2020-12-19

Rakuten Casa がまだつながらない・・・トホホ😢

現在はつながっていて、つなげるための設定について当ブログの次の記事に記載しています。

 

 「Rakuten Casa がつながりました!!!」
 
 「Rakuten Casa がつながるようにルーターを設定する」
 
 「Casa と Wireguard のための IPv6 開放設定をする」





本記事自体はつながらなかったときの顛末記です。


【2020-12-20 末尾に追記:Casa 交換】

【2020-12-23 末尾に追記:Casa 再交換】

 

 

Rakuten Casa がまだつながりません。


最初に届いた Casa は故障品と思える挙動でしたから「楽天コミュニケーションセンター」に電話して交換してもらいました。

 

「楽天コミュニケーションセンター」への電話はとにかく待たされます。

 

早いときで 15〜20 分、遅いと 30 分以上待たされます。

 

やっと電話がつながっても「アドバイザー」なるヒトたちとはまともな会話が成り立たないのです。

 

 

技術適性があまりにもなさすぎなのです。

 

 

 

 

とにかく、交換してもらった Casa もつながりません。

 

 

Casa のログを見ますと、最初に ”Rakuten-Casa-MACアドレス” で「登録認証」を受けようとするみたいですが、この最初の段階で "failed to connect to controller during registration: curl exit code 7" となって認証が失敗しています。



推定ですが、Casa を送付するときにその Casa 固有の AP 名として "Rakuten-Casa-MACアドレス” を "controller(楽天 LTE コントローラーと思われます)" に登録していると思われます。

 

 

そして 小型基地局接続手続きの最初に「登録された Casa かどうかを認証」し、OK ならば以降の手順が流れて小型基地局が使えるようになると思われます。

 

ところが「未登録状態」のためか失敗しているように思えます。


「未登録状態」は、故障品との交換の際に、古い方の Casa の AP 名のままで、新しい方の Casa の AP 名を「設定忘れ」したのではないかと疑っています。



そのために、つなごうとする Casa は「あなたに送付した Casa の AP 名と一致しませんので認証できません」という状態になっていると思われます。

 

 

「MACアドレス」による認証が OK となって、Casa の フェムトセル機構の WAN に IPv6 アドレスが付与されると思われます。 


正しく IPv6 アドレスが付与されないと、dig コマンドによる DNS 引きで "fcell-redirector.mobile.rakuten.co.jp" の名前解決が失敗するように見えます。



このアドレスはネーミングから推定すると「フェムトセルが楽天コントローラーへ接続するためのリダイレクタ−アドレス」と思われます。

 

 

名前解決されると リダイレクト が行われて Casa が LTE 電波を吹くようになると思われます。




Casa がうまくつながらないケースはルーター環境によるか、ここで記述の「MACアドレス認証失敗」が殆どの原因と思われます。




ルーターについては フレッツ光ネクスト の場合、IPv4 over IPv6(v6プラスなど)で大丈夫かどうかがまだ、よくはわかりません。

 

つながってみればわかるのですが。。。




PPPoE(+IPoE?)でないとつながらないという一方で「楽天ひかりのクロスパス」で OK という方もいらっしゃるようで、どれが正しい情報なのかがネット検索しても詳しい情報がなく、不明です。

 

 

 

Casa は OpenWrt ルーターも搭載していますので、ルーターにつなげなくても Casa を直接に ONU に接続して PPPoE 設定し、しかるのちに「クロスパス」設定して LTE 電波を吹いている、という事例がありました。

 

 

この情報が正しいならば「IPsec IKE パススルー」は必要ないことになります。

 

なぜならば「クロスパス」はポートフォワーディングできないので「IPsec IKE パススルー」設定ができないからです(IPv4 ではできませんが IPv6 ではできることがあとで判明しました)。

 

 「IPsec IKE パススルー」は Casa のフェムトセル機構部分が「サーバー」になっていて VPN で「楽天」側から接続にくる場合は必要になりますが、Casa 側から VPN 接続にいくのならば不要です。


どうも Casa のホームページの記述は正確性を欠いていると思います。


 

 

いまは「v6プラス+ PPPoE パススルー」設定した RTX830 に Casa をつなげて PPPoE による設定をしてあります(IPv6 パケットも通過できるようにしてあります)。

 

残念ながら、LTE 基地局としてはまだ機能していません。 

 

 

 


 


写真はコンセントの右側にあるのが RTX830でその下が ONU、ONU の前にあるのが Casa です。




Casa 設置場所は我が家のほぼ中心に当たる場所です。

自宅内で LTE 電波が一番よく吹く場所と考えています。



電話子機は、イエデンのブラステルの子機です。


その左は電源アダプター等の収容ボックスです。




Casa は現在は PPPoE ルーター(WiFi-AP 付き)という位置づけでは機能しています。



Casa の LAN 側アドレスは、デフォルトでは 192.168.210.0/24 になっています。


Casa の WiFi 速度は、いいときで DL 180Mbps 前後 / UP 92Mbps 前後 です。


これは PPPoE ではいい数字です。


我が家は「マンションハイスピードタイプ」で 最大 DL 200Mbps / UP 100Mbps です。



v6プラス時は DL 700Mbps 以上 / UP 92Mbps 前後です。



Casa の WiFi は、まず使わないと思いますので、LTE 基地局として OK になれば WiFi-off にします。



いまはタブレットまたは MacBookAir 2012 でログを時々見ていますので、そのために WiFi 接続しています。





「楽天コミュニケーションセンター」に何度か電話していますが「AP 名の登録忘れに見える」ことを技術部隊の伝えて欲しいといっていますが、ラチがあかず「調査中」の一点張りで「調査結果がでたら連絡することになっている」が「いつになるかはわからない」ので「とにかく待ってください」というステータスになっていてなんとももどかしい。



技術者から連絡を貰えれば「事象を正しく伝えられて解決は早い」といっているのですが、「できかねる」そうで、なんなのでしょうねぇ。

 

 

「アドバイザー」なるヒトたちの超低レベルには呆れます。

 

 

「アドバイザー」って職種はなにが仕事なのでしょうか?

 

 

とてもまともな仕事をしていないのではないかと、気の毒です(多分仕事が楽しくはないでしょうねぇ)。

 

 

 

 

 

と、いうことで小型基地局が機能するにはまだまだ時間がかかりそうです(😢😢😢)。

 






【2020-12-20 追記:Casa 交換】


本日、またコミュニケーションセンターに電話しましたら、Casa を再度、交換するそうです。



AP 名の不一致を解消するには、次のいずれかしかないと思っていましたし、以前にそのようにコミュニケーションセンターに話をしていました。

 

1.私に「Rakuten-Casa-MACアドレス」の「MACアドレス」を問い合わせる

  問い合わせて判明した AP 名を「楽天コントローラー」に正しく登録し直す

 

2.Casa を交換する

  交換品の送付前に、交換する Casa の AP 名を「楽天コントローラー」に正しく登録する



予想通り、2項の「交換」をすることにしたようです。

 

1項の場合だと、行き違いや聞き間違いの可能性があるためでしょう。

 


再交換品が到着するまでにまた、2〜3日かかります。

 

 

「気長に」待つしかありません。

 




【周りの楽天モバイル基地局】


いつの間にか周りには6箇所ほど基地局ができていますが、いずれも 1.5 〜 2.5 km ほど離れていて、地上では全く電波を拾いません。

 

電波の谷間になっているのです。

 

 

それなのに楽天モバイルのエリアマップ上はサポートエリアになってしまっていて、実態と大きく乖離していますが、このままなんら対応はされないでしょう(😢)。

 

6階の我が家の室内では、よくても -90 〜 -105 dBm(-90 dBm は北西窓際だけ、ほかは -105dBm 以下)で、ほとんどが -110 dBm 以下です。

 

-90 dBm 以上あれば文句はありませんが・・・(´・ω・`)

 

また、6基地局のうちなぜか3基地局は北西方向に集まっています。

 

 

ドコモ、au、SB の基地局は、半径 300 〜 500 m 内にありますし、プラチナバンドをつかみますから室内でもほとんど問題はありません(パートナー回線の au は少し弱いがそれでも -95 〜 100 dBm )。

 

 

楽天モバイルが、この電波の谷間に基地局を作ってくれると問題は解消するのですが、期待はできそうもないので、Casa を設置することにしたわけです。

 

 

 

Casa を設置することで通話や sms が安定し、音質もよくなります。

 

固定電話等からの VoLTE 着信も「圏外扱いで着信通知のみで鳴動しない」事態がなくなります。

 

 

データ通信の「無制限」は自宅では WiFi が主なので実質的に意味はありません。

 

 

 

つまり Casa は通話の安定のためなのです。

 

 




【2020-12-23 追記:再交換】

 
Casa が再度交換されましたが、相変わらず LTE がつながりません。
 
 
「コミュニケーションセンター」に 40 分以上待たされて、やっと「アドバイザー」とつながりましたが、やはり原因はわかりません。
 
 
 
my楽天モバイル・アプリに気になる次のような表示があります。
 
 
 「ご契約情報で登録されている住所と
  Rakuten Casaの設置場所が一致しませ
  ん。継続してご利用される場合、ご契約
  住所にて再度お申し込みが必要です。お
  手続き方法については楽天モバイルコミ
  ュニケーションセンターへお問い合わせ
  ください。」
 
 
 
「アドバイザー」に確認しましたら、my楽天モバイル・アプリの「既知のバグ」だそうで、このことと LTE がつながらないことは関係はない、ということでした。
 
 
それならそうと、Casa のホームページに記載して欲しいものです。
 
どうもこういう部分が「抜けて」いてサポートになっていませんし、余計な電話で益々輻輳するだけです。
 
 
 
Casa を接続する上位ルーターをあれこれ変えてみましたがつながりません。
 
 
 
以下の 4ケース を試し、これらに Casa の WAN を LAN ケーブルでつなぎました。
 
 
 
Casa がインターネットに接続されて、Casa の WiFi も OK なのですが、LTE だけがつながりません。



1.RTX830 を V6プラスでインターネット接続
 
  LTE はつながらず
 
 
2.WG1200HP3 を PPPoE+IPoE でインターネット接続
 
  Casa へのポートマッピングで IPsec IKE パススルーしても LTE はつながらず
 
 
3.WG1200HP3 を V6プラス でインターネット接続
 
  LTE はつながらず
 

4.Casa を ONU に直結して、
PPPoE 設定して、インターネット接続
 
  LTE はつながらず
 
 
 
 
要するに IPv4 も IPv6 接続のいずれも LTE 電波がでていないのです。
 
 
楽天側でも一瞬にしろ LTE 接続された痕跡はないとのこと。
 
 
 
 
乏しい接続事例から推察するに、「IPsec IKE パススルー」は不要ではないかと思えます。
 
 
「IPsec IKE パススルー」はどういう設定をすればわからない方が、PPPoE ではなくクロスパスで最終的につながった、とおっしゃっていますから、このことからすると「IPsec IKE パススルー」は不要に思えるのです。
 
 
 
つまり Casa 側から VPN 接続するのではないかと思えます。
 
 
「楽天の LTE コントローラー・サーバー」から VPN で Casa に接続にくるのではなさそうなのです。
 
 
 本件は、IPv6 での IPsec IKE パススルーであったことが後日判明しました。
 
 
Casa のホームページの記載は「余計なことを記述しているのではないでしょうか」。
 
 
 
また「ルーターを NAT モードにすること」ともありますが、そもそもルーターとして使っていれば「NAT モード」ですから、これも余計です。
 
 
 
 
「アドバイザー」によれば、「すぐにつながった人」もいれば「1週間以上経ってからつながった人」もいるそうで、ネット環境の違いが関係しているかも知れない、ということだそうです。
 
 
❏ 楽天側で継続して調べて何かわかれば連絡するとのこと → 期待できそうもありません
 
❏ しばらく放置してみて、そのうちにつながるかも知れない → これしか手がないのかも
 
 
ということで、まだポイントは還元されないと思います。
 
 
 
あ〜〜〜ぁ、ため息ばかりですよ ( ´Д`)=3
 
 
 
 
 
 
ところで、
 
 
 WG1200HP3 の V6プラス でのダウンロード速度は 300 Mbps 〜 450 Mbps です
 
 
 RTX830 は 720 Mbps 以上でています
 
 
如何に WG1200HP3 が非力かがわかります。
 
 
 
 
 
 




6 件のコメント:

田舎の人 さんのコメント...

バイク野郎さん、こんばんは。

まだまだ苦戦が続いているようですね。

私のところは、楽天回線エリアになったにもかかわらず、近所のエリア内のどこでも楽天の電波を掴めないという状況が続いています。基地局の真下に行っても電波を出していません。これまで楽天を応援してきたのですが、ウソはいけない。いろいろと、こうなると楽天への不信感が増幅されてきているこの頃です。

幸いにも(苦笑)こういう状況のため、楽天回線エリアに入ってしまったがための苦労を知らずに過ごしているのですが、逆にパートナー回線の優秀さを思い知らされています。UQモバイルが色よいプランを出してきたら、ふらっとそちらに行ってしまいそうです。

そちらは長期戦になりそうな予感もありますが、頑張ってくださいね。

bike86-3 さんのコメント...

田舎の人さん、おはようございます。

「3度目の正直」ですかねぇ。

基地局が電波を吹いていないということは、その基地局がまだアクティベートされていないと思います。

遅かれ、アクティベートされるのではないでしょうか。


少なくとも私の居住地域でエリアマップと実態との乖離はあちこちであり、まったく信用できません。

一方で、基地局増設されているのも事実で、かなり増えてきてはいます。

ただ、移動に際してマップ上は楽天エリアのハズなのに、パートナー回線に切り替わったりして、楽天回線が面でつながらない状態です。

これは Band3 であるため、プラチナバンドのようにはいかないのですが、エリアマップはプラチナバンド相当で描いているのではないかと思えます。

「早くから楽天回線エリア」になっているハズの近隣のある地域はいまだに電波をまったく吹いていませんし、アンテナさえ見当たらないのです。

これはずーっと以前に楽天に伝えましたが、いまだにナシのつぶてです。

とにかく「エリアマップ」は全く信用できません。

楽天モバイルはこの点を正しい状態にする義務がありますね。

田舎の人 さんのコメント...


今日は、ソフトバンクの新プランが発表されるそうですが、どうやらアハモと横並びのプランだという情報がリークされています。

楽天は後発なので ”横並び” では対抗できないという事情はあるのですが、料金以前にやっぱりまずエリアをなんとかしないといけません。

基地局はたしかにありますので、いずれ電波を吹くのでしょうが、そうなったら、私もバイク野郎さんや黒猫さんと同じ苦労をすることになりそうです。

bike86-3 さんのコメント...

ソフトバンクも KDDI(au)も魅力的とは言い難いプランですね。
楽天はエリア問題はあるものの、プランはまだまだ最強でしょう。

パートナー回線が終了したら、500円/月額 のドコモ MVNO あたりのデータSIM をDSDV 機に挿せば ahamo よりも 500円安く無制限通話が可能になります。

固定電話からの着信は 楽天VoLTE 側への着信なのでこれは逃すことになりますが、Link には着信通知されますので、折返し電話することで対応できます。

匿名 さんのコメント...

私のCASAも設置後LTEランプが黄色に点滅するだけで機能しませんでした。他のクチコミで時間が掛かったが気がついたら緑ランプになっていたというのを見ていたので、一週間様子をみて駄目なら解約して返送しようと放置していましたが、60時間後に気がついたら緑色に変わっていて不安定だったアンテナマークも安定してフルマークになっていました。ルーターの設定など何も触っていません。
結果としてはOKでしたが、どうしてこんなに時間が掛かったのか不思議でなりません。

bike86-3 さんのコメント...

Casa についていつの間にか、ホームページの記載が消えていますね。

また、Casa の接続についても IPv6 での IPsec/IKE の開放設定のことが記述からなくなっています。

想定するに、つなぎ方が変わって Casa 側から接続するように機能変更されたのだと思われます。

時間がかかったのは、貴宅の Casa の認証手続きに時間がかかったと思われます。