2021-06-22

Softphone・ブラステルの冒頭のアナウンスをスキップする






ブラステルは大変重宝しており、イエデンに使っているほどです。



発信時に通話先がブラステル以外の場合、冒頭に



 「◯◯分ご利用いただけます〜〜〜〜」



というアナウンスが流れ、煩わしいと思いませんか。






この件はブラステルにはやめて欲しいと何度もお願いしましたが、一向にやめてくれません。



ブラステルの見解は公衆電話から利用する人に便宜を図っている、の一点張りです。



ならばマイアカウントページでアナウンスを使う/使わない設定をできるようにすればいいでしょう、といってもいまだに対応されていません。




広告まで流れることがあり、これは電話、またはメールでやめてもらえますが、無料発信でもないのに広告をアナウンスする姿勢が理解できません。







ブラステルがやってくれないならば、自分で回避するしかありません。






Softphone(Acrobits)には「プリフィックス」以外にも「ポストフィックス」という、相手電番の「後ろ」に数字や記号を付加する機能があります。






ブラステルから発信するときにダイヤル直後に「****」とすると冒頭の「煩わしいアナウンス」を回避できます。





これを「ポストフィックス」機能を使って回避しようというわけです。





この冒頭のアナウンスを回避するために "05068(ブラステルの電番帯)" で始まる番号以外への発信には ",****##" を付加する設定でこのアナウンスを自動的にやめることが可能になります。




プリフィックスを扱える電話アプリやソフトフォンは多いのですが、ポストフィックスを扱えるのは Softphone(Acrobits)くらいです。







[設定] → [アカウント] → [対象とするアカウント] → [高度な設定] → [番号の書き換え] と進みます。










右下の [+ Add rule] ボタンをクリックします。











まず、[条件] の [+] マークをクリックします。









現れた [条件タイプ] の 3番目「次の項目からは始まりません」をクリックします。









この項目に [05068] を設定します。












次に [アクション] の [+] マークをクリックします。










現れた [アクションタイプ] の 3番目「追加する」をクリックします。




この項目に [,****##] を設定します。



  ","  :ポーズ(一つで 0.5s のポーズ)

  "****":アナウンス・2フレーズを飛ばすおまじない

  "##" :入力完了(Enter と同じ意味)



ポーズの個数や、"#" の個数は実際に発信テストをしてアナウンスがうまく回避できるタイミングを調整してください。











端末の [戻る] で設定した内容が次のように確認できます。







 

以上で設定は終わりです。




あとは普通に 0312345678 のように発信すれば後ろに ",****##" が付加されてアナウンスを回避できます。




ブラステル同士はアナウンスはもともと流れませんので、発信先がブラステル番号(05068 で始まる番号)の場合は付加するのを除外しています。






My 050 アプリは Softphone(Acrobits)をベースにカスタマイズされたブラステル専用アプリです。



[設定] → [環境設定] → [番号の書き換え] で同様に設定することができます。






なおブラステルの場合、残高表示を Softphone(Acrobits)でもできます。




[設定] → [アカウント] → [対象とするアカウント] → [高度な設定] → [ウェブサービス] ⇨ [カスタムバランスチェッカー] の [URL] 欄に次の設定をします。



https://cloud.brastel.com/bcs/bcs-web-proxy/cloudphone/balance?username=ユーザID&password=パスワード










【注意事項】残高表示をする場合の注意事項



上の "https://cloud. 〜〜" 自体はインターネット上を平文で流れますので、誰かがキャプチャーしないとも限りません。



キャプチャーされるとアカウントを乗っ取ることが可能で、悪意のある誰かがあなたのアカウントで高額発信通話する可能性があります。





高額発信通話は、アカウントを乗っ取りした誰かが、電話局と結託してバックマージン稼ぎをする、という手法です。



主に海外の、汚職がはこびっているような国の電話局を舞台に行われています。





これを防ぐには残高表示しない、または高額発信通話されたとしても無制限にチャージできる仕組み(カードから自動チャージ)の利用をやめることです。





そうすれば最大で現在残高の被害ですみます。




幸い、私はまだこの被害には出くわしていませんが、こういうリスクを考えてコンビニチャージで、最大 2,000 円以上はしません。




万一被害にあっても 2,000 円(最大 680 分通話可能)で済みます。



万一被害にあったら、ブラステルのマイアカウントにログインしてパスワード変更します。












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