楽天Link を Bluetooth 機器で発着信を行うことは、自動化ツール Tasker とそのプラグイン TouchTask により、できるようになりました。
ナビは Carpuride W901 という 9" ディスプレオーディオを AndroidAuto で使用中です。
Bluetooth 対応のカーナビも同様ですので「ディスプレイオーディオ」の部分を「カーナビ」に置き換えて読んでください。
Tasker は 4つのプロファイルと、それぞれに対応したタスクで構成しています。
① ディスプレイオーディオと Bluetooth 接続をトリガー
→ ③ を有効化するタスクと、GPS オンを実行
② ディスプレイオーディオと Bluetooth 切断をトリガー
→ ③ を無効化するタスクと、GPS オフを実行
③ Link に呼出しがあったことをトリガー
→ Link に自動応答するタスクを実行
④ 終話処理として音量ボタンダウンを長押しをトリガー
→ タスクは Link 切断
GPS オンは、ディスプレイオーディオに接続時にマップ用の位置情報を有効化するためで、オフは切断時に無効化します。
これはディスプレイオーディオ未接続時のバッテリー消費を節約のためです。
④ で終話処理できますが、これをハンズフリー化できなくて苦戦しています。
やりたいこと
1) 楽天Link への着信をディスプレイオーデオで受けたい
ハンズフリー通話のためです
2) 発信は無料通話ができる 楽天Link から行いたい
Link は常にログイン状態で使いたい
3) ディスプレイオーディオで楽天Link の終話処理をしたい
ステアリングスイッチ付きナビの場合これで終話したい
このうち 1) と 2) はできるようになりました。
問題は 3) です。
ヘッドセットの場合は、マルチファンクションボタンのダブルクリックで切れるところまではできるようになりました。
しかし、ディスプレイオーディオ側では切ることができません。
標準電話アプリの場合 Bluetooth 機器操作は問題なくできますが、楽天Link を前提の場合はなかなかに難しい。
理由は 楽天Link をデフォルトの電話アプリに設定できず、その結果 Bluetooth 対応できないことにあります。
楽天Link がつながってしまえば通話自体はディスプレイオーディオでハンズフリー通話が行なえます。
ですが、ディスプレイオーディオには着信通知はされず、着信操作や終話操作ができないのです。
カーナビやヘッドセットを Bluetooth 接続して使う場合、着信ボタンで受け、Googleアシスタントを利用して発信する、というやり方が一般的でしょう。
カーナビがステアリングスイッチを備えていれば、運転中の操作はハンドルから手を離さずにできます。
楽天Link に限らず、Bluetooth 接続は着信・受話と、終話処理がキモです。
運転中の発信ならば一旦停車して行えばいい、と割り切れば、発信は Bluetooth 機器での操作にこだわらなくてもいいかも知れません。
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さて楽天Link を利用しながら Bluetooth 機器対応するには次のような方法があります。
方法1
・着信時:標準電話アプリで受ける
楽天Link をログオフしておけば標準電話アプリに着信しますから Bluetooth 機器
側で受話、または着信拒否や終話操作ができます
ログオフしないで、バックグラウンド通信をオフにすればログイン状態でも着信は標準電話
アプリになります
しかしこれでは、楽天Link から標準電話アプリへの切り替えに 10秒かかり、この間は呼び
出し側は無音になります
この無音状態が長いので、呼び出し側は通じないのか、と考えて切ってしまうかも知れません
・発信時:楽天Link に都度ログインして使う
無料通話を使うためにはログインが必要です
楽天Link 発信後の終話処理はスマホ本体で行う必要があります
発信の都度ログインするのは結構面倒です
代替策としてデュアルSIM でもう一方を 5分カケホにします
5分以内はこれを使う
方法2
楽天Link をログイン状態のまま発着信を可能にする方法です。
・着信時:自動化ツールで着信を通知し、自動応答する
Tasker や Macrodroid などを使い自動化します
この方法の場合、自動応答しますので着信拒否応答ができません
一旦受けたあとで「いま電話でお話できませんので、あとで電話します」といって切るしか
ありませんが、この「切る」ことが難しいという問題があります
いまは相手の切断待ちです(相手が切ればこちらも切れます)
・発信時:楽天Link でそのまま発信
方法1 に比べて発信の都度ログインする必要がありません
終話処理はスマホ本体で行う必要があります
どちらの方法の場合でも、Googleアシスタントで発信指示の場合は、標準電話アプリからの発信になり、有料通話になってしまいます。
これを防ぐには Rakuten Linkサポーターや Premium Dialer を使い、標準電話アプリ発信を 楽天Link 発信に置き換えます。
運転中の発信は、一旦停車して行えばいい、と割り切れば 楽天Link から直接に発信できます。
この場合は Rakuten Linkサポーターや Premiumm Dialer は要りません。
楽天Link 発着信の場合は、拒否応答や終話処理をどうするかという課題があります。
通話相手が電話を切ればこちら側も切れますが、こちら側で切る場合はスマホ本体で切るしかありません。
スマホ本体操作なしに、自動化ツールでなんとかできないか悩んでいます。
切る契機をどうやって得るか? です。
「切る契機」は自動化ツールでは「イベント」や「状態」などによって得ますが、これが難しい。
なぜなら「切る契機」をイベントトリガーとして、どう自動化ツールに伝えるかが難しいのです。
楽天Link アプリの通話中画面の、📞 ボタンタッチによる終話操作は、運転中は危険ですし道路交通法違反になりますからできません。
次善策として、スマホ本体の [音量ボタンクリック] で終話処理をする Tasker の自動処理化はできます。
📞 ボタンタッチに比べればスマホを見なくてもできますが、厳密にはこれも道路交通法違反かも知れません。
よって切る場合は一時停止して切断します。
楽天Link をハンズフリーで終話について、どなたかアイデアをお持ちの方がいらっしゃれば教えていただきたいのですが。。。。
現時点のハンズフリー運用
運転中だけ「方法2」で運用しています(自動的にそうなります)。
終話は相手の切断待ちですが、着信の場合は大抵は相手が切断します。
かけた方に通話料が発生するので終われば切るのでしょう。
それでも切断してくれない場合は一時停止して切断します。
運転中だけですので割り切ることにしました。
運転中にハンズフリーで着信を受けられる利便性がありますから。
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