2018-10-02

050Free と Cloud Softphone


ブラステルの公式アプリである 050Free は Acrobits 社の無料版である  Cloud Softphone をベースにカスタマイズされているはずなのですが、両者にアイコン以外の違いはないようです。

というか、Cloud Softphone を最初の起動時に Cloud ID に "brastel" と入力すると 050Free にカスタマイズされる、ということみたいです。


実は着信呼び出し中に任意の番号に転送することができます。→ 最新版はバグでNG

この転送の場合、転送先にブラステル番号も指定できます(ブラステルのマイページからの転送はブラステル番号への転送設定はできません)。


また、転送先には発信元番号が表示されます(ブラステルのマイページからの転送は転送元番号が表示され、発信元番号は表示されません)。



この「転送」は SIP REFER メソッドに対応したもので、ブラステルのホームページにはこれに関する情報はないのですが、実際にできるところをみるとブラステルの SIP プロキシは REFER メソッドに対応していると思われます。


なお、アプリには自動転送機能も実装されているのですが実際には機能しません。

英米の ITSP はアプリの設定による自動転送ができますので多くの VoIP アプリがこの機能を実装しているのですが国内の ITSP ではアプリでの自動転送には対応していないようです。


050Free は実はマルチアカウントに対応していて、ブラステルだけではなく例えば FUSION IP-Phone Smart やほかの 050 サービスのアカウントも登録でき、主アカウント以外も着信します。


VoIP アプリとしてはかなり優秀かも知れません。

コーデックが GSM / G.711μ-law の2つだけですが問題はありません。

一般電話や携帯電話との通話を考慮すると G.711μ-lawを優先するのがいいと思います(G.711μ-law のみでもかまいません)。


ディープスリープ中でも着信します。
GCM によるプッシュ着信に対応しています。


SMARTalk も 050Free と設定時の項目や画面が似通っていますので同じ Acrobits 系と思われますが、こちらはコーデックに iLBC と G.722 も使えるようになっているほか、マルチアカウントもできますが FUSION IP-Phone Smart の別のアカウント追加に限定されています。



050Free 最新版は 2.0 ビルド 1101593 ですが、まだ少しバグがあるようで普段使いには差し障りはないのですが、REFER メソッドによる転送、高度な機能の設定変更などが無視されたり、ポストフィックスがうまく機能しないなどがあるようです。


ポストフィックスというのは、ほかのソフトフォンアプリにはあまりない、珍しい機能です。

プリフィックスはどのソフトフォンアプリでもありますが、ポストフィックスというのは電番の後ろに追加する機能です。


例えば 0120 などで IVR により「1〜3」を選択してください、つぎに「1〜6を選択してください」などとあったときに ",,,,,3#,,,,,2#" としておくと最初は「3」つぎに「2」を自動的に応答してくれます。


ブラステルの「◯◯分ご利用いただけます〜〜〜〜」の冒頭のアナウンスを回避するために "05068" で始まる番号(ブラステル)以外には ",****##" を付加する設定でこのアナウンスを自動的にやめることが可能になるのです。

残念ながら、最新版はこの機能がバグでうまく動作しません

次の修正版で改修されることを願っていますが。。。


本来的にはブラステルがこのイヤなアナウンスをやめてくれることを願っていて、ブラステルには何度もお願いしていますが。。。


ほかの人たちの中にもこのようなアナウンスをやめて欲しいという依頼をされているようでネットを散見すると結構いらっしゃるのに、ブラステルは頑なです。

これさえなければいいのですが。










2018-10-01

台風一過

今朝は晴れて大気も比較的に澄んでいます。
多少の薄雲がありますが、富士山がよく見えます。








2018-09-04

PSTN 網と インターネット

PSTN:Public Switching telephony Network、公衆交換電話網(一般加入回線電話網)は「Common Channel Signaling System No.7、SS7」という世界共通の信号方式で接続されています。

発呼すると、自電話が登録されている交換器から STP(Signal Transfer Point)へ、着呼側電番が登録されている交換機を問い合わせます。

このときに SS7 を使って問い合わせます。

交換器には固有の「ポイントコード」が割り振られていて信号制御はこのポイントコードで行われます(IP アドレスに似ています)。


着呼側交換機のポイントコードが得られると、その交換機と自交換機の間で通話用のトランクが開かれて呼び出し・通話、ということになります。



この仕組みはインターネットの仕組みと非常に似通っています。


つまり、通信相手の IP アドレスを DNS(Domain Name Server)に問い合わせて、IP アドレスを得て、その IP アドレスで相手と通信しているわけですが、DNS は位置づけが PSTN における STP と同じです。



もちろんインターネットよりも電話交換網の方がずーっと古くからあり、Arpa ネットから発展したインターネットが交換網の仕組みを参考にしたのではないかと思っています。


インターネットには表のラインと裏のラインがあって、表が IP アドレスならば裏は DNS と言えるでしょう。


電話網の電番とポイントコードの関係と同じ仕組みです。


シグナリングプロトコルはそのバージョンが SS5、SS6、SS7 のようにアップしてきて最終バージョンが SS7です。


NTT の場合「D70改」という交換機が最後に開発された交換機で実に25年間も使われました。


そこで、すべての交換網をインターネット交換網に置き換えてきたわけです。


現在 NTT はバックボーンはすでに IP 網になっています。

ラスト1マイルを完全 IP 化したいようですが、容易ではありません。

ひかり電話になっていればすでに IP 電話ですが、いわゆる黒電話がまだ残っており、これをどうするかなのですが、モデムを無償貸与することでこれを解消しようと考えているようです。


黒電話は交換局から電源を得ており、自宅が停電でも電話は使えますが、モデムになるとこれが使えなくなります。


こういうこともキチンと説明しなければなりませんが、逆にモデム設置を躊躇する方もでてきてそれが大変なわけですが、どこかで半強制的に移行せざるを得ないと思われます。


さて、完全 IP 化ができたとして、インフラはインターネットプロトコルになりますが、サービスはどうでしょうか。


実はここが問題です。


例えば、米国ではいろいろなサービスが試行または実用化されており、SMS は固定電話でも使えますが、日本ではできるのに携帯電話網にしか開放していません。


こういうことがまだまだサービス面の課題なわけですが、一向にサービス面の議論がされているようには感じません。


インフラの IP 化だけが議論されているように感じています。


IP 電話も、一部の 050 扱いのままですが、地域性のない、個人に割り当てた電番、という本来の「ワンナンバー」 にならないものでしょうか。











2018-08-25

V6プラスルーターと PPPoE ルーターを併用する

2019年9月現在、ルーターは YAMAHA RTX830 に替えて、1台で V6プラス + PPPoE 設定になっています。

RTX830 は実勢価格で 5万円弱しますので高いと感じられるかも知れませんが、私はなぜもっと早くから買わなかったんだろう、というくらい気に入っています。


信頼性・安定性が一番、機能が大変豊富で一般利用にはもったいないくらいですが、某B社や、某N社、某IO社、某ELE社などのルーターがいかに劣っていたのかを実感しました。

最近の記事にはこの RTX830 に関する記載をしています。





V6プラスの場合、使えるポートの制限から使えないサービスが出てきます。

このブログでも触れた PPTP、L2TP/IPsec や、一部ゲーム、一部の IP 電話(nifty フォンなど)などが使えません。


これらを使うために PPPoE と V6プラスの併用が必要になることがあります。

つまり V6プラスで使えないサービスを PPPoE 接続で使い、V6プラスでネット閲覧やそのほかの(V6プラスで)問題のないサービスを使う、というようにしたいわけです。


NEC Aterm V6プラスルーターにした場合、PPPoE パススルーが使えないために後段に PPPoE ルーターは配置できません。


そこで別途用意した PPPoE ルーターに V6パススルー設定してこれを前段に配置し、後段に V6プラスルーターを配置するのです。 


「前段」「後段」というのは、VDSL のすぐ後ろに接続するか、さらにルーターの後ろに接続するかを意味します。


バッファローの V6プラスルーターの場合は PPPoE パススルーがありますから、後段に PPPoE ルーターを置けますが、NEC Aterm の場合は同じ構成ができません。

NEC Aterm シリーズは PPPoE ルーターとして使用の場合に PPPoE パススルーや V6パススルーが使えます。


そこでバッファローとは逆の配置にするわけです。


こうすることで V6プラスと PPPoE を併用できます。




V6プラスルーターが NEC Aterm で PPPoE が他社製の場合もV6パススルーで同じように構成できます。

PPPoE ルーターがバッファロー機の場合は「セキュリティ → VPN パススルー → フレッツIPv6サービス対応機能」や「Internet → IPv6 → IPv6パススルーを使用する」などをチェックオンにします(機種により、微妙に設定方法が異なります)。


PPPoE ルーターが NEC Aterm 機の場合は「基本設定 → IPv6 ブリッジ」を設定します。


その他のメーカー機器も同様の方法で併用することが可能ですが、一部機種はV6パススルーできないものもありますので、当該機種のメーカーサイトのマニュアル等で事前によく調べて確認してからお使いください



また、この方法の場合 PPPoE ルーター配下の機器は IPv6 アドレスが丸見えなのでセキュリティに配慮が必要です。

PPPoE ルーター配下には IPv6 アドレスのない機器のみを配置します。
できれば機器ごとにファイヤーウォールを設定する、などの対策が好ましい。



後段の V6プラスルーターは ND プロキシ設定しておけば、その配下の機器はインターネット側からは見えません。


PC 等から同じ内部アドレス空間にして PPPoE ルーターも V6プラスルーターもアクセスできるようにお互いの LAN ポートを接続した場合もセキュリティ上の配慮が必要です。

 → これはオススメできません。
   なぜなら、IPv6 アドレスを持つ機器が PPPoE ルーターを経由して外部から丸見えに
   なってしまうからです。

   面倒でもアドレス空間を分けるか、このような接続をしない方がいいと思います。




別の方法もあります。



VDSL から スイッチング Hub (ギガ対応品で 1,000〜2,000円程度です)で分岐するやり方です。

この場合の接続は次のようにします。






V6プラスルーターと PPPoE ルーターの間の LAN は、同一セグメントに置いて PC からどちらも見えるようにするためです。


この方法の場合は V6プラスルーターで ND プロキシによるセキュリティ設定できますし、PPPoE ルーターは V6パススルーを無効化できますので、V6アドレスが外部から見えることはありません。


安全性を考えるとこちらの方がいいでしょう。





ここで記述の3つの方法(バッファローのケース、NEC Aterm のケース、スイッチング Hub でのケース)はいずれも検証済みの方法です。


しかしながら我が家では PPPoE ルーターは必要ありませんので、あくまで接続検証のために試行しました。


PPPoE と V6プラスの速度比較のためにだけ PPPoE 接続を一時的に使用することがあるくらいです。












2018-08-22

夕暮れどきの写真2枚


大きな龍が口を開けているようです。




夕暮れどきに富士山がシルエットになって、夏にはめずらしくくっきりと見えます。




北側は入道雲が雷雨をもたらしそうな気配ですが、南側はよく晴れて快晴、西に富士山です。


自宅のバルコニーからの写真2枚でした。