UMIDIGI S5 Pro は MediaTek のチップセットを搭載しており、EngineerMode が使えていろいろな設定ができます。
例えば、ちょっと特殊な 楽天モバイル の UN-LIMIT のすべての機能が使える設定ができますし、Band3 への固定なんかもできます。
EngineerMode はなかなかに興味深いものがあります。
残念ながら、すべての設定を解説した情報がありませんので、少し手探りなところはあります。
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| UMIDIGI ホームページから抜粋 |
仕様等は UMIDIGI ホームページ で確認ください。
大きさ:高 159.2 mm ✕ 幅 75.7 mm ✕ 厚 9.6 mm(重さ 202 g)
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| UMIDIGI ホームページから抜粋 |
上部の出っ張った部分は、前面カメラ作動時にせり上がる構造です。
30万回の使用に耐えるそうです。
背面カメラモードにすると出っ張りは本体に引っ込みます。
落下時は自動的に引っ込む、という触れ込みです。
1m くらいの高さから、クッションの上に落下テストしましたら、見事に引っ込みました。
通常の出入りよりも落下時の引っ込み方は素早い動作です。
4Gについて、国内の4キャリア(ドコモ、au、SB、楽天モバイル)のバンドに対応しています。
したがって、VoLTE 設定すればどこのキャリアでも問題なく使えるはずです。
この機種は価格はミドルローレンジですが性能上はミドルハイです。
Antutu は 290,000 点 ほどもあり非常に高性能です。
ちなみに起動時間(電源スイッチ押し始めからセキュリティコード入力画面まで)は次のように AQUOS sense3(SH-M12)のほぼ半分の時間です。
① AQUOS sense3 :43s
② UMIDIGI s5 pro :22s
アマゾンの 25 % オフキャンペーン価格で 22,476 円でした。
カメラ撮影画像はハイライトに飛び気味ですが、まぁまぁの出来具合です。
なぜこの機種を選んだかというと、次の理由からです。
1.アマゾンキャンペーンで 25 % オフと、安価になっていたこと
2.MediaTek のチップを使っていて、Band の追加・削除が行える
楽天モバイルの Band3 に固定して、au の Band3/26 を止めてみることができる
3.AQUOS sense3 plus 楽天モバイル公式版(SH-RM11)を空ける
現在 OCN モバイル ONE 用で使っていますが、この機種を他の用途で使いたい
4.OCN モバイル ONE 用にしたときの LTE only / VoLTE の設定を試みる
ドコモ MVNO でこの機種の VoLTE 設定事例がまだなさそうなので、試行してみます
ソフトフォンアプリはどうしても GS Wave にしたい(SH-RM11 は発信時無音になる)
GS Wave は【着信逃しがない、低遅延、高音質、Android では低消費電力】だからです
GS Wave が SH-RM11 で発信時無音になる問題は、この機種では何ら問題はありません
楽天モバイル UN-LIMIT で使う設定
1.SIM1 スロットに 楽天 UN-LIMIT の SIM を装着して起動します
2.APN の設定:2つの APN を設定します
【 1つ目の APN 】
名前:任意("Rakuten" とでもします)
APN:rakuten.jp
MCC:440
MNC:11
APNタイプ:default,supl,ia,ims
APNプロトコル:IPv4/IPv6
APNローミングプロトコル:IPv4/IPv6
ベアラー:LTE のみにチェック
【 2つ目の APN 】
1つ目の APN を作成保存すれば自動的に作られるはずなので内容を確認します
作られなければ以下の内容で作成します
名前:ims
APN:ims
MCC:440
MNC:11
APNタイプ:ims
APNプロトコル:IPv4/IPv6
APNローミングプロトコル:IPv4/IPv6
ベアラー:LTE のみにチェック
3."*#*#3646633#*#*" をダイヤルします
MediaTek チップ搭載機は EngineerMode になります
MTK Engineering Mode app を Google Play Store からダウンロードして起動しても
同じ設定ができます
次の設定をします
→ Network Selecting → SIM1 → "LTE only" を設定
→ IMS → sim1: Primary Card → "CMW500 setting" を選択して [SET]
→ Misc Feature Config →
hVolte がデフォルトですが、改めて "hVolte" をクリックすると
[VoLTE] アイコンが通知領域に表示されます
※ 再起動や機内モードで VoLTE が外れるので、hVolte の再設定が必要です
※ Rakuten Link 切れのときも VoLTE が外れるので、hVolte の再設定が必要です
※ hVolte を再起動で基に戻らないように恒久的にオンにする手段はありません
※ IMS の設定は、サポートされるモバイルキャリアに「楽天」がないため、
ローデ&シュワルツ・無線デバイス試験装置用のプロファイル設定 "CWM500"
を選択するようです
4.Rakuten Link アプリをインストールして起動します
手順に従って進めますが、2項と3項が設定されていれば自動認証されます
以上で 楽天モバイル UN-LIMIT のすべての機能が使えます。
【楽天 Link からの発信時の注意事項:2020-10-31 追記】
データ通信がオンであっても WiFi もオンにしている場合、WiFi からの発信とみなされて発信者番号が非通知になります。
これは「開発者向けオプション」の「モバイルデータを常に ON にする」の オン / オフ に関わらず非通知になります。
この場合は、WiFi をオフにして発信すれば通知になります。
公式サポート端末の場合は、このようなことはありません。
「開発者向けオプション」の「モバイルデータを常に ON にする」の オン / オフ に関わらず、WiFi オン でも データ通信が オン の場合は 番号通知 されます。
5.Band3 に固定化
パートナー回線をつかまないように、Band18 と Band26 を外します
EngineerMode に入って次の設定をします
→ Band mode → SIM1 → LTE Mode の中の Band18 / Band26 の
チェックボックスを外します
即座に反映されますから以降はパートナー回線はつかまなくなります。
パートナー回線の電波強度が拮抗している以上に強い場合でも 楽天モバイル回線 からは切り替わらなくなりずーっと接続は維持されます。
Band3 電波が弱すぎると( -110 dBm 以下)、Rakuten Link も発着信が失敗し、またデータ通信もなかなかできない不安定な状態になります。
この場合、電話については着信を別番号に転送設定するなどの対応が必要かもしれません。
データ通信は、例えばもう一台のスマホでテザリングして、これに接続して使うなどが必要かもしれません。
あるいは、【圏外状態】のままにしておく手もあるでしょう。
ご自分の活動範囲でたびたび【圏外状態】になるのであれば Band3 固定化はしない方がいいでしょう。
【圏外状態】にはほとんどならないが、パートナー回線をつかむことが多い場合には、Band3 固定化が効果的でしょう。
我が家はまだ南側が 楽天モバイル回線エリア 外なので、Band3 固定では結構不安定になることがわかりましたから、南側が エリア対象になる予定の 2021 年3月末 に改めて固定化を考えることにしました。
OCN モバイル ONE で使う設定
データ通信は 4G、通話は CS フォールバックされた 3Gでよければ、SIM を差し込んで OCN モバイル ONE の APN 設定だけで使用できます。
ただし、3G も設定されているとバッテリー消費が大きくなります。
そこで、LTE only 設定にするのですが、この場合は通話は VoLTE が必須です。
VoLTE を設定するためには以下の手順が必要です。
1.SIM1 スロットに OCN モバイル ONE の SIM を装着して起動します
2."*#*#3646633#*#*" をダイヤルするか、MKT Engineering Mode app を起動します
→ Network Selecting → SIM1 → "LTE only" を設定します
→ IMS → sim1: Primary Card → Common → operator_code
"VoLTE_Operator_Docomo" にチェックがされているかを確認します
チェックされていない場合はチェックします
※ 下の方にある "operator_code_textview: " の ”17” は "operator_code" を設定
して [SET] すれば、自動で設定されるようです
※ 他キャリアの SIM の場合は、次の設定でしょう(楽天以外は未検証)
Rakuten :VoLTE_Operator_CWM500 / "16386"
KDDI(au):VoLTE_Operator_KDDI / "129"
SoftBank :VoLTE_Operator_SoftBank / "50"
→ Misc Feature Config → hVolte → hVolte をクリックします
3.APN を設定:2つの APN を設定します
【 1つ目の APN 】
名前:任意("ocn" とでもします)
APN:lte.ocn.ne.jp
ユーザー名:mobileid@ocn
パスワード:mobile
認証タイプ:PAPまたはCHAP
APNタイプ:default,supl,ims APNプロトコル:IPv4/IPv6
APNローミングプロトコル:IPv4/IPv6
MVNOの種類:SPN
[保存] します
【 2つ目の APN 】
名前:ims
APN:ims
APNタイプ:ims APNプロトコル:IPv4/IPv6
APNローミングプロトコル:IPv4/IPv6
MVNOの種類:SPN
[保存] します
2つ目の APN には「ラジオボタン」は付きません
付いていると2つ目 APN が有効ではない場合ですので、最初からやり直します
4.[設定] → [モバイルネットワーク] → [4G 回線による通話:オン] とします
"VoLTE" アイコンが ピクト領域に現れて ピクトには "4G" が付いていると思います
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| 時刻ウェジェットがヘンですが「月曜日、10月19日」です |
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以上で "VoLTE" による発着信が可能になります。
もしも発着信ができないときはいったん、機内モードにして再度機内モードオフにしてみます。
この設定は再起動や機内モードからの復帰時も有効で、再設定の必要はありません。
今回は OCN モバイル ONE(ドコモ系)の設定を行いました。
au 系 は イオンモバイル au プランで確認できています。
ソフトバンク系 は未検証なので確かではありません。
どなたかソフトバンク系 を検証されましたら、情報をお寄せいただくとありがたく存じます。