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2020-02-03

MacBook Air Mid 2012 の SSD を 500 GB に換装 - 1万円以下で!!

性能もさらにアップ



内蔵の SSD(128 GB)を M.2 2280 SATA SSD(WD Blue 500GB)に換装しました。


換装前の元々の内蔵 SSD は、Mojave を 拡張ジャーナリング形式にフォーマットして使うことで Random Read / Write 性能が向上していました。



今回は Amazon のタイムセールで WD Blue 500 GB の価格 7,980 円が 6,800 円 になっていましたから換装することにしたのです。




WD Blue 500 GB(WDS500G2B0B-EC)は「元の内蔵 SSD」よりも性能は上です。



今回は性能向上が目的ではなく、換装自体が目的です。


といいますのは、MacBook Air Mid2012 はすでに 7年以上使用してきており、SSD も寿命が近づいているかも知れず、その場合いつ壊れても慌てないようにする意味があります。




換装によって、物理的にはあと5年以上は大丈夫でしょう。



MacOS サポートがこの機種に対してどこまでかは知る由もありませんが、少なくとも 2021/09 までは大丈夫です(トラブルの多い Catalina のサポートが 2021/09 まであります)。







MacBook Air Mid 2012(以下 MBA) の SATA スロットは特殊な形状なので、次のようなアダプターを使います。


  ❏ MBA 純正 SSD 以外を MBA で使うための変換アダプター   :① 

  ❏ MBA 純正 SSD を 通常の SATA で使うための変換アダプター:②

  ❏ SATA を USB に変換するアダプター            :③ 

----------


  ① SATA <==> MBA_SATA 変換アダプター (WD Blue 500 GB 装着用)


    M.2 NGFF 2280 SATA SSD → APPLE 2012 Macbook air A1466
    A1465 MD223 MD224 MD231 MD232 64G 128G 256G SSD 
    変換アダプター

    というもので Amazon で 1,080 円 です。

    64 〜 256 G となっていますが、WD Blue 500 GB でも問題はありません。










  ② MBA_SATA <==> SATA 変換アダプター(元の内蔵 SSD 装着用)

    このアダプターは、Amazon で 1,450 円 で次のようなものです。


    Apple 2012 年 モデル MacBook Air A1465 A1466 MD223 MD224 
    MD231 MD232 搭載SSD → SATA SSD 変換 アダプター


    写真は MBA の「元の内蔵 SSD」を装着した状態










  ③ SATA <==> USB 変換アダプター(または SATA SSD ケース)

    取り外した MBA の「元の内蔵 SSD」を ② のアダプターに装着して
    USB 接続するための変換アダプター

    元々手元にあったものですが、購入しても 1,000 円前後です。









    記事末尾で紹介の SATA SSD ケースの場合は「元の内蔵 SSD」がそのまま
    装着できます








SSD 換装は次の手順で行います。


1.MBA の裏蓋を外す

2.バッテリーケーブルを外す(不用意で電流が流れないようにするため)

3.取り付けてある内蔵 SSD を外す

4.「新しい SSD(WD Blue 500 GB)」をMBA に装着する

  「① SATA <==> MBA_SATA 変換アダプター」でゲタ履かせて装着する

5.バッテリーケーブルを再接続して裏蓋を閉める

6.取り外した「元の内蔵 SSD」を MBA に外付け SSD として接続する

  「② MBA_SATA <==> SATA 変換アダプター」を介して
  「③ ATA <==> USB 変換アダプター(または SATA SSD ケース)」に
  接続し、これを USB で 外付け SSD として MBA に接続する

7.option キーを押しながら電源を入れて、外付けした「元の内蔵 SSD」で起動する

8.「新しい SSD(WD Blue 500 GB)」をディスクユーティリティでフォーマットする

  「拡張ジャーナリング(HFS+)/ GUID パーティションマップ」でフォーマットする

9.CCC 5 で「元の内蔵 SSD」から「新しい SSD(WD Blue 500 GB)」に
  クローン作成する(これがキモ

10.「システム設定」>「起動ディスク」>「WD Blue 500 GB」を選択し再起動する

11.再起動を確認したら TRIM オンにしてふたたびび再起動で完了

12.「元の内蔵 SSD」は起動ディスクの予備として保管する

  または、外付け SSD として再利用する








次の写真は MBA の SATA スロットに「新しい SSD(WD Blue 500 GB)」を装着したものです(手順4項)。


WD Blue 500 GB SSD の右側のグリーンの基板部分がゲタ履かせ用の ① のアダプターです。













手順6項 の外付け SSD 化も ① とは逆バージョンの ② のアダプターを使って行います。



このアダプターに「元の内蔵 SSD」を装着してこれを通常の SATA デバイスのするためのアダプター:「③ ATA <==> USB 変換アダプター」に差し込んだのが次の写真です。











記事末尾に紹介のケース:OWC Envoy を使用の場合はこのアダプターは不要です。




USB 接続した「元の内蔵 SSD」を外付け起動ディスクにして MBA を起動します。



起動後のディスクユーティリティの状態です。

「元の内蔵 SSD」を外付けで起動しています(手順7項)。







「このMacについて」の情報です。

起動ディスクが外付けにした「元の内蔵 SSD」になっていますね。









起動したら 手順8項 以降を行います。




WD Blue 500 GB をフォーマットして(手順8項)、CCC 5 でクローン作成します(手順9項)。








数分〜10 分ほどでクローン作成が終わります。


手順10項 を行うと「新しい SSD(WD Blue 500 GB)」で再起動になります。



TRIM オンにするためにターミナルから

  $ sudo trimforce enable

を実行します。

管理者パスワードに答えるとふたたび再起動されます。






手順11項 まで終えると、「新しい SSD(WD Blue 500 GB)」で起動完了です。


起動ディスクが「新しい SSD(WD Blue 500 GB)」であるのがわかります。








TRIM もオンになっていますし、ファイルシステムも「HFS+(拡張ジャーナリング)」であることが見て取れます。








S.M.A.R.T. 情報も見ることができます。












Mojave ですがファイルシステムは APFS 形式ではなく HFS+ 形式です。



クローン作成だと、APFS 形式ではなく HFS+ 形式にできます。
(インストールの場合は必ず、APFS 形式になってしまいます)



HFS+ 形式にするのは、Random Read / Write 性能を引き出すためです。

APFS 形式でも構いませんが、Random Read / Write 性能はかなり低下します。




換装前と換装後の性能値は次のようになっています(換装前も後も HFS+ 形式)。

Random Read / Write 性能のよさがわかると思います。




 【 換装前:元の内蔵 SSD 】









【 換装後:WD Blue 500 GB 】









「元の内蔵 SSD」をすべて上回る性能値になっています。

ブートタイムは「元の内蔵 SSD」と同様、18 秒ほどです。


ファイルシステムが APFS の場合 28 秒かかっていました。



容量は 128 GB から 500 GB になりました。



M.2 2280 SATA SSD(WD Blue 500 GB)と、① ② アダプター2個で合計 9,330 円 でした。

③ のアダプターを含めると 10,000 円を少し越えます。


タイムセール終了後はさらに 1,180 円ほど高くなります。





Transcend JetDrive 480 GB のアップグレードキットが 25,000 円 ほどしますから、半額以下で済みますし、WD Blue は Transcend JetDrive の SSD よりもかなり性能が上ですからコスパは非常によいといえます。








取り外した「元の内蔵 SSD」を外付け SSD として再利用の場合は、入れるケースがなかなかなく、「③ ATA <==> USB 変換アダプター」が安上がりなのですが基板がむき出しで抵抗感がありますよね。




ちなみに手元にある UGREEn のケースに装着するとはみ出してしまい、蓋を閉められません。

UGREEn のケースは Amazon で 1,798 円 です。



























この UGREEn SATA SSD ケースに装着して、はみ出した部分をテーピングしたものが次です。

蓋がテーピングで固定され、ホコリなどが入らないようになります。

発熱は気にするほどではなさそうです。












現在手に入る MBA 専用 SSD 向けのものは下記のものくらいしかなく、7,700 円 です。



【国内正規品】 OWC Envoy USB 2.0/3.0 Enclosure for data transfer/continued external use of Apple MacBook Air SSD (対応機種:MacBook Air 2012) 








このケースは取り外した SSD を変換用のアダプターなしでそのまま装着できます。



これを使用の場合は ② ③ の2つのアダプターが要りません。

WD Blue 500 GB SSD と、① とこのケースで 6,800+1,080+7,700= 15,580 円 です。




見た目さえ気にしなければ UGREEn ケースの方が 7,700 円 → 1,798 円 と 5,902 円ほど安価 で済みます。


UGREEn ケース(中に「元の内蔵 SSD」を装着)を MacBook Air Mid 2012 に外付けして、これで起動したときの写真が次です。










再利用はしなくて「予備の起動ディスク」として保管ならばケースは不要です。














2019-11-24

iMac を 外付け SSD で爆速化



M.2 PCIe3.0x4 NVMe SSD を Thunderbolt3 ケースで外付けして使う




iMac には背面に 40 Gbps の Thunderbolt3(兼 USB3.1-Gen2:10 Gbps)のポートが2つあります。


残りは USB3.0(5 Gbps)が4つ付いています。





Apple 製品画像から抜粋







下の画像は Samsung 970 EVO Plus 250 GB(MZ-V7S250B/ITですが、iMac 購入時のポイントで手に入れたものです。


この Samsung の SSD は「Thunderbolt3 ケース+ Thunderbolt3 接続」時に突然マウントが外れるというエラーがあり、後日 WDS500G3X0C-EC(WD BLACK SN750 500 GB)を購入しました。



Samsung 970 EVO PlusMac・NVMe インタフェース で使う場合は購入時のファームウェアでは NG で、アップデートしなくては安定して動作しないということがあとでわかりました(調査不足でした)。


私の環境ではファームウェアアップデートはいろいろ試したのですが、どうしてもアップデートができず、一月後にあるところにアップデートをお願いしたところ引き受けていただき、無事に安定して使えるようになりました。



USB3.0(または USB3.1)接続の場合は突然のマウント外れはありませんが、NVMe 接続時のような速度はでません。













このような M.2 SSD を外付けで「高速」に接続するには以下の条件があります。

正確には後でわかった「条件」なのですが、当初は不勉強で余計な出費をしてしまいました。





1.M.2 SSD 用のケースは、爆速化をするなら Thunderbolt3 対応にする必要がある


  次の製品は 数千円で手に入っていたようですが、現在は Amazon で入荷未定
  なっています










  代わりに少し高いのですが、次に示すものが Thunderbolt3 対応品です。

  残念なことに、この商品も現在は入荷未定になっています。



  ORICO SCM2T3-G40 です。

  今回はこれを 11,800 円で購入しました。










  この機種に付属のねじ回しは星型のものでケースを閉めているネジ1本と M.2 SSD
  を固定するネジに対応しています。




  現在手に入る Thunderbolt3 対応ケースは次のほか、いくつかあるようです。









  当初 Samsung 970 EVO Plus と共に iMac 購入時のポイントで仕入れた
  玄人志向 GWM.2NVMe-U3.1AC は、Thunderbolt3 ポートに USB3.1-Gen2
  での接続ですから最大転送速度 10 Gbps です。

  当然ですが期待したほどには性能がでていませんでした。



  下がそのときの性能値です。





 




2.接続時のケーブルも Thunderbolt3 対応のものにします


  通常はケースに付属しています。

  ORICO SCM2T3-G40 にも付いています。


3.iMac の Thunderbolt3 ポートに接続します





以上の3条件をクリアしてはじめて最大 40 Gbps での高速転送が可能になリます。





M.2 PCIe3.0 x4 NVMe SSD の理論値性能は最大 32 Gbps ですので、外付け SSD としてその性能を最大に引き出すためには Thunderbolt3 の 40 Gbps を使うことが条件ということになります。




上に示した ORICO SCM2T3-G40(M.2 NVMe SSD Thunderbolt3 対応のケースと付属の Thunderbolt3 ケーブル)に、WDS500G3X0C-EC を搭載して測定した結果が次に示す数字です。








※ このときのファイルシステムは APFS で、後日 拡張ジャーナリング(HFS+)の
  方がランダム書き込みが約2倍の性能になることがわかりました)



爆速で理論値性能の約 70 % になっており、M.2 NVMe SSD に期待していた速度になっているのがわかります。


おそらく Apple 純正・内蔵型 SSD の性能値を、外付け SSD で凌駕しているのではないでしょうか。



https://www.sin-space.com/entry/imac27inch-2019-review#SSDFusion_Drive



このサイトに 27" iMac 2019 の 内蔵 SSD / Fusion Drive の比較が掲載されていますが、これによると内蔵 SSD は Read 2428 MB/sWrite1940 MB/s です。



後日同じ測定アプリで比較したところほぼ同じ数値でしたので iMac 内蔵 SSD と同等性能になっています。




ブートタイムは 23 秒 と、上記サイトにある 39 秒よりも速く外付け SSD の方が圧倒的に速いという結果です。

これは、WDS500G3X0C-EC の性能によるところが大きいのでしょうか。



ファイルシステムを APFS から HFS+ に変えたところ、20 秒以下でブート できるようになりました。




また体感的にもすべてが速くて、すごく軽くなった感じです。



例えば Gimp2.8 は5秒程度で起動します(使っているアプリでは一番重い)。


MacBook Air での Gimp 起動は倍の 10 秒ほどかかりますが、しばらく使っていない状態で起動すると「データファイルを検索中 フォント」となって分単位かかることがあります。


M.2 NVMe SSD で爆速になった結果、このような事象はありません。


いつ起動しても5秒ほどで起動します。



ウェブも Firefox で "yahoo.co.jp"(かなり表示量が多いサイトです)を入力して完全表示完了まで約 2 秒ですが、MacBook Air は 4〜5 秒かかっています。


ですので、外付け M.2 NVMe SSD でコスパがよくて Mac そのものの改造なしにこれほどに効果がでるのならば、わざわざ高いお金を払ってまで Apple で SSD にカスタマイズ(CTO)することはありません。



この M.2 NVMe SSD の S.M.A.R.T. 情報は次のようになっています。


このケースと M.2 SSD の組合せでの Thunderbolt3 接続は内蔵型 NVMe 接続と等価にみなしてくれるようで S.M.A.R.T. 情報を見ることができます。




とくに発熱を気にしましたが 40 〜 45 ℃ におさまっているようです。









[りんごメニュー] -->> [このMacについて] -->> [システムレポート] -->> [NVMExpress] の内容は次のようになっていて、内蔵型 NVMe 認識になっているのがわかります。

[TRIMサポート] も [はい] になっています。









実際、USB 接続機器にはこの機器は接続表示されません(USB-C 形状の Thunderbolt3 接続であって、USB 接続ではないので当たり前)。










ちなみに Samsung 970 EVO Plus ORICO の SCM2T3-G40 のケースに搭載して実測した結果が次に示すものです。


こちらも爆速になっています。


つまり M.2 NVMe SSD がどこの製品であっても Thunderbolt3 対応ケースはそれなりに高速化が見込める、ということだと思います。











970 EVO Plus はファームウェアアップデートしないと Mac に PCIe 接続すると突然マウント外れになるというエラーがありますが、その間隙を縫って測定しました。



本来は 970 EVO Plus はこのような性能、ということでしょう。





WDS500G3X0C-EC よりは Write で数値的に劣りますが、読み出しはほぼ同水準です。




結論的に改めていうと、次の方法によってはじめて性能が発揮できるということになります。


 ① ケースは Thunderbolt3 対応品
 ② ケーブルは Thundrebolt3 対応品(通常はケースに付属)
 ③ Mac の Thunderbolt3 ポートに接続


この条件での接続は 内蔵 NVMe 接続と等価な扱いになります。



当初はこのことを深くは調べなかったので、ケースの選択を誤ってしまい、最大 10 Gbps で、1GB/s 以下にとどまっていたのでした。



また、Samsung 970 EVO Plus 自体もファームウェアを最新化しないと期待する高性能にならないということも後になってわかりました。


WDS500G3X0C-EC に書き出し速度で劣るのはこのせいかもしれません。





しかしながら、ファームウェア更新は Mac ではできず、Windows でないとできません。


これも結果的に選択を誤っていたということです。







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いくら選択を誤ったとしても、Samsung 970 EVO Plus と玄人志向のケース GWM.2NVMe-U3.1AC は活用しなくてはもったいない、というものです。


iMac への接続ポートが USB3.0 だと5 Gbps ですので最大でも 625 MB/s までです。


Thunderbolt3 ポートに USB3.1-Gen2 で接続しても最大で 1.25 GB/s です。




iMac は Thunderbolt3 ポートが 2つですので、その一つを ORICO SCM2T3-G40 ケースに搭載の WDS500G3X0C-EC にして macOS Mojave をインストール、もう一つをサブディスプレイ接続すると Thunderbolt3 ポートに空きがなくなります。




別の外付け M.2 SSD(今回は浮いてしまった Samsung 970 EVO Plus)を「40 Gbps 高速接続での追加」または、「USB3.1-Gen2:10 Gbps での追加」はできないことになります。




この Samsung 970 EVO Plus を 玄人志向のケースで使う場合、USB3.0 ポートでは USB3.1-Gen2 のほぼ半分の速度になります。







Mac Pro ならば Thunderbolt3 ポートが4ポートありますので、こういう問題はありません。




iMac はコストパフォーマンスを考えて SSD モデルにせずに、HDD モデルを量販店購入し、そこで得たポイントで M.2  SSD とケースを購入して外付け M.2 SSD に Mojave をインストールしたのですが、サブディスプレイで Thunderbolt3 のポートを2つとも使い切って空きがなくなってしまいます。



当初のもくろみ:Samsung 970 EVO Plus + 玄人志向 GWM.2NVMe-U3.1AC
(ポイントで購入 9,147 + 5,590 = 14,237 円相当)

現在の状況  :WDS500G3X0C-EC + ORICO SCM2T3-G40
(12,800 + 11,800 = 24,600 円)


最初から「現在の状況(ただし M.2 SSD は 250 GB)」とケースならばほぼ、ポイントでまかなえたのでした(残念ながら量販店ネットでは ORICO SCM2T3-G40 は販売していませんでしたが)。



ですので ORICO SCM2T3-G40 はポイントでは入手不可ですが、WDS250G3X0C-EC ではなく WDS500G3X0C-EC にしてもポイントでお釣りがきます。



その場合は、ケース代は別途に発生するのですが、11,800 円で済んだはずが Samsung の M.2 SSD をポイント購入しましたので、 WDS500G3X0C-EC の購入費も発生してしまいました。




少し高くつきましたが、勉強代と思うしかありません(😢)。






さて、



Thunderbolt3 用 HUB (入力に Thunderbolt3、出力が2ポート以上のディジーチェインで Thunderbolt3 に対応した HUB)はそれ以外の種々のポートも付いたものがありますが、数万円〜10数万円と、非常に高価です。





さぁ、どうしましょうか。





発想を転換して、サブディスプレイで Thunderbolt3 を使わない方法を考える、のです。

サブディスプレイは 1080 P(2K)ですから、速度上は USB3.0 で間に合うはずです。


具体的には USB3.0 ポートに接続可能なディスプレイアダプターを探して、これを使ってサブディスプレイを USB3.0 ポートに接続し直して、Thunderbolt3 ポートを空けることができないかを考えたのです。






ありました。


















Wavlink USB3.0 HDMI マルチディスプレイアダプター:解像度 2K(2048x1152 mac OS 対応可)




2K 対応ですが、USB3,0 に接続する HDMI インタフェースのアダプターです。




これならば、いま使用中のサブディスプレイ(最大解像度 1080 P)に使えます。



Amazon で 2,999 円ですが、いまなら 2,399 円です。


早速注文し翌日に到着しました。












使うには https://www.displaylink.com/downloads/file?id=1257 から Mac 対応ソフトウェアをダウンロードし、適用します。


ソフトウェアのインストールが終わると iMac の再起動を要求されますので、再起動します。



この間に Thunderbolt3 接続から USB3.0 ポートに接続変更します。


再起動後、サブディスプレイがアクティブになり、デュアルディスプレイになりました。




この結果、Thunderbolt3 ポートが空きましたので 、「Samsung 970 EVO Plus + 玄人志向 GWM.2NVMe-U3.1AC」 を Thunderbolt3 接続し(実際は USB3.1-Gen2接続)、 TimeMachine 用にします。






内蔵 HDD は Mojave を入れたまま、HDD ブートが可能なようにしておきます。

外付け SSD 異常時に内蔵 HDD でのブートが可能なようにしておくためです。。




実は、我が家にはもう1台、SanDisk 2.5" SSD(SATA)500 GB があり、これは ineo C2561 ケースに入れています。


こちらは、USB 3.0 では次のような実測値です。










これを USB3.1-Gen2 接続すると USB3.0 に接続の Samsung 970 EVO Plus 並み速度になります。

次がその USB 3.0 に接続の Samsung 970 EVO Plus の性能値ですが、ほぼこの値に近い性能です。









とりあえず、SanDisk 2.5" SSD(SATA)は USB3.0 接続にしました。




したがって次の組み合わせになりました。


WDS500G3X0C-EC     :ORICO SCM2T3-G40 ケースで Thunderbolt3 接続
Sequential Read 2,800 MB/s


Samsung MZ-V7S250B/IT :玄人志向ケース で USB3.1-Gen2 接続
Sequential Read    830 MB/s



SanDisk 2.5" SSD     : ineo C2561 ケース で USB3.0 接続
Sequential Read    430 MB/s


サブディスプレイ     : USB3.0 接続 2K(1080 P)










奥にある Wavlink は USB3.0 接続のディスプレイアダプターです。


一番手前にあるのが ineo C2561 に装着の SanDisk 2.5" SSD です。


その間の右側が ORICO SCM2T3-G40 に装着した WDS500G3X0C-EC で、外付けのブートディスク(Mojave)となっています。


左側が 玄人志向 GWM.2NVMe-U3.1AC に装着した Samsung 970 EVO Plus です。






これらで、内蔵 HDD 1.0 TB のほかに外付け M.2 NVMe SSD 0.75 TB、SATA SSD 500 GB  ですから合計 2.25 TB あることになります。



十分過ぎる容量です。




これ以外の USB 接続 2.5" HDD 1TB(MacBook AIr の外付けディスクとして主に TimeMachine で使用していた)は、NAS・LS210D 1TB に USB 接続して NAS 合計で 2 TBにしました。



Debian Server もありますので、ディスク容量が不足することはまずありません。





USB3.0 ポートは SanDisk SSD とサブディスプレイアダプターで使用しているので 2つのポートが空きです。



USB3.0 ディスプレイアダプターが届く前に、USB3.0 接続で Samsung 970 EVO Plus を TimeMachine にしたとき、75 GB ほどの最初のフルバックアップは1時間 10 分でした。




これは MacBook Air の外付け 2.5" HDD へフルバックアップしたときに 50〜60 GB で 5〜7時間かかっていたのに比しても圧倒的な短縮です。





別途、映像用が1TB x 3台あります。




家庭内の LAN は 1Gbps ですので、LAN 接続していても遅さは感じません。




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M.2 SSD を外付けで高性能に使うには、ORICO SCM2T3-G40 のようなケースに WDS500G3X0C-EC などの M.2 PCIe3.0x4 NVMe SSD を装着して Thunderbolt 3 接続するといい、というのが現時点でのベスト解でしょう。












2020-01-06

iMac Mid 2011(激遅)を高速化して生き返らせる




海外に住んでいる長女が使っている iMac が Mid 2011 で OS のアップデートは High Sierra までとなっていて Mojave にはアップデートできない機種です。




HDD モデルで激遅らしく、新しく買い換えようかといっています。




当初は HDD でもそこそこだったそうですが、Snow Leopard に始まって 7回のアップグレードを経て High Sierra になっており、いろいろなゴミが蓄積して激遅になっていると思われます。



クリーンインストールするようなことは長女には無理です。






「いまのでも十分に速くできるから、大枚はたいての購入は見合わせたほうがいいよ」






ちょうど今月半ばに旦那ともども帰省してくるので持ち帰らせればいい、ということで、次のような対応をすることにしました。



  1.  Thunderbolt 1 対応の SSD を用意する



     現在 Thunderbolt 1 対応の SSD は Transcend StoreJet というデバイス
     しかないので、これを入手します。










     速度性能は次のようになっています。

      Seq. Read : 440 MB/s
      Seq. Write: 300 MB/s


     SATA SSD としては普通の性能です。


     Seq. よりも Random 性能のほうが実運用上は重要なのですが、仕様には
     記載がなく測定してみないとわかりません。


     想定では SanDisk SSD が 100 MB/s 越えなので、同等くらいにはなると
     考えていますが、どうでしょうか。




     
  2.  SSD に High Sierra をインストールし、外付けの起動用 SSD として使えるように
     する


     iMac の Thunderbolt 1 ポートに接続して使えるようにします。





こうすることで、iMac Mid 2011 が生き返るはずです。



High Sierra は Catalina の次の macOS がデリバリーされるまではセキュリティアップデートサポートされるはずですから、少なくとも今秋まではサポートが継続されると思います。




ですので、Mojave または Catalina でなければならない理由はとくにはなく High Sierra で十分と思います。



また、今現在の Catalina はおすすめできる状態ではないので、もっと安定してから iMac を買い換えるほうがいいと思います。







まずは High Sierra のインストーラーを Apple Store から入手します。



Apple の公式ページ "MacOS High Sierra にアップグレードする方法" の中の「4 MacOS High Sierra をダウンロードする」の項目にある「こちらのリンク」をクリックすると次のようなウィンドウがでますので、 "Apple Store" にカーソルを合わせて【リンクを開く】をクリックします。








Apple Store の macOS High Sierra インストーラーの「入手」画面になります。








【入手】をクリックすると、我が家の iMac 2019 では次のように「ソフトウェア・アップデート確認画面」で、最終的に「アップデートが見つかりません」となってダウンロードはできません。


iMac 2019 は初期 OS が Mojave なので、これよりも古い High Sierra のダウンロードはできないのです(Mojave や Catalina ならばダウンロードできます)。














そこで MacBook Air Mid 2012 を使って同じ手順で High Sierra を入手・ダウンロードします。


MacBook Air Mid 2012 では「ソフトウェア・アップデート確認画面」で「ダウンロードしてもよろしいですか」となるので【ダウンロード】をクリックするとダウンロードされます。








数分でダウンロードが完了すると、次の画面がでますが【終了】をクリックします。









Mojave から High Sierra へのダウングレードになりますので、このメッセージがでますが、インストーラー自体は「アプリケーションフォルダ」にダウンロードされています。




ターミナルから次のコマンドを打って、インストーラーを USB メモリ(ボリューム名:MYMAC)に焼き込みます。


 $ sudo /Applications/Install\ macOS\ High\ Sierra.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/MYMAC --applicationpath /Applications/Install\ macOS\ High\ Sierra.app --nointeraction



いったん MacBook Air をシステム終了します。




前記の Transcend StoreJet SSD が届く前に手持ちの SanDisk SSD を使って一足先に High Sierra をインストールしてみます。



 "option" キーを押しながら電源オンにすると起動ディスク選択画面になりますので、インストーラーを焼き込んだ USB メモリを選択し、画面指示に従って操作していくと、作成先ディスクを問われますから、外付け SSD を選択して起動ディスクを作成します。


すべて終われば再起動されます。




一応、SanDisk SSD での High Sierra の起動確認はできました。





あとは Transcend StoreJet が届いたら、High Sierra をインストールした SanDisk SSD から CCC 5 を使ってクローンを作ればそのまま使えるようになります。







長女が所有する iMac Mid 2011 の USB ポートは USB2.0(最大 480 Mbps)なので、USB ポート接続では Seq. R/W は内蔵 HDD よりも遅くなってしまいますが、Random R/W は内蔵 HDD の 10 数倍の速さですからこれでも効果は期待できます。



今回は、 Thunderbolt 1 接続ですから Seq. R/W はもちろん、Random R/W も速くなるはずです。






現品が届いたら MacBook Air Mid 2012 の Thunderbolt 1 ポートに接続して速度計測してみます。



MacBook Air Mid 2012 の Thunderbolt 1 は iMac Mid 2011 と同じ規格なので iMac でも同等の性能になると思われるからです。



USB2.0 および USB3.0 での計測も合わせて行ってみるつもりです。




MacBook Air Mid 2012 は USB3.0 ですが、USB2.0 ケーブルを使用すれば USB2.0 ポート接続相当の計測値が得られます。





USB2.0 は iMac Mid 2011 の USB ポートを想定です。



USB3.0 は、Mac を将来買い替えた場合には USB ポートが USB3.0 のはずですから、そこに接続してほかの用途に転用した場合を想定します。



あるいは iMac HDD モデルを買って、この SSD を継続して起動ディスクにしてもいいわけです(Catalina で焼き直しが必要ですが)。









【 2020-01-07  Transcend StoreJet 届く 】



早速開梱します。








ケーブルは Thunderbolt 1(♂ -- ♂:写真左下・右)、と Micro USB-B 〜 USB-A(♂ -- ♂:写真左下・左)が同梱されています。




本機をひっくり返して四隅のゴム足部分を剥がすとネジが隠れていて、これを外すと中を開けられるようです。


ですので、もう少し性能のいい SSD に交換することもできなくはないようです。






Thunderbolt 1 は 10 Gbps ですが、内蔵されている SSD は SATA ですので最大 6 Gbps です。


USB 接続仕様は USB3.1 Gen1 ですので、最大 5 Gbps です。



つまり、Thunderbolt 接続でも SATA 最大 6 Gbps 以上にはなりません。



また、USB3.1 Gen1 接続の場合は最大 5 Gbps ですからこれ以上にはなりません。



ですので、Transcend のいう、【読み出し:440 MB/s】、【書き出し:300 GB/s】はまぁこんなもんか、と。




Thunderbolt 1 ケーブルが同梱されているのは評価できます(このケーブルだけで 3,700 円くらいします)。


このデバイスは現在 Amazon で 15 K 円ほどしますが、「SSD + ケース + ケーブル2種類 + (販売店や Amazon の取り分)」なので、ほぼ価格と釣り合っています。




Thunderbolt 1 接続と USB-A(USB3.0)のいずれでも接続できますが、「同時接続はしないでください」と注意書きにあります(当然ですよね)。




あとは、Transcend 製品のミニパンフレットと "Quick Installation Guide" ですが、この "Quick Installation Guide" には各国語で「サポート&ダウンロードサイト」と「保証・免責規定サイト」の URL が書かれているだけですから、厳密にはインストールガイドではありません。




ディスクは macOS 拡張ジャーナリングでフォーマット済みになっていて、管理用ソフトウェア等が 2つのフォルダに入っていますが、これはサポートサイトでもダウンロードできます。


マニュアルも同様にサポートサイトでダウンロードできますがこの「マニュアル」はほとんど役にたちません。


たとえば、最初から焼き込んであるソフトウェアが何のソフトウェアでその使い方や説明書がどこにある、とかの体系だった記載はなく、不親切ですね。


管理用ソフトウェアとリカバリ用ソフトウェアに関してはそれなりのマニュアルがありますが、これらもホームページをあれこれ探して見つけて中を見て初めてこれらのソフトウェアの役割とか使い方がわかった、という状況です。







ソフトウェアは必須ではないので使わなくても構いません。


データ用の外付け SSD ディスクとして使うのならば搭載されているソフトウェアの使いみちもありそうですが、起動ディスクにする場合は「邪魔」なだけです。




Windows で使う場合はドライバーをインストールして FAT でフォーマットし直す必要があるようです。





” for Mac" といっているだけあって、Mac 使用が優先です。


Mac 優先の製品は Apple 以外では初めてです。






ディスクユーティリティで改めて拡張ジャーナリングでフォーマットし直して、先に作っておいた SanDisk SSD の High Sierra を CCC 5 でクローン作成(フルコピー)しました。






起動確認も終えて実測です。



測定は MacBook Air Mid 2012 にて行いました。


iMac Mid 2011 と同じ Thunderbolt 1 を備えた機種です。




1.Thunderbolt 1 接続での測定結果








  Seq. R は 400 MB/s には届いていませんが、Seq. W は 300MB/s を越えています。


  
  実際上の性能を左右する Random R/W は SanDisk SSD よりもかなりスコアはよく、
  「驚く」ほどの性能のよさです。




2.USB3.0 での測定結果








  Seq. R/W は Thunderbolt 1 接続時よりも少しいいスコアですが、
  Random R/W は劣ります。


  この性能値は Sandisk SSD とほぼ同水準です。






3.USB2.0 での測定結果


  USB2.0 ではこれまでの SanDisk での検証からは HDD に比して
  Seq. R/W は半分以下、Randam R/W は 10 MB/s 以上でると
  予想しています。

  どれくらいのスコアでしょうか。








  ほぼ予想通りですが、SanDisk SSD よりもわずかに下回っています。






全体的に Seq. R/W は SanDisk SSD よりは少し劣るが、Thunderbolt 1 接続時の Random R/W は大きく上回っている、という結果です。



実運用上は Random R/W 性能の方が効いてきますので、それなりの性能向上が期待できそうです。




実際に MacBook Air Mid 2012 を使って High Sierra 起動ディスクとして起動すると 20 秒足らずで起動します。


これは MacBook Air Mid 2012(Mojave)の内蔵 SSD での起動時間が 28 秒ほどかかっているのに比べてとても速い、といえます。




やはり Random R/W 性能が効いていると思われます。




「このMacについて」を見ると起動ディスクが本品になっているのが見て取れます。









次に示すのは、本品の接続状態です(Thunderbolt 1 接続)。









TRIM サポートはこの時点では「いいえ」です。


ターミナルを起動して ”sudo trimforce enable" を実行します。


これで「はい」になる場合とならない場合があるようですが、今回は「はい」になりました(ならなかったら別の手段で TRIM on にします)。



ターミナルでの本コマンド実行後は再起動になりますので "y" で再起動します。




再起動後のデバイスの状態は次のように TRIM サポートが「はい」になっています。











欲をいえば、せっかく Thunderbolt 1(10 Gbps)対応してくれているので、M.2 SSD でも積んで 1 GB/s くらいの速度をだして欲しかったのですが、Random R/W は Samsung 970 EVO Plus の USB3.1 Gen1&2 接続時よりもいいスコアなので、まぁ由としましょう。







USB3.0 ポートを持つ機種ならば、SSD は他にもたくさん選択肢がありますので、この機種はコストパフォーマンスの点でおすすめではありません。



また、Thunderrbolt 3 ポートを持つ機種ならば本品ではなく M.2 NVMe SSD で爆速にすることも可能です。




ですが、Thunderbolt 1 & USB2.0 しかない Mac の場合は「これしか」ありません。




少し劣りますが 5K 円程度以下で収めたいならば、USB2.0 接続する手もあります。


この場合 Seq. R/W は HDD よりも劣りますが Random R/W は HDD の 10
倍以上ですから、実感性能は確実に向上します。






ちなみに iMac 2019 の USB3.0 ポートへの接続では次の実測結果です。




同じ USB3.0 ですが、MacBook Air よりも全体的にいいスコアです。


とくに Random R/W は 30 〜 60 % ほど上回っていますね。










同じ USB3.0でも 2012 年の実装と、2019 の実装では異なるということでしょう(最近の方が当然性能がいいということですね、逆だと問題ですが)。




当初の目的であった iMac Mid 2011 の高速化はできる、ということになります。


あとは長女に持ち帰らせるだけです。










【 2020-01-16  長女夫婦が帰省 】


一時帰国してきましたので、仮の「AppleID/PW,MacログインID/PW」で設定していたのを長女の iMac の「AppleID/PW,MacログインID/PW」で設定し直しました。


長女の iPhone に認証要求がきましたから、その認証コードを入力して今回作成した外付け SSD が現時点での長女の iMac 起動ディスクに変身しました。




これを持ち帰って接続して起動すれば晴れて iMac Mid 2011 が蘇るはずです。




iMac を買い換えるのは Catalina 後継 OS がデリバリーされてからでもいい、ということでしばらくは High Sierra で使うといっていました。













2020-01-27

MacBookAir Mid 2012 を少し速くしてみた






Mojave をクリーンインストールしたあとで、いくつかのアプリケーションをインストールしてあります。


ストレージの使用状況は次のとおりです。








まず、速くする前の 内蔵 SSD の性能です。








この速度でも Mid 2012 モデルであることを考えると十分に速い。


この状態で ブートタイムは 28 秒 です。



MacBook Air Mid 2012 に おまじない をして測定した結果が次に示す性能値です。








Sequential R/W は同水準ですが Random R/W が性能アップ しているのがおわかりでしょうか。


このときの ブートタイムは 18 秒 と、10 秒も速くなりました。



Random R/W のスピードアップがそのままブートタイムの短縮につながっています。



アプリケーションの起動や動作も速くなっているはずですが、体感的にはその差は感じません。





ですが、おまじない前 はちょっと使っているだけで内蔵ファンが回っていました。


SSD がかなり熱くなっていたのですね。



おまじない後 は余程ヘビーな使い方をしない限り、内蔵ファンが回ることはなくなりました。




ですので、効果はあったと感じています。



同じ内蔵 SSD でも おまじない でココまでの差があるようです。




さて、おまじない って何でしょうか。




興味ありますよね。





それは「ひ・み・つ」です。

















と、いってしまうとエゲツないですよね。





あなただけにコッソリお教えしましょう。






TRIM はどちらの場合も「はい」ですから、これではありません。





おまじない前の Mojave は APFS 形式 でインストールされたものです。





もうおわかりですよね。





えっ わかりませんか?






おまじない後の Mojave は HFS+(拡張ジャーナリング)形式 なのです。





そんなことって、できるの?





Mojave からはインストールすると無条件に APFS 形式になります。

インストールでは HFS+ 形式にすることはできません。




ここで、少し横にそれますが APFS のメリットについて。


  • マルチスレッド対応:複数ファイルコピーが速い


  • パーティション管理:容量がパーティションごとに固定されない


  • ファイル管理   :64 ビットで管理なので、従来の 32 ビット管理よりも
              多く扱える


  • ファイル更新   :新たな領域に保存管理した後に元の領域を削除する方式
              従来は上書き方式なのでまれにファイル破損があり得る




というようにいわれています。



一方で、



  • TimeMachine は APFS に対応していない
     
  • Sierra 以前の OS では APFS 形式のファイルの読み書きができない
     
  • アプリによっては使えないものがある


  • 不具合に関するノウハウや実績がまだ乏しい

  • 空き容量重視の処理のためかフラグメンテーションが発生しやすく却って性能低下になる? という意見あり(真偽の程は不明)

  • ときに引っかかりのような感じで一瞬止まるような動作が見られるという報告あり

    これは私も感じていました。




内蔵ファンがちょっと使っただけですぐに回るのは、高負荷状態ということです。


これは APFS のメリットどころか、デメリットである、と言わざるを得ない状態ですね。


これらの問題もあり、いいことずくめ、というわけではありません。



メリットの4番目に挙げたファイル更新方法はメリットではあるけれども、HFS+ で問題になったという話しはほとんど聞かないし、私は経験ありません。







実は APFS 形式の場合、Random R/W 性能は低下 しています。



逆にこれは HFS+ 形式のメリット でもあるのです。



通常性能はこの Random R/W の性能に依存します。



大量のファイルコピーはさすがに Sequential R/W 性能依存ですが、アプリ起動や操作に伴う性能は殆どが Random R/W に依存なのです。





そこで、おまじない で Mojave を HFS+ 形式で使うようにしてみたわけです。




Mojave を HFS+ でどうやってインストールするのか。




インストールはできません。





クローンを作るのです。





HFS+ 形式でフォーマットした 内蔵 SSD にクローンで Mojave を入れるのです。


CCC 5 というアプリケーションでクローンを作成の場合、作成先ディスクのフォーマット形式は、クローン作成では変わりません。


つまり、HFS+ 形式でフォーマットされたディスクにクローン作成した場合、作成されたディスクの形式は HFS+ のままなのです。



HFS+ で Mojave を入れて起動ディスクにしてもなんら問題はありません。






ですから「インストール」はしません。






手順はこうです。


まず、外付けディスクを用意します。


このディスクの形式は APFS でも HFS+ でも構いませんが、いずれかでフォーマットしておきます。






"CCC 5" というアプリケーションで Mojave がインストールされた 内蔵 SSD から、外付けディスクにクローンを作成します。





この外付けディスクでブートします。





次に 内蔵 SSD を HFS+ 形式 でフォーマットします。




そして、外付けディスクから 内蔵 SSD にクローンを作成します。





クローンを作成してそのクローンから再びクローン作成で戻すわけです。




これによって内蔵 SSD の Mojave は HFS+ 形式で作成されたことになります。


クローンで戻し終えたら内蔵 SSD でブートします。





おまじない はこれだけです。




ディスクユーティリティで見ると 内蔵 SSD の Mojave が HFS+ 形式で作成 されているのが確認できると思います。





もう1台の iMac 2019 の起動ディスクは Samsung 970 EVO Plus を Thunderbolt3 ケースに入れて Thunderbolt3 ポートに接続して使っていますが、実はこれも HFS+ 形式でフォーマットしたものに Mojave をクローン作成しています。


iMac 2019 もこれによってブートタイムは 18 秒です。


APFS の場合は 24 秒ほどかかっていました。



ブートタイムが 20 秒以下だと夜間などの長時間スリープからの復帰でも、完全停止・電源オフからの起動でもさほど時間的違いを感じなくて済みます。


もっとも長時間スリープからの復旧は3〜4 秒で復帰、起動は 18 秒で起動完了ですから その差は 15 秒前後ありますが。





MacBook Air Mid 2012 は購入当時は起動が 10 秒程度でしたから、それまでの Windows PC が2分くらいかかっていたのがウソみたいに速くなって感激しました。


その後、OS のアップグレードでブートタイムも少しずつ伸びて APFS 形式の Mojave では 28 秒と、当初に比して約 3倍くらいになっていたわけです。



それが今回の おまじない で 2倍以下で済むようになりました。






この手順を実施する前には大事なデータはバックアップしておいてください。





ミッション実施前に自動的に消去されても当局は一切カンチしません。







APFS の評価はまだ定まっていないようです。


書き込みをなるべく少なくする、空き領域確保を優先する、ということから得られる効果もありますが、まだ不確定要素があるのも事実です。



APFS の このような機能は SSD の寿命に影響するとは思われますが、そもそも SSD の寿命が 5 年といっているのが多少伸びたからといっても、通常の使い方ならば元々5年程度ではどうこうなるほどではありません。


メリットがさほどメリットと感じなければデメリットの方が気になる、ということですね。


このあたりの考え方は人により差があって当然です。


APFS が現在抱えている問題を解消して真に安定して使えるようになるにはまだしばらくはかかるでしょう。



実際、MacBook Air Mid 2012 はすでに7年以上使い続けてきました。

ほとんどの期間は HFS+ 形式でしたが R/W エラーはまったく発生していません。



Mojave の前の High Sierra  までは HFS+ でした。






Catalina 以降はともかく、いま現在は HFS+ の方がいいのでは? ということです。