2025-05-22 の記事 楽天 Link に格安で留守電話機能を実現する で Android 10 でのやり方を紹介しました。
Android 11 以降ではインスタント同期が機能しないのですが、インスタント同期 "相当" を実現する方法を考えました。
Mcrodroid を使い、検証は Android 14 で行いインスタント同期 "相当" が問題なく動作することを確認しています。
具体的なやり方は以下です。
LivyTalk は着信があると下記のような画面が表示されます。
「音声電話 着信中」表示部分が「留守応答中」となります。
切断されると、
「留守応答中」表示部分が「切断中」と一瞬表示され切断されます。
このように画面表示が変遷しますが、「切断中」という画面表示を Mcrodroid でのトリガーにします。
同期対象のフォルダペアは次のようになっています。
/Android/data/jp.co.softfront.livytalk/files/LivyTalk の留守録ファイルを Google Drive のフォルダに同期させるフォルダペアです。
このフォルダペアをウィジェットにしてホーム画面に配置し(下図・赤く囲んだウィジェット)、このウィジェットを Macrodroid のアクションで自動クリックすると即時同期できます。
このときの Macrodroid マクロは次のようになっています。
LivyTalk 画面コンテンツの中身は、『「テキスト」が「切断中」という内容になったら』というトリガーになっています。
つまり LivyTalk 画面が「音声電話 着信中」>「留守応答中」>「切断中」と遷移するときの「切断中」をトリガーにするわけです。
「ホーム画面を表示」は念のために2回続けてアクションを起こしています(確実にホーム画面に戻すためです)。
そして、ホームに配置した Foldersync というウィジェットを自動クリックして、フォルダペアの同期処理を行います。
これにより、Android 11 以降では保護されていて /Android/data/jp.co.softfront.livytalk/files/LivyTalk のインスタント同期が機能しなかった問題を、等価的に即時同期できるようになります。
フォルダペアの「スケジュール」と「インスタント同期」設定は不要です。
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