HT701/702 の接続と設定
701 と 702 の違いは、電話回線が1回線か2回線サポートかの違いだけです。
ですから、設定も「FXS PORT」タブが一つなのか、二つあるかの違いだけです。
HT701/702 は、インターネットルーターに LAN ケーブルで接続します。
もう一方を電話機に電話用のケーブルで接続します。
すでに、ほかのスマホなどに 050 アカウントを登録しているときは、すべてのスマホのソフトフォンアプリを完全終了しておいてください(バックグラウンドでも動いていない状態)。
完全終了の仕方がわからなければスマホを「終了」すれば結構です。
すべて設定し終えてから再度スマホの電源を入れれば済むことですから。
これは HT701/702 の登録を優先するためです。
ブラステルの場合、複数デバイスへのアカウント登録が可能ですが、順序を間違えると正しく登録できないことがあります。
また、アカウントの一番最初の登録は純正の「050 Free」でして下さい。
そうしないとアカウントが有効にならないようです。
その後は、お好きなソフトフォンで登録し直せばいいですから。
なお、登録がどうしてもうまくいかないときは、ブラステル HP に当該アカウントでログインして、アカウントのパスワードを再発行してもらえばうまく登録できるようになりますから、順序よく進めてください。
ともあれ、HT701/702 の設定の準備ができましたら、次のステップに移ります。
電源を入れる(電源アダプターを AC につなぐ)と IP アドレスがルーターの DHCP 機能で割り当てられます。
アドレスをルーターの払い出しリストで確認し、ブラウザで そのアドレスを入力して HT701/702 の設定画面を開きます。
上記のような画面がでると思います。一部は未設定状態ですから空欄のままだと思います。
図はすでに使用中の画面ですから、初期状態とは同じではありません。
「STATUS」タブは何も設定する箇所はありません。
すぐ右の「BASIC SETTINGS」、「ADVANCED SETTINGS」、「FXS PORT」の三つのタブの内容を設定します。
まずは、「BASIC SETTINGS」からです。
このタブをクリックすると、最初に User Password の入力を促されますから、任意のパスワードを設定してください。パスワードは16文字以上の英数樹で入力するのがいいでしょう。
すると、設定画面になります。
「End User Password : 」欄は空白になって表示されませんが、先ほど設定のパスワードは有効になっています。
IP アドレス欄は dynamically assigned via DHCP のチェックが入っていてそこにアドレスが設定されていると思います。
このままでもいいのですが、管理のためには静的アドレスの方がやりやすいので、「statically configured as : 」欄にチェックを入れて、アドレスを設定します。
設定を終えたら、一番下の「Update」➡「Apply」➡「Reboot」とそれぞれクリックし、一旦ブラウザを閉じます。
再起動後、新しい IP アドレスになっていますので、ブラウザでそのアドレスを指定して開き直します。
このときに「BASIC SETTINGS」のパスワードを求められますので、設定したパスワードを入力します。
各項目の設定内容は、ここを参照ください。
次に「ADVANCED SETTINGS」に移ります。
同じく、Admin パスワードの設定を促されますから先ほどと同じか、違うパスワードを入力します。どちらでも結構です。
これも設定内容は先ほどのブログのページを参照ください。
いずれにしても、IP アドレスと、User/Admin パスワードは覚えていてください。
次に「FXS PORT」で ITSP からの 050 アカウントを設定します。
ここの設定内容もブログのページを参照ください。
すべて設定を終えたら、設定保存して終わりです。
接続した電話が使えることを確認してください。
これがうまく設定できて、HT701/702 が使用できるようになれば、スマホのソフトフォンは起動しても構いません。
複数デバイスの発着信ができるようになっていると思います。
ブラステル以外の場合は複数デバイスへの設定はできません。
最後に登録したデバイスだけが有効になります。
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