2026-02-20

Linux Mint 22.3 Cinnamon edition のインストールと、最初に行う9個の設定

 

 

Linux Mint のサイト から .iso ファイルをダウンロードし、USB メモリにインストールメディアを作成します。

 

下記のサイトを参考に「インストール〜日本語入力設定〜ディレクトリ名の英語表記化」まで行いました。 

Linux mintとは?インストール方法 …

 

上記サイトではインストールメディア作成は Windows 環境なので Rufus を使っていましたが、ウチでは Mac mini M1 での作成なので balenaEtcher を使います。

 

できた USB メモリを Macbook Air mid2012 に挿し、電源を入れてすぐに option キーを長押しします。

 

ブートメディア選択画面になるので一番右の[EFI Boot]を選択して[Enter]します。

 

あとは上記参考サイトに習い「インストール〜日本語入力設定〜ディレクトリ名の英語表記化」まで行います。

 

 

その後行うことは以下です。 

 

1.パッケージの最新化

[メニュー]→[システム管理]→[アップデートマネージャー]で Linux Mint のパッケージを最新にアップデートします。

 

2.フリーズ防止のための設定 

【対策①】スワップ領域を8GBに拡張する

 標準の2GBから8GBへ拡張し、メモリ溢れによる即死を防ぎます。
 

 現在のスワップを無効化:sudo swapoff /swapfile 

 ・サイズを8GBに変更(4GB でいいかも):sudo fallocate -l 8G /swapfile
 ・権限設定とフォーマット:sudo chmod 600 /swapfile && sudo mkswap /swapfile
 ・有効化:sudo swapon /swapfile
 ・確認:free -h で Swap: Total が 8.0Gi になっていることを確認。
 

【対策②】Swappiness を10に変更する(しなくてもアプリの応答性にはあまり差はないようだ)

 システムが「何を優先してメモリに残すか」のバランスを調整する設定。
 ・デフォルト(60): アプリのデータもキャッシュも早めにスワップへ追い出す設定。
 ・今回の設定(10): アプリのデータをギリギリまで高速な RAM に残す設定。

(1) 現在の値を確認:cat /proc/sys/vm/swappiness 

(2) 一時的に変更:sudo sysctl vm.swappiness=10 

(3) 永続化設定:sudo nano /etc/sysctl.conf を実行

  最下行に vm.swappiness=10 を追記。
  Ctrl+O (オー) → Enter → Ctrl+X で保存終了。

(4) 設定を反映:sudo sysctl -p 

(5) 起動中アプリのページアウト/ページイン:sudo swap off -a && sudo swapon -a 

 

【対策③】zRAMの導入(メモリの圧縮)

 メモリ内のデータを圧縮して保持する zRAM を導入します。
 ストレージ(SSD)に書き出す前にメモリ内で圧縮するため、実質的なメモリ容量を増やす効果があります。

(1) インストール:sudo apt update && sudo apt install -y zram-config 

(2) 再起動:設定を確実に反映させるため、一度システムを再起動する。

(3) 再起動後、スワップの優先順位(PRIO)を確認:swapon --show 

 ・ /dev/zram0 の PRIO が /swapfile よりも高い数値であること。
 ・「まず物理メモリ → 次に高速なzRAM → 最終手段のswapfile」という順序で処理される。  

 

3.Firewall の設定
 

[メニュー]→[システムの設定]→[ファイアウォール]で Status スイッチをオンにします。

 

4.Suspend からの復旧で画面がロック状態になるのを防止

 /etc/systemd/logind.conf ファイルの以下の行を編集します。

 HandleLidSwitch=suspend
 HandleLidSwitchExternalPower=suspend
 HandleLidSwitchDocked=suspend
 

保存して、設定を反映します。 

sudo systemctl restart systemd-logind
 

 

ここでいったん OS を再起動 

 

5.tlp(電源制御パッケージ)を入れたが...

50%で充電開始、85%で充電停止としたいのだけど。。。 

Macbook Air 2012 には効かないみたいです。
 

 

Macbook Air の MagSafe2 の中央ピンをマスキングテープなどで塞ぐと[充電完了]状態になり、充電がストップし、電源給電モードになるので、こちらの使い方の方がバッテリーには優しいかも。
 

80%充電状態が何日経ってもず〜っとこのままの状態を維持しています。

 

MagSafe2 コネクタのピン配列:



1. GND
2. 16.5V DC
3. Charge control pin → マスキングテープなどで覆うと充電停止して給電モードになる
4. 16.5V DC
5. GND 

 

 

6.アプリの追加 

メールは Thunderbird か Betterbird、ブラウザは Firefox ではなく Google Chrome をインストールします。
 

Firefox はメモリを食ってフリーズすることがあり、Chrome  の方がメモリ消費が少ない(300MiBも差がある)。
 

Firefox ブラウザで Chrome のサイトから Linux 版をダウンロードし、google-chrome-stable_current_amd64.deb ファイルをダブルクリックしてインストールします。


Gimp をインストールします。

その他アプリは必要に応じて。


7.Notion と Google Keep は Web アプリとして作成 

 

iCloud notes を下記サイトの方法でインストール

Mac・iPhoneの「iCloudメモ」をLinux mintで便利に使うiCloud Notesインストール

 

 

8.Mac mini M1 とのマウス/キーボード共有 

Barrier を Mac mini M1 と、Linux Mint の双方にインストールします。

 

Mac mini M1 をサーバーに設定し、Linux Mint をクライアントに設定します。

 

逆だと Linux Mint 側のキーボードで入力した文字が Mac mini M1 側で正しく入力されない文字があります。

 

Linux 側のバグだと思われます。


Inputleap は Mac mini M1 側で接続が失敗するので使えません。

 

 

9.画面共有(リモートデスクトップ)

Mac mini M1 から画面共有できるようにします。 

sudo apt install vino で vnc-server をインストールします。

VNC サーバーの設定一覧は次のコマンドで得ます。

  @MBAir:~$ gsettings list-recursively org.gnome.Vino
  org.gnome.Vino alternative-port uint16 5900
  org.gnome.Vino authentication-methods ['vnc']
  org.gnome.Vino disable-background false
  org.gnome.Vino disable-xdamage false
  org.gnome.Vino icon-visibility 'client'
  org.gnome.Vino lock-screen-on-disconnect false
  org.gnome.Vino mailto ''
  org.gnome.Vino network-interface ''
  org.gnome.Vino notify-on-connect true
  org.gnome.Vino prompt-enabled false
  org.gnome.Vino require-encryption false
  org.gnome.Vino use-alternative-port false
  org.gnome.Vino use-upnp false
  org.gnome.Vino view-only false
  org.gnome.Vino vnc-password 'パスワード
  @MBAir:~$ 


  リストの項目設定が違っている場合、下記のように設定し直します。

  @MBAir:~$ gsettings set org.gnome.Vino authentication-methods “['vnc']”
  @MBAir:~$ gsettings set org.gnome.Vino require-encryption false
  @MBAir:~$ gsettings set org.gnome.Vino vnc-password $(echo -n 'パスワード' | base64)

 

起動は次のようにします。

  @MBAir:~$ /usr/bin/vino/vino-server
 

Mac mini M1 から接続し、OK ならば自動起動対象にしておきます。

自動起動は[システムの設定]→[自動開始させるアプリ]→ 追加で「コマンド」に 
/usr/bin/vino/vino-server を設定します。

 

Mac mini M1 から RDP 接続した画面です(ファイアウォールで 5900 ポートを開けておきます)。 

 

Chrome でタブを12個開き、Notion と GoogleKeep、端末アプリを開いていますが、メモリも swap も余裕です。

 

Mac 風のデスクトップにするには plank アプリでそれらしくできますが、操作性などが改善されるわけではないので、デスクトップの変更はせず、Cinnamon をそのまま使っています。  

 

 

 

 

 

 

 

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