下記記事で特別なファイラーをショートカット化すれば扱えるようになる、と紹介しました。
Termux のディレクトリやファイルを Android 側でも操作できるようにする
記事では、Android のドロワーにも現れず、ホーム画面に配置できない隠されている特別な標準の「ファイル」のアクティビティをショートカット化して Android のホーム画面に配置すれば操作可能になるとしました。
今回 Files by Google でも扱えることを発見しました。
このアプリを開くと次画面のようになります。
一番下に「内部ストレージ」と「その他のストレージを参照」が表示されますが「その他のストレージを参照」 をタップすると次画面になります。
「バグレポート」という箇所をタップします。
「システムトレース」が表示される機種(?)もあります。
その場合はどちらをタップしても構いません。
現れた画面で左上の ≡ 部分をタップすると次画面になります。
一番下にある「>_ Termux 空き容量: 92.62GB」という箇所をタップします。
Termux の home ディレクトリ一覧が現れますので、操作したいディレクトリをタップすればアクセスできます。
「ファイル」をショートカット化した場合に比べて少し手順がかかりますが、Termux のディレクトリやファイルを操作できるようになります。
Termux は Android を root 化しなくても Linux 環境を扱えますし、各種のパッケージのインストール、コマンド利用やシェル作成・編集が可能になります。
一方、Termux 側からコマンドラインで Androiud の内部ストレージ: "sdカード" は操作できますが(termux-setup-storage 実行が必要です)、Android 側からは Termux のディレクトリやファイルは見れません。
見れるようにする方法が本記事や、冒頭の記事に記載した方法があるのですが、これらの方法はほとんど紹介されていません。
本記事で紹介の Files by Google による方法は多分ほかでは紹介されていないと思います。
Termux に詳しい方でも Android 側からは操作できない、としている方々が多いようです。
「ファイル」ショートカットによって Termux のファイルが Android 側からも操作できるようになると、Termux のシェル作成・編集にエディターアプリが使えるようになります。
私は Simple Text Editor(無料) と Acode(F-Droid 版は無料)を使っています。
前者は コード自動整形機能はありませんが、後者には備わっています。
Termux の CUI によって vim や nano などで編集することに比べて、Android のエディターアプリにより GUI で格段に操作性が向上します。
また Gboard 入力で日本語も入力できます。
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