2024-05-24

楽天モバイルが「迷惑 SMS 拒否設定」サービスを7月上旬に開始と通知

 

 

フィッシング詐欺対策を目的として「有害な URL や電話番号が含まれる」SMS を、自動で拒否する「迷惑 SMS 拒否設定」を、本年7月上旬に提供するとしています。

 

 

Rakuten Link にログインしているとこのような SMS が飛んでくることがあり、いまは拒否設定できません。

 

このため詐欺の温床になることへの対策と思われます。

 

 

Rakuten Link は無料通話、無料 SMS で便利な半面、非通知拒否や迷惑電話拒否などができません。

 

 

遅ればせながら SMS について対策に乗り出したということでしょうけど、通話についてはまだ未対策です(こちらも早く対応することが望まれます)。

 

 

このようなこともありますから、一つ前の記事で Rakuten Link はログオフ状態で運用し、発信時のみログインすることをオススメしています。

 

標準電話アプリや標準メッセージアプリは拒否設定やブロックが可能だからです。

 

 

 

 

楽天モバイルの通知によると、有害となるフィッシング目的の SMS を「送信元情報」や「本文内容」を元に自動判別し、有害と判定された場合に受信拒否する、とあります。

 

すべての「有害な SMS」の受信拒否を保証するものではないとしていますが、かなり有効でしょう。

 

 

また受信拒否された SMS の閲覧・復旧はできない、としています。

 

 

本サービスは提供開始時期(7月上旬)に自動的に無料で適用されるとのことですが、Rakuten Link ログオフ時も有効かどうかと、有効な場合に標準メッセージアプリでの設定との関係も気になります。

 

 

適用したくない場合は「my 楽天モバイル」アプリの「契約プラン」で設定することになるといいます。

 

 

 

ちなみに楽天モバイルに限らず sms の非通知送信は現在はできない仕組みになっています。

 

 

 

 

フィッシングは有害な URL を送りつけてクリックさせるのが目的です。

 

電話番号は有害サイトに誘導させたり詐欺電話するのが目的です。

 

 

 

 ワタシのスマホにきた悪質な SMS の事例 

 

電力会社を語って「料金未納で電力供給停止になるので、以下のリンクをクリックして支払ってください」

 

ヤマト運輸を語って「不在のため荷物を持ち帰りました。下記リンクより確認ください」

 

「簡単なアルバイトを紹介します。下記リンクにご連絡ください」

 

「Google による電話番号の確認 -URL- 記載」

 

などなど。

 

とくに最後のものはつい騙されそうになりますが、Google が勝手にこのような SMS を送ってくることはありません。

 

 

 

Rakuten Link をログオフして標準メッセージアプリで受信するようにしていても、メッセージアプリの設定で「自動プレビュー」をオフにしていないと自動的にクリックしたことになりますので今一度、設定を確認してみることです。

 

デフォルトでオフのはずですが、きちんと確認ください。

 

 

 

SMS に URL または電話番号が含まれる場合、まず「有害」とみて間違いありません。

 

 

健全なサイトからは URL や電話番号が含まれた SMS は、いまは送られてこないようになりました。

 

 

 

自分で気をつけていればわかるのですが、オレオレ詐欺同様にこういう有害な SMS に引っかかる人たちが少なくありません。

 

 

気をつけてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

0 件のコメント: