2017-07-05

Raspberry Pi 3へAsteriskを構築する -- その2

その1では、Asteriskのインストールと簡単な使い方を設定しました。

今回は本格的な設定をしていきます。

まず、ひかり電話を収容してみます。

HGW(ホームゲートウェイ)をWeb画面で開きます。

左側にメニューがあり、「電話設定」→「内線設定」と進みます。

[内線番号一覧] の表が表示されます。

この表で、TEL1/TEL2は、HGWの後ろの電話ジャックに対応しています。
通常は、ここに電話機を接続して使っているはずです。

3番目以降がスマホなどを内線接続する設定になっています。

この中の一つをAsteriskに収容するのです。つまり、HGWからみるとAsteriskは内線子機として接続されるようにするわけです。

何番目を使っても結構です。表の右の方に「編集」とあり、これをクリックすると内線編集画面に移ります。



MACアドレスに、AsteriskサーバーのMACアドレスを ab:cd:ef:gh:ij:kl と入力します。MACアドレスは Asteriskサーバーの端末から、ifconfigして、eth0の「ハードウェアアドレス」を記述します。
ニックネーム/ユーザID/パスワードは任意の文字列で置き換えても結構ですが、内線番号/ユーザID/パスワードは、Asteriskに収容するときに使いますから記録しておいてください。画面例では、ユーザIDは数字文字になっていますが、このときの 0007 の「000」は文字列です。
0007≠7 ですから「000」が有効な文字列であることを留意してください。

とくに、ユーザID/パスワードは盗みにくい文字列にすることをオススメします。

設定し終えたら、下の方にある [設定] [戻る] ボタンの [設定] をクリックして、設定内容を反映させ、[戻る] ボタンで一つ前の画面に戻ります。


次に、Asterisk側に収容する設定をします。「収容」とは、この場合Asteriskサーバーにレジストすることです。

/etc/asterisk/sip.conf をエディターで開いて、[general] セクションの中に、次のコンテキストを記述します。
必ず、1桁目から記述してください。「コロン(:)」で区切ります。

  register => 内線番号:パスワード:ユーザID@任意の名前/任意の数字

「内線番号」は、HGWでの「内線番号」です。
「パスワード」は同じく、HGWでの「パスワード」です。
「ユーザID」も同様です。
「任意の名前」はひかり電話に付ける名前で、英小文字・数字・ハイフンからなる文字列です。例えば、「hikari-denwa」のように記述します。

この名前は、ひかり電話の属性などを定義するセクション名になります。
また、実際に呼び出しや着信時の振る舞いを定義する際の「サーバー名」に相当します。

「/」の後ろの「任意の数字」は、あとで述べる「エクステンション番号」になります。
例えば、「200」と記述します。

HGWでの設定時の画面を事例にすると、

  register => 7:4682e6j3:0007@hikari-denwa/200

となります。

例えば、ひかり電話に着信があったとします。
Asteriskとの関係は、次のようになるのです。

  ひかり電話着信 → 内線呼び出し (内線7もその一つ) → Asteriskにレジストされたひかり電話サーバーに着信 (子機として着信) → Asteriskの振る舞い定義した内容 (200番のエクステンション) に従い動作

と、なります。「振る舞い定義」はこれもあとで記述しますが、extensions.conf に記述した内容に従う、ということです。

Asteriskに収容した子機から発信の場合は次のようになります。

  Asterisk子機発信 → Asteriskの振る舞い定義した内容に従い動作 → HGWの内線 (例では7番) が発信 → ひかり電話本体が発信

となります。このときに、「振る舞い」で音声ストリームを流すとか、ダイヤルキー番号を受けるとか、留守電につなぐとか、Fax送受信するとか、ほかの内線子機に受け渡す (内線ボイスワープ) とか、外線に転送するとか、外線からひかり電話を経由して発信する、とかができるわけです。

次に、同じ sip.conf の [general] セクションに続いて、収容したひかり電話の属性などを記述します。これも1桁目から記述してください。

   ↓先頭は必ず、1桁目から記述
  [hikari-denwa] ; ひかり電話に付けた名前のセクション
  ;** ひかり電話のコンテキスト
  type=friend                           ; 双方向(送受信)可能なこと
  secret=パスワード                  ; パスワードはレジスト時のものと同じ
  bindport=5060                      ; UDPポート番号
  username=ユーザID                ; ユーザIDはレジスト時のものと同じ
  fromuser=7                           ; ひかり電話のHGW上の内線番号
  host=vvv.xxx.yyy.zzz               ; HGWのIPアドレス
  fromdomain=vvv.xxx.yyy.zzz   ; HGWのIPアドレス
  context=default                     ; デフォルトのコンテキストであることを示す
  insecure=port,invite               ;
  dtmfmode=inband
  disallow=all
  allow=ulaw
  allow=gsm
  allow=alaw

なお、「セミコロン(;)」は以降がコメントであることを示します。
1桁目がセミコロンで始まっている場合は、その行がコメント行であることを示し、行の途中から始まっている場合は、その文字以降がコメントであることを示します。

引き続いて、Asterisk内線子機のコンテキストを記述したセクションをおきます。
また、ほかの電話(例えばブラステルなど)を収容するには、ひかり電話のレジストに引き続いて、記述します。また、これの定義セクションも併せてひかり電話のセクションに引き続いて記述します。

  register => ユーザID@softphone.spc.brastel.ne.jp:パスワード:ユーザID@softphone.spc.brastel.ne.jp

ブラステルの場合、ユーザIDは、「ユーザID@softphone.spc.brastel.ne.jp」がユーザIDになります。

また、後ろに「/番号」を記述していませんが、発信だけに使用の場合は、省略できます(記述してもかまいません)。


》その3に続きます。








2017-07-03

LINE モバイルにMNP転入しました

年間 48,000円浮かす!!


スマホの通話も普段はブラステルで使えるようにしましたけど、緊急電話のためだけにスマホの携帯番号もキープしています。

緊急電話は、もしものときにあわてないように、ということでやむなくキープしているのです(カミさんは、長っ話しするので通話定額が必要ですが)。

ブラステルから 0120 で、いくつかの事業者にも実際に電話してちゃんとつながりましたから、携帯番号キープの理由は一つ減ったのですが。

0120 発信可能ということは、すご〜く便利です。

これはほかの 050 サービス事業者にはない、ブラステルだけの優位性と思っています。

緊急電話は、ブラステルというよりも、受け付ける側の問題なんですが、地域性を求めないで欲しいと思います。

実際、かっては携帯電話からは位置特定できないという理由で NG でしたが、今は携帯番号からの緊急電話は OK です(法律でそのように定められました)。

でも、050 からは未だに受け付けて貰えないのです(GPS で位置特定できるのに)。

ヘンなアプリもあります。GPS で位置特定して、最寄りの警察署の代表番号を見つける、というアプリです。こういう利用者がいるから、こういうアプリもできるのでしょう。

緊急時の、気が動転しているときにこのようなアプリを使う気は起きません。

カミさんといつも行動を一緒にしているなら、カミさんの方だけですみますが、そんなワケないか。

緊急電話だけのために、携帯番号をキープするって、ばかばかしいですが。

これをやめられれば、月額で 580円浮くのです(LINEの場合、sms付きデータ sim が 620円/月額で、通話付き 1,200円/月額との比で 580円減)。

年額 6,980円です。

でも仕方ありません。


ともあれ、2台分のスマホとも、LINE モバイルにのりかえです。

1台はカミさん用で10分かけ放題を付加して、ワタシの方は単なる通話SIMです。

データ通信は二人とも1GB/月 で、おつりが来ますし繰り越しできますから概ね 1.8〜1.9GB/月 が使える状態です。

両方合わせて、3,280円/月額です。

7月からは、今までのままだと、4,180円になるところでしたし、これを継続だと、11月にはさらに+200円、来年7月からは+1,000円で、最終的に 5,380円になるところ、3,280円なので 2,100円も安くてすみます。

11月には固定ネットも光コラボ回線からフレッツに戻す予定です。
固定ネットは別途、約 1,500円安くなります(このとき、モバイル利用料割引が廃止。また、来年7月からは固定ネットも優遇期間満了のため、さらに 400円アップ予定でした)。

結局、モバイルと固定ネットの両方で、4,000円/月額が浮く計算です。
年額ナンと、48,000円ですよ。大きいでしょう。

いままでのまま継続していると、カミさんのモバイルの次回更新期は再来年7月なので、さらに1年間、高額な利用料を払わなくてはいけないところでした。

これだけでも、のりかえの意味はあるのですが、それだけに、緊急電話がなんとかならないかとも思います(3桁サービスは、NTT のサービスなので仕方ないところもありますが、殆ど使わないので)。


あと、ガラケーですがプリペにしているのがもう1台あります。
いまとなっては貴重な「090」です。これをどうしようかと、思案しています。

プリペのままだと、1年に一回 3,000円チャージしなくては、番号が無効になってしまいます。
かといって、格安 SIM でも MNP 移転すると、nuro モバイルの、0sim の場合で月額 700円(通話simとして最安値)はかかります。年額 8,400円ですから、プリペのままの方が安くてすみます。

当面は、プリペでキープですかねぇ。


ちなみに、0sim は、データ通信の速度さえ気にならなければ通話用としては、最低額です。
しかも第三者課金アプリ(発信時にその事業者の回線を使うプリフィックス番号を付けて発信するサービスのこと)もあり、通常 20円/30秒の通話料が 10円/30秒と、半額になります。

キャリアのガラケーよりも安くてすみます(過去には 2円ケータイというのもありましたが、いまは総務省からのお達しでできなくなっています)。

プリペ携帯は、海外居住の娘一家が帰省すれば、これを使わせていますが、今後はブラステルかな?

プリペ携帯はお役御免かも。



2017-07-02

zoiper が切れる

ディープスリープで、zoiper が切れる?


Android 6.0 以降では、ディープスリープに入ると、どうも切れるようです。
これ以前のバージョンでは問題なく、切れることもありません。

最初は NAT越えの問題か、と思い、この設定まわりをアレコレ試行錯誤しましたが、改善しないのです。

Taskerで、1時間おきに起動するようにしてみても、切れています。
これには「オチ」がありまして、Tasker自体を「最適化対象外」にしていなくて、これもディープスリープしていました(ログで確認)。

もちろん、zoiper は「最適化対象外」にしていました。
ディープスリープに入ると、「最適化対象外」でも寝ちゃうようです。

しかも、切れるのは、zoiper で「デフォルト・アカウント」にしたものだけが切れるのです。切れると、起動しても再レジストされません。config→connectivity→save でやっとレジストされる。

いずれにしても、Taskerでの一定時間ごとの自動起動設定して、様子見です。

イエデン化した、HT701 は切れることなくつながっています。
スマホに設定した zoiper に収容したアカウントのみが切れるのです。

ディープスリープが原因なら、これで改善できるでしょう。

結果は、またお知らせします。


===>> 後日談:結果について


zoiper のサポートページ

https://www.zoiper.com/en/support/home/article/18/Incoming_calls_are_not_working#android

によると、切れる元凶は、「ルーターの短いNATポートマッピングにある」と書いてあります。

The NAT network is causing issues

 You can verifiy if this is the case if Zoiper receives incoming calls immediately after a registration to the server, but after a few minutes incoming calls stop working.
The most likely culprit here is the short NAT port mapping on your home or office router.

また、TCPにできなくて、UDPで使う必要があるときは、レジスト期限を短くし、30sから60sを試すこと、ともあります。
つまり、ポートマッピングが数分で無効になるので、再レジストしなくてはいけないが、レジスト期限が長いと、再レジストまでの間隔があきすぎて失敗する、ということのようです。

 Config → Account → 対象となるアカウント → Network Settings → 
 Registration expiry time

で、registration expiry time を 60sに設定しました。ネットでは、この値に対して、長くとるような設定例が多く、1800sとか、3600sとかを見受けます。

実は、これが間違いの元だったのですね。ちなみに、60s以下の設定はできません。
30sとか設定すると、強制的に 60sにされます。

ともあれ、60sの設定にして切れることはなくなりました。

Tasker での一定時間毎の起動設定も必要なくなりました。


「Asterisk入門 --- その3」に zoiper の設定について記載していますが、訂正しておきます。



2017-06-29

Asterisk入門 -- その3

ソフトフォン・クライアント -- zoiper のインストールと設定


今回は、Asterisk に接続するためのクライアントの設定をしてみます。

使うのは、定評のある zoiper です。使用感や安定性、品質に不満が少ない、非常に優れたソフトフォンアプリです。

ほかには、CSipSimple(コーデックに無料で opus が使える)、Acrobits(有料)、AGEphone などがオススメのクライアントです。

内線端末としてだけでなく、ブラステルも使うなら zoiper 一択でしょう。
Fusion も、050 Plus も zoiper で決まりかな。

現在は Grandstream Wave というソフトフォンアプリを使用しており、zoiper は止めました。

内線端末向けの設定と、ブラステル向けの設定の仕方を記述していますのでご参考まで。

Google playで「zoiper」を検索すると、次のような画面になります。


いま現在は、LITE(無料)、PRO(有料)、BETA(β版・無料)があります。
LITE を使います。
PRO 版はコーデックに G729 と opus が追加されているようですが、それ以外の機能面は殆ど LITE も同じです。
β版はテスター登録して使えますが、使い勝手も画面も好みに合いません。


インストール画面になりますので、「インストール」をクリックします。


インストールが終わったら、「開く」をクリックします。


初期画面ですが、「do not show again」に✔を入れて、「Cancel」をクリックします。


まだ、なにもレジストされていない状態です。右上の「Config」をクリックします。


設定画面になりました。「Accounts」から順に設定をしていきます。


「Add account」をクリックします。


「Yes」をクリックします。また、「Accountt setup」が出ますが、今度は、


右の「Manual Configration」をクリックします。次に、「SIP」または「IAX」の設定の画面になりますから、


「SIP」をクリックします。


上から順に設定していきますので、まず、「Account name」をクリックしてこのアカウントに付ける名前を入力します。名前は任意名です。英字でも漢字でも番号でも何でも構いません。設定したあとの、実際に使うときの画面に表示される表示名になります。


入力が終わったら、「OK」をクリックします。


次に、接続先のホスト(IPアドレス)とポートを「:」で区切って入力します。
例えば、「IPアドレス 19.168.xxx.yyy」「ポート 5060」
の場合は、
  192.168.xxx.yyy:5060
ブラステルの場合は、
  softphone.spc.brastel.ne.jp:5060
と、入力して「OK」をクリックします。

ポート番号は、一般的な SIP 標準の 5060 で結構です。

ネットでは、5061とか、標準とは別にした方がいい、という人もいるようですが、サーバーの負荷的なことをいっているのだとすると、意味がありません。

そんなレベルでサーバーの処理能力を越えるようなことはありません。

何千、何万の呼を処理するわけではありません。

また、IP電話サービス事業者は殆ど 5060 です。問題があるという報告はありません。

あなたが、ルーターのポートに穴を開けるつもりなら、もっとかけ離れた番号の方がむしろいいでしょうけど、そもそもポート開け自体は「強く」オススメしません。セキュリティ上の問題を抱えてしまうからです。

前の画面に戻ったら、次に「Username」をクリックし、ユーザー名を入力します。ユーザー名は sip.conf に定義したユーザ名、例えば内線の場合は「201」などと入力します。
ブラステルの場合は、ブラステルカードの裏側のスクラッチを削ったところに書いてある「ユーザー名 (8桁の数字)」を記述します。


「OK」をクリックして、前の画面に戻ります。「Password」をクリックしてパスワードを入力します。内線の場合、sip.conf に記述のパスワードです。

ブラステルの場合は、ブラステルカードの裏側のスクラッチを削ったところに書いてある「パスワード(8桁の文字列)」を入力します。
パスワードはあとで、ブラステルの「マイアカウント」からログインして変更することもできます。



入力したら「OK」をクリックして前の画面に戻ります。次に「Ringtone」をクリックして、着信時に鳴らす音を選びます。好みの音を選んでください。選ぶと、その音が短く鳴りますから、どんな音かはわかります。


右下の「OK」をクリックして、着信音を確定して元の画面に戻ります。


次に、「Audio Codec Settings」をクリックして、コーデックの選択と、優先順序を決めます。
この例のように「ulaw, iLBC30, Speexs,gsm」を✔を入れ、この順序でいいと思います。
順序の入れ替えは左の3本線の部分を押しながら上下にスライドすれば、順序の入れ替えができます。
選び終えたら、「Save」をクリックして確定・保存します。


「Enable on start」に✔が入っているのを確認します。
次に、「Network Settings」をクリックします。


「Registration expirey time」は、1800 60sのままです に変更します。「Use RPORT for signalling」は✔を外します。Androidの「戻る」ボタンで画面を戻します。
次に「Features」をクリックして「DTMF style」を確認します。デフォルトは RFC-2833 です。これは、sip.conf の設定と合わせてください。
ブラステルの場合は「inband」を選択した方がよいみたいです。


画面を戻したら、左下の「Save」をクリックして確定・保存をします。



例では、表示名部分を塗りつぶしてありますが、「緑色のレ点」の右に設定時の表示名が表示されます。また、「レ点」が緑色は、接続状態を示しています。
ここまでの設定が正しければ、緑色のはずです。これが、緑色になっていなければ、設定が間違っています。
最初から、再チェックしてみてください。


次に、ほかの部分の設定を続けます。Config の最初の画面に戻り、「Account」の次に「Audio」を設定します。初期値は下記のようになっていると思います。


この中で、エコーキャンセル、自動ゲインコントロールは✔を外します。

スピーカーゲインは+5〜8くらいがいいでしょう。スマホによって差があります。実際に聞いたときの音量で、スマホのボリュームボタン最大ではまだ音量が小さいときは、ここを上げて見てください。

Androidの「戻る」ボタンで画面を戻します。
次に、「Connectivity」の設定をします。



「Stay awake」はプロトコルが tcp のときに有効な設定ですから、外します。
これを外しておくことは大事です。スリープで切断されたりすることがあります。
は、zoiper の help ページによれば、✔するように、とのこと。

消費電力が増える、とありますが、そもそも zoiper の消費電力は少ないので気にする必要はありません。

続いて「Listening Port」を開いて、設定を見直します。


初期値はすべて✔が入っていると思います。これらはすべて外します。
ここも大事なポイントです。
一番上の、Local SIP Port の中の、Port が 5060 であることを確認します。
5060 以外だったら、5060 に設定し直します。
ここも大事なポイントです。

知らないうちに切断、なんてときは、大事なポイントが大抵の場合、間違っています。

Android の「戻る」ボタンで戻り、左下の「Save」で、確定・保存してください。

忘れると、設定が反映されません。

最後の設定です。
「Advanced」を設定します。


「Send Google Analytics」はグーグルの解析に協力する方は✔、協力しない方は✔を外します。ダイヤラーを、Android のネイティブダイヤラーと統合するときは、「Dialer integration」に✔を入れますが、zoiper のまま使う場合は外します。
お好みでどうぞ。

「Supported networks」は特に触る必要はないでしょう。
Android の「戻る」ボタンで戻ります。左上の Dialer で、ダイヤル画面、Contacts で電話帳、Call log で通話履歴が、それぞれ表示されます。Chat は zoiper クライアント同士で有効です。

以上で設定も終わりです。
実際にやってみて、IP 電話の楽しさ、苦労(? 遅延する、とか、音質がどうも、とか、これらが感じられなくなったとか)も一緒に味わって見てください。

では、では。


》Asterisk 入門・終わり

追記:どうも、Android 6.0 以降の Doze で「最適化対象外」としても
   ディープスリープに入ると切れるようです。Android 5 以前の
   バージョンでは、大丈夫みたい。
   仕方ないので、tasker 使って、1時間おきに起動するようにしま
   した。tasker自体も「最適化対象外」にしないと、これもディープ
   スリープしちゃうようで、tasker が寝ちゃってしまう。
   少し、これで様子見。
   最初は、NAT越えの問題かと思いましたが、どうも Doze の影響
   みたいです。寝てると「切れる」ヒトは、これもご参考に。


追記の追記:zoiperのHelpページでの記載では、次の設定をするように、とあります。

  Open Zoiper -> go to settings -> Connectivity
  Enable Keep Alive WiFi (unless you want to switch to 3g/4g when the wireless turns off).
  Stay awake is on
  Run in background is on

また、アンドロイドの設定で

  Then go to Android Settings -> Apps -> Zoiper -> Data Usage
  Enable background data
  Enable Unrestricted data usage

とするように、ともあります。さらに、

  On Android 6.0 and above, please make sure Zoiper is on the whitelist for battery optimization. Zoiper should popup to allow it to add itself to the whitelist, but this will not work on some devices  (Huawei, Xaomi,..) that come with their own battery optimization settings. Please manually add Zoiper to the battery optimization whitelist on such devices.

For Huawei devices, please see here.

と、電池の最適化をしない設定にするように、とあります。ただし、Huaweiや、Xaomi は、チョッと違う設定の仕方、とありますので、これに従ってください。

Registration expiry time はなるべく短く(60s)設定するように、とあります。

以上の設定どおりであれば、待受けも大丈夫なはずです。レジストが切れることもないでしょう。





2017-06-27

再び通話転送、されど転送

ひかり電話を、ボイスワープ・オプション契約なしで転送する


「転送」って以外に難しい。

発信者番号(以下、発番)通知を無視すれば簡単だけど、それでは運用には不便です。
発番が、最終的に転送された電話まで通知されることが望まれます。

ひかり電話の発番表示オプション契約は必須ですが、それ以外のオプションの契約なしに転送を実現したいわけです。

 500円(基本料)+400円(発番表示)+450円(HGW貸借料)= 1,350円/月額

これ自体が、かかり過ぎと思っています。

今現在は、光コラボ回線ですから HGW 貸借料はかかっていませんが、光コラボ回線の優遇期間が来年7月で終了します。

更新期は今年の11月ですから、このときに NTT東のフレッツ光ネクストに戻そうと考えています。

ひかり電話もこの際廃止してしまえ、というわけで、現在、光回線+ひかり電話で約 4,500円/月額が、約 3,000円ほどになります。毎月 1,500円、これが来年7月以降は 1,900円の差になってしまうのです。年間で約 2.4万円の差になります。
これは大きい。

発番表示オプションを使用するのに NTT側には新たなコストは発生しません(厳密には課金のためのデータベースへの登録くらいです)。それなのに :-( ...... 
無料でいいはずだし、HGW 貸借料もなんだかな〜〜?? と、考えてしまいます。

さらにボイスワープは 500円、留守電とか、着信通知メールとか、オプション料もばかにならず、ドンドン、月額費用が増えていきます。
使う頻度は少なくても、必要なヒトは、腹立たしくもこのような費用を支払い続けているのではないでしょうか。

ひかり電話A(エース)でも 5オプションで 1,500円/月額です。発番表示・キャッチホン・ボイスワープの 3セットでも 800円/月額、別途かかります。

これらの大半のオプションは、Asterisk で、初期投資の数千円以内で実現できてしまうのです。
ラズパイ3 は本体・ケース・電源アダプター込みで約 7,000円です。SDカードが必要ですが、16GB程度でよいので、1,500円程度の追加で済みます。

Asterisk(無料で手に入ります)をラズパイに構築すれば、たったこれだけでできてしまうのです。

古い PC、使わなくなった PC はありませんか。これに Linux 入れて、Asterisk 構築なら、余計な費用もかけなくて済みます。


ですが、このときに「転送」は中継する電番が転送先に通知され、発番が届かない、という問題にぶち当たったのです。

今回、この問題をクリアできるメドが立ったので、かなり充実した環境が作れることになりました。ひかり電話の各オプションのうち、下記が月額無料で「実現できる」
のです。

 ■ナンバーディスプレイ(ブラステルなどの利用で無料・ひかり電話のオプションが無料ではありません) ■ナンバー・リクエスト ■ボイスワープ ■迷惑電話お断り ■着信お知らせメール ■FAXお知らせメール ■コールセレクト

加えて、FAX 送受信(FAX 機なしに PC から)、留守電、留守電お知らせメールなどもできます。

三者通話も、スマホ内線への転送も、内線同士の通話も、代表番号着信で内線振分などなど、高機能な環境を実現できるのです。

我が家は、ひかり電話は11月にやめる予定ですが、それまでは、このような付加機能の一部を実現してみることにしました。これは、イエデンをブラステルに代えても同じサービス環境を引き継ぐことができます。

電話って、いまやあまり使わなくなったのですが、それでもないと困りますよね。
我が家も今は、家族や親戚、親しい人くらいしかかけることはありませんが、そのうちの半数くらいは、いまや LINE です。

カミさんは友だちと毎日のように長っ話しするので、携帯電話の通話定額10分が必要ですが・・・ :-(

また、レガシーな環境のヒトとは相変わらず電話になります。例えば、我が家の場合、離れて住んでいる姉なんかはガラケーと固定電話ですから、こちらも「電話」になります。

あとは、このようなヒト以外では、勧誘電話か詐欺電話が着信するくらいです。クルマのディーラーとか、いくつかの、使っている様々なサービスの事業者がまれにかけてくることがあるくらいですね。

そんなわけですから、たかが電話になぜそんなに入れ込むの? と、おっしゃるかもしれませんが、されど「電話」なのです。

転送を使ったサービス機能などは、Asterisk 構築の章で追々、紹介していきます。