Termux のストレージは Termux でしか見えません。
termux-setup-storage コマンドで Androd の内部ストレージを Termux でアクセスできるようになりますが、Android 側からは見えないのです。
Android 側からアクセスできるようにするにはいくつかの方法があります。
Android 側からアクセスできると Android のエディターアプリから Termux のシェル作成・編集が GUI でできるようになります。
Termux でシェル作成・編集は CUI で行うのが基本で、Emacs などは GUI っぽくしてはいますが CUI で、とても操作性がよくありません。
Android 側からアクセスできるファイルマネージャーをスマホのホーム画面に配置したものが次図です。
いくつものファイルマネージャーは必要ないのですが、事例的にインストールしました。
実際に使って便利なのは ⑤ です(これを開くと Termux の home ディレクトリの中身が一発で表示されます)。
⑥:Acode エディター(コード自動整形機能あり)
⑦:Simple Text Editor(コード自動整形機能なし)
1.Android の Files のアクティビティをショートカット化(①)
https://bike8615.blogspot.com/2024/11/termux_20.html
Files は Android に標準装備されていますが隠されていて通常は使えませんが、アクティビティをショートカット化すれば使えるようになり、Termux のストレージをアクセスできるようになります
2.Files by Google を使う(②)
https://bike8615.blogspot.com/2025/01/termux-android.html
3.Termux WiKi で紹介のファイルマネージャーを使う
https://wiki.termux.com/wiki/internal_and_external_storage
この記事内の「Access Termux from a file manager」箇所に2つほど推奨ファイルマネージャーが紹介されています
- FX File Explorer: https://play.google.com/store/apps/details?id=nextapp.fx (③)プロ版は有料
- Material Files: https://play.google.com/store/apps/details?id=me.zhanghai.android.files (④)無料
⑤ は ④ のショートカットで Termux の home ディレクトリを直接開きます
調べた限りでは以上が Android 側から Termux のストレージをアクセスできるファイルマネージャーです。
Android 側からファイルマネージャーで Termux のストレージをアクセスできると、Google Play Store からインストールしたエディターで Termux のシェルを作成・編集できます。
冒頭の画面コピーにはエディターを2つインストールしていますが、Termux で使うのは Acode で、Simple Text Editor の方はほとんど使いません。
さらに Acode や Simple Text Editor から Termux のディレクトリやファイルが直接アクセス可能になります。
エディターから新規にシェルを作成してファイルマネージャーを経由せずに任意の Termux のディレクトリへ格納でき、作成したシェルの編集時にファイルマネージャーを経由せずに開くことも可能になるのです。
次の画面コピーは Acode から直接に "SW_stat.sh" という作成済みのシェルを開いた画面です。
同様に Simple Text Editor から直接 Termux のファイル(シェル)を開き、編集することもできます。
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