2023-10-04

GL.iNet ルーターは結局2重ルーターで使います → 【2023-10-06 訂正・2重ルーターやめます・勘違いがありました】

 

 

 

【2023-10-06 訂正・2重ルーターやめます・勘違いがありました】


AXT1800 の tailscale のバージョン 1.32.2-dev-t では、Exit Node が使えないと勘違いしていました。

 

 

また Subnets についてもローカルドメインをアクセスできない、と勘違いしていましたが、ローカルドメインはアクセスできることが確認できました。

 

 

なので、2重ルーター構成を解消し、AXT1800 ルーターのみで構成することにしました。



AMT1800 には WiFi6 があり少し性能がよい点と、MT2500 の tailscale 最新版が動作する、イイトコどりで使うことにしました。

 

 

 

 ちょっと前までの「これまで」

 


 

 ちょっと前までの「これから」

 


 

GL MT2500 は Xpass ルーター設定のままです。

 

AXT1800 も Xpass ルーター設定です。




つまり Xpass ルーターの二重構成ということになります。

 

MT2500 配下の機器からのパケットは、IPv6 カプセルで en ひかりの Xpass ノードまで届き、そこで解凍されて IPv4 または IPv6 でインターネットアクセス、ということになります。



このときカプセル化された IPv6 パケットなのでそのまま AXT1800 を通過します。

 



AXT1800 配下のスマホ等は AXT1800 でカプセル化されて Xapss ノードまで届き、解凍されてインターネットアクセス、ということになります。



Mac があるドメインから上位のドメインの機器類はそのまま扱えます。

 

 

 

 

 

 本日これから 

 

 

 

ATX1800 のデフォルトの 192.168.8.0/24 を、元々の家庭内のドメインアドレス・192.168.xxx.0/24 にしました。

 

 


 

 

tailscale では Subnets 機能により、192.168.xxx.0/24 にある Mac のファイル共有が可能です。

 

 

 

どちらにも luci-app-temp-status というパッケージを入れてあり、LuCi のステータスページで cpu 温度を見れます。

 

 


 

内側の 枠内のコピーマークをタッチして、これを LuCi にログインしたターミナルへペーストし、実行します。

 

root@GL-AXT1800:~# wget --no-check-certificate -O /tmp/luci-app-temp-status_0.3-5_all.ipk http
s://github.com/gSpotx2f/packages-openwrt/raw/master/current/luci-app-temp-status_0.3-5_all.ipk

--2023-10-04 09:19:27--  https://github.com/gSpotx2f/packages-openwrt/raw/master/current/luci-app-temp-status_0.3-5_all.ipk
Resolving github.com... 20.27.177.113
Connecting to github.com|20.27.177.113|:443... connected.
HTTP request sent, awaiting response... 302 Found
Location: https://raw.githubusercontent.com/gSpotx2f/packages-openwrt/master/current/luci-app-temp-status_0.3-5_all.ipk [following]
--2023-10-04 09:19:27--  https://raw.githubusercontent.com/gSpotx2f/packages-openwrt/master/current/luci-app-temp-status_0.3-5_all.ipk
Resolving raw.githubusercontent.com... 2606:50c0:8000::154, 2606:50c0:8002::154, 2606:50c0:8003::154, ...
Connecting to raw.githubusercontent.com|2606:50c0:8000::154|:443... connected.
HTTP request sent, awaiting response... 200 OK
Length: 2883 (2.8K) [application/octet-stream]
Saving to: '/tmp/luci-app-temp-status_0.3-5_all.ipk'

/tmp/luci-app-temp-stat 100%[=============================>]   2.82K  --.-KB/s    in 0s      

2023-10-04 09:19:27 (17.4 MB/s) - '/tmp/luci-app-temp-status_0.3-5_all.ipk' saved [2883/2883]

root@GL-AXT1800:~# opkg install /tmp/luci-app-temp-status_0.3-5_all.ipk
Installing luci-app-temp-status (0.3-5) to root...
Configuring luci-app-temp-status.
Updating database.
Database update completed.
root@GL-AXT1800:~# rm /tmp/luci-app-temp-status_0.3-5_all.ipk
root@GL-AXT1800:~# /etc/init.d/rpcd reload

 

 

実行すれば、LuCi のステータス画面で見ることができます。

 

 

 

 

 

AXT1800 の温度ですが、50℃ 前後になるようにファン制御コマンドで設定しています。

 

 



GL.iNet のサポートフォーラムに掲載されていた uci コマンドで制御する方法です。

 

この中の nopro404 という方が指示された、下記コマンド群です。

 

root@GL-AXT1800:~# /etc/init.d/gl_fan stop
root@GL-AXT1800:~# uci set glfan.@globals[0].temperature='60'
root@GL-AXT1800:~# uci set glfan.@globals[0].integration='4'
root@GL-AXT1800:~# uci set glfan.@globals[0].differential='20'
root@GL-AXT1800:~# uci commit glfan
root@GL-AXT1800:~# /etc/init.d/gl_fan restart
Command failed: Not found → エラーになっているが構わずもう一度実行すれば OK
root@GL-AXT1800:~# /etc/init.d/gl_fan restart

 

60℃ を目標温度とし、ファン回転数を PID 制御するときのパラメータの積分値(integration)が '4' で、微分値(differential)が '20' だそうです。

 

目標温度を下げすぎると基盤寿命よりも先にファンの寿命になってしまうので、バランスが必要なのでしょう。

 

 

デフォルトではそれぞれ 75℃、'2'、'10' です。

 

 

GL.iNet はいまも試行錯誤状態にあるみたいで、次のファームウェア更新ではおそらくデフォルト値が変わるでしょう。 

 

 

ワタシは目標温度を 60℃ ではなく 50℃ 設定にしました。

 

概ね 50℃ 近辺におさまるように、ファンが自動的に回転数を PID 制御して回ったり止まったりしているようです。

 

 

 

 

 

次は参考までに MT2500 の場合の温度ですが、この機種はファンが付いていません。

 

 


 

 

こちらはファンなしですが 45〜50℃ 程度になっており、50℃ を越えることはありません(真夏の酷暑のときはわかりません)。

 

 

 

 

 

ネットスピードは、ookla-speedtest で次のような数値です。

 



 

AXT1800 だけのときに比して 4〜5% 低下していますが、まったく問題ないスピードで、MT2500 だけのときよりも数値はよいのです。

 

 

ちょっと不思議です。

 

 

 

 

 

2重ルーターをやめて測定しましたら、次のような結果になりました。

 


 

ほぼ、RTX830 並みの性能値です。

 

 

 

なにやってたんだろ?  お騒がせしました🙇‍♂

 

 

 

 

でもお陰で(?)MT2500 がお役御免です、こちらはどうしましょうか。 



 

RTX830 のときに、WiFi−AP として使っていた Aterm WG1200HS4 もお役御免です。


AXT1800 の、より高性能な WiFi が使えるようになりましたので。




 

 

 

 

0 件のコメント: