるかどうかは疑問です。

 

 

CarPlay は意味があるかも知れません。

 

いまや GoogleMaps よりも高評価の Apple Map や Y! カーナビ が使えますし、Apple Music などを使う意味があるかも知れません。

 

 

 

Android ナビDA ナビ よりも機能的に充実していて自由度が高く、一般的に次のようなメリットやデメリットがあるといわれます。

 

 

【メリット】

 

 ① 価格が安い

   2 〜 5万円程度

   国産カーナビは 10万円前後またはそれ以上の価格

   DA ナビ に比べると 1 〜 2万円高いが、DA 機能に切り替え可能


 ② 地図アプリのほか、アプリはスマホ並みに自由に使える

   地図アプリも自由に選べて地図更新費用がかからない

   DA ナビ も更新費用はかからないが地図アプリや一般アプリが限定される

 

 ③ 動画視聴ができる(DA ナビ は動画アプリに対応していない)

   運転中は避けるべきだが、停車中や同乗者にはいいかも

 

 ④ 操作がタブレット感覚

 

 ⑤ 専用機能やラジオ、オーディオ機能を備えている

   地デジ対応機種もある

 

 ⑥ ステアリングスイッチ連携

   リモートタイプを後付できるものもある

 

 ⑦ ポータブル型取り付けのような野暮ったさがない

   オンダッシュではなくインダッシュになりスッキリする

 

 

 

 

 

【デメリット】

 

 ⑧ 通信費用がかかる

   とくにアプリ更新やインストール時はギガを多く消費する

   通常利用時は DA ナビ でもスマホ・データ通信が必要

 

 ⑨ 音質が国産ナビに比べて劣る(と、いわれている)

   中華製 DA ナビ ならば同程度か?

 

 ⑩ 取り付け・配線は自分で行わなければならない

   これが最大のリスク

   この点は中華製 DA ナビも同じ

 

 ⑪ マニュアル類が貧弱

   取り付けさえわかれば英語表記でも構わない?

   操作性は AndroidOS ベースなので使えばわかる

 

 ⑫ 初期不良や故障時の対応が怪しい販売元もある

   サポートがしっかりしているところを選ぶ必要がある

 

 

 

 

国産 DA ナビ は取り付けをディーラーがやってくれることと、オーディオ品質以外には取り柄がありません。

 

機種も限定され、高くつきます。

 

 

Android ナビ は中華製しかなく、取り付けは自分ですることになります。

 

 

ATOTO / EONON / XTRONS / WOWAUTO / Dasaita などのメーカー品がありすべて中華製、アマゾンなどの通販で購入可能です。

 

 

 

オートバックスにも行ってみましたが、Android ナビ は扱っていないそうです。

 

DA ナビ も国産しか扱っていないようです。

 

 

 

 

 

 

 Android ナビ 使用上の課題 

 

1.取り付け・配線問題

 

カーディーラーでは扱っていません。

 

カー専門用品店やカー専門業者の一部で取り付け対応するところがあるようですが、近くにない場合、自分で取り付け・配線する必要があり、これが最大のリスクです。


先達の事例を参考になんとかするしかありません。

 

今後のこともあり、一度経験しておきたいと思ってはいますが。。。

 

 

 

2.アプリ更新やインストール、ファームウェアのアップデート問題

 

ファームウェアは USB メモリに書き込んで、これを本体に差し込んでアップデートができるようなので、大丈夫そうです。

 

 

アプリ更新やインストールは、ネットワーク接続が必要です。

 

 

自宅 WiFi-AP とクルマとの接続が可能であればこの点は解決します。

 

 

ウチの場合、自宅は集合住宅 6階にあり、クルマには自宅から WiFi 電波が届きません。

 

これが悩ましい点です。

 

 

 

 

 

 ネットワーク接続問題について 

 

SIM 対応の Android ナビ もありますが、テザリングで使えるタイプで十分です。

 

 

動画視聴を多く利用しなければ大したギガ消費ではありませんが、アプリ更新やインストールは結構ギガを消費します。

 

例えば、50MB のアプリを 10個 インストールやアップデートした場合 0.5GB の消費になります。


Android はアプリのアップデートが多く、月に 20 〜 30個程度の更新はザラですので 2 〜 3GB/月、あるいはそれ以上を使ってしまいそうです。

 

アプリアップデートを月イチにして手間を減らしてもギガ消費は仕方がありません。

 

 

 

以下はアプリ更新やインストール時の対策案です。


 

1.スマホのテザリングを利用する

 

テザリングで Android ナビ をネットワーク接続する方法です。

 

ウチの駐車位置では LTE で 30Mbps 程度なので、アプリ更新に結構時間がかかってしまいますから、近所の 5G 基地局近くがよさそうです。

 

5G ならば 数100Mbps の速度が出ますし、ウチの近所の 5G 基地局はすぐ側にスーパーや他店舗の無料駐車場があり、便利です。

 

 

おそらく現在の 1,078円(〜3GB)/月額 に対して +1,100円(〜20GB)/月額 になるでしょう(ポイント払いで現在は 0円/月額 です)。

 




2.docomo in car connect を利用する

 

契約料/解約料が無料で LTE 使い放題、1年契約の場合 13,200円/年額(1,100円/月額換算)です。

 

一見よさげですが、利用に際してパイオニア製車載ルーター DCT-WR100D 購入が必要で、定価 27,500円です。 

 

アマゾンで 2万円以上しますが、詐欺まがい品も出品されているようですから気を付ける必要があります。 

 

 


 

 

3.屋外用 WiFi 中継機を利用する

 

この方法は通常利用では使えず、あくまでアプリ更新やインストールでの利用に限られます。

 

 

自宅のある 6階の窓外から駐車したクルマまで約 25m で、この間を WiFi 中継して接続する方法です。

 

屋外用 WiFi 中継機購入の追加投資が必要です。

 

例えば Wavlink AC1200 は自宅ネットワークに接続しますが、PoE(Power over Ethernet)で給電できます。

 

したがって LAN ケーブルのみでクルマを直に視認できる位置に延長設置可能です。

 

 

最大 400m の距離を飛ばせ、速度最大 2.4GHz 300Mbps/5GHz 876Mbps ですから、実効速度 100 〜 200Mbps でれば問題ありません。

 




アマゾンで 12,000円弱です。

 

この方法では通常使用時のスマホのギガ消費はありますが、アプリ更新のためのギガ消費はありません。

 

現在の回線利用料は変わらなくて済みます。

 

 



 

 最適なネットワーク接続はどれか? 

 

20ギガまで +1,100円の1項 と、2項 の月額換算利用料 1,100円は同額です。

 

後者は車載ルーター購入費用が発生しますが、通常使用時も車内 WiFi が使え、スマホのギガ消費はありません。

 

同乗者が車内 WiFi を利用したり、動画を多く視聴する場合は 2項 がいいかも知れません。

 

 

3項 は月額費用は新たに発生しませんが、機器購入費が 1項 2項 の 1年分の利用料に相当します。

 

 

とりあえず 1項 で始め、状況をみて 2項 または 3項 に移行するかどうかを検討でしょうか。

 

 

 

 

 

Android ナビ は、Android Auto / CarPlay 利用もできる機種が大半です。

 

Apple Map や Appl Music を使いたい場合は CarPlay に切り替えれば使えます。

 

 

また国産の DA ナビ へのこだわりがなければ(あるとすれば音質でしょうか)、Android ナビ が機能的には優れています。

 

 

新たに DA ナビAndroid ナビ のどちらを選ぶか、ということなら Android ナビ で決まりでしょう。

 

 

 

ワタシの場合は、すでに DA ナビ 相当になっており、メリットのうち ② ⑤ ⑥ 項をほぼ実現できています。 

 

③ ④ 項はメリットに感じません。

 

それでもあえて Android ナビ にするか、ということになります。

 

 

結局、一般的にメリットといわれる項目のうち、ワタシの場合は ⑦ 項くらいしかメリットに感じません。

 

 

いまの Carpuride はディスプレイサイズが 9インチなので、大きくて見易い。

 

Android ナビにするなら 10インチのものでしょう。

 

 

 

アプリが自由に使えるといっても殆どの場合、駐・停車時に意味があり、そうであればスマホを操作すれば済みます。

 

 

安いといっても 3 〜 5万円の投資になりますし、取り付けリスクもあります。

 

つまりワタシにとってはデメリットの方が多い、ということになります。

 

 

取り付け経験をしておきたい気持ちもありますが、どうしましょうか



 

 

 


2022-11-18

Android Auto 接続時の Bluetooth 設定で気をつけること

 

 

Android Auto 接続時の Bluetooth 接続オプションの [メディアの音声] はオフにしておく必要がありました。

 

Spotify や Amazon Music の楽曲再生不安定の原因はこの設定にあったようです。

 

 

 

【Bluetooth 設定画面】

 


T86-174C35 がディスプレイオーディオです。

 

クルマに設置のディスプレイオーディオ・Carpuride とは違う機種ですが、楽曲再生事象の再現のために机上で接続試験しました。

 

 

接続中のディスプレイオーディオとの接続オプションで、[メディアの音声 (Media audio)] をオフにします。



 

 

ディスプレイオーディオを Android Auto でワイヤレス接続していると、Spotify や Amazon Music の楽曲再生が不安定になっていました。

 

 

不安定の具体的な内容は次のような点です。

 

 ・楽曲再生が頻繁に切れる

 ・シャッフル再生設定しているにも関わらずリピート再生に陥る

  一旦リピート再生に陥ると再接続しないと解消しない

 ・Android Auto 自体も不安定になる

 

 

 

 

CarPlay(iPhone SE3)接続ではこのような事象はありません。


 

原因を探っていくうちに Bluetooth 接続オプションの問題に行き着きました。


 

冒頭で記述した [メディアの音声] をオフ 設定で、Android Auto での不安定事象はなくなりました。

 

 

 

 

[メディアの音声] とはそもそも何でしょうか。

 

言語設定を English にしてみると [Media audio] となっていて [メディアの音声] というよりも [メディアの音源] であることがわかります。

 

音、音響、音源 という訳語の方が適切ではないでしょうか。


音声は音の一つであって、[Media audio] の一つです。

 

音声だけをいっているのではなく、楽曲音源なども含んでいます。

 

 

ちょっと話しが逸れますが、”Media audio" は "Windows Media Audio (WMA)" からきているようですが、Google は "Windows" を使いたくなくて "Media audio" と、したように思われます。

 

 

Android Auto はスマホとは Bluetooth 接続後、Private WiFi で接続されます。

 

この Private WiFi はパスコード入力は必要なくて自動接続され、されてもインターネット不可の特殊な WiFi です。

 

ディスプレイオーディオ自体はインターネットとは接続されていなくてスマホがデータ通信でつながります。

 

Bluetooth の接続性のよさ、しかし帯域が限られる問題からこういう二段構えの接続になっているのでしょう。

 

 

 

Private WiFi 接続後は Bluetooth を切断してもかまいませんが、[電話 (Phone calls):on] の場合、自動再接続されます。

 

[電話 (Phone calls):off] の場合、「Bluetooth が切れてるよ」と通知・接続喚起されます。

 

ディスプレイオーディオでハンズフリー通話の場合は [電話 (Phone calls):on] の必要があるようです。

 

 

 

CarPlay の場合はここら辺りがきめ細かく動作しているように見えます。

 

Android auto も CarPlay も「音 (audio)」は Private WiFi 経由で流れます。

 

 

ところが Bluetooth で「音 (audio)」を通す設定 [メディアの音声 (Media audio):on] をしていると、これが Private WiFi 経由の音源と干渉して、楽曲が途切れたり楽曲制御が不安定になるようです。

 

 

Android Audio で Bluetooth 接続する場合、デフォルトでは [電話 (Phone calls)] と [メディアの音声 (Media audio)] は [On] で接続されます。

 

これがそもそもの元凶です。

 

 

CarPlay のような Bluetooth 接続制御はできないのでしょうか。

 

改善の余地があるのではないでしょうか。

 





2022-11-17

ディスプレイオーディオを CarPlay 接続に変更

 

 

Carpuride 9インチ というポータブルディスプレイオーディオとメインスマホを Android Auto のワイヤレス接続で使っています。

 

純正カーオーディオに FM飛ばししてクルマのスピーカーを鳴らすようにしています。

 

また主回線の楽天Link を Tasker でハンズフリー化しています。

 

純正カーオーディオは Carpuride の裏にあり、Carpuride を外さないと細かい設定などができません。

 

 


 

 

 

 

考えた末に、次のように変えてみることにしました。

 

1.純正カーオーディオに Bluetooth でメインスマホを接続

  楽天Link はログオフし、標準電話アプリで着信を受ける

  ステアリングスイッチで操作でき、ハンズフリーです

 

2.ナビは Carpuride+CarPlay(iPhone SE3)で使う 

  高評価の Apple Map または Y! カーナビが使える

 

3.楽曲再生は CarPlay または純正カーオーディオ経由で行う

 

 

これに伴い、純正オーディオにかぶせて取り付けていた Carpuride は、ダッシュボード右側に取り付けし直しました。

 



 

その結果、純正オーディオは日の目を見るようになりました。

 


 

 

 

懸念されたのは、楽曲再生中に主回線へ着信があった場合、通話優先で自動的に楽曲再生音量が抑制(音量ダウン)されるか、という点でした。

 

 

FM で飛んできた楽曲再生も純正カーオーディオでちゃんと音量ダウンしました。

 

 

Carpuride 側での音量ダウンではなく、純正カーオーディオ側で音量ダウンしていて、まったく心配することはありませんでした。

 

考えてみれば FM 番組聴取中に着信があったら音量ダウンするわけですから、それと同じですね。

 

 

 

 

 

【CarPlay に替えてよかったこと】

 

まず第一に、Apple Map や Y! カーナビが使えることです。

 

Google Map は近い道を優先するようで、そのためにクルマがやっと通れるかどうかというルートを選択する傾向があり、この点で評価を下げています。

 

いまや Apple Map の方が優秀、という巷の評価です。

 

 

また、Android Auto のアプリアイコンはなんとなく貧相ですが、CarPlay のアイコンは大きくて使いやすい。

 

使えるアプリも Android Auto に比べて多い。

 

 

 

次にワイヤレス接続が、一手間要るかいらないかの違いです。

 

Android Auto の場合、Carpuride 起動後にスマホデバイス名が表示されたら、このデバイス名をタッチするか、A−Auto ボタンをタッチしてはじめて Android Auto がワイヤレス接続になります。

 

 

自動接続またはデバイス名をタッチで接続のどちらも Google が Android Auto の仕様として容認しています。

 

ですので、Carpuride 固有問題とはいえないようです。

 

Carpuride には自動接続化の要望を出してはいますが、果していつ対応されるかは不明です。

 

 

 

CarPlay の場合は自動でワイヤレス接続されますので、タッチ不要になりました。

 

毎回クルマに乗る度に必要なタッチだったので、少々大げさかも知れませんが、結構ストレスになっていました。




3つ目は、楽曲再生問題です。


ワイヤレス接続時のタッチストレス以上にストレスだったのがこれです。

 

どういうことかといいますと、Spotify や Amazon Music 再生時に、Android Auto では頻繁に切れることです。

 

この楽曲切れは、データ通信が楽天モバイルの場合だけではなく OCNモバイルONE の場合でも頻繁に切れます。

 

 

また、同じ楽曲をリピート再生しだすこともしばしばで、一度リピート再生に陥ると別の楽曲には移ってくれません。

 

 

これらはものすごいストレスです。

 

 

CarPlay に変えて、ほとんど切れなくなりましたし、リピート再生に陥ることもなくなりました。

 

CarPlay 接続時の回線は IIJmio ですが OCNモバイルONE と同じドコモ系 MVNO ですから回線依存ではなさそうです。

 

 

ちなみに IIJmio は高速データ通信をオフにしていてギガを消費しません。

 

回線依存ではなく、Android Auto が不安定なのでしょう。

 

Carpuride 固有の問題なのか、Android Auto 自体の問題なのかはまだわかっていません。

 

 

 

電話発信ですが、長時間通話が見込まれるのは殆どが自宅での発信ですから、イエデンか、楽天Link にログインしてこれを使います。

 

 

外出中の発信は iPhone SE3 の IIJmio・5分カケホを使います。

 

現在の電番契約状況とスマホは次のようになっています。

 


 

 

私の主回線の楽天モバイルは、ポイントで支払っており 0 円です。

 

日用品や食料などを楽天カードで決済していて、そのポイントで毎月のモバイルの支払いができています。

 

 

IIJmio は 2022年1月末まではキャンペーン適用で月額利用料が 550円 (2GB)+90円 (通話定額/5分) です。

 

月額割引キャンペーンが終わる 2022年2月以降は、povo2.0 通話定額 (550円) に替え IIJmio は解約のつもりです。

 

 

その際は、povo2.0 と日本通信のデュアル SIM にする予定ですが、現時点での予定なので変わるかも知れません。

 

 

 


 

 

2022-11-09

povo2.0 からトッピング要請メール到着

 

 

povo2.0 を維持していますが、11月17日 で 180日となります。

 

トッピング期限が迫っているというメールが、期限日を含めて 10日前にきました。

 

 

なので、一番安い smash. 220 円を維持のためにトッピングしました。

 

smash. はまったく使う気はありませんが、povo2.0 の維持費として一番安くて済みます。

 

 

これでさらに 180日ほど維持できます。

 

 

 




Alexa で Radiko を起動して聞く

 

 

Radiko って起動完了まで約 10秒と、すごく時間がかかると思いませんか?

 

しかも起動後に選局して、再生をタッチしてはじめて放送が聞けます。

 

再生開始までだと 10秒以上かかるのです。

 

時間の半分は、位置情報の確認にかかっているのです。

 

 

Alexa アプリと Radiko を「有効なスキル設定(アプリ連携)」しておくと、Alexa に「Radiko を起動して」といえば、最後に選局していた放送局の再生を開始してくれます。

 

この間、5〜6 秒です。

 

 

Alexa 経由だと、スキル設定時にすでに位置情報設定していて、これを使うので改めて位置情報をつかまないのでこの部分が短縮されるのです。

 

 

大雑把にいって Radiko アプリ起動よりも約半分の時間で再生を始めてくれます。

 

Alexa の設定は少々面倒ですが、一度設定すれば話しかけるだけでアプリを起動できます。

 

 

 

 

さて、Radiko は Android Auto 対象アプリではありませんが、Android Auto 接続中に、スマホで Radiko を起動して放送局を選択して、Android Auto で聞くことができます。

 

 

これは Radiko 起動からでも、Alexa から起動でも聞くことができます。

 

 

もちろん Alexa 起動からの方が早いので、Alexa で呼びかけるのがオススメです。





 

2022-11-07

Tasker の Android Auto 接続プロファイル

 

 

Tasker プロファイルのコンテキストに、%UIMODE という変数の状態をトリガーにできるものがあります。

 

 

%UIMODE はグローバル組み込み変数です。

 

変数が持つ値は "car" / "desk" / "appliance" / "tv" / "watch" / "undef"/ "normal" となっています。

 

 

ディスプレイオーディオとデバイス(スマホ)が接続されると、"normal" が "car" に変化しますので、接続状態を検知することが可能になります。

 

 

 

 

 %UIMODE の使い方 

 

 [Android Auto 接続状態] を検知し、[タスク] を実行できます。

 

具体的には、プロファイルのコンテキストで [状態] を選択し、[変数] → [変数の値] と進み、[条件] に %UIMODE=car とし、実行させるタスクを構成します。

 

こうしておくと、Android Auto が接続されたときに、この状態が検知されて構成しておいたタスクが実行されます。 



例では「テスト1」タスクが実行されます。


「テスト1」タスクは Spotify を起動し自動再生するタスクを構成してみました。

 

これは UMIDIGI s5 Pro(Android 10)で実際に作成し、Android Auto 接続で Spotify の自動再生を確認済みです。


 ※ Android Auto の設定で [音楽を自動的に再生] をオフにしておきます

   そうしないと「テスト1」タスクを実行せずとも再生されてしまいます


 

 

Mi 11 lite 5G ではこの変数が機能せず、%UIMODE=car に状態変化しません。

 

いろいろ調べたのですが、日本語サイトには %UIMODE が機能しないことについての情報がありません。

 

 

海外には少し情報がありました。

 

それによると Android 11 まではこの変数が有効だったが、Android 12 でなぜかこの変数が機能しない、という報告がありました。

 

 

Mi 11 lite 5G は Android 12 なので機能しなかったのだと思われます。

 

Tasker の Android12 でのバグなのか、機能停止にしたのかは定かではありません。

 

 

Android 12 の場合は、%UIMODE が機能しないので、Bluetooth 接続で %UIMODE の代わりにしていました。

 

ですが、一時的に Bluetooth が切断になったりして、これを考慮するとタスクが少々複雑化しています。

 

 

複雑化しましたが、Bluetooth 接続/切断イベントで、一応使えるところまでタスクを構成できました。





 %UIMODE の代替 

 

%UIMODE が機能しない問題について reddit.com に質問した方がいて、それに回答した方が AutoNotification アプリの Intercept を使用するとよい、とありました。


ディスプレイオーディオに接続された Android Auto の通知を Intercept(横取り)しそれを状態コンテキストで判断する、というものです。

 




 AutoNotification による具体的なやり方 

 

まずは AutoNotification アプリ(Tasker プラグイン)をインストールします。

 


 

有料アプリ(260円)ですが、短い動画を視聴すれば無料で利用できます。

 

アプリの起動後に [Use for Free] をタッチし、動画視聴しますと無料使用のための報酬が得られます。


次に [Notification Interception] をタッチし、[Intercept All] と [Intercept Tasker Notification] にチェックを入れます。


そしてスマホの [システム設定] → [ユーザー補助] → [ダウンロードしたアプリ] → [AutoNotification Toast Intercept] をタッチしてこれをオンにします。

 

 

また、このアプリの「バッテリー最適化をしない」にします。

 

Mi 11 lite 5G の場合は [自動起動:オン] と [バックグラウンド:無制限] を設定します。

 

 

準備はこれだけです。

 


Tasker でのプロファイルの設定は次のようにします。


 ① ➕ でプロファイルを新規作成します


 ② コンテキストのカテゴリ一覧が出ますので [状態] を選び、

   [プラグイン] → [AutoNotification] → [Intercept] を
   選択します

 

 ③ [設定] の右側にある、ペンマークをタッチします

 

 ④ [Apps] をタッチし [Android Auto] にチェックを入れ OK とします 


 ⑤ ナビゲーションボタンの [◀] で戻り、さらにもう一度 [◀] で戻ります


 ⑥ 新しい [タスク  ➕] を選びタスクを構成します。



以上で Android Auto に接続したら構成したタスクが実行されるようになります。



先の %UIMODE と、この AutoNotification は、ともに Android Auto 接続を検知し、タスクを実行します。



なお、Android 12 である Mi 11 lite 5G は %UIMODE は機能しませんが、AutoNotification は Android Auto 接続を検知してタスク実行することを確認しています。





 Android Auto 切断の検知 

 

Android Auto 切断は %UIMODE≠car で検知できますが、AutoNotification では検知できません。

 

AutoNotification の場合、接続通知を検知してくれますが、切断時は切れてしまっているので通知検知できないのです。



なので、Android 12 以降の場合、Android Auto 切断は別の手段で検知する必要があります。

 

 

 

 

 Android Auto 接続処理の流れ 

 

 ① 最初にディスプレイオーディオとデバイスを Bluetooth 接続します

 

 ② 次にディスプレイオーディオ側からの Private WiFi HotSpot の
  電波を受けて、デバイスがこれに接続します

 

 ディスプレイオーディオの機種によって Bluetooth を切断するものがあります

 

 

Bluetooth 接続状態が維持されていれば、Bluetooth 切断検知で Android Auto 切断とみなせます。


 

Android Auto 接続されたら Bluetooth 切断するディスプレイオーディオ機種の場合は、別の手段が必要です。

 

 

この場合は Android Auto 切断検知が難しいという問題がありますが、残念ながら解は見つけていません。



 

 

ワタシの保有しているディスプレイオーディオは 2機種あります(Carpuride 9"T86F 7" Smart Screen Player)。

 

 

どちらも Android Auto 接続中は、Bluetooth 接続が維持される仕様ですが、Android Auto 接続の瞬間に Bluetooth が一旦切れて、再び接続状態になります。


この「Bluetooth が一旦切れ」る問題が、Bluetooth 接続で Android Auto 接続判定した場合、タスクが少し複雑化するのです。

 

 

両機種ともに Apple CarPlay 接続時は Bluetooth が切断されます(CarPlay の仕様か?)。

 

 

Android Auto 接続時は Bluetooth 接続は維持される仕様ですが、Android Auto 接続の瞬間に Bluetooth が一旦切れて、再び接続状態になります。



 

 

 

 

時流はディスプレイオーディオが主流になりつつあると思われ、Android Auto 接続時の自動化ツールの出番があるのではないでしょうか。



Tasker 利用時の一助になれば幸いです。






2022-11-06

ディスプレイオーディオ・Carpuride の Android Auto 接続

 

 

ディスプレイオーディオ・Carpuride は 9インチサイズで解像度が高く(1024 x 600p)、大変見やすくて綺麗な画面です。

 

CarPlay 接続の画面

 

デバイスとの接続が USB 接続の場合は iOS も AndroidOS デバイスも自動接続されます。

 

しかし、ワイヤレス接続は iOS と AndroidOS デバイスでは異なります。

 

 ・iOS     :自動的に接続されます

 ・AndroidOS:自動では接続されません

 

 

さらにミラーリングは iOS ではワイヤレス接続でもできますが、AndroidOS の場合は USB 接続かつ、スマホ側で専用のアプリを起動してできるようになっています。

 

 

つまり、AndroidOS 向けは iOS に比べて少し手間がかかります。

 

 

 

A-Auto(Android Auto)接続までの様子を動画にしています(音声は消しています)。

 

 ・一番左のスマホはストップウォッチ用

  時間は 2秒遅れでスタートしています

 ・その右隣が A-Auto 接続するデバイス(スマホ)

 ・右の大きな画面が Carpuride(9インチ)

 

 


 


Carpuride では iOS との接続は i-Play と称していて、Carplay 画面は iOS の CarPlay のことではなく Carpuride の通常画面(スマホと未接続の状態の画面)のことです。


また AndroidOS との接続は A-Auto と称しています。

 

少々ややこしいのですが、以下はこれらを前提として記述しています。 

 

 ・Carplay 画面:Carpuride 通常画面

         (デバイス未接続時の画面)

 ・i-Play  画面:iOS デバイスと接続時の画面

 ・A-Auto 画面:Android デバイスと接続時の画面

 

 

 

① エンジンスタートから 約 8秒で Carplay 画面になります

 

② 20秒経過で Bluetooth 接続されます

 

③ ② の 2秒後に A-Auto マークと、接続するデバイス名・
  "Mi 11 lite 5G" が表示されます

  このデバイス名をタッチして A-Auto 接続される仕様です

  今回は、自動接続されないことを示すため、タッチしない
  でこのまま放置しています

 

④ ③ から 30秒後(52秒時点)、デバイス名が消えます

  消えても画面の A-Auto アイコンタッチで接続されます

 

  今回は 2分40秒が経過するまで何もせず放置しています

  つまりこの画面のまま何時間放置しても自動接続されない
  ということです

 

⑤ 2分40秒経過後に A-Auto アイコンタッチで接続完了

  A-Auto アイコンのほか、A-Auto アイコンの上の黄色い
  マークをタッチしても接続されます


 

 

本件に関し、Carpuride のサポートにメールを出して A-Auto の自動接続化を打診しました。

 

結論的に現時点ではできない、との回答でした。

 

 

 

やり取りの過程で最新のファームウェアを送付していただき、それまでの V1.23 から V1.33 にアップデートしています。

 

しかし A-Auto の自動接続はこの最新ファームウェアでもできないとのことです。

 

V1.33 では Carplay 画面の右上の「画面オフ」アイコンが EQ(イコライザー)アイコンに変わっていて、イコライザーの設定ができるようになっています。

 

ほかには FM 送信機能周りが改善されているそうです。

 

 

 

A-Auto の自動接続は、なにか技術的な課題を抱えているようでまだ解消できていないようです。

 

自動接続化できたらそのバージョンのファームウェアを送付いただけるとのことです(ホームページに公開してください、とお願いしています)。

 

 

気長に待つしかありません。

 

 

その間はやむを得ませんので、デバイス名が出たらこれをタッチして A-Auto 接続する運用になります。

 

 

 

 

 

 

 おまけ 

 

iOS で i-Play 接続すれば自動接続できますし、Y! カーナビも使えますが、そのようには運用していません。

 

楽天Link のハンズフリー化のために Bluetooth 接続/切断時の自動化を Tasker で構成していて、iOS ではそれができないのです。



iOS では相手が楽天Link 以外は標準電話アプリに着信、楽天Link ならば楽天Link に着信するという点が中途半端です。


相手が楽天Link でもすべて標準電話アプリに着信してくれれば Bluetooth 接続は、特別なことをしなくても済みます。



これは iOS のみならず、Android でもそのようにシテもらいたいものですねぇ。

 

 

楽天Link 発着信の方が、おそらく設備コストも通話料コストも安くて済み、楽天Link アプリを楽天モバイルのポータルにできるということかも知れません。



なので、通話アプリとして見ると余計な機能が目について嫌なのですが、楽天モバイル側から見ると必然なのでしょう。



ですので、通話アプリとしてのブラッシュアップと、余計な機能の削ぎ落としは期待できないかも知れません。





 

2022-11-02

NFC タグ活用事例の一つです

 

 

これは何でしょう?

 

 

23mm 径のプラスチックボタンに SANWA MM-NFCT という 23mm 径のタグを貼り付けたものです。

 

テープは 10mm 幅の薄いマジックテープです。

 

このテープにボタンを縫い付け、その上に NFC タグを貼り付けています。

 

 

利き手ではない、左手中指に装着してハンズフリー終話時の Tasker のイベントとしてタグ検出に用います。

 


指に装着した状態です。

 

 

 

手を握るのにさほど邪魔には感じません。

 

強く握っても大丈夫です。

 

 

180 度回して反対側でもいいのですが、他人が見て奇異に感じるだろうと、恥ずかしい(?)ので、こういうふうにしてみました。

 

中には電番として 080 8190 8603(バ・イ・ク・を・や・ろ・おっ・さん)と書き込みました。

 

本当のこの電番の持ち主さん、ゴメンナサイ。

 

 

このタグの ID と電番でイベントをチェックします。