元 バイク野郎のひとりごと
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2017-06-19
ブラステルのイエデン化
家の電話を IP 電話にし、これを ATA(Analogue Telphony Adapter : GrandStream HT701 など)を使って電話機をそのまま使えるようにすることを、「イエデン化」といいます。
左が普通の電話機です。その右の LED が4つ点いているのが、インターネットから電話線に変換する ATA です。ルーターに ATA を接続、ATA に電話線で電話機をつなぐ、これだけです。
もちろん、使えるようにするには ATA への「設定」が必要です。
イエデン化した番号は、スマホにも設定できますので外でもそのまま発着信できます。
これは、ブラステルならではの
「複数着信」
ができるからなのです。
「複数着信」というのは複数のデバイス(スマホ複数台や ATA など)に同じ IP 電話のアカウントを登録できて、それら複数のデバイスに同時に着信鳴動する、ということです。
発信はもちろんいずれか1台だけです。
どのデバイスからでも発信できます。
これはブラステルだけの特長で、ほかの IP 電話である 050Plus や FUSION IP-Phone Smart
や、Lala Call などではできないのです。
これらの場合は、最後にアカウント有効化したデバイスのみが使える仕組みです。
イエデン化にあたり、ATA 接続に際して自宅ルーターにポートの穴を開けなくて済みますので、セキュリティ面も問題ありません。
ウチで使っている電話機はコードレス子機付きの Pioneer 製の、量販店に売っているような電話機です。
これまでは、ひかり電話用として使っていました。
ひかり電話はまだ契約中なので有効ですが、今は、転送、または Asterisk で 40秒後に留守電になる設定をしており、留守電はメールで通知されるようになっています。
メールの添付ファイルが留守録なので、出先でも誰からの着信かを認識でき留守電を聞くことができます
(
2017-11 末にひかり電話は解約済みで転送設定も外しました
)。
ブラステル導入前は、スマホに「OpenVPN クライアント+内線設定」で外でもひかり電話の発着信ができるようにしていました。
ひかり電話のときは、自宅内外を automate(または Tasker)で認識、自動で OpenVPN が接続切断できるようにしていたのですが、OpenVPN が結構スマホの電池を食うのと、たまに切替時(自宅から外出時)に OpenVPN が接続待ちになったりすることがあり、なんとかしたいと思っていました。
せっかく、OpenVPN サーバーも立て、DDNS も使っていたのですが、ひかり電話からブラステルに乗り換えてからはこれらが無用になっています(もっとも自宅に接続してファイルサーバーなどをアクセスするのには使えますが)。
ちなみに、Asterisk は Raspberry Pi 3 にインストール・設定してありますが、これについては当ブログの別記事で記載しています。
イエデン ブラステル Asterisk HT701 RaspberryPI OpenVPN DDNS ひかり電話
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