2021-04-17

Mac の 外付け SSD を他の Mac やスマホで共有する



内蔵 SSD は「システム環境設定」→「共有」の中の「ファイル共有」にチェックすることで共有できます。





外付け SSD は「共有フォルダ」の「+」をクリックして対象となる SSD を選択します。


例では "Kingmax-dd" を選択した結果が「共有フォルダ:」欄に現れています。



右欄の「ユーザ」には管理者である自分のアカウントだけに「読み書き」権限を与えています。

 

 

ところが、内蔵 SSD と違い、これだけではリモート側ではアクセスできません。


「アクセス権なし」となってはねられ、SSD の中身を見ることができません。



これを可能にするには次のようにします。



この画面で「control」キーを押しながら当該 SSD を左クリックし、現れたメニューの中の「内包している項目にアクセス権を適用」を選びます。


「選択した所有者、グループ、およびアクセス権を内包しているすべての項目に適用してもよろしいですか?」と聞かれますので「OK」をクリックします。


これによって「 ファイル共有:オン」の下に "smb://192.168.xxx.yyy" でアクセスできます、とあるように他の Mac や PC、スマホ などから Samba 接続してアクセスできます。



Mac to Mac の場合は、Teleport アプリでキーボード/マウスの共有ができるだけではなく2台の間でファイルを含めてコピペが可能です。

 

ですから、SSD やファイル共有をしなくてもいいのですが、ここではこのようにすればできることを記述しました。

 

 

ただスマホからはクラウドだけでは面倒なので重宝しますし、外で Mac の SSD やファイルを共有することができるのは何かと便利です。


スマホの場合は「ファイルマネージャー」を使っています。




ファイルマネージャー





Google Play ストアからダウンロードします。

 

無料版で広告がありますが、煩わしい広告の出し方ではありません。



1.ファイルマネージャーを起動します





















2.「リモート」をクリックします


















3.「+ リモートロケーションを追加する」をクリックします


















4.「SMB」をクリックします。


つぎのようなダイヤログ画面になります。

 

 ホスト  :Mac mini M1 の IP アドレスを入力します

 ユーザー名:Mac mini M1 のユーザー名(ログインユーザー名・管理者権限)を入力します

 パスワード:Mac mini M1 のユーザーのパスワードを入力します


そして「OK」をクリックします





















5.Mac mini M1 に接続され、本体の 内蔵 SSD 以外に、接続されている SSD が表示されます


















6.上の画面の「Kingmax-dd」という外付け SSD をクリックすると内包されているフォルダ一覧が表示されます。


読み書きしたいファイルが入っているフォルダをクリックしてターゲットのファイルを開きます。



















以上のようにリモートで 外付け SSD をアクセスすることができます。



外出中は Wireguard VPN で自宅ネットワークに接続して 外付け SSD を読み書きできるようになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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