「VDSL + PPPoE」が混雑時間帯に著しく速度低下してストレスが半端ない、という方はV6プラスと PPPoE の併設をおすすめします。
V6プラスは使えるポートが 240 個の制限があります。
このポート制限は中から外に出る際というよりも、外から中に入るときの制限です。
ゲームの主催者側とか、Web サービスを公開しているとか、PPTP/IPSec などの VPN を使っているとかの場合です。
ゲームの参加者ならば通常は問題ありません。
Web サービスも 80 / 443 といったポートではなく、V6プラスで割り当てられたポートの一つを使うなら問題ありませんが、そうでなければ困りますよね。
VPN も OpenVPN / WireGuard は大丈夫ですが、PPTP や L2TP/IPSec などは NG です。
VoIP もパケットヘッダーに 5060 ポートを使用するようなサービスは NG です( ITSP 事業者の、SMARTalk/050plus/Brastel/G-Call050 など多くの場合は大丈夫ですが、nifty フォンなどは NG です)。
こういう場合は PPPoE でサービス継続し、それ以外を V6プラスにすれば速度改善が見込めるとともに、サービス制限もしなくて済みます。
通常は外から中へのサービスがポートの制限から NG になりますが、 PPPoE によってこの制限はなくなり、またダウンロード系(ネット閲覧もそうです)は混雑時間帯の影響を受けやすいのですが、アップロード系(自分でサービスを公開するなどのケース)はさほどではありません。
気をつけなければいけないのは、V6プラスと PPPoE の両方をサービスしていないプロバイダではこの手が使えないのです。
例えば「ドコモ光+GMO」はこのケースに引っかかります。
ワタシの場合は「NTT 東日本のフレッツ + @nifty」ですのでまったく問題はありません。
その際のやり方は
① V6プラスルーター(PPPoE パススルー設定する)+ PPPoE ルーター
VDSL の直下が NEC Aterm 以外の場合
② PPPoE ルーター(V6パススルー設定する)+ V6プラスルーター
VDSL の直下が NEC Aterm の場合
③ VDSL + SW-Hub + V6プラスルーター & PPPoE ルーター
V6プラスルーターと PPPoE ルーターがどこ製なのかの制約を受けないし、
② のケースで気をつけるべき V6セキュリティ問題もない
があリますが、③ がいいのではないか、と思います。
ここではマンションタイプ(VDSL方式)を事例としました。
ワタシはというと、PPPoE の必要性はないのですが ① ② ③ とも検証のための接続は行いました。
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