2024-02-23

MacBook Air mid2012 は macOS Monterey と Windows10 のデュアルブートにします

 

 

ここ一週間ほど、MBA (mid2012) の OS インストールを10 回以上繰り返しています。

 

 

一つには OpenCore Legacy Patcher による、MBA (mid2012) ではサポート外の macOS Big Sur 以降を入れるためです。

 

最初のつまずきはありましたが、どのバージョンの macOS ならばアップデートサポートが受けられて、しかも軽く動作できるのか、ということで Monterey がよさげ、という結論を得ました。

 

 

 

もう一つには Windows をデュアルブートで使えるようするためです。

 

ところがコレが大変でした。

 

少しネット情報に振り回された感があります。

 

 

素直に Boot Camp で行えばよかったのですが、それでもどの macOS の Boot Camp が適切なのかが少々手探りでした。

 

いずれにせよ、Windows11 は MBA (mid2012) には適用できないようで、Windows10 ならば OK、ということで Mojave の Boot Camp を使ってインストールできました。

 

 

 

 

前置きが長くなりましたが本題です。 

 

macOS Mojave や Catalina はいろいろ不具合があり、使えないという結論にいきつきました。

 

ファイル共有問題は解消しましたが、Mac のメモアプリで一部フォルダが共有できない問題もあります(下図)。

 

 

メモにタグ、言及、またはほかのメモへのリンクが含まれている場合、デバイスによっては、あなたやメモが共有されている人に非表示になることがあります。


iCloudメモにタグ、言及、またはリンクされているメモのタイトルを表示するように自動的にアップデートされるリンク(メモアイコン目で示されます)が含まれている場合、そのメモを表示できるのは、iOS 14.5以降、iPadOS 14.5以降、またはmacOS 11.3以降が搭載されているデバイスのみです。そのようなメモを以前のバージョンを搭載したAppleデバイスで利用できるようにするために、タグ、言及、またはメモへのリンクを削除できます。


iCloudメモに初めてタグ、言及、またはリンクされているメモのタイトルを表示するように自動的にアップデートされるリンクを追加する際、メモを表示できるようにするためにいずれかのデバイスのアップグレードが必要な場合は通知が表示されます。デバイスをアップグレードするには、以下のAppleのサポート記事を参照してください。

 

というものです。

 

この問題は macOS Big Sur 11.3 以降でないと解消しません。

 

 

元々 Catalina は不具合が多いバージョンでした。

 

なので iMac 2019 では Big Sur まで待ちました。

 

MBA (mid2012) は、しばらくは Mojave にしていましたが、今回の一連の macOS インストールの過程で Catalina にしたいきさつがあります。

 

無事に Windows10 をデュアルブート可能な形でインストールできましたので、macOS は Mojave や Catalina をヤメて OCLP (OpenCore Legacy Patcher) で Monterey にすることにしたのです。

 

 

 

MBA (mid2012) の SSD は 128 GB で、macOS Monterey と Windows10 のデュアルブートが可能な状態での内訳は次のようになっています。

 

 ・ Monterey 領域 : 66 GB

   空き      : 34 GB

 

 ・ Windows10 領域: 55 GB

   空き      : 29 GB

 

それぞれの空き領域は十分です。


残りの 7 GB は Mac の初期 OS イメージや EFI などです。

 

 

RAM が 4GB しかありませんが、Monterey も Windows10 もとても軽快に動作します。


 

 

 

電源起動時は option キー押下したまま起動しますが、そのあとは control キーを押しながら EFI 起動する必要はなく、macOS または Windows10 のいずれかを選択して起動できます。

 

 

起動中の OS で再起動時はそのまま再起動されますので、OS 選択は不要です。




MBA (mid2012) はいくつかのアプリを入れているだけで、ファイルは Mac mini M1 のファイルを共有します。

 

 

外部アプリは、

 

 ・ AppCleaner(アプリの痕跡を含めて削除してくれるツール

 ・ Firefox(好んで使っているブラウザ)

 ・ Gimp(画像編集アプリ)

 ・ Google Drive(Google のクラウド)

 ・ Libreoffice(MS Office とほぼ互換があるオフィスアプリ)

 ・ mi(Mac では定番のテキストエディター)

 ・ Notion(Android と共有できるメモアプリ)

   iphone とならば Mac のメモアプリ一択ですが....

 ・ Skim(pdf 編集機能のあるアプリ)

 ・ Spark(メーラー)

 ・ tailscale(Wireguard ベースの VPN)

 ・ teleport(複数の Mac でマウスとキーボードを共有)

 

と、

 

 ・ LUA4-U3-AGT(LAN アダプター)のドライバー

 ・ Archer T3U(IEEE 802.11ac サポートの WLAN アダプター)のドライバー

 

を入れています。

 

 

その結果 MBA (mod2012) の macOS Monterey の画面は次のようになっています。

 


 

Sonoma へのアップグレード通知がきていますが、いまのところアップグレードは予定していません。

 

公式には MBA (mod2012) は Catalina 止まりですから、最新 OS までインストール可能なのは驚きです。

 

 


Windows10 は、初めから入っている Windows 系アプリ以外は現時点では、

 

 ・ CrystalDiskInfo(ディスク検証用)

 ・ CrystalDiskMark(ディスク性能測定用)

 ・ Firefox

 ・ Google Drive

 ・ Notion 

 

くらいしか入れていません。

 

 

 

 

【番外編】

Mojave や Catalina のインストーラーアプリはそのままでは削除できない問題

 

https://bonno.idi-s.com/?p=10140 に記載がある csrutil disable 後にリブートしたあとで削除できます。






 

 

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