2020年7月4日土曜日

Mac とスマホの間で同期する ノートアプリ --- その2



ノートアプリは、次のような機能が備わってほしい、と「その1」で記述しました。



 ❏ フォルダ機能や、タグ機能があって、ノートブック(冊子)とノート(ページ)が
   扱えて分類ができる

 ❏ リッチテキスト(あるいは Markdown、Tex、HTMLなど)が扱える

 ❏ テキストだけでなく画像も貼り付けられる

 ❏ Mac 版と Android 版が用意されていて、お互いにクラウドで同期される

 ❏ クラウドとの同期転送時や格納時に暗号化される

 ❏ できれば、ノートの生地や題名にも色付けができるといい

 ❏ 本文を含めた検索機能がある




この要件に近いものとして「zoho Notebook」を事例として記載しました。


その後、上に挙げた要件リストの下から2番目の「❏ できれば、ノートの生地や題名にも色付けができるといい」を除けばほぼ理想的な ノートアプリが見つかりました。




 Joplin というアプリです。




テキサス州出身の Janis Joplin という女性ロックシンガー(レジェンド)を思い出しました(古いかな)。



ホームページは https://joplinapp.org/ です。


Windows / macOS / Linux 用があり、スマホ用は Android / iPhone のどちらも対応していますからマルチプラットフォームで、PC や Mac や スマホ間で同期できます。



Markdown / HTML に対応していますので、文字への色付けもできます。


画像やファイルの貼り付けもでき、Web Clipper も備わっています。



多言語仕様になっています(メニューなどがデフォルトは英語ですが、簡単に日本語にできます。ノートの記述はもちろん日本語は大丈夫です)。



DropBox と連携できます(OneDrive 他のクラウドに変更可能)。


つまり、DropBox にノートを格納し、これを他端末と共有できるのです。



ノートは暗号化可能です。


DropBox 格納転送時も暗号化されたファイルで送られます(DropBox 自体もセキュアな転送ですので、2重にガードされるということです)。



まだ、使いこなれていませんので本記事は執筆途上ですが、仮公開します。













2020年7月1日水曜日

AQUOS に Android10 のアップデート




楽天版 AQUOS sense3 lite には 6月30日にアップデート通知がきました。


同じく楽天版 AQUOS sense3 plus にも 7月1日にアップデート通知がきました。




どちらもアップデートを実施しました。


25〜30分程度で完了します。



とくには不具合もありません。



Android10 にしなければならない急ぎの理由はありませんが、Android10 からセキュリティアップデートは Gogle Play Store からのアップデートになるようです。




SIM フリー版の Android10 へのアップデートはまだ少し先になるようです。











Mac とスマホの間で同期する ノートアプリ --- その1




iPhone 純正のメモアプリであれば、Mac 純正のメモアプリと同じなので iCloud で同期され、大変使いやすい。


リッチテキスト並みに扱えて、画像なども貼り付け可能です。



これまで Evernote 〜〜 OneNote を使ってきていましたが、この Mac 純正メモアプリは最強ではないでしょうか。


残念なことに、Android 機用のアプリがありませんので両者の間で同期できません。




楽天モバイルに MNP したのを契機に iPhone を手放しましたから、純正メモアプリは Mac でしか使えません。




ノートアプリとして機能的に優れているのは Evernote か OneNote くらいですが、どちらもスマホでの使用は少々重くて使いづらい。


Web クリップができるのは強みですが。



Windows PC のときは Evernote で、Mac に変えてからも使っていましたが、Free 版はクライアント2台までという制限になってからは OneNote に変えていました。


iPhone を使い始めたときに Mac 純正のメモアプリの使い勝手のよさにハマってからは OneNote は Web クリップ機能以外には使わなくなりました。




Android 機だけなら Color Note や Google Keep があるのですが、これらには Mac 用のアプリはありません。


Google Keep は iPhone メモアプリに準じる機能があるのですが、Mac では ブラウザで使うしかなく、大変使い勝手が悪くなります。



Google Keep はメモアプリだからかブック(フォルダ)が扱えず、少し Mac メモアプリに劣ります。


===================== ◇ ====================




ノートアプリは、次のような機能が最低限備わってほしいのです。



 ❏ フォルダ機能や、タグ機能があって、ノートブック(冊子)とノート(ページ)が
   扱えて分類ができる

 ❏ リッチテキスト(あるいは Markdown、Tex、HTMLなど)が扱える

 ❏ テキストだけでなく画像も貼り付けられる

 ❏ Mac 版と Android 版が用意されていて、お互いにクラウドで同期される

 ❏ クラウドとの同期転送時や格納時に暗号化される

 ❏ できれば、ノートの生地や題名にも色付けができるといい

 ❏ 本文を含めた検索機能がある





候補は Bear / Boost Note / Simplenote / Standard Notes / zoho Notebook です。



Bear は評価していませんのでわかりません。



zoho Notebook はそれ以外を使ってみて、その後になって存在を知りました。





【 Boost Note 】




Markdown が扱えて画像をドラッグ操作で貼り付けられるので大変に便利です。



Markdown では URL で画像貼り付けはできてもローカル画像を貼り付けできない場合が多いのです。


操作は大変軽いのですが、とくに画像を含む場合は同期に時間がかかるのが難点です。


また同期転送時の暗号化は製品ホームページにも記載がありませんので不明です。


重要なノート(アカウント情報や口座情報)は書き込ない方が無難かもしれません。



フリー版のクラウドの容量は 100 MB です(Premium 版は $3.00/month で 2 GB。+5GB / $5.00)。




試しにフリー版を使ってみました。




文字色は HTML 記述するしかないのですが、右画面(Markdown パース後画面)では HTML は無視されるようで、色は付きません(Markdown 自体に記述形式がないので仕方がないのかも)。




ダークテーマを設定していますので、全体が黒背景になっています。


画像はドラッグで ”[画僧]” の後ろに貼り付けました。


画像のドラッグでの貼り付けができるのは大変に作業性が向上します。









100 MB でも結構ノートを格納できそうです。






【 Simplnote 】




 軽さでは一番で、同期も殆ど瞬時です。

Markdown での画像の扱いが少し面倒なのと、機能しない記述形式があります。


URL 画像は Markdown 記述できるものの、ローカル画像の貼り付けができないのは致命的です。



Simplenote もまた、同期転送時は暗号化するがストレージ保存時は平文で保存すると、製品ホームページにあります。


また、ホームページには「機密性の高い情報は記録を勧めない」とあり、今ひとつセキュリティ上の信頼感が薄いようですから、重要な内容はノートしない方が無難かもしれません。






【 Standard Notes 】




オープンソースで フリー版はプレーンテキストしか扱えません。


シェアウェア版では Markdown ほかのリッチテキストエディターなどが使えるようですし、同期転送時の暗号化もされているようですから安心して使えます。


シェアウェア版を試せていませんので、これ以上の評価はできません。


フリー版でも同期転送が暗号化されますので、安心してメモできます。







【 zoho Notebook 】




zoho は米国の クラウドサービス会社で GAFA の次に期待されている企業です。


zoho のホームページには、Evernote に真っ向から対抗した記述があるくらいですから、それなりの機能や使い勝手が備わっています。



スマホでの「重さ」を感じることはありません。


クラウドの容量は無制限ですし、ほかの zoho クラウドアプリも使えます。


先に挙げた条件では、文字に色付けはできませんが「反転・強調・斜体・消し線」が使えます。


クラウドは zoho のクラウドで GoogleDrive に比しても可用性・セキュリティ・容量など、決してヒケをとりません。




「ノートブック画面例」

 例では1冊だけですが何冊でもノートブックを作ることができます。

 表紙のデザインは予め用意されたものか、カスタムカバーを使うこともできます。

 例ではカスタムカバーを使っており、表紙に書かれた「Notebook」は手書きしたものです。








「ノートブックの中のすべてのノート画面例」

例では3つのノートが作られていて、いずれも画像を貼り付けています。








「ノートの画面例」


上のすべてのノートの中の、一番右の「試験的ノート」は次の内容です。

文字列について扱える属性と事例を記述しています。

左側にぼやけた丸いものが写っていますが、これはノート一覧の、一番左のノートが薄く見えているものです。








詳細は zoho のホームページ で確認いただくとして、改善してほしい点は「階層に入っていく、戻る」ではなくプレーン表示にして一番左に「ノートブックのプレーン」次に「ノート一覧リストのプレーン」一番右に「ノートの内容」を表示するような形にして欲しいな、と思います。


この点を除けば、まずまず使えるのではないでしょうか。




その他、音声メモや動画もとれます。


ファイルも保存できます。


手書きノートや、お絵かきは Mac 版では作れませんが、タブレットやスマホでは作成・修正ができます。


その他にも Web Clipper もあっていろいろできますのでホームページを訪れてみてください。

 https://www.zoho.com/jp/notebook/



一番オススメできるアプリでしょう。




参考までに Mac 純正メモアプリの画面例は次のようになっています。

この例では pdf を貼り付けています。

















2020年6月28日日曜日

Adobe Photoshop Camera を使ってみました



Photoshop Camera が Google Play Store に公開されていますが、まだインストール可能な機種が限定されています。



AQUOS sense3 はインストール可能機種ではありませんが apk をインストールしてみました。


⭕ 部分 が Photoshop Camera です(その左が sense3 のカメラ、その下が Open Camera です)。











アプリ情報は次のようになっています。




Ver. 1.0.41




カメラを起動し、レンズを選択したときの画面ハードコピーを次に示します。









実際にレンズを使って撮影した事例が次のような画像です。










次の画像はレンズ適用前の画像です。









青空レンズを適用すると次のような画像が得られます。









一瞬で曇り空が青空になり、画像の他の部分も青空に照らされたように加工されているのがわかります。



面白いと思います。












OCN モバイル ONE の 通話 SIM がバッテリー異常消費 ーー 対策済み

 

 

本記事に関して事実誤認があるとの「田舎の人さん」からのご指摘があり、考察し直した結果、本記事を訂正しなくてはなりません。



これまで閲覧くださった方々には申し訳ございませんでした。

お詫びして以下の一部を訂正いたします。

訂正箇所は「この文字色部分」です。

また、記事末のコメントのやり取りを参照ください。



OCN モバイル ONE の 通話 SIM を 楽天版 AQUOS sense3 plus(DSDV 機能はなし)に挿したところ、バッテリーを異常消費するのです。




この機種に楽天モバイルの SIM を挿した場合、24 時間経過後は 0.5 % 以下/h の消費率ですが、OCN モバイル ONE では 1.0 % 以上/h の状態です。


2〜3倍ほど消費率が高いのです。



まさに「異常消費」という状態です。




Google で「OCN モバイル バッテリー異常消費」で検索してみると「OCN モバイルの SIM はバッテリー消費が異常」という報告が結構あります。



これは 旧コース(APN: lte-d.ocn.ne.jp)/新コース(APN: lte.ocn.ne.jp) を問わず、バッテリー異常消費になるというものです。



しかも「未だ解消せず状態」でかつ「対策なし状態」だそうで、OCN モバイル ONE をやめて他の事業者の SIM に変えるしかない、とのご宣託です。



一説には「OCN モバイル ONE は グローバル IP 割り当てなので、スリープ中に何らかの通信が発生し、これが スリープ解除してバッテリー消費する」との見解を出した方もおられるようです。


外からの通信要求を グローバル IP の場合は受け付けてそれが無用な通信をしている、というのがこの方の見解です。


プライベート IP ならばこういうことはない」ともおっしゃっているのですが、どうも疑問があり眉唾ものです。




困ったことに、この方の見解が結構支持されていて、OCN モバイル ONE の SIM が悪者扱いされているのです。




何でもかんでもこの見解に飛び付きたいようで「悪い都市伝説」事例の様相です。




疑問に思うのは次の理由です。


❏ 楽天モバイルは グローバル IP ですが ping は通りません。

❏ OCN モバイル ONE も グローバル IP ですが ping は通りません。


モバイル網側でファイヤウォールを設けて、icmp や外から中(スマホ)へのアクセスは拒否していると思われます。


「田舎の人さん」からのご指摘によると、網側でのブロックではなく、Android 機側でのブロックだったようです。



グローバル IP 悪者論ならば、なぜ 楽天モバイルはバッテリー異常消費しないのでしょうか。



IP がグローバルか、プライベートかには依らないはずなのです。






こういうことが喧伝されると「OCN モバイル ONE」もいい迷惑でしょう。


このような情報に対して「OCN モバイル ONE」自体が何ら見解・対策を出していないことも、誤った情報の拡散に拍車をかけているようです。





次に考えられるのは特定のアプリにより Deep Doze が頻繁に解けてバッテリー消費する可能性です。



実際に Deep Doze 解除の状況を一晩経ってチェックしましたが、3回程度であり、これによる電力消費は殆どバッテリーには影響していません。


Deep Doze 解除状態や HeartBeat については FCM Diagnostics を PNF-Root アプリで確認しました。


HeartBeat は約 4分ごとに行われていますが殆どバッテリー消費には影響していないのです。




楽天モバイルも OCN モバイル ONE も、ともに HeartBeat のやり取りに異常はありません。



ですが、両者にはバッテリー消費に大きな差異があります。



なにがバッテリー消費の違いの原因なのでしょうか。




OCN モバイル ONE に関し、充電をやめてから何もせずに2時間程度放置しておいた状態で電池使用状況を見てみました。


すると「モバイルネットワークスタンバイ」だけがバッテリー消費しています。




つまり「セルスタンバイが発生」しているということです。




そこで「セルスタンバイが発生しない機内モード」で数時間、バッテリー消費状況を確認すると激減します。


機内モードではなく「モバイルデータ通信をオフ」にしてもバッテリー消費は激減します。





LTE 自体は「セルスタンバイ」は発生しないはずですので 3G(W-CDMA)で発生している可能性があります。



つまり、音声回線用・3G を探してのセルスタンバイではなく、データ通信用・3G に対するセルスタンバイということになります。





楽天モバイルと OCN モバイル ONE の違いは次の点です。


❏ 楽天モバイルは「LTE しかサポート」していない

❏ OCN モバイル ONE は「3G もサポート」している




どなたかの見解:


 グローバル IP 割り当てなので、スリープ中に何らかの通信が発生し、これが スリープ
 解除してバッテリー消費する


眉唾に思いますので、仮説を立てて検証を試みました。





【仮説 と 対応】

  3G を掴みにいこうとするが、掴めずにセルスタンバイが発生しているのではないか、
  と仮設を立てます。



  機内モードにしないでかつ、モバイルデータ通信はオフにしない前提で、3G を探さない
  ようにするために "LTE only" にしてみます。



  AQUOS sense3 plus の場合は LTE と 2G の組み合わせの選択はありませんので、
  この機種の場合は 3G でのセルスタンバイと思われます。



ビンゴ !!!



3G を探しにいくことがなくなったようで、バッテリー消費が激減し、通常使いでも 0.5 % 以下/h になりました。


"LTE only" にするために設定を見直します。


 「設定」
   ↓
 「ネットワークとインターネット」
  ↓
 「モバイルネットワーク」
  ↓
 「詳細設定」
  ↓
 「優先ネットワークタイプ」= "4G(自動)"


この設定では "LTE only" になりません。


この設定は「4G を優先」であって「3G を使わない」という設定ではないようです。


逆に「3G」の場合は「3G」のみ有効で「4G」は使わないようです。




  APN 設定の ”べアラー = LTE


この設定でも "LTE only" にはなりません。


この設定もまた「4G を優先」であって「3G を使わない」という設定ではないようです。





ダイヤルで「*#*#4636#*#*」として、「携帯電話情報」を見ます。

  ※ 4G Switcher アプリでダイヤル入力なしに見れます(下図・左参照)









上図・右参照(□ 囲み部分)。



優先ネットワークの種類を設定:"LTE/UMTS auto (PRL)"(デフォルト)



となっているのを "LTE only" として、やっと ”LTE のみ" になります。






これによって 3G を探さず、セルスタンバイはなくなり、バッテリー異常消費は解消したと思われます。





"LTE only" にしても通話回線自体をオフ(機内モード)ではないので通話や sms への影響はありません。


ただし、"4G LTE 拡張モード:オン"  として VoLTE を有効にしておく必要があります。



電話の発着信は問題なくできます。


sms の送受信も問題なくできます。



もちろんデータ通信使用も問題ありません。








【考 察】

  ドコモの LTE(Xi)の Band19(800 MHz 帯)拡大に伴って、W-CDMA
  (FOMA)の Band19 は現在ほぼ消滅しているそうですが、LTE で Band19 
  を掴めないと W-CDMA の Band6 または Band19 を探すそうです。


  ところが W-CDMA の Band19 は LTE 用に使われているため、現在はほぼ
  なくなっているので、このときにセルスタンバイが発生するのではないか、と考え
  ています。




  AQUOS sense3 シリーズ自体は W-CDMA の Band1(2100)/ 5(850)/ 
  6(800)/ 8(900)/ 19(800)に対応しています。


  ですので、W-CDMA の Band6 / Band19 を探そうとするはずです。


  LTE の Band19 が掴めないエリアが関係していそうです。


  そのために、実質的に W-CDMA Band19 がなくなったいまとなっては
  セルスタンバイに見舞われるのではないでしょうか。


  この考察は間違いとはいえないと思われますが、「田舎の人さん」ご指摘のように
  2G(GSM)でのセルスタンバイもあるのではないか、といまは考えています。





ドコモ系 MVNO だから発生するのか、あるいは端末によるものかどうかはまだわかりません。



端末との組み合わせと、カバーエリア(バンド)が関係していると思われ、MVNO ではなくドコモ本体でも異常消費があるのではないか、と考えています。



3G または 2G(GSM)セルスタンバイが原因だと考えています。



他社 SIM に替えて異常消費はなくなった、という方々は ソフトバンク系または au 系に乗り換えての話しのようですから、IP がグローバルか、プライベートかには依らないと考えています。




いずれにしてもスマホを "LTE only" または "WCDMA only" に設定すればバッテリー異常消費は解消するでしょう。


機種により、また通話を有効にするためには "LTE only" は "VoLTE" が有効でなくてはなりません。


つまり、2G 外しの場合は "W-CDMA only" にし、3G 外しの場合は "LTE only" です。







ちなみに AQUOS sense3 に楽天モバイル SIM 搭載で 100 % 充電から 8時間放置した後のバッテリー使用は 2% ですから 0.25 % /h です(画面HC 参照・OfficeSuite は勝手に起動されています)。


こちらの機種の場合は、

優先ネットワークの種類を設定:"LTE/UMTS auto (PRL)"(デフォルト)

は "LTE only" にはしていません(デフォルト設定のまま)。





sense3 の バッテリー使用状況






【追 記 1】sense3 の 24時間経過後のバッテリー消費状況

0.28 % /h




sense3 の バッテリー使用状況









AQUOS sense3 plus に OCN モバイル ONE SIM を搭載して同じ条件で 8時間経過時点では 2 % の使用ですから 0.25 % /h で、同等の消費率になりました(画面HC 参照)。




sense3 plus の バッテリー使用状況





【追 記 2】sense3 plus の 24時間経過後のバッテリー消費状況

0.29 % /h





sense3 plus の バッテリー使用状況







バッテリーの残日数は少し差がありますが、通常使いの中では誤差のうちでしょう。






OCN モバイル ONE でのバッテリー異常消費で悩まれている方は "LTE only" または "WCDMA only" を試してみてはいかがでしょうか。









【その後の消費状況  追記:2020−06−30】


 充電 100% から 48時間を超えた時点では次のようになっています。

自宅にいるときは原則、静かに放置。
WiFi オン/ LTE オン


 ❏ AQUOS sense3 :楽天モバイル SIM

   残量        :   86 %
   100 % からの消費率:0.288 %/ h
     99 % からの消費率:0.285 %/ h
   残日数       :12 日

   ※ この間、3時間ほど外出時携行あり(殆ど待受のみ)


 ❏ AQUOS sense3 plus:OCN モバイル ONE SIM

   残量        :   86 %
   100 % からの消費率:0.288 %/ h
     99 % からの消費率:0.278 %/ h
   残日数       :13 日
   ※ この間、外出時携行なし





【その後の後の消費状況  追記:2020−07−02】


 ❏ AQUOS sense3 :楽天モバイル SIM

   充電しましたから測定は中止です。


 ❏ AQUOS sense3 plus:OCN モバイル ONE SIM

   まる 4日以上経ちました。

   残量        :  69 %
   100 % からの消費率:0.321 %/ h(0.301 %/ h
     99 % からの消費率:0.317 %/ h(0.296 %/ h
   残日数       :8 日
   ※ この間、外出時携行なし
   ※ Android10 へのアップデートで 2 % ほど消費しましたから
     カッコ内が実態的な数値になります

4日経過して概ね 0.3 % / h ですね。

   満充電からほぼ 2周間近く保つ計算です。










2020年6月24日水曜日

楽天 Link を DSDV 機で SIM カード2枚装着で使う



DSDV 対応のスマホ(例えば AQUOS sense3 SH-M12)に2つの SIM カードを装着するとどんなメリットがあるでしょうか。



【メリット1】

  楽天エリア外、かつパートナーエリア外のときでも、例えば DoCoMo または
  ソフトバンクエリアが使用できるならば 楽天 Link を安定的に使えます。


【メリット2】

  これまでのモバイル契約(DoCoMo/SoftBank/au またはその MVNO)をメインにし、
  楽天モバイルをサブで使うとき。

  これは現在の電番を MNP しないで新たに楽天モバイルの電番を得て、データ通信
  無制限や 楽天 Link による無料通話を行いたい場合です。


  楽天モバイルの「1年間、月額使用料0円」や各種特典を得て試したいが新興キャリア
  なので安定して使えるかどうかが不安、という方にお勧めできるやり方です。


  6月17日までは1円スマホのキャンペーンをしていましたから、無条件に新規で加入
  するのが正解だったでしょう。






具体的な設定は以下のようにします。


❏ 楽天 UN-LIMIT の SIM を SIM1 スロットに装着

❏ 他社(例えばドコモ系 MVNO)の SIM(通話SIM でもデータSIMでもよい)を
  SIM2 スロットに装着




【設定】→【ネットワークとインターネット】→【SIMカード】


として、各設定を次のようにします。


  ⦿ SIMカード:SIM1 オン
          SIM2 オン
  ⦿ 音声通話:Rakuten
  ⦿ SMSメッセージ:Rakuten
  ⦿ モバイルデータ通信:DoCoMo
  ⦿ データ通信の自動切換:オン(オフでもよい)



この設定では「モバイルデータ通信」は DoCoMo になりますから、楽天 Link は DoCoMo のデータ通信網を使うことになります。


「データ通信の自動切換:オン」は VoLTE 通話中のデータ通信は Rakuten 網に切り替える指定です。





この状態で 楽天 Link にログインします。


SMS 認証(SMS over 楽天 LTE)されてログイン状態になれば、いつでも Link が使えます。


実際に使うと、この設定では他社(ドコモ系MVNO の SIM)のモバイルデータ通信を使っての発信になります。


相手に電番は通知されます。




着信は、「発信元が Link または 携帯電話」からの場合は「こちらの Link に着信」します。


それ以外(固定電話 / 050 / Prefix 電話)」からの発信の場合は「標準通話アプリに着信」します。


相手番号も通知されます。





SMS も同様の動作になります(送信元が Link または携帯電話の場合、Link に受信します)。







楽天モバイルが圏外になるとどういう扱いになるでしょうか。

「圏外状態」を意図的に作り出すために SIM1 を無効にしてみます。



発信は Link から問題なく行え、電番も通知されます。


これは 他社(ドコモ系MVNO の SIM)のモバイルデータ通信を使っての発着信 になります。




着信は、 発信元が Link または 携帯電話からの場合は こちらの Link に着信し、相手の電番も通知されます。



それ以外(固定電話 / 050 / Prefix 電話)からの発信の場合は、発信元には「ただいま電話にでることができません」となって「Link の留守電」に録音されます。



裏では SMS に着信があったことが通知されていますが、SIM1が「無効」なので受け取れませんが、SIM1を「有効」にするとその時点で「着信があった」ことが SMS で通知されます。



SIM1が有効ならば標準電話アプリに着信します。









楽天モバイルのエリアはまだとても狭くてパートナーエリアでカバーしていますが、パートナーエリアが au なので、我が家のようにもともと「au の電波が弱い」場合には、発着信に失敗する場合があります。


いわゆる「圏外」もしくは「圏外になりやすい」状態です。


SIM カードの 2枚挿しにより、楽天エリア外(かつ au エリア外)でもドコモエリア(またはソフトバンクエリア)でカバーでき、電話や SMS の Link での発着信が失敗しなくなります。




本来的ではないのですが、現時点で安定的に発着信を行うための方策の一つがこの方法です。




データ通信を MVNO の SIM に依存すると楽天モバイルの「データ使用無制限(パートナーエリアでは 5GB 超えで 1Mbps に減速)」は使えないのですが、電話・SMS はより一層、安定します。




楽天モバイルのデータ通信を使う場合はモバイルデータ通信を SIM1 に戻します。












2020年6月23日火曜日

楽天 Link を v1.4.1 に戻しました




最新は v2.0.0 ですが、余計な機能「ニュース」「ウォレット」が付いてより一層使い勝手が悪くなりましたから、一つ前のバージョンに戻しました。


勝手にアップデートされても困りますので、Google Play Store は手動更新に設定してあります。



連れ合いのスマホは最新バージョンにしています(最新もチェックする必要があるからです)。




Google Play Store での評価は圧倒的に星一つです。

星なんか付けるほどではないが、一つでも付けないとコメントできないから1個付けた、という方も多い。


それほど悲惨な状態にも関わらず改善ではなく改悪とはこれ如何に!






楽天はこんな改悪をする前に、通話・SMS アプリとしての信頼性を高める、使い勝手をもっとよくする(とくに連絡先機能)、ほかの楽天 Link 使用者に身バレしてしまう問題の改修など、やるべきことは沢山あります。




WiFi Calling 時の非通知も解消するべきです。



次に行うとしたら 、着信を発信元によらずすべてを 楽天 Link に統一するか、VoLTE に統一するかして欲しいものです。



現在は「携帯電話からの着信は 楽天 Link」それ以外(固定電話 / 050 / Prefix)は VoLTE」に着信しています。


VoLTE に着信の場合でも 楽天 Link には着信通知履歴が残りますので、楽天 Link から折返し電話は可能ですが、やはりどちらかに統一してもらわないと使い辛い。



デフォルトアプリに設定できない、着信音を標準電話アプリと違うものを設定できない、なども改善するべきでしょう。


デフォルトアプリに設定できれば「連絡先機能」は標準のものやほかのアプリが使えますので 楽天 Link に搭載の必要性がなくなります。



着信音を標準電話アプリとは別に設定できない、Bluetooth もサポートされない、こういう点も改善して欲しいものです。



以上のような改善の後でも RCS の他の機能「ビデオ通話」「ファイル送受信」「コンテンツ共有」などの充実をはかる方が先でしょう。




「ニュース」や「ウォレット」はその後の話しです(もしやるとしたらですが、私は必要ない、と思っています)。



このことがわかっているヒトが開発責任者ではない、ということが今回の改悪ではっきりしてしまいました。



実に残念なことです。



本気で 300 万人確保する気があるとはとても思えませんね。


実際に 楽天 Link のダウンロード数は 50 万を超えた程度みたいですから、300 万加入には程遠い状況です。




楽天の方たち(三木谷さんを筆頭に)は本当に自分たちでこのアプリを使っているのでしょうか。



使っていたら、こんなバカな対応はするはずがない、と思うのは私だけでしょうか(?)






早く「目を覚まして」欲しいものです。



それでもこのアプリさえ改善されれば月額費用と無料通話、制限付き無制限(?)データ通信可能は十分魅力的になるはずでしょう。


 ※ 「制限付き無制限」は「5GB を超えると 1Mbps に減速」の意味で表現しました









もっとサポート端末も増やすべきでしょう。


iPhone も然り、楽天モバイルの対応バンドが非サポートでも パートナー回線の au に対応できるならば使えるようにするべきでしょう。


ですので、

 □ LTE OK
 □ VoLTE OK
 □ au エリア OK

を最低条件にすれば、少なくとも au サポート端末は使えることになります。



その上で楽天モバイルバンド非対応ならば「高速無制限」が制限されることを明確にすればいいのではないでしょうか。



どうせ楽天カバーエリア拡大にはもっと時間がかかると思われますので、それまでは au エリアでしか使えませんから。


当初は UQ モバイル亜流状態かも知れませんが、将来への楽しみが生まれますし、楽天エリア拡大に伴って対応端末も増えるでしょうし、ほかの RCS を活かしたサービス拡充も可能になります。



その頃には au 端末を使っていたヒトたちも楽天端末に乗り換えていくと思うのです。




こういう戦略戦術で臨む人材はいないのでしょうか。



 







2020年6月19日金曜日

楽天 Link の挙動



楽天 Link(以下単に Link と表記します)の振る舞いをおさらいします。



楽天 UN-LIMIT は Link を使うことによって、電話発信も SMS 送信も無料です。




標準電話アプリによる発信や、標準メッセージングアプリによる SMS 送信は有料です。




Link は RCS(Rich Communication Service)という仕組みを使った、携帯電話番号に対する「VoIP + メッセージング」アプリです。



通話も含めて適用したのは国内では Link が初めてです(メッセージングだけなら大手キャリアが「+メッセージング」として採用しています)。




最新バージョンは「ニュース」と「ウォレット」機能が追加されていますが、ここでは触れません。




将来的には「VoNR(Voice over New Radio)」を目指すと思いますが、いずれにせよ Link はモバイルデータ通信アプリになっており、IP ベースの SIP による通話、すなわち VoIP です。






Link の挙動は少し整理が必要です。





着信は「Link に着信」する場合と、「標準電話アプリ(楽天 VoLTE)に着信」する2つのパターンがあります。


SMS 受信も通話着信と同じ動作をしますので、「Link で受信」する場合と、「標準メッセージングアプリで受信(SMS over LTE)」する場合の2つのパターンです。





1.Link に着信 : 発信元が Link、または携帯電話の場合に Link に着信します

  これは「モバイルデータ通信オン(使える状態)」のときの着信です。

  または、「楽天回線 OK」 で WiFi オンなら「モバイルデータ通信オフ」でも Link に
  着信します。
 

  これはどういう状態かといいますと、スマホの設定で「モバイルデータ通信オフ」
  設定だが WiFi ではインターネットにつながっている場合です。

  つまり WiFi 経由で Link が使える状態ということです。


  
  「楽天回線 OK」というのは SIM カード設定で「音声通話オン、SMS オン、
  4G LTE拡張モードオン(VoLTE オン)」の状態を指します。


  「通話は標準電話アプリ」で発着信可能、「SMS は標準メッセージングアプリ」
  で送受信可能な状態、かつ VoLTE が有効な状態です。



  この場合は 4G そのものはオフではなく「モバイルデータ通信が行えない状態」
  ですが、例えば VoLTE は有効ですから 4G そのものは動作しています。

  ブラウザや他のモバイルデータ通信を行うアプリは使えない状態です。


  ですので、モバイルデータ通信を行う Link も使えない状態ということです。


  このときに WiFi がオンならば、データ通信が可能ですから Link も使えます。


  大変ややこしいのですが「モバイルデータ通信オフ」設定は 4G が無効なのでは
  なく「データ通信を行うアプリが通信できない状態」ということです。


  「楽天回線 OK(4G そのものは有効 なので VoLTE も有効)」状態でもあるという

  ことです。


  あたかも 4G が無効でも 3G が有効で「データ通信ができないが通話はできる」
  状態に似ています。


  Link にスリープ中に着信の場合は次のような画面です。

  この画面例は、携帯電話からの呼び出しの場合です。












2. 標準電話アプリに着信 : 発信元が 固定電話 / 050 / Prefix 発信の場合

  「楽天回線 OK(VoLTE OK)」 の状態ならば発着信します。

  「モバイルデータ通信(4G)オフ」は、データ通信は行えませんが
  「4G・LTE 拡張モードオン」ならば VoLTE は使えます。

  ※ この状態で「WiFi オン」ならば Link は「有効」になります



  標準電話アプリにスリープ中に着信の場合は次のような画面です。

  この画面例は、050 番号からの呼び出しの場合です。


  固定電話や、Prefix 発信された場合も 標準電話アプリ に着信します。














Link に着信する場合と、標準電話アプリに着信する場合では、当然ですがアプリ画面の違いがあります。



なお、標準電話アプリに着信の場合でも Link が有効ならば Link の通話履歴には記録が残ります。



例では履歴の一番目が携帯電話からの呼び出しの場合で、2番目と3番目は 050 番号からの呼び出しです。















Link は「楽天回線 OK かつデータ通信」さえ使えれば問題なく動作するということです。


3G はサポートされていませんのでフォールバックされることもありません。



では「モバイルデータ通信」が使えない場合はどうなるのでしょうか。


「標準電話アプリ(VoLTE)」側に着信し電番も通知されます。



「モバイルデータ通信オフ」でも Wifi オンならば携帯電話(Link を含む)からの場合は Link に着信し電番も通知されます。



「圏外」または「機内モード」時は、固定電話 / 050 / Prefix からの場合は、発信側に「圏外または電源オフ」のメッセージが流れて着信しません(当然ですよね)。


この場合「圏内」になれば Link の「通話履歴」に通知され、どこからの発信があったかがわかりますので、折返し電話することができます。






Link からの発信時にモバイルデータ通信がオフまたは圏外で、かつ WiFi オンでも発信できますが(RCS により WiFi Calling が動作)、着信側が Link 以外の場合は非通知になります。




Link の「連絡先」の "すべて" ではなく "Link" にある連絡先が Link を使っているユーザーです。




実は、これって身バレする仕組みでもあるので、改善して欲しい。



何かというと、登録した「ユーザ名」が Link ユーザにはお互いに見えますから、例えば当てずっぽうにワンギリすると、それが Link ユーザの場合は履歴上に「ユーザ名」が見えてしまうのです。



ワンギリ詐欺にでも使われそうで、何とも怖いですねぇ。






DSDV 機(例えば SIM フリー版の AQUOS sense3 plus)の SIM2 スロットに他社 SIM を入れて「モバイルデータ通信」を SIM2 に設定しても「SIM1:Rakuten」の場合と同じ動作をします。



au 電波が弱いところでは SIM2 に例えばドコモ系(MVNO のデータ SIM でよい)を入れておくと電話(Link)が一層安定します。





このような振る舞いを理解すれば Link はなんら問題はないのですが、2ch あたりでは理解不足なあのか、非対応端末使用なのか、結構「動作不安定」というやり取りが飛び交っているようです。




楽天 UN-LIMIT はわかりやすく説明したほうがいいと思います。


RCS を含めた技術解説・楽天モバイルの仕組みなども公開した方がいいと思います。



どうせわからないだろう、というのは不遜で、技術的理解度の高い人たちが、わかりやすい情報の再発信をしてくれると思います。



正しい情報をオープンにすることが認知につながっていくと思うのです。






ドコモは i-mode の頃は余裕がなかったようですが、その後ドコモジャーナルなどで機密事項を除く技術情報を開示してきていますから、随分と理解の助けになっています。






楽天モバイルは、4キャリア目として是非とも成功して欲しいと願っています。



そのことが国内のモバイルの発展に寄与するのではないでしょうか。














2020年6月15日月曜日

AQUOS sense3 plus のバッテリー保ち



まる一日(24 時間)待ち受け状態で 0.3 %/h の消費です。


iPhone8 は待ち受け状態で 0.7 %/h でした。



搭載バッテリー容量は 4000 mAh ですから、iPhone8 の 1,821 mAh の2倍以上です。



待ち受けだけなら 1週間以上は保つでしょう。


通常使いでは 3日 〜 4日は大丈夫な感じでしょうか。



iPhone8 は通常使いでほぼ 1日でした。



AQUOA sense3 plus は大変保ちがいいので、充電回数も少なくて済みますから電池に優しいと思います。











2020年6月12日金曜日

050 発信で 0120(着信課金)や緊急電話へ発信できない理由



一部の IP 電話サービス(050 plus / Brastel)を除き 050 電番から 0120 電番への発信ができません。


これは「着信課金」のオプション契約で「発信端末拒否」設定によってフリーダイヤルへの着信を制限されている場合に着信不可となるのが主な理由です。


あるいは「発信地域指定」オプション契約によって、発信地域を特定できない 050 電番を拒否しているかのいずれかです。


多くの場合は「発信端末拒否」設定されているためでしょう。


一部の 0120 が携帯電話からを受け付けないのは着信課金料金が一般加入電話に比べて高く付く(6倍以上)ので拒否設定されていると思います。



050 plus が 0120 発信できる理由は、0120 サービス自体が 050 plus と同じ NTT コミュニケーションズから提供されているので「発信端末拒否」オプションをすり抜けているためだと思われます。



この場合でも「発信地域指定」に引っかかれば発信はできないと思われます。



また、ブラステルは 0120 への発信時に発信元を 050(03 に置き換え?)ではない仕掛けを施しているのではないか、と思われます。







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緊急電話が 050 発信では受け付けられない理由は、総務省の定めた「緊急通報発信に必要な機能」を満たさないためです。



総務省の定めた「緊急通報発信に必要な機能」は以下の3点を満たす必要があります。


① 管轄の緊急通報受理機関(警察、海上保安庁、消防)へ接続する機能

  「管轄の〜〜」がクセモノで、050 発信では「管轄」はわかりようがありません。

  技術的には GPS を活用すれば「管轄の受理機関」がわかるのですが、そのように
  動作する仕組みがないのです。

  携帯電話も長らく発信できなかったのですが、いまは基地局位置から「管轄」を
  判定して接続できるようになっています。


② 発信者の位置情報等を通知する機能

  これも 050 発信では通知する仕組みがありません。

  電話交換機(今は IP ベースですが電話交換機能互換があります)の場合は交換機位置
  (携帯電話は基地局位置をこの仕組に利用)から通知していますが、050 の場合は
  その仕組がありません。


③ 回線を保留または呼び返し等を行う機能

  これは対応できる 050 と対応できないものに別れます。




いずれにしても、① ② が IP 電話事業者側からは満たせないことが大きな理由です。














2020年6月10日水曜日

インターネット回線の種類について



国内のインターネット回線は次の種類があります。


OEM 事業者(下記のいずれかから借り受けて提供する事業者)は除きます。


1.NTT フレッツ光ネクスト(回線提供のみ)

  接続事業者は300社以上ある、と フレッツ光ネクスト のホームページにあります。

2.au ひかり

3.電力系

 ① TEPCO ひかり(東京電力系・廃止)→ au ひかり に吸収
 ② コミュファ光(中部電力系)
 ③ eo 光(関西電力系)
 ④ MEGA EGG(中国電力系)
 ⑤ Pikara(四国電力系)
 ⑥ BBIQ(九州電力系)
 ⑦ ひかりふる(沖縄電力系・廃止)→ au ひかり ちゅら に吸収

4.その他

 ① nuro(ソニー系)
 ② J:COM(CATV)
 ③ Usen 光



この中で回線と接続(プロバイダ)が分離しているのは NTT フレッツ光ネクスト です。

au ひかり はプロバイダを選ぶこともできますが、回線とプロバイダをセットでも提供しています。



これ以外は回線と接続事業がセットでの提供になっています。




NTT フレッツ光ネクストは 国内利用者の 60% 以上が使っている最大手の回線提供業者ですが、NTT 自身は接続事業を行っていません(グループ企業では接続事業を行っています)。




次に利用者が多いのは au ひかり です。

また、au(KDDI)は傘下に J:COM を抱えています。












2020年6月9日火曜日

OCN インターネットサービス



わかりにくかったので理解した範囲で整理してみました。


間違いがあるかも知れませんので、もしあればご指定くださると助かります。





フレッツ光ネクストの場合や、au ひかりの場合「回線」と「プロバイダ(インターネット接続事業)」は別々のサービスです。



nuro や 電力系、J:COM(CATV)などは「回線」と「プロバイダ」はセットで提供され、分離されたサービスはされていません。




OCN は NTT のグループ企業である NTT コミュニケーションズ株式会社が運営する事業で、インターネット接続や MVNO などをサービスしています。




インターネット関連事業には「法人向け(ISP を含む)」と「個人向け」があります。


「個人向け」インターネット接続に関しては次のサービスがあるようです。



1.OCN 光

  「コラボレーション」といわれ、「回線」と「プロバイダ」をセットで提供


2.OCN 光 with フレッツ

  「回線」を NTT 東西と契約して「プロバイダ」を NTT 東西経由で提供


3.OCN 光「フレッツ」

  フレッツ回線を使った「プロバイダ」サービス

  2 項と似ていますが、「フレッツ回線」は NTT との契約ではなく、
  「フレッツ回線」の OEM 業者との契約の場合に「プロバイダ」を提供




また「IPv6(IPoE)+ IPv4 over IPv6」サービスについても2種類あります。


1.バーチャルコネクト・サービス(VNE サービス)

  ISP(プロバイダ業者)に対して OEM で 提供する法人向けのサービス


2.v6アルファ

  個人向けの「IPv6(IPoE)+ IPv4 over IPv6」サービス



当初は個人向けの「IPv6(IPoE)+ IPv4 over IPv6」サービスを「バーチャルコネクト」と称していましたが、現在は ISP 向けと 個人向けを分け、前者を「バーチャルコネクト」、後者を「v6アルファ」としているようです。



例えば「DTI」という ISP がサービスする「IPv6(IPoE)+ IPv4 over IPv6」は OCN から OEM 提供された「バーチャルコネクト」になります。




「バーチャルコネクト(v6アルファ)」は MAP-e 方式ですが、JPNE の「v6プラス」とは微妙に異なるようですが、方式は同じものです。



map-e のトンネルタイプが「v6plus」か、「ocn」かで違っていて、内容的には次の各項目が異なるようです。


IPv4 パケットを IPv6 にトンネリングする場合の処理が微妙に異なっています。


 ① IPv6 Prefix アドレスが異なる(当然か)
 ② BR アドレスが異なる(これも当然か)
 ③ 割り当てられるポート数が異なる
   v6プラスは 240 個、バーチャルコネクト(v6アルファ)は 1008 個

   バーチャルコネクト(v6アルファ)はポートフォワード不可、という噂あり
  (真偽のほどは不明)

   ルーターメーカー製品の中にはできる、という記述もあるので「噂」は間違いか?



どちらもポート数が制限されているのでポートセービング IP マスカレード を有効にする。




わかりにくいですよね。






【 2020-06-12 追記:IPoE 接続が標準で提供・もちろん無料 】



2020-06-11 から IPoE 接続が標準で提供されるようになりましたから「v6アルファ:IPv6(IPoE)+ IPv4 over IPv6」が申込不要になりました。


PPPoE も並行して提供されていますのでどちらも使用できます。


「v6アルファ」は OCN 自身が VNE ですので、標準的に提供できるようになったということでしょう。



ただし、NTT 東西の IPv6 オプションが前提になることは変わりません。



 
OCN とのプロバイダ契約で、開通連絡された時点で「IPv6(IPoE)+ IPv4 over IPv6」/「PPPoE」ともに接続可能です。












2020年6月6日土曜日

「eo 光 の IPv6 は IPoE ではないから遅い!」 と、大ウソをいったあなたへ




eo 光 について少し調べていると表題のような大ウソを見つけてしまいました。



そのサイトの URL はわかっていますが、ここではあえて触れません。


本記事にあるいくつかのキーワードを与えて検索すれば容易にそのサイトは見つかるかも知れません。



そのサイトを開いている「あなた」へ物申したいのです。



そのサイトには「eo 光 の IPv6 は IPoE ではなく PPPoE だから遅い」という大ウソをまことしやかに書いてあって、どれだけの方がこのウソに惑わされたのだろうか、と心配になりました。




IPoE は インターネット接続におけるネイティブ方式といって、素通しで接続できる方法のことです。


PPPoE は IPv4 だけではなく IPv6 も含む接続・認証方式の一つであって、単に接続認証を行っているに過ぎず、そのことが速度低下を招くのではありません。



こんにち、PPPoE で速度低下現象を引き起こしているのは「フレッツ光ネクスト」をプロバイダを通じて PPPoE 接続認証して使っている場合です。



この場合に「フレッツ光ネクスト(NGN)」とプロバイダの接続点である「網終端装置(NTT の所有物)」が、プロバイダ側から自由に「太く」できないために同時使用ユーザが増えると一人ひとりに与えられる「帯域」が相対的に狭くなるために引き起こされている現象です。



「フレッツ光ネクスト」を使って PPPoE 接続認証している、どこのプロバイダでも起こっている現象です。



特定のプロバイダだけに起こる現象ではありません。


「フレッツ光ネクスト」の契約種別が「ギガ」であっても発生します。



「VDSL」か、「ギガ」かによらずに発生している現象です。




これは NTT 東西の運用約款で「網終端装置」は1装置当たり 2000セッションを超えない限り増設しない、という縛りがあることから発生しているもので、 プロバイダはいくらお金を積んでも希望通りには装置を増やしてもらえないのです。




「網終端装置」1装置に与えられた帯域は 1GbE ですから、決して太くはなく、2000セッションの場合、1セッションあたりの帯域は 0.5 Mbps 以下になってしまいます。

1装置当たり2000セッション以上になってしまうのは 20時頃から深夜にかけてが特に酷い。



10000セッションなんてのもざらです。


セッション当たりの帯域はさらに狭くなります。



快適なネットサーフィンは 10 Mbps 以上は必要とされていて、それよりも 20分の1 以下になってしまうのです。



NTT 東西はこの「制限」を撤廃するべきなのです。




PPPoE だから遅くなるのではありません。


「フレッツ光ネクスト」を使い PPPoE 接続認証の結果、「網終端装置の制約」から遅くなっているのです。



PPPoE が悪いのではありません。



2000セッションという制約を設けていることが悪いのです。



PPPoE と速度になんら技術的な関係性は存在しません。




さらに IPv4と IPv6 はアドレス表現方法の違いであって、速度の違いを表すものでもありません。




PPPoE か IPoE かで速度に違いがでるものでもありません。




eo 光 の場合は、専用線を使ってインターネット接続していて、接続認証を IPv4 も IPv6 もともに PPPoE 方式で行っていますが、このことによって遅くはなりません。




もし遅くなるとしたら、一人ひとりに対する帯域が狭くなっている場合であって、これまでのところそのような事象はない、といわれています(バックボーンネットワークの帯域は十分に広い、といわれています)。


 eo 光 は比較的に速度が速い、という評判の方が多いのです。



本記事の表題にした「eo 光 の IPv6 は IPoE ではないから遅い! 」という大ウソは一般ユーザを欺くだけでなく、eo 光 への名誉毀損に当たります。



この方は eo 光 に対する恨みでもあるのでしょうか。



技術的大ウソの上に論理展開した記事自体が「大ウソをもとにしたでっち上げ」ということです。




悲しいことです。




このようなデマに惑わされないよう、注意なさることです。













2020年6月5日金曜日

インターネット接続方式 -- PPPoE と IPoE



【 PPPoE(Point to Point Protocol over Ethernet)】


インターネットに接続するには「回線」と「接続業者(プロバイダ)」が必要です。


下図はインターネットへの接続形態の一例です。


左側の「フレッツ光ネクスト(NGN)+ PPPoE 方式」での接続は代表的な接続方式です。


後で触れますが速度低下という問題を抱えています。




右側の「専用ネットワーク方式(回線と接続をセット)」でも問題の場合がありますが、その場合はサービス事業者側に問題があるケースが少なくありません。








日本の場合、「回線と接続事業」を別々にサービスするか(別々に契約)、セットでサービスするか(セットで契約)の2つのサービス形態があります。



nuro や J:COM、Usen などはセットでサービスを行っている事業者で、切り離したサービスは行っていません。





NTT 東西は「回線(フレッツ光ネクスト)」の提供はしますが、「接続事業(プロバイダ)」は行いません。



「au ひかり」もまた、「NTT フレッツ光ネクスト」と似ていて「プロバイダ」を「au one net」や「@nifty」、「so-net」などが行っていますが、「au one net」は自社ブランドですから、「NTT 東西」とはこの点が異なります。




「フレッツ光ネクスト」や「au ひかり」は回線を提供するサービス名です。



「回線」をプロバイダが借り受けて「接続事業」も行う形態が「コラボレーション」という事業モデルです。 




「NTT 東西」は、「日本電信電話株式会社等に関する法律」により「回線」提供のみが可能で「接続事業」はできません。



厳密には国の認可を受ければできなくはないのですが、これまで認可されずに(認可を受ける動きもせずに)きています。



法律ができた背景は、巨大企業が「回線も接続事業」も「独占」するのは公平競争上、好ましくない、という理由があり、今日まで続いています。



この法律以降に作られた NTT のグループ企業はこの法律には縛られませんので、いまさら「NTT 東西」本体に「接続事業」は必要ない、ということでしょうか。



「抜け穴」になっているともいえます。



例えば OCN は NTT コミュニケーションズという NTT グループ企業で、プロバイダ事業や MVNO 事業を行っています。


コラボレーション事業(回線とプロバイダをセットで提供)さえも行っています。






さて代表的な「インターネット接続方式」に "PPPoE" があります。




これは、IP パケットをそのままでは通せない「電話線」を通じてインターネットに接続するために考えられたプロトコルで、「Line Config:回線構成設定手順」と「Network Config:認証・接続構成手順」の二段構えで接続処理されています。


モデムによって変換されたデジタル信号から Ethernet できるように前者の処理をして、後者でインターネット接続認証を行います。




インターネット接続されると IP パケットはインターネットに出入りすることが可能になります。




ホームページにアクセスする、という行為は IP パケットを通じて "http(s) get" という処理を、目的とする Web サーバー上の、ホームページの URL に対して行い、得られた "HTML 形式のデータ" をブラウザが解釈して文字や画像・動画・音声などを表示・出力しています。 



このときのホームページの URL というのはコンテンツを格納した Web サーバーのアドレスであり、そのサーバーのフォルダやファイルを指しています。


例えば、https://bike8615.blogspot.com/2020/06/firefox-770.html という文字列をブラウザの URL フィールドに書き込んで実行する場合を考えてみましょう。



"bike8615.blogspot.com" というアドレスの Web サーバーの "2020" フォルダの "06" フォルダの中に格納された "firefox-770.html" というファイルを得て(https get)、その内容に従ってブラウザが解釈し、結果を表示するということです。








今日「電話線」から「光回線」になっても "PPPoE" は健在で、今なお使われています。



デジタル信号への変換を「電話線」の場合は VDSL(ADSL) という装置が行っており、「光回線」の場合は ONU という装置が行っています(「モデム」といういい方もします)。



VDSL(ADSL)/ ONU ともに出口側は LAN インタフェース(Ethernet)です。



ADSL は電話局からのメタル2線式電話線の場合に使われ、VDSL はマンションの場合で電話局からは光ファイバーで入ってきて共用モデムで VDSL に変換して電話線で各住戸に配線する場合に使われています。


ISDN もまだ一部に残っていますが、NTT 東西は ISDN / ADSL(の設備)を廃止したがっており、光回線への移行に工事費無料などの特典を与えています。


VDSL(の設備)も廃止したがっていますが、光配線を各住戸まで通せないマンションも少なくなく、苦戦しているようです。



いずれにしても VDSL 導入された各マンションには NTT 東西の光配線化の調査が順次入っています。 



ウチのマンションの場合、「光配線化までの道のり」が VDSL から 光配線化へ の記事に書かれていますので、マンションで光配線化をしたい場合の参考にしてください。




全国的には NTT 東西の調査の仕方の問題があるのか、マンション側の問題があるのか、光配線化は一筋縄ではいかないようです。


ウチのマンションの場合、光配線化の結果、新規には VDSL 接続は受け付けず、現在 VDSL の住戸も光配線に順次移行し、最終的に共用モデム設備を廃止の方向です。



まだまだ時間がかかります。


全国的にはもっと大変でしょうが、NTT 東西はいずれかの時期にすべて光配線化に踏み切るのではないでしょうか。


2025年をメドに交換機を廃止して all-IP 化のようなので、おそらくこれが一つの目安ではないでしょうか。








これら VDSL(ADSL)/ ONU に「ルーター」を接続して「認証・インターネット接続手順」を経て初めてインターネットとの接続ができることになります。





ルーターは一つのグローバルアドレスをルーター配下の機器類に与えられたプライベートアドレスに変換する装置です(逆変換も行い、ほかにもいろいろ機能を持っています)。



サービスポート番号も変換処理しています。




「VDSL + ルーター」または「ONU + ルーター」一体型装置が「HGW:ホームゲートウェイ」です。

(ホームゲートウェイは細かくは他にも一般ルーターとは異なる部分がありますがここでは本筋ではありませんので割愛します)。




最初の図に戻って "PPPoE" について改めて触れてみたいと思います。



「フレッツ光ネクスト」は "100 GbE(Giga bit Ethernet)" のバックボーンネットワークですから帯域がとても広いネットワークです。



プロバイダとの接続装置である「網終端装置」ですが、ここがクセモノ です。



というのも、NTT 東西とプロバイダとの約款上、2000セッションを定常的に越える場合に「網終端装置」を増やせるのです。



逆にいうと 2000セッションを越えない限り増設できないのです。




プロバイダ側からお金を払うから「網終端装置」を増設してくれ、といっても増設されないのです。



増設基準を満たして初めて増設が可能なのです





「セッション」というのは IP 通信の開始から終了までの単位をいいます。

例えば「5セッション」というのは 5つの IP 通信を意味します。


通常、「ブラウザでホームページを開く」場合は複数セッションが使われます。


これは、テキストや画像などを効率よく受け取るために複数のセッションを使って同時並行的に受け取れるようにしているからです。



「網終端装置」に対する帯域は 1GbE ですから 2000セッションあると「0.5Mbps / 1セッション」以下になります。



混雑時に極端に速度低下するのはこれが理由 です。





「網終端装置」を増設できた場合、増設当初のセッション数が少ない間(一度に使うユーザが少ない間)はそこそこに速度が保てますが、やがてユーザが増えると遅くなってしまいます。



どの「網終端装置」につながるかはプロバイダもユーザも制御できません。




推定ですが NGN は IPv6 アドレスで振り分けているのではないかと思います。




PPPoE の場合、IPv6 アドレスはプロバイダ側が払い出しており、VDSL / ONU の電源再投入(オフ/オン)でこのアドレスが変わって、空いている「網終端装置」に接続される可能性があり、プロバイダはネットスピードが遅い場合にはモデム電源を入れ直してみて、ということをいいます。


なので、おそらく IPv6 アドレスでの振り分けだろうと、推定しています。




後で記述する "IPoE(IP over Ethernet)" の場合は IPv6 アドレスは NTT 東西が払い出します。






増設基準を満たしているのに増設しない場合はプロバイダに問題がある、といえますが基準を満たして増設しても速度低下は起こってしまいます。




ですから 速度低下事象だけでプロバイダの良し悪しは判断できない のです。



この点を誤解されている方々が大変に多い。



仕組みがわからないからだと思われますが、「フレッツ光ネクスト + PPPoE 方式」が持つ問題点であるといえます(NTT 独自の理由による)。




PPPoE という接続認証方式に問題があるのではなく、「フレッツ光ネクスト」を使い PPPoE でインターネット接続する場合に問題があるのです。








【 IPoE(IP over Ethernet)】
 

"IPoE" は IPv6 で「フレッツ光ネクスト」を通じて直接にインターネットにつなげる方式です。



しかしながら現在なお主流を占めている IPv4 アドレスでのインターネットアクセスはできません。



これでは IPv6 で作成された Web サーバーにはアクセスできても IPv4 の Web サーバーにはアクセスできないことになります。



PPPoE 方式の欠点を解消し、なおかつ IPv4 と IPv6 の両方に対応させた技術の一つが "IPv4 over IPv6" です。



これは "IPoE" 接続方式で実現しています。



理想的にはすべてのネットワークが IPv6 になるのがいいのですが、まだまだ IPv4 が主流です。


IPv4 グローバルアドレスは枯渇しかかっていて、欧州ではすでに枯渇しました。


IPv6 への緩やかな移行が必要なのです。



そこで、IPv4 と IPv6 を共存させる技術として "IPv4 over IPv6"、"IPv6 over IPv4" や "IPv4 to 6 / IPv6 to 4" などが考えられました。



"IPv4 over IPv6" を実現する方式の一つに「v6プラス(技術的には MAP-e 方式)」があります。



これは "IPoE(IP over Ether)"といわれる接続方式を使っていて「フレッツ光ネクスト」に直接接続する方式を採用しています。







NGN は IPv6 でのインターネット接続はそのまま可能ですから、IPv6 の Web サーバーには直接に到達できます。



この場合、PPPoE における「網終端装置」は存在しません。


「ゲートウェイルーター」があり、このゲートウェイルーターでの帯域制限は行っていません。


経路制御を行っているに過ぎません。



NTT 東西はプロバイダ事業は行なえませんから「IPoE 接続事業者」が "IPv4 over IPv6" 形態でのインターネット接続を担うことになります。



「v6プラス」の場合はインターネット接続事業を「JPNE(日本ネットワークイネイブラー)」が行っていますが、エンドユーザーは JPNE との契約は行いません。



JPNE のビジネスモデルは "B(JPNE) to B(プロバイダ) to C(エンドユーザ)" となっています。



つまりこれまでの "PPPoE" プロバイダと契約しているエンドユーザが「v6プラス」接続を希望すると、プロバイダと JPNE の間で接続手続きを行い(課金情報を登録)、エンドユーザが「v6プラス」サービスを受けられる仕組みです。



このときの IPv6 アドレスは IPoE 接続事業者が所有していますが、払い出しは NTT 東西が行っています(IPv4 アドレスは IPoE 接続事業者が保有していて払い出しも IPoE 接続事業者が行っています)。



このときの払い出し方法が市販ルーターか、HGW かで異なります。


ですので、「v6プラス」接続希望時に「市販ルーター」か、「HGW」かで手続きが少し異なります。




「フレッツ光ネクスト」の回線契約には大きく3種類あり、「ギガ」「ハイスピード」「VDSL」です。

(「フレッツ光クロス」という戸建て住戸向けの 10 Gbps プランが追加されています)




この「フレッツ光ネクスト」の契約種別によって帯域は制限されていますが、"PPPoE" のような「網終端装置」による帯域制限は存在しないので、原則的にはスピード低下はありません。





ところが、JPNE へのプロバイダからの利用料の抑制があると一律規制または公平制御されて、速度低下することがあります。





@nifty は 5月いっぱいまでこの利用料抑制しており、一律制御されていたと思われ、速度低下が発生していました。


6月1日には解除され、いまは速度低下現象は発生していないようです。







"IPv4 over IPv6" というのは、IPv6 パケットに IPv4 パケットを載せて(対応ルーターが行う)IPoE 接続事業者まで運びます。


これを「トンネリング」といいます。



IPoE 接続事業者では、IPv4 サイトへは IPv6 パケット中の IPv4 パケットを渡すことで通信を行います。


戻りは逆のことを行います。



IPv6 サイトへは IPv6 パケットをそのまま渡して通信します。











2020年6月3日水曜日

Firefox 77.0 は速くなった



最新バージョンの 77.0 は Web Rendering の改善をしたようです。


すごく速くなった感じです。


体感なので、数値的なものではありませんが、例えば ヤフーのホームページ描画完了まで 76.0 までは 2秒程度かかっていたのが 1秒未満くらいの感じです。



なんだその程度か、といわれそうですがこれはすごいことですよ。











ワイモバイルの新プラン -- 楽天モバイルよりも UQ モバイル対抗?



7月1日から適用されるプランが発表されました。


とくに「スマホベーシックプランM」は UQ モバイルの「プランR」を意識したと思われます。









通話10分以内無料が含まれていますので契約後7ヶ月間は有利ですが、その後は UQ モバイルと10分以内かけ放題では同一料金になります。


通話をあまりしない人には優位性はなく、UQ モバイルの方でいい、という方もおられると思います。



この時期、解約は2年後はショップでも大丈夫かも知れませんが、その間は解約料が発生しますのでこの点は考える必要があります。




サブブランドを含めて MVNO などの場合は解約料はかからないことで自由な乗り換えができると思いますから、この点は残念です。





こうしてみるとあまり魅力的とはいい難いプランに思えます。














JPNE の書籍「徹底解説 v6プラス」




JPNE のホームページの下の方にコンテンツ一覧があります。



その中の「書籍一覧」をクリックすると「徹底解説 v6プラス」という書籍が登録されており、ここをクリックするとその内容が紹介されています。



書籍一覧」は、この本が発行になった2020年1月22日以降に掲載されるようになったと思われます。



価格は 1,500 円(税抜)ですが、PDF 版は全文無料開放されていて、「ダウンロード」ボタンのクリックで得られます。




内容を読んでみましたが、詳しく書かれていて大変参考になります。













2020年5月30日土曜日

Cloudflare のスピードテスト



公的 DNS 1.1.1.1 である Cloudflare の スピードテストサイト が公開されました。









ダウンロードコンテンツサイズとして、10KB / 100KB / 1MB / 10MB / 25 MB / 100MB ごとの速度測定がされるようです。


左上の数字、この事例では 711 Mbps は すべてのコンテンツサイズのダウンロード速度の 90 パーセンタイル値を示しているみたいです。



測定サイトの About によれば次のように測定されているとのことです。

速度は、徐々に大きいファイルをダウンロード / アップロードし、90パーセンタイルの速度で測定されます(アップロードもされているように書かれていますが実際にはダウンロードのみです)。

レイテンシは、ブラウザーが実際にリクエストに基づいてデータの受信を開始するまでにかかる時間を測定することで計算されます。
ブラウザーでは、通常、最初のバイトまでの時間とも呼ばれます。

ジッタは、レイテンシがどれほど安定しているかを表します。




90 パーセンタイル値ということで、ほかの測定サイトによりバラツキのある数字よりも、高精度の速度を示しているかも知れません。




サーバーは最短距離のサイトが自動的に選択されているようで、変更はできません。

サーバーは世界中に 180 都市以上にある、ということだそうです。

















2020年5月29日金曜日

スパムコメントか? -- Wow! this is Amazing! Do you know your hidden name meaning ?



hakimmosaf という名前のヒトから超怪しいコメントの記入が・・・



次のようなコメントがあり、このコメントに続いて URL アドレスが埋め込まれた2つ目に示すコメントが引き続いてありました。


"Wow! this is Amazing! Do you know your hidden name meaning ?"

"Scratch (or Click) here to find your hidden name meaning."

このメッセージに "bit.ly/2QO5qQK" という URL が埋め込まれていました。


"bit.ly" は「リビア」の「短縮 URL」サービスでコレ自体は問題はなさそうなのですが、続く「短縮アドレス(2QO5qQK)」が怪しくあぶない感じがします。




同様のメッセージはいくつかのほかのブログにも同じメッセージが記入されていて、URL も同じです。


あまりに怪しいので「スパム」扱いで削除しました。



もちろん URL はクリックしていませんが、みなさんもお気をつけください。





たまたまなのかどうかはわかりませんが、ほかのブログも Google の blog サービスのコメント欄に書き込まれる、という共通性があるようです。



5月末頃から、ほぼ毎日1件ほど書き込まれています。


書き込まれる記事はまちまちですが、迷惑なことです。














2020年5月27日水曜日

無印良品の USB ケーブル収納ケース









190円/個 です。


クルマで10分ほどのところにある無印良品で4個、買ってきました。


スマホ・2台、タブレット、iMac のマウス/キーボードの充電ケーブル収納用です。



いままで、机の上でトグロを巻いていたのをスッキリ(?)収納のつもりでしたが、あまりスッキリとはいかないようです。









1個ならともかく、4個もあると、ゴチャゴチャ感が半端ありません(笑)。





本日「ア○○マ○○」が郵送されてきました。不良品ではなかったようです。


また、「特別定額給付金申請書」も郵送されてきました。








【2020−06−01 Powerjc タワー型 AC タップ & USB 充電器】


購入したのは AC 2段タイプのものです。

AC 3段タイプもあります。


各段に4つの AC コンセントで合計8個のコンセントがあり、各段ごとにスイッチがついています(3段タイプは 12 個のコンセント)。


また、インテリジェント USB 充電ポート6個(それぞれ最大 2.4A)もついていて、USB ポート用のスイッチが一つあります。



定格出力: 1500 W
入力  : AC 90 - 130 V(50/60 Hz)
USB出力: DC 5 V / 2.4 A x 6ポート






「インテリジェント」というのは USB 充電ポートが、次のような機能を備えているからみたいです。


1.接続される機器を自動認識し、自動充電停止
2.自己回復過負荷プロテクター
3.アンチサージ、雷保護
4.無酸素銅、銀メッキ導電
5.塩水噴霧試験に合格




できれば、AC コンセント用の格段のスイッチオン/オフが LED などでわかるようにしていてほしい。


また、USB ポートも同様にスイッチオン/オフがわかるようにしていてほしい。






無印良品の USB ケーブル収納ケースは重ねてテーピングし、ゴチャゴチャをなくしました。















光回線・ハイスピードタイプの速度状況




4月下旬に VDSL タイプから ハイスピードタイプに変更して V6プラス再接続設定の結果、速度的にはほぼ次のような状態です。



プロバイダが帯域制限していた時間帯の測定値は除いています。




ダウンロードは V6プラス では 最大 1Gbps ですが、Ookla での実測値は 600 Mbps 〜 780 Mbps で、平均的には 650 Mbps 前後です。









アップロードは ハイスピードタイプの場合は 最大 100 Mbps ですが、実測値では 92 〜 93 Mbps です。



ダウンロード速度のバラツキ具合に比べてアップロード速度は、ほぼ一定速度で安定しています。











ギガライン契約にすればアップロードも 最大 1GB になりますが、現時点ではその必要性はありませんので、月額使用料が VDSL タイプと変わらない ハイスピードタイプにしています。




ハイスピードタイプのアップロード速度の最大値が制限されているのは技術的な問題ではなく、ギガラインタイプとの差別化が理由でしょう。




それでもダウンロード速度を 最大 1GB にしてくれているのは大変オトク感があり、ありがたいです。




最大 200 Mbps 〜 500 Mbps に制限されていても文句はないのですが、200 Mbps だと多分、ギガライン契約していたと思います。




500 Mbps 以上ならば、オトク感が感じられます。



それを 最大 1GB にしてくれているのですから、ありがたいことです。
















UQ モバイルの「プランR」はお得か?




楽天モバイルに au が対抗策としてサブブランドの UQ モバイルの「プランR」をだしてきました。



両社のプランは次のようになっています。








どちらが優位性があるかは微妙なところです。



現時点では楽天モバイルの自社回線エリアがまだ限定的ですので、ほとんどパートナーエリアになることを前提で考える、ということでしょうか。



楽天モバイルの自社回線エリアが広がってきたら他社も対抗プランを見直すのではないでしょうか。



データ使用量重視なら UQ モバイル、5GB 以内でよいなら楽天モバイル、でしょうか。







私の場合はデータ使用量は 5GB で十分ですし、超えても 1Mbps あれば問題はありませんので、通話料・SMS 無料の楽天モバイルの方がありがたい。




楽天モバイルは海外から日本への通話料も無料ですので、海外渡航される方には便利でしょう。


ただ、これは IP 電話を使えば国内通話料金で済みますので、UQ モバイルの場合は併用する手があります。






RCS(Rich Communication Service) 採用で all IP なところは楽天モバイルの方に将来性を感じます。




現在、楽天モバイルは1回線目は 1年間の利用料・無料キャンペーン中なので、35,760 円/年額(税抜)分が無料になりますから、これは結構大きい。






意外と見落とされるのは解約時の問題です。



UQ モバイルは「プランR」の場合は解約料はかからないようですので、この点はいいのですが、「電話での受付のみ」というのはマイナスポイントです。













2020年5月24日日曜日

楽天モバイル -- Rakuten UN-LIMIT 2.0 に2回線目も MNP しました。



連れ合い用を先に MNP していましたが、私用の回線も LINE モバイルから NMP しました。



MNP 転出申込みから 2日後にはスマホも SIM も届き MNP 転入完了しました。



いまは簡単に早く MNP 転出・転入ができて便利です。



連れ合い用が 1年間は無料ですから、私の方の 2,980 円 のみが 1年間の毎月の利用料になります。



1年間無料キャンペーンは 1人1回線に限られていますから、このような利用料金になります。



MNP でなければ、新しい回線を連れ合い名義にすれば無料になりますが、番号が変わるのを嫌って MNP しています。




ポイントは 8月末頃に付与される予定で、2回線分で 32,600 ポイントつきますから、6ヶ月間はポイントで利用料支払いするつもりです。


それでも余りますので、どうしましょうかねぇ。




これまでの 2人分の「2,400 円 / 月額利用料」に対して 1年間は「580 円 / 月額」ほどアップですが、アップアップするほどではありません。


2年目からは、さらに「2,980 円 / 月額」ほどアップします。



機種は AQUOS sense3 plus です(連れ合い用は AQUOS sense3 lite)。



初期設定以外にスマホの「設定」でいじったのは「アプリと通知」→「詳細設定」→「特別なアプリアクセス」→「電池の最適化」→「最適化していないアプリ」に「GS Wave」を追加しただけです。



iPhone 以前に使っていた P20 Lite(現在は弟のところへ行っています)に比べ格段に設定が楽でした。


さすがに AQUOSです、電池もちのための動作が王道をいっていますねぇ。


Huawei は変に省電力機構を持っているために設定には大変苦労しましたから。











インストールしたアプリは次のようなものです。










Android ですからウェジェットを置くことができます。


WireGuard は、自宅ネットワークに外から VPN で入れるようにしているものです。



AQUOS 機はバッテリーの保ちが大変によく、バッテリーの寿命にも好影響でしょう。


充電して 90 数%くらいからだと丸2日は余裕です。

待受だけだったら1週間は保ちそうです。




ソフトフォンは SessionTalk もインストールしてありますが非アクティブで、自宅イエデン用は GS Wave に戻しました。




外でもイエデン着信を受けるためです。



これまでは発信は通話料を抑制するためにイエデンを主に使用していましたが、楽天モバイルの無料通話になりますので、これからは携帯電話番号での発信で済みます。





ソフトフォンアプリは iPhone ならば SessionTalk 一択なのですが、Android 機は常駐型ソフトフォンでもバッテリー消費が少ないので、プッシュ型にこだわる必要はありません。



プッシュ型は常駐型(ATA を含む)との併用時に無音になることがありますから、安定的ではないのです(iPhone で SessionTalk 使用時は問題はありませんでしたが)。




約 1年ぶりに iPhone から Android に戻りました。




iPhone は買取りに出して、AQUOS sense3 plus 購入資金に充てました。





楽天自社回線エリアかパートナー回線エリアかは「My楽天アプリ」で確認できます。



下のスマホ画面コピー画像は、左側が楽天自社回線エリアの場合です。緑地に「楽天回線エリア」と表示されます。


右側はパートナー回線エリアの場合です。白地に「パートナー回線エリア」と表示されます。



画面を下側に引っ張ればリフレッシュされて「楽天回線エリア」か「パートナー回線エリア」かを確認できます。


また 5GBの利用量の円グラフ部分は「楽天回線エリア」時はグレーアウトします。

これは制限無しだからでしょう。


一方「パートナー回線エリア」ではこの部分がグレーアウトせずに使用量がハッキリと見えるようになっています。


複数回線契約時は、番号表示がされている(モザイク部分)箇所の右の 部分をクリックすると契約回線リストが現れますので、選択するとその番号の回線の情報に変わります。









「楽天回線エリア」での速度実測(一例)は次のようになっています。








パートナー回線エリアでも 90 Mbps でることもありますが、概ね自社回線エリアの方が速度は速いようです。





自宅の 5 km 内のいくつかのポイントでの速度検証では次のような速度状況ですのでまったく問題はありません。


一番左の列のマークが「LTE」となっているのがそうです。







この実測値は 93.5 Mbps とか 92.1 Mbps とかも含めてすべて「パートナー回線エリア」です。



最上段は自宅 WiFi です。



WiFi - AP のリンク速度自体は実測ベースで 280 〜 300 Mbps ですが、スマホだと自宅 WiFi 速度はこの程度です。














2020年5月22日金曜日

楽天モバイル -- Rakuten UN-LIMIT 2.0 が iPhone に対応できないのは Apple の問題か?




楽天モバイル "Rakuten UN-LIMIT 2.0"  は「楽天link」というプラットフォームで RCS(Rich Communicaion Service)を稼働させています。


RCS は、レガシーな電話網やメッセージング(SMS)とは異なり、IP ベースの「通話/メッセージング/チャット」などが可能な仕組みで、ドコモや au が「+メッセージ」としてサービスしているものもこの  RCS です。


ただ、ドコモや au の「+メッセージング」は RCS を採用しているものの、通話や従来からの SMS はレガシーな電話交換回線網を使っています(au のメッセージングは IP ベースだが独自技術に基づく)。



通話網も RCS ベースにすれば通話料の画期的な値下げが実現できるのですが、レガシー電話網(SMS を含む)は NTT 東西を含めて各キャリアの重要な収入源の一つであり、売上を減らしたくない思惑があると思われます。




結局そのコストはエンドユーザーが負担することになります。





そんな情勢の中で、楽天モバイルが RCS を採用したのは画期的なことで、次世代通信網としては至極まともであるといえます。




楽天モバイルは昨今いろいろ喧しく、評価も二分されているようですが、RCS を採用した点は大いに評価できます。




RCS 採用によって真の all IP になるわけです。



all IP は 3GPP でも20年以上前から議論されてきていましたが、やっと all IP が実現したことになり、感慨深いものがあります。




i-mode などの先進的なモバイルサービスを始めたドコモもまだ、all IP ではありません。



個人的には au が all IP の先陣を切るのではないかと思っていました。



楽天モバイルが思い切って先陣を切ったということです。




all IP を支える技術はいろいろありますが、VoLTE もその一つといえるでしょう。



VoIP よりも QoS や、コーデックで優れ AMR-WB / EVS などより広帯域になコーデックで飛躍的に音声品質がよくなっています。



EVS(VoLTE(HD+)ともいう)なんかは FM 放送並みの高品質、といわれます。



「楽天link」はまだ、多少の改善点を残しているものの、先行キャリアとの差別化(優位性)のために楽天は思い切った選択をしたと、私は思っています。



現時点ではまだ練れていない点があるにしても今後よくなっていくでしょう。




その結果、通信料(通話/メッセージング/チャット)の無料化が可能になったということでしょう。


レガシーな交換回線網との接続点である POI 経由での通信(他キャリアや NTT 東西の電話との交換)は楽天側にコストが発生するのですが、これは楽天が飲み込んでいる、ということでしょう。




RCS を推進している GSMA(GSM Association)賛同企業の中で OS ベンダーは現時点では Google と Microsoft しか加入しておらず、Apple はまだ未加入です。



Google は RCS を使うための API などを開発済みなので、これを使ってアプリを作成すれば RCS ベースの「通話/メッセージング/チャット」などが可能になり、「楽天link」はそのアプリの一つになります。



iOS はまだ RCS に対応していないので現時点では楽天の「通話/メッセージング/チャット」はできません。



Google の土俵に上がることがイヤなのかも知れません。




楽天にとって iPhone をサポートできないというのは苦渋の決断だったのではないでしょうか。


それでもあえて RCS を採用したところに次世代通信のあり方に対する思い入れがあったと推察されます。



ベンチャー企業魂みたいなものを感じます。




RCS は次世代のリッチコミュニケーションを実現するもので、次のような機能を備えています。



❏ メッセージング(SMS)
❏ チャット(1:1、1:n)
❏ 音声メッセージ
❏ IP 音声通話
❏ ビデオ通話
❏ ファイル送受信
❏ コンテンツの共有
❏ 位置情報の共有




「楽天link」はこのうちの、「通話/メッセージング/チャット」を実現していますが、他の機能は今後追加が可能だと思われます。


VoLTE を前提にしたのも RCS の真の能力を引き出すにはこれしかない、ということだと思われます。



また、RCS は「ワンナンバー」に統合させていくことも可能になります。


ここでいう「ワンナンバー」はドコモがいっている「ワンナンバー(異端な用語用法です)」とは異なり、Google が提唱した「ワンナンバー」です。



Google が提唱した「もともとのワンナンバー(ドコモのまがい物ではなく)」についてはここでは割愛します。






「楽天link」の場合 VoLTE 対応 Android 機では動作できますが、iOS では現時点では動作させることができません。





そのために iPhone では楽天モバイルでの無料通話や無料メッセージングができないのです。



さらに、楽天モバイルは RCS を採用したことで LTE や 5G 未接続でも WiFi 経由で通話やメッセージングが可能になっています。


ただし LTE や 5G 未接続の場合の発信は発番号通知はされなくて非通知扱いですが、いずれこれも解決されるようになると思われます(リアルタイム認証ができないのが理由かも)。






さて「楽天link」による最初のアクティベーション時は少々面倒な場合があります。



「楽天モバイイル UN−LIMIT 2.0 対応機」は問題はないのですが、それ以外の機種で使う場合は少々面倒です。




初期設定時に SMS 認証が必要なのですが、この認証コード(6桁の数字)の受信は「Android 標準のメッセージアプリ」に送信されてきます。




認証が完了するまでは「楽天link」によるメッセージの受信ができないからです。



一旦認証されれば以降のメッセージングは「楽天link」でのメッセージングになります。



この最初のメッセージ受信は Raukten VoLTE によるので、Rakuten VoLTE に対応していない Android 機では「最初の認証コード受信」が失敗することになってしまいます。



通常の SMS はレガシー電話交換機の機能を使っていますが、VoLTE の場合は VoLTE に対応した SMS で動作します。




このあたりが、どんな Android 機でもよい、というわけではない理由です。



iPhone の機種により、また対応できる範囲が異なる、ということにつながります。




ただし、現時点では「裏技」があって、VoLTE による SMS 受信が可能ならば楽天ネットワークの認証が OK となります。


一旦認証されれば、使える端末がある、ということです。




楽天モバイルのホームページではこのような技術的な解説はありませんので、分かりづらいかも知れませんが、技術的解説をしてもそれを理解できるヒトは極めて限られますので却って混乱するかも知れませんね。




私の居住地域は楽天自社回線はまだごく一部エリアだけですので、自宅はパートナーエリアです。





これまで MVNO の 1GB プランで十分でしたから 5GB / 月 あって、超えても 1Mbps で使えるのは十分すぎる容量です。




1Mbps は RCS(VoLTE)による安定した通話のための帯域幅を確保する意味があると思います。












2020年5月14日木曜日

インターネット速度の各種測定サイトの結果比較



回線はマンション・ハイスピードタイプですので、下り速度は 最大 200 Mbps、上り速度は 最大 100 Mbps の回線です。



PPPoE 接続時はこの速度ですが、V6プラスでは 下り最大 1Gbps になります。



上りはギガラインとの差別化のためと思われ 最大 100 Mbps に抑えられているようです。





NTT 東日本 NGN 網における基本性能の実測値は次のとおりとなっています。


下りは 最大 200 Mbps を超えており、上りも ほぼ 100 Mbps です。


ハイスピードタイプとしては非常に良好であるといえます。



※ 単位は Mbps







この状態で V6プラスでのいろいろな測定サイトによる性能測定値を以下に示します。


❏ V6プラス専用プロバイダは JPNE (元のプロバイダは @nifty)

❏ iMac 2019 / LAN 接続(LAN は iPerf 実測で 922 Mbps の性能値)

❏ ブラウザは Firefox 76.0.1




① Ookla Speedtest での測定値

  https://beta.speedtest.net/


  通常は下りは 650 Mbps 前後ですので、それよりは若干遅い測定値です。

  上りは ほぼこの数値と同じです。













② Radish Network Speed Testing Ver.5.7.3.1 β での測定値

  http://netspeed5beta.studio-radish.com/


  下り・上りともに、概ねこの数値です。

  Ookla よりも下りが 200 〜 300 Mbps ほど高めにでます。











③ みんなのネット回線速度(みんそく)での測定値

  https://minsoku.net/speeds/contents/new


  下り・上りともに、概ねこの数値です。

  ② と似たような測定結果ですが、わずかに低い測定値です。








④ BNR スピードテストでの測定値

  https://www.musen-lan.com/speed/


  下りはほぼ 550 Mbps です。







  上りは概ね 92 〜 95 Mbps ですが、次の実測値はよいときの速度です。




 








測定サイトで上記のようなバラツキがでていますが、OoklaBNR が実際の速度に近いと思われ、Radishみんそく は下りが高めにでる傾向があるようです。



VDSL のときはどの測定サイトで測っても 下り・上り ともに 90 Mbps 前後でしたから、下りは 6倍以上、上りはほぼ同等よりも少し速いです。



ハイスピードタイプは IPv6 では 下り速度が 最大1Gbps ですので、期待値は 約 9〜10倍ですが、期待値まではでていないということです。




上り速度は ハイスピードタイプは 最大 100 Mbps なので、まぁ順当でしょう。




でも、十分に速くはなりました。


Web などでの体感速度はあまり変わりませんが、アプリアップデート時などのダウンロード時間は短くなっています。