現在 GL-MT2500A と AXT1800 の2台を保有、前者は Xpass ルーター 兼 WiFi-AP として使用中です。
MT2500A は WiFi チップ非搭載なので、WiFi-AP 用に Netgear A6210 を USB-A ポートに挿して使っています。
MT2500A(出典:Amazon の製品サイトから) |
AXT1800 は AP モード にして使用中で、WiFi-AP 兼 tailscale サーバーとしています。
AXT1800(出典:Amazon の製品サイトから) |
AXT1800 はストレージ容量が 128MB と少なく、パッケージを追加するにもすぐに空きを使い切りますので、2GB の microSD カードを追加しています。
MT2500A はコンパクトでいいのですが、WiFi チップは非搭載ですし発熱を抑制する機構がありません。
おおむね 50 ℃ 以下で動作していますのでさほど問題ではないのですが。
AXT1800 は WiFi チップ搭載とファンで冷却できるのはいいのですが、ストレージ容量の少なさと、少々野暮ったいのはマイナス点です。
いずれにせよ2台とも現用なので、お遊び用にもう1台欲しくて A1300 を購入しました。
A1300 は AXT1800 よりも一回り小さい。
A1300(出典:Amazon の製品サイトから) |
GL.iNet トラベルルーターは GL.iNet 社がいくつかのアプリケーションを用意しており、ウチでは Adguard Home と tailscale を使っています。
tailscale は最新版をインストールしています。
2023-12-19 時点の最新版は 1.56.1 です。
最新版にする方法は当ブログで紹介しています。
GL.iNet トラベルルーターは OpenWrt を搭載しており、いろいろ設定できて面白い。
他社ルーター製品よりもコンパクトで、なかなかに優れています。
性能も YAMAHA RTX830 に準じた性能です。
RTX830 は高価ですが、AXT1800 は 3分の1以下で済みます。
使いこなすには OpenWrt についての知識が必要ですが、LuCi という Web 画面で操作できますので、そんなに難しくはありません。
Raspberry pi4 以上ならばラズパイもいいのですが、ルーターや Wifi-AP、tailscale サーバーとして使うなら GL.iNet は使い勝手がいいと思います。
ハードルは少し上がりますが、自分でパッケージを開発してこれを追加することも可能です。
tailscale VPN を使えば外出中に自宅 Mac や PC、NAS などにアクセスできます。
最近はフリー WiFi を使うことも少なくなりましたが、信頼度の低いネットワークを、自宅ネットワークの tailscale VPN を介してアクセスすることで、自宅と同じ信頼性を確保できます。
この tailscale だけでも使い勝手がある、と思います。
自宅ルーターとして使うならば AXT1800 または MT2500A がおすすめですが、tailscale VPN サーバーとしてならば A1300 で十分でしょう。
Mango(GL-300N-v2)だとさらに安価で 4,000 円程度です。
AP モードにすると IPv6 が無効になってしまうのですが、これを有効化する方法も当ブログに記載しています。
2 件のコメント:
OpenWRT/Wireguard/tailscaleについて学んでいたため、この記事に限らず非常に参考に、そして勉強になりました。有用な記事の公開、ありがとうございます。
おはようございます。
なにか疑問点などありましたら気軽にコメントください。
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