先般広報されていた 副回線サービス の開始時期が発表されました。
au は 3月29日から、ソフトバンクは 4月12日から申し込み開始です。
それぞれのサービス内容は同等で、0.5GB(最大300Kbps)で月額 429円となっています。
副回線の通話料金は MVNO の 2倍です。
デュアル SIM と何が違うのでしょうか。
当初期待された「障害時に主回線の電番・データ通信を他方のキャリア網で使う」ことはできません。
主回線障害時には手動で副回線に切り替えて、副回線の番号で電話、データ通信になるとのことです。
また副回線のデータ通信容量・速度は、お互いに相手キャリアの負荷増を忖度して(?)制限しています。
いまの仕様ならば デュアル SIM の方がまったく以てマシ です。
例えば日本通信を副回線にした場合、初期費用で 3,300 円かかりますが、月額費用は 290 円/1GB です。
au / ソフトバンクの副回線サービスよりもデータ通信容量が 2倍の 1GB で月額は 139 円安く、速度制限もありません。
主回線が au / ソフトバンク ならば、副回線はドコモ網ですから、障害時のバックアップ回線になります。
主回線が楽天モバイルの場合も、同様に障害時のバックアップ回線になります。
デュアル SIM ならば副回線を数ある MVNO から自由に選べますし、キャンペーンなどを利用すれば初期費用がかからなかったり、無料期間があったりします。
現時点での [副回線サービス] はメリットがなく、期待はずれですねぇ。
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