2017-06-27

再び通話転送、されど転送

ひかり電話を、ボイスワープ・オプション契約なしで転送する


「転送」って以外に難しい。

発信者番号(以下、発番)通知を無視すれば簡単だけど、それでは運用には不便です。
発番が、最終的に転送された電話まで通知されることが望まれます。

ひかり電話の発番表示オプション契約は必須ですが、それ以外のオプションの契約なしに転送を実現したいわけです。

 500円(基本料)+400円(発番表示)+450円(HGW貸借料)= 1,350円/月額

これ自体が、かかり過ぎと思っています。

今現在は、光コラボ回線ですから HGW 貸借料はかかっていませんが、光コラボ回線の優遇期間が来年7月で終了します。

更新期は今年の11月ですから、このときに NTT東のフレッツ光ネクストに戻そうと考えています。

ひかり電話もこの際廃止してしまえ、というわけで、現在、光回線+ひかり電話で約 4,500円/月額が、約 3,000円ほどになります。毎月 1,500円、これが来年7月以降は 1,900円の差になってしまうのです。年間で約 2.4万円の差になります。
これは大きい。

発番表示オプションを使用するのに NTT側には新たなコストは発生しません(厳密には課金のためのデータベースへの登録くらいです)。それなのに :-( ...... 
無料でいいはずだし、HGW 貸借料もなんだかな〜〜?? と、考えてしまいます。

さらにボイスワープは 500円、留守電とか、着信通知メールとか、オプション料もばかにならず、ドンドン、月額費用が増えていきます。
使う頻度は少なくても、必要なヒトは、腹立たしくもこのような費用を支払い続けているのではないでしょうか。

ひかり電話A(エース)でも 5オプションで 1,500円/月額です。発番表示・キャッチホン・ボイスワープの 3セットでも 800円/月額、別途かかります。

これらの大半のオプションは、Asterisk で、初期投資の数千円以内で実現できてしまうのです。
ラズパイ3 は本体・ケース・電源アダプター込みで約 7,000円です。SDカードが必要ですが、16GB程度でよいので、1,500円程度の追加で済みます。

Asterisk(無料で手に入ります)をラズパイに構築すれば、たったこれだけでできてしまうのです。

古い PC、使わなくなった PC はありませんか。これに Linux 入れて、Asterisk 構築なら、余計な費用もかけなくて済みます。


ですが、このときに「転送」は中継する電番が転送先に通知され、発番が届かない、という問題にぶち当たったのです。

今回、この問題をクリアできるメドが立ったので、かなり充実した環境が作れることになりました。ひかり電話の各オプションのうち、下記が月額無料で「実現できる」
のです。

 ■ナンバーディスプレイ(ブラステルなどの利用で無料・ひかり電話のオプションが無料ではありません) ■ナンバー・リクエスト ■ボイスワープ ■迷惑電話お断り ■着信お知らせメール ■FAXお知らせメール ■コールセレクト

加えて、FAX 送受信(FAX 機なしに PC から)、留守電、留守電お知らせメールなどもできます。

三者通話も、スマホ内線への転送も、内線同士の通話も、代表番号着信で内線振分などなど、高機能な環境を実現できるのです。

我が家は、ひかり電話は11月にやめる予定ですが、それまでは、このような付加機能の一部を実現してみることにしました。これは、イエデンをブラステルに代えても同じサービス環境を引き継ぐことができます。

電話って、いまやあまり使わなくなったのですが、それでもないと困りますよね。
我が家も今は、家族や親戚、親しい人くらいしかかけることはありませんが、そのうちの半数くらいは、いまや LINE です。

カミさんは友だちと毎日のように長っ話しするので、携帯電話の通話定額10分が必要ですが・・・ :-(

また、レガシーな環境のヒトとは相変わらず電話になります。例えば、我が家の場合、離れて住んでいる姉なんかはガラケーと固定電話ですから、こちらも「電話」になります。

あとは、このようなヒト以外では、勧誘電話か詐欺電話が着信するくらいです。クルマのディーラーとか、いくつかの、使っている様々なサービスの事業者がまれにかけてくることがあるくらいですね。

そんなわけですから、たかが電話になぜそんなに入れ込むの? と、おっしゃるかもしれませんが、されど「電話」なのです。

転送を使ったサービス機能などは、Asterisk 構築の章で追々、紹介していきます。





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