Android スマホや iPhone から ssh サーバーへ接続可能ですが、逆に他デバイスからこれらのスマホへも ssh 接続できます。
ともに脱獄は不要です。
Android スマホは Termux を使います。
Termux は ssh クライアントと ssh サーバーの両方を動作可能です。
iPhone は iSH を使います。
こちらも ssh クライアントと ssh サーバーの両方を動作可能です。
a-Shell やほかの iPhone 用ターミナルアプリは ssh サーバー機能がありません。
脱獄せずに使えるのは iSH のみです。
次の画面コピーは OPPO Reno11 の Termux 画面です。
Termux ssh クライアントから iPhone SE3 の ssh サーバー( iSH で動作)に接続検証していますが、OPPO Reno11 から自分自身の ssh サーバー(Termux で動作)への接続検証もしています。
$ ssh se3
OPPO Reno11 から iPhone SE3 に接続しにいっています。
se3 は ホームディレクトリ配下の .ssh ディレクトリ内の config ファイルで
接続先情報を設定しており、接続名が se3 になっています。
また iPhone SE3 は公開鍵認証方式にして、パスワードは不要にしています。
接続中かどうかは env | grep SSH により、接続情報が返ってくるかどうかで
確認できます。
何も返ってこなければ接続中ではない、ということです。
$ ssh oppo
OPPO Reno11 自身に ssh 接続しにいっています。
oppo は se3 同様に .ssh/config に接続情報を設定しており公開鍵認証方式で
パスワード不要にしています。
ちなみに iSH の場合、システム設定でのバックグラウンド更新機能がないので、iSH を cat /dev/location > /dev/null & としてバックグラウンド動作させています。
Termux は設定でバックグラウンド設定ができますので、このような措置は不要です。
本事例では Android スマホから iPhone への ssh 接続と、自分自身への ssh 接続を示しましたが、PC や Mac 等との間でももちろん相互に ssh 接続可能です。
このやり方はローカル空間のみで機能しており、グローバル空間には閉じていますので安全です。
グローバル空間からは VPN でローカル空間に入れば ssh 接続が機能します。
VPN は Tailscale が便利です。
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