中華スマホには余計なアプリが満載で、アンインストールできず、無効化もできない機種が大半です。
中華スマホはコスパに優れていて国内のキャリアや MVNO が扱っています。
しかしながら、バックドアや情報漏洩の疑念があり、米国など一部の西側諸国では締め出しされてます。
ここではこれらの疑念には触れませんが、余計なアプリを削除(アンインストール)または無効化する方法について記載します。
余計なアプリを無効化/削除(アンインストール)することで、少しでも情報漏洩リスクを減らせるかも知れません(?)。
手順は以下です。
1.adb コマンドで削除・無効化を行う
adb コマンドは Android SDK Platform Tools を PC(または Mac)にインストールすれば使えるようになります。
Android SDK Platform Tools のインストールに関しては "Android SDK Platform Tools" でウェブ検索してください。
adb コマンドで削除または無効化するのですが、このコマンドではアプリ名ではなく「パッケージ名」で削除または無効化します。
2.アプリの「パッケージ名」がわかるアプリをインストールする
スマホアプリのパッケージ名がわかるアプリは、「Aplin」というアプリです。
Google Play Store から、adb コマンドを適用するスマホにインストールします。
"adb shell pm list package" コマンドでパッケージ一覧を得ることもできます。
3.スマホの開発者向けオプションを有効化する
「設定」→「端末情報」の「ビルド番号を7回連打」すれば、「システム」に「開発者向けオプション」が現れます。
開発者向けオプションの「USB デバッグ」をオンにします。
スマホと PC(または Mac)を USB 接続します。
「充電接続」か、「ファイルを転送接続」か、「写真転送接続」かを問われますので、「ファイルを転送接続」を選びます。
ここまでで準備は完了です。
実際に無効化を行うには最初にターミナルから "adb devices" と打ち込みます(% はコマンドプロンプト文字)。
% adb devices(% はコマンドプロンプト文字)
List of devices attached
4cb7dac8 device
のように、デバイスコードが返ってきます。
これが返ってくれば USB デバッグモードでスマホと PC(または Mac)がつながっています。
もしもデバイスコードが返ってこないようであれば、最初から確認し直してください。
adb コマンドで、アプリパッケージを無効化または削除(アンインストール)するには次のコマンドを打ちます。
無効化の場合:
% adb shell pm disable-user --user 0 パッケージ名
有効に戻す場合:
% adb shell pm enable パッケージ名
削除(アンストール)の場合:
% adb shell pm uninstall -k --user 0 パッケージ名
無効化の場合は有効化でもとに戻すことができますが、削除の場合は改めて Google Play Store からインストールが必要です。
Aplin アプリで OPPO 機の "HeyTap Cloud" アプリ(パッケージ名:com.heytap.cloud)が無効化された状態を確認した画面が下記です。
グレーアウトは無効化されていることを示しています。
"HeyTap Cloud" アプリは次の adb コマンドの打ち込みで無効化されます。
% adb shell pm disable-user --user 0 com.heytap.cloud
Aplin アプリでパッケージ名を確認しながら adb コマンドで無効化または削除(アンインストール)していきます。
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